山口県

October 31, 2017

テーマは「意味不明」

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 なんの変哲も無い456連番記念カバーです。ですが、これを拾った理由はそれではありません。なぜかカシェに桜島大根が印刷されているからです。何かの語呂合わせになっているわけでもなさそうです。端午の節句に桜島大根をお供えする、みたいな習慣もないし、そもそも収穫時期が合いません。意味が全くわかりません。
 製作者本人しかわからない郵趣品が非常に多いです。ご寄贈いただいた不要品もすべて目を通しているのですが、貼付切手や消印のチョイスの意味がさっぱりわからないものが少なくありません。このカバーなんかまだマシな方です。
 自戒も込めて書くのですが、コレクターは自分がわかれば他の人もわかるはず、あるいはわかる人だけがわかればいいと考えがちです。しかし、やはりそれは間違いですね。せめてカバーの中に製作意図を記したメモを一枚入れておくようにしましょう。意味がわからないことで容易に捨てられてしまうことを防がなくてはいけません。


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October 23, 2017

郵便局のネットショップ開店初日に注文してみた

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 これまでの「切手SHOP」が終了し、10月17日(火)から切手以外の各種グッズ類も取り扱う「郵便局のネットショップ」にリニューアルされました。日本国内ではいろいろ意見があるようですが、世界各国の郵政オンラインショップでは切手以外の各種グッズが買えるのが当たり前。私は大歓迎です。それでリニューアルオープン初日にご祝儀でスマートレター20冊パックを注文しました。

 気がついたところでは送票に黒で塗りつぶした箇所がありました(赤矢印部分)。陽にかざすと「注文番号YPYK600066」と読めます。注文控書を見返しましても注文番号というのはどこにもありません。類似のものとしてはオーダーIDや商品番号があるだけです。つまり、通販事務処理用の内部管理番号のようです。それを検品が済んだ意味を兼ねて人の手で逐一塗りつぶしているようでもあります。もしその推論が当たっていれば、近い将来何らかの改変がなされるかもしれません。物好きさんはぜひ開店最初期のうちに注文されて送票をGETされてはいかがでしょうか?
(到着印が押されるので最寄りの郵便局での留置をお勧めします)

・17日(火) 注文
・19日(木) 土浦郵便局から発送
・20日(金) 山口郵便局→防府郵便局→鋳銭司郵便局
      (同日に鋳銭司局に到着した旨の電子メールあり)
・23日(月) 鋳銭司局に出向いて受け取り

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October 10, 2017

戊辰戦争、会津の遺体放置は嘘だった

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 去る10月2日(月)に歴史的な真実解明が報じられました。戊辰戦争の際、長州藩が会津藩士の遺体の埋葬を許さず半年間放置するよう命じていたという伝聞が真っ赤な嘘であったことがわかりました。埋葬の様子を記した史料がまさに福島県で発見されたのです。

 ああやっぱりと思ったのが第一印象でした。長州藩士は京都で散々なぶり殺しにされましたが、それと同じことをして喜ぶような残虐性は山口県民にはありません。農民兵が主力であった奇兵隊も規律正しく、転戦先で略奪をしたなどという話もありません。長州藩は莫大な軍資金を持っていたのでその必要もなかったからです。
 また、遺体放置の事実があった、やったという伝聞も聞いたことがありませんでした。そもそも、会津戦争に長州藩はほとんど参加していません。一体誰が何の目的でこのような嘘を広めたのでしょうか。まったくけしからん話です。

 たまたま昨日山口県に仕事で来られた大沢秀雄さんからお土産に会津若松城のフォルムカードをいただきました。9月15日付で同城を描く風景印3局などが押印されている力作です。奥様と旅行された折に作られたものです。
 長州に会津のお土産とは面妖な(笑)とも思いましたが、そのわずか半月後には上記の作り話が嘘と判明したわけで、思わぬメモリアル品になりました。

 郵趣ダイアリーを参照しましたら、10月2日は日本郵便が民営化して10年目(実際は1日)。全国の14の郵便局で初めてキオスク端末が設置運用開始された日でもありました。あるいはまた晴海通常郵便集中局、東京北部小包局が設置されてから50年目の記念日でもあります(ただし両局とも現存せず)。
 記念すべきこの日に、会津の遺体放置が嘘作り話であったことが判明したとセットで記憶しておきましょう。

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October 05, 2017

大政奉還150年

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 来週の10月14日(土)は大政奉還150年にあたります。倒幕派、佐幕派ともそれぞれに感慨深いものがあることでしょう。
 ただし、土曜日なので記念押印するにしても開いている郵便局は限られます。
 山口県では萩、山口中央、防府、下関、長府などの各郵便局での記念押印が想定されます。山口市の菜香亭には岩倉具視直筆の額もありますし(しかも撮影可)、その写真をカシェにして記念カードでもあつらえましょうか?。
 さらに京都や大阪ではどんなアイデアが考えられるでしょうか。

◆参照:大政奉還150周年記念プロジェクト


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September 26, 2017

防府宮市局の新風景印図案について

 報道発表になったのでようやく公にできます。知っている全てをお伝えしておきます。10月7日(土)に防府天満宮の近くに”山頭火ふるさと館”がオープンします。これに合わせての風景印更改です。

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【防府宮市局の風景印更改は防府市からの要請】

 山頭火の実家のあったあたりの路地が”山頭火の小径”と名付けられています。新しくできるふるさと館のすぐ近くにあり、なおかつ山頭火の小径にも面していることから、防府宮市局の風景印更改がなんと防府市から要請されたということです。

◆参照:山頭火の小径

 JPS防府支部としては当初、小型印の使用を打診していましたが、先に風景印の話があったということなので、小型印の件は引っ込めました。風景印の方がいいですからね(笑)。

【風景印の題材】

 デザインは山口県立大学の国際文化学部文化創造学科2年生・秋山鈴翔(すずか)さんによるものです。山頭火の旅の一場面を想像し、山頭火の俳句に出てくる山・空・コスモス・トンボを用いてデザインされたそうです。季節感を統一させるために、秋を感じさせるトンボとコスモスを用いて表現したそうです。
 なお、公には触れられていませんが、山の形から防府市のシンボル”右田ヶ岳”(みぎたがだけ)であることは関係者が内々に認められました。映画「アントキノイノチ」のロケ地になったお山です。

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【防府緑町局が図案を継承】

 防府宮市局は現在、毛利本邸を描く風景印を使用しています。山頭火関連図案に変わるために毛利様関連の風景印が無くなるのは惜しい、ということで防府緑町局が図案を引き継ぐこともすんなり決まりました。防府緑町局は風景印未配備局なのでこれが新規使用になります。

【オリジナルフレーム切手も発行】

 10月5日(木)にオリジナルフレーム切手も発行されます。

◆参照:オリジナル フレーム切手 「山頭火ふるさと館 開館記念」

[20171011追記]
 風景印の引き継ぎ使用は前例があったかどうかちょっと思い当たらなかったのですが、大沢秀雄さんから水戸黄門御一行様の前例をご教示いただきました。
 平成26年2月28日をもって水戸駅前局が廃止になり、それに伴い風景印も廃止されました。しかし、助さん格さんを従えた水戸御老公のデザインは評判が良く、5ヶ月後の7月1日、水戸市役所前局がそれまでの風景印を廃止してデザインを引き継いでいます。

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おっとこ特牛

 山口県の代表的な難読局でありスタンダードギャグです。これを言いたいがためだけに入手しました。台紙は昭和60年用官製年賀はがき40+3円の通信面です。丑年の年賀切手にちなんで押印台紙と風景印も牛で揃えたのでしょう。ちなみに私も丑年でこの時24歳でした。

 では大きな声で復唱しましょう「おっとこ特牛(こっとい)」

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 なお、2000年(平12)11月の角島大橋の完成に合わせて風景印も同年10月23日に図案改正され、現在は別図案になっています。


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September 11, 2017

確定申告減通知はがき

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 留守中の9月9日(土)に届いていました。確定申告をするとこのフォーマットで通知が届くのですが、今はその時期ではありません。プライバシー保護シールを剥がしたら源泉所得及復興税の確定申告減とのこと。なんだこりゃ?。
 ググりましたらこれも父の関係だとわかりました。便利な時代になったものです。父が5月19日に亡くなったので、払い過ぎ分を相続人である私の口座に振り込んだことを知らせるものでした。これも生涯に何通も来るものではないので、行政郵便物コレクションにしっかり加えたいと思います。


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September 08, 2017

山口郵便局(地域区分郵便局)見学会

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 公益財団法人日本郵趣協会認定支部の防府支部と周南支部の合同で見学会を申請しておりましたところ、お許しが出まして2017年(平29)9月7日(木)の14:00-15:00に伺ってきました。日本郵便関係者以外では我々が初めてだということでした。

[概 要]
 竣工は2016年(平28)12月12日(月)。パンフレット表紙から転載の上写真はその頃のもので、法面もまだ植栽が芽吹いていません。なお、著作権の関係があるため、本編の図版はこれのみです。
 開局は2017年(平29)1月30日(月)。開局時は約250人、今は270人が働いています。交代制なので常時局舎内にいるのは100人ほど。郵便を扱う工場なので従業員は全員ヘルメットに安全靴着用です。
 もともと山口県には郵便番号74地域の地域区分局の徳山、75地域の下関の2局がありました。そのふたつを統合したのがこの山口郵便局。実際に効率化になっているかどうかはただいま実績を集計中だそうです。

[消 印]
 記念押印は一切お許しいただけませんでしたが消印の種類はお教えいただきました。和文印(金属印・シャチハタ印)、和文ローラー印、欧文印、和文機械印(N6)そして抹消印(消印モレ消印)もあるそうです。和文印、和文ローラー印が各3本程度。ただし、欧文ローラー印の配備はありません。
 特に欧文印はD欄に郵便区番号の759が入っている。入っていないのは従来からある山口中央郵便局の欧文印。つまり静岡郵便局・静岡中央郵便局のそれとは識別パターンが逆。
 その時々、持ち場によって区分と押印をパラレルに行なっているため、IJPとN6の厳密な使い分けは特にないそうです。どちらが押されるかはたまたま、偶然の結果だということです。

[年賀郵便対策]
 山口県内に配備されていた区分機7台が1階の片隅に移設されていました。これは年賀郵便の大量処理のためで、現状は設置したのみで調整はこれからだそうです。
 ただし、どの局から持ってきたのかについては、この場ではすぐにはわからないとのことでした。かつて和欧文機械印を使っていた防府局や徳山局などの中古機だそうです。
 今のところ区分機としてのみ使用予定。52円切手を貼った私製はがきの年賀状には消印が必要ですが、どのようにするかは未定だそうです。
 もし、山口郵便局では消印をしないということになると、各集配局が昔ながらに年賀印を手押しする可能性が出てきました。機械年賀印をしようにも機械自体が撤去されていますので手押しするしかないからです。

 郵趣的に注目すべき要点は以上の通りです。
 これ以上の詳細は個別にご説明しますのでfacebookメンバーの方はメッセージを送ってください。未加入の方はfacebookのアカウントを取っていただき、私の名前”椙山哲太郎”で検索のうえメッセージを送ってください。詳しくはその後にお知らせいたします。


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August 23, 2017

河原慶賀の植物図譜

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 下関市立美術館で開催中の表題の展覧会に行って来ました。同館友の会の会員ですから特別展の入場料が半額です。同館のキュレーターさんの腕がいいのでしょう、必ず期待値以上の満足感があります。今回もまたそうでした。

2017082302 シーボルトに依頼されて絵を描いた河原慶賀という絵師のことは実はよくわかっていません。今で言うアーティストではなく、依頼されたものを描くだけの職業画家の側面が強いことも関係しているでしょう。前半に展示されていた植物図以外の風俗絵は正直、綺麗なイラストという以上のものはありませんでした。特に量産に迫られて工房式に弟子たち(というより従業員)に描かせたものは明らかに質が劣っています。これは展示しなくても良かったんじゃないか?とさえ思われました。
 が、いったい彼のどこにこんなスイッチがあったのかと思わせるのが主展示の植物図譜です。西洋画法をマスターしたうえで正確緻密に描かれたそれは第一級の博物史料図です。葛飾北斎父娘もシーボルトに依頼されてたくさんの肉筆画を描いていますけれど、それとはまた違った趣と画家の意志が感じられるものでした。職業画家であればこその使命感のようなものがありました。しかも同館では細部まで観察できるように貸し出し用拡大鏡まで用意されていました。

 特に郵便を愛する我々郵趣家であれば、郵便はがきの元となったと言われるタラヨウはマストアイテムです。展示品の中にそれを発見した時はテンション上がりましたよ。売店でもポストカードを発見し、12枚のうち10枚を買い求めて現役郵便局員のお友だちあてに第1弾を発送しました。もう一回くらい行きますので未着の郵便局員さんは今しばらくお待ちください。
 また、実際に鹿児島県に住んだことからすっかりみかん星人になった自分、ウンシュウミカンの図にはっきり”ナガシマミカン”と記されていたことにニヤッとしました(笑)。鹿児島県北薩地方の東シナ海に浮かぶ長島が原産地です。長島みかんの名前ではセールス的にいまいちだったため、中国の温州にあやかってその名を付けただけなのです。実際には何の関係もありません。
 その後、関連展示をしている下関市立歴史博物館にも行き記念栞2種もGETしました。栞にもタラヨウの絵が採用されていることも嬉しいですね。

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 参観日当日20日は日曜日、ゆめタウン長府内簡易郵便局は廃止されてすでになく、展覧会後に記念押印する意欲がなくなりました。いつも長府郵便局ではさすがに飽きます。風景印も下美とは無関係な図案だし、日曜日のゆうゆう窓口の職員さんでは押印があまりお上手ではありませんのでストレス感の方が先に立ってしまいます。
 そこで今回は発送物はぜんぶポスト投函しました。地域区分郵便局の山口郵便局が開局して以来、山口県内の定形郵便物はすべて同局の消印が押されます(各地域の集配局は押印作業をしません)。県外の人にとっては下関も萩も岩国もそんなにロケーションの違いは気にならないでしょう。”山口”の表示であれば間違いではないのでそれにしました。結果、図版のようなスマートな出来栄えになりました。今後もこの手を使いたいと思います。地域区分郵便局の郵趣的なメリットのひとつだと思います。

※下関の後、10月7日(土)~11月26日(日)の予定で長崎歴史文化博物館でも展覧会が行われます。九州の方はぜひご参観ください。


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August 21, 2017

収友へのおみやげ・後継収集家へのおみやげ

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 昨日のJPS防府支部例会では収集を辞めた高齢収集家さんのセール品が委託で出ました。その中から群馬、鹿児島、長崎、仙台、調布、早稲田大学・・・といった収友へのおみやげ・ギフト品を拾ってきました。今はもう使われなくなった料金収納印です。

 かつては郵便料金が値上げになると差額分を現金で支払い、こうして”◯円収納”と表示された判を押していました。これは物資不足で加貼用低額切手の供給すらおぼつかなくなった先の戦時中由来のものです。
 局に残してあった古い印顆(予備印)のB欄部分に”◯円収納”の刻印をはめて押しました。それでC欄が三ッ星だったり間違って為替番号入りだったりしたものです。あまりお上品とは言えませんがけっこう面白いバラエティです。
 一番古いものは左端の7円はがきで、3円(計10円)→10円(20円)→20円(40円)と加算されています。確か40円から41円になった平成元年の消費税導入時まで収納印(領収印)が使われていたと記憶しています。41円→50円→52円→62円の時にはもう使われていません。

 現在、支部長と相談しているのは、高齢支部員にはせめてメインではない収集分野くらい放出するように教導しなければということです。本当なら平均寿命に到達したら手元にはアルバム数冊だけを残してあとは全部処分した方がいいのです。抱え込んだまま亡くなった場合、価値のわからない遺族が焼いたりゴミと思って捨てたりの悲劇が後を絶ちません。本人の目の黒いうちに真っ当な値段で換金した方が本人にとっても家族にとっても後継収集家にとっても、そしてなんと言っても収集品にとって最も幸せです。

 収集品は仮に預かっているだけ。良い状態を保ったまま次世代に受け渡すことこそ収集家人生最後の目標です。


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