香り付きゆうペーン表紙(2)
ゆうペーン表紙6,000枚の巨大アキュームレーションの総覧がようやく終わりました。各種新発見がありましたので少しずつ発表していきます。変り種切手コレクターでもある私ですので、まずは香り付きゆうペーンについてご報告いたします。
これまでにも[1]〜[3]の3点が知られていました。今回のアキュームレーションからもそれは出てきました。
[1]七尾/表紙にツツジの香り付き
北陸H4-56 七尾郵便局 売価620円(内面は無地)
平成4年(1992)に石川県で行われた「国民文化祭」にあわせて発行された。香りは当時の七尾市の市花が「ツツジ」だったことによる。なお、市花は平成16年に合併した後に「菜の花」に変更された。(大杉輝男さん情報提供)
[2]不老橋/表紙にみかんの香り付き
近畿H6-13 和歌山県内郵便局 売価800円
[3]名草山/表紙にみかんの香り付き
近畿H6-14 和歌山県内郵便局 売価800円
今回さらに2点を確認し、可能性は高いものの香りが確認できないものを1点発見しました。
[4]童話シリーズNo.2・白雪姫/りんごの香りの丸いシール貼り
東北H2-22 盛岡中央郵便局 売価750円。香りは既に飛んでしまっていますが香りの丸シールが完全に残っていましたので認めました。なお、シリーズNo.3の桃太郎も見つかりましたが香りシールは貼られていませんでした(東北H2-106)。またNo.1とNo.4以降のシリーズは見つかりませんでした。
[5]彩ノ国名所シリーズ第1集・日本一の道標/表紙にヒノキ?の香り付き
関東H7-49 埼玉西南連絡会 売価800円。濃厚な香りが残っていたため認めました。ただし、何の香りであるかといったことが全く記載がないため詳細は不明です。なお、記念押印されている消印データは和光白子南8.1.4。
[6]おいでん祭/香りの確認できず
東海S63-64,65 中津川郵便局 売価500円。表紙は同一で中身の切手違いでNo.64と65の2種あり。表紙に”香りのゆうペーン”と表記はあるものの香り成分らしきものが全く感じられないため保留扱いとしました。
以上、6アイテムについて詳細をご存知の方がいらっしゃいましたらぜひお知らせください。
<参照記事>
・香り付きゆうペーン表紙(1) ・日本最初の香り付き郵趣品
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