
きっかけは谷之口勇さんが送ってくれた1枚のはがきでした。鹿児島県の東谷山郵便局の開局記念に、同じ局名表記の名古屋東谷山局へ送った留置です。それが返送された際に貼ってあった付せんがどえりゃあ (←名古屋にリスペクト) 大きい。はがきの縦寸法より長い。これはいったいどうしたものかと何気なしにファンタスティック・スタンプクラブ (FSC) メンバー限定のオンライン会議室にアップロードした結果、現職の方からさらりと回答をいただきました。
今から約10年くらい前、物流センターに請求できる一覧表から付せんが削除されたとのこと。各局の在庫もほぼ払底したため、現在は各局がそれぞれ独自に作っているそうです。さすがにこれは現職の方でないと知らないことがらですね。
10年前と言うと2012年 (平24) です。この年の10月1日、郵便局会社と郵便事業会社が統合して今の日本郵便株式会社が発足しています。付せんが消えたのはこのタイミングだったのかもしれませんね。

▲紙版HYPER Philatelist No.5より抜粋。
郵政弘済会 (当時) の物販カタログを入手したので、トピック性のあるアイテムを抜粋し、価格も添えて掲載したのが2000年 (平12) 3月20日。このスタンダード品が消えていたとは!
偶然にもFSCでの委譲品セールに付せん付き郵便のミニロットが出品されました。どなたからも引き取りがなかったので幹事の私が購入しました。すると、平成24年以降、確かに奇妙なフォーマットの付せんが散見されるではありませんか。
今回は沼津局の例をお示しします。日付印の欄を忘れてしまい、わざわざ白紙を貼り付けてその上に押印しています。小さいものですから普通なら作り替えるところですが、よほど大量に作ってしまったのでしょう。使い切るまでに入手しておきたいものですね。

私自身もそんなに意図していたわけではなく、入手の機会があるたびに特に分類もせずファイルケースに放り込んでいただけです。まさしく「価値があるかどうかわからないからこそ集める」です。上記のように平成24年がターニングポイントです。これからもせっせと集積していこうと思います。
<余 禄>
このたび整理していて”再発見”しました。左が元参議院議員の山高しげり氏宛 (1971)、右が元衆議院議員の河村建夫氏宛 (2022) 。ともに政界を引退され議員会館から退去されたことによる差出人戻し便です。図らずも衆参両院が揃いました。
山高氏宛は議員会館がわざわざ専用の付せんを用意して貼り付けてあります。郵趣家としてはうれしい取り扱いです。一方の河村氏宛は”あて所に尋ねあたりません”の証示印があるのみ。付せんも証示印も同じ扱いで収集しているので、その違いは問題視はしていません。ただ、郵趣家としても知られる河村氏です。転居の届出を忘れた?秘書さんのことがちょっぴり気になります。

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