« 聖コルベ記念館 | トップページ | 柳井市町並み資料館(松島詩子記念館) »

2013年9月 5日 (木)

月性展示館

Gessyo01

施設名:月性展示館
場 所:〒749-0103 山口県柳井市遠崎(妙円寺境内)
電 話:0820-45-2226
設置場所:展示館内1F
押印日:20130904
種類数:1
サイズ:87H×94W
印 色:青
押印費用:入館料200円(大人)

Gessyo02特記事項:柳井と岩国を結ぶ安芸灘沿いの国道188号線。ここを通るたびに否応なく大きな観光サインが目につきます。ネットで調べると柳井市大畠郷土民俗資料館も隣接しています。いつか行かねばと思い続け、ようやく訪問してきました。

今では尊王攘夷・海防の急を説いた幕末勤王僧の月性(げっしょう)の名を知っている人の方が少ないと思います。しかし、次の詩はつとに有名で、とりわけ「人間到るところに青山あり」の一節はどなたも一度は耳にしたことがあるでしょう。これはまさに月性が27歳の時、老いた母親を残して学問のために大阪に上る際に詠んだ最後の部分です。

男兒立志出郷關
學若無成不後還
埋骨何期墳墓地
人間到処有青山

男子が一旦志を立てて郷里を出るからには
もし学業が成就しないなら再び帰らない決意である
骨を埋めるのにどうして故郷の墓地に執着しようか
世の中にはどこへ行っても青山(墓地)があるではないか

肖像画の月性がなぜ刀を持っているのか、吉田松陰先生との繋がりは何か、本願寺派の浄土真宗と維新・宗教改革のことなど、係員さんがつきっきりで詳しく説明してくださいます。鹿児島の錦江湾で西郷隆盛と入水して死んだ月照とは別人であることも、けっこうな酒好きであったことどもも直接教授を受けてみてください。たいへん面白かったです。
なお、記念スタンプのサイズが大きい上に四角形なので円形と違って平均に押すのがけっこう大変でした。マイスタンプ台とともに下敷きにする雑誌の一冊も持参されることをお薦めします。
また、隣接する柳井市大畠歴史民俗資料館には記念スタンプはありません。

郵便印:大畠遠崎郵便局
展示館の最寄り局です。風景印は嘉永元年、月性が開いた私塾である清狂草堂(別名時習館。同じ妙円寺境内にあります)を描いています。

付属画像1:色紙。ポストカードはなかったものの簡易色紙が壁掛け用の飾り額まで付いてわずか500円でしたのでこれに記念押印しました。なかなかいい感じでしょ?(図版は色紙部分のみ)。

Gessyo03

付属画像2:入館券

Gessyo04

予 備:カードのみ若干数あります。風景印押し(¥300)、記念スタンプのみ(¥100)。

余 録:過激な海防僧らしくその弟子たちの中には、奥州で斬首された世良修蔵、新撰組に内通していた嫌疑でこれまた山口で斬首された赤根武人、狂信的な過激派で逃亡した先の筑後川畔でまたまた斬首された大楽源太郎の名などが見えます。これだけ連なっていると後世の歴史家も筆を止めてしまわざるを得ません。山県有朋が終生赦すことがなかった赤根武人の師であればなおのことです。同時代を生きたものの良い弟子を育てた(恵まれた)吉田松陰先生との違いを感じてしまいます。

|

« 聖コルベ記念館 | トップページ | 柳井市町並み資料館(松島詩子記念館) »

コメント

いつも地元のスタンプをカシェとした創作カバーには感銘しています。アイデアと行動力には感服しています。すばらしい!

投稿: 桑木 正道 | 2013年9月19日 (木) 09時16分

(追記)僧月性作のこの漢詩「壁に題す」は詩吟の定番です。小生も相当に詠じました。

投稿: | 2013年9月19日 (木) 09時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 月性展示館:

« 聖コルベ記念館 | トップページ | 柳井市町並み資料館(松島詩子記念館) »