報道発表になったのでようやく公にできます。知っている全てをお伝えしておきます。10月7日(土)に防府天満宮の近くに”山頭火ふるさと館”がオープンします。これに合わせての風景印更改です。

【防府宮市局の風景印更改は防府市からの要請】
山頭火の実家のあったあたりの路地が”山頭火の小径”と名付けられています。新しくできるふるさと館のすぐ近くにあり、なおかつ山頭火の小径にも面していることから、防府宮市局の風景印更改がなんと防府市から要請されたということです。
◆参照:山頭火の小径
JPS防府支部としては当初、小型印の使用を打診していましたが、先に風景印の話があったということなので、小型印の件は引っ込めました。風景印の方がいいですからね(笑)。
【風景印の題材】
デザインは山口県立大学の国際文化学部文化創造学科2年生・秋山鈴翔(すずか)さんによるものです。山頭火の旅の一場面を想像し、山頭火の俳句に出てくる山・空・コスモス・トンボを用いてデザインされたそうです。季節感を統一させるために、秋を感じさせるトンボとコスモスを用いて表現したそうです。
なお、公には触れられていませんが、山の形から防府市のシンボル”右田ヶ岳”(みぎたがだけ)であることは関係者が内々に認められました。映画「アントキノイノチ」のロケ地になったお山です。

【防府緑町局が図案を継承】
防府宮市局は現在、毛利本邸を描く風景印を使用しています。山頭火関連図案に変わるために毛利様関連の風景印が無くなるのは惜しい、ということで防府緑町局が図案を引き継ぐこともすんなり決まりました。防府緑町局は風景印未配備局なのでこれが新規使用になります。
【オリジナルフレーム切手も発行】
10月5日(木)にオリジナルフレーム切手も発行されます。
◆参照:オリジナル フレーム切手 「山頭火ふるさと館 開館記念」
[20171011追記]
風景印の引き継ぎ使用は前例があったかどうかちょっと思い当たらなかったのですが、大沢秀雄さんから水戸黄門御一行様の前例をご教示いただきました。
平成26年2月28日をもって水戸駅前局が廃止になり、それに伴い風景印も廃止されました。しかし、助さん格さんを従えた水戸御老公のデザインは評判が良く、5ヶ月後の7月1日、水戸市役所前局がそれまでの風景印を廃止してデザインを引き継いでいます。

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