郵政民営化

September 16, 2017

Shall we Lotte No.37

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 ご縁があってロッテの季刊広報誌Shall we Lotteをご恵送いただいています。年4回楽しく拝見しているのは郵便学者の内藤陽介さんの連載記事が楽しみだからです。そして、さらにそれだけの理由でもありません。ガーナのCMキャラクターを務める土屋太鳳さん、広瀬すずさん、松井愛莉さん推しだからなのはもちろんのこと、郵送ではなくヤマト運輸で運ばれているからです。時代の変化を物証として残していくために、郵便以外も収集対象にしています。
 内藤さんの記事の裏面に宛名ラベルを切り出してヒンジで仮止めします。その脇に配達された日付を書き込んだ上で郵趣ダイアリーにファイリングします。パソコンの郵趣ダイアリーデータベースにもインプットすればこれで資料化完了です。

 家に届く各種DMなどもたいてい残しています。封筒のままだと大きすぎることもあるでしょう。内容物の表紙だけを切り出します。これに宛名ラベルを仮止めし配達日付のメモ書きを加えれば様になります。例としてその写真合成図を作ってみました。
 日本郵便さんも今はもう官ではなくなりましたけれど、日本郵便だけしか収集対象にしないというのは官尊民卑の思想だと思うのです。どうでしょうか。

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July 24, 2017

日本のポストをたどるふみの日小型印

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 最近はふみの日小型印を使う郵便局が激減してしまい、今年は豊島(東京)、広島中央(広島)、中島(石川)、金沢中央(石川)の4局しかありませんでした。しかも肝心の23日が日曜日だったために中島局は押印不能で実質3局のみとなってしまいました。いくらなんでもこれではいけません。

2017072402 今からちょうど10年前、大阪中央郵便局郵便企画課の尾崎正一さんが日本のポストの歴史をテーマにしたふみの日小型印を立案されました。そして実行されました。もちろん、毎月1種、一年間で12回だけではとてもすべてのポストを網羅することはできません。その選抜の思いやご苦労のことは郵趣ウィークリー2007年4月20日号に詳細記事がありますのでぜひご覧ください。
 その完全コレクションが手に入りましたのでご覧に入れます。つい先日ヤフオクで落札した記念押印アキュームレーションの中に含まれていたものです。上がその集合押印台紙、左がその表紙・裏表紙です。

 郵頼封筒もしっかり残されていたので元の持ち主は東京都品川区の山田孝さんということもわかりました。私自身、直接の面識はないのですが、記憶が正しければ確かJPSシルバー例会に参加されていらっしゃった方ではないかと思います。ご本人自らの売り立てではなかったので、これもまたご本人がお亡くなりになった後、価値がわからないご遺族が金券ショップあたりに二束三文で売り払われたものではないかと察しています。運良く私がレスキューできて本当に良かったです。あるいはまた、想いのこもったコレクションだけに、理解してくれるからと、品物の方が私を選んでやって来てくれたのかもしれません。

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 このポストシリーズのもうひとつのポイントは、2007年(平19)10月1日に郵政民営化が実行されたことです。郵便窓口業務を行う「郵便局会社」と集配実務とゆうゆう窓口業務を行う「郵便事業会社」に分割されました。前者は郵便印の年号活字にアンダーバーが入りました。これは2012年(平24)10月1日の日本郵便株式会社発足に伴う再統合までの5年間にわたって続けられました。
 ですからシリーズ途中の10月のふみの日小型印からアンダーバー入りに変わっていますし、山田さんはその事前お知らせまでしっかり残してコレクションに加えられていました。これは一流コレクターとして慧眼の証です。山田先輩に感謝です。

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 自分は集中押印台紙だけを手元に残します。郵頼された時の実逓封筒(返信用封筒)と名刺カードへの記念押印をセットにしたリーフ(下図)は同好の方にお譲りしたいと思います。12ヶ月分一括3,000円位でどなたか引き取ってはいただけませんでしょうか?。ご希望の方がいらっしゃいませんでしたら8月6日の防府切手のつどい2017夏で販売することにいたします。よろしくお願いいたします。

※ありがとうございます。速攻で売れました。

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November 24, 2016

第11回日本郵政グループ定期株主総会

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 2015年11月の株主上場以来初となる第11回定期株主総会が6月21〜23日の3日間わたってさいたまスーパーアリーナで開催されました。ぽすくまを描く小型印も使用されたので実際に押印された方も少なくないことと思います。図は谷之口勇さんからご恵送いただいたもので、3企業の証券コードをカシェにしたオシャレな記念カードです(さいたま新都心 28.6.23)。

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 このたび、その株主総会資料をご寄贈いただきました。やはりこういった核心資料はありがたいですね。今すぐ何かの役に立つわけではないけれど後世に残すべき1級資料です。特に私の目を引いたのがMyPostサービスの案内チラシです。本稿執筆時点でもなおMyPostは試行段階です。それが株主の通信関係で先行利用されていたことを示す有益な物証です。これは後日、本格導入された折のフォアランナー例として記憶されるべきものです。株主の皆さんは試行期間中の通信記録をぜひ残しておいてくださいね。

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July 23, 2014

郵便とくらしを残し伝える

 日本では郵趣(Philately)のことを一般に切手収集と訳すため、どうしても切手にしか目が向かない傾向があります。かつての切手収集ブームの残照から、ともすれば子どもの遊びとの先入観が持たれることもあれば、利殖・売買目的かのように曲解される場合すらあります。ですが、ヨーロッパで始まった郵趣は本来、社会と郵便との相関関係を読み解くものであると知ったことから、自分もまた広義の郵趣をと心がけています。そこで、こんなものも収集しているんですよという実例をいくつかご紹介したいと思います。個人情報を知りたくて集めているわけではないことを正しくご理解いただき、ご協力いただける方がおひとりでも増えればたいへん幸せます。
 名簿流出で現在進行形の大問題が発生しているベネッセコーポレーションからのお詫び郵便をGETした記念に。

◆JPエクスプレス
 2010年7月1日、JPエクスプレス宅配便(日通のペリカン便)はゆうパックに統合されることになりました。その直後から完全なオーバーフロー状態に陥り、大規模な遅配を引き起こしてしまいました。折しもお中元のシーズンで大変なニュースになりました。左は7月30日に自宅ポストに投函されていたお詫びチラシです。全国一斉に配布されたものでしょうが、99.999パーセントは捨てられたものと思います。また、右は7月14日付の書籍を送った実際の荷札です。引き続き事件の核心であるお中元荷札が残されていないか今も探しています。

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◆リコール通知書
 日産自動車から送られて来たリコールのお知らせ郵便です。リコール自体も収集意義がありますが、ふつうは料金別納・後納であることが多いので、切手貼り・鮮明消印であることもポイントが高いと思います。この他に松下電器さんから送られて来た20~14年前のナショナルFF式石油暖房機を探しています、との呼びかけ郵便も残しています。

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◆交通違反督促状
 スピード違反等を起こした際の罰金を支払わないでいると、このような配達証明郵便が送られてきます。大分県庁内局、昭54年4月2日消印です。中身はありません。これも捨てられるのが当たり前な部類ですので2通しか所持していません。自分が違反をして罰金を払わなければいいんですがね、さすがにちょっとそれはね(笑)。

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◆第一生命 第一回定時株主総会議決権行使書
 第一生命さんが株式会社になった際、保険のおばさまがたに勧められた通りに株主になりました、わずか2株ですが(笑)。すると必然的にこれが送られてきました。これはコレクションするべきでしょう!。

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◆防府市最初のカード型国民健康保険被保険者証
 わが街防府も平成24年からカード型保険証になりました。その際の郵送物一式です。もちろん最初のカード型、最後の折りたたみ型いずれの保険証実物も残してあります。

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◆配達地域指定ゆうメール
 平成22年5月1~5日、新システム移行のためにATMはじめすべてのオンラインサービスを止めた時の予告で、山口県内全域に送られた配達地域指定ゆうメールです。郵便制度面の資料価値とともに銀行史的にも意味があると思います。

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◆原子力立地給付金振込通知書
 鹿児島在住時代、川内原発のある薩摩川内市に隣接するいちき串木野市(旧串木野市)に住んでいました。原発があることのいわば地元対策費の一環で、九州電力から毎年3,000円もらっていました。これが薩摩川内市なら5,000円だったと記憶しています。味も素っ気もないただの料金後納郵便はがきですけれど、原発絡みの郵便資料として他の原発地域のものも入手したいと思っています。

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◆労災支給決定・支払通知書
 3ヶ月間しかなかったはがき30円料金時期の使用例としてもふさわしいのですが、コンテンツの方が気に入って入手しました。仕事柄、労災認定云々も身近なことですけれど、安全対策が厳格な今では滅多に体験することがありません。その労災の通知書なんて見たことがありませんでした。

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◆国民年金保険料免除通知書
 これも制度としてはあることは知ってはいますが、自分自身が該当することはまずありません。個人情報そのものですし、これが郵趣市場に持ち込まれる機会は決して多くはありません。

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◆杉良太郎さんからのお誕生日カード
 後援会、ファンクラブ会員への特典として送られたものでしょう。こんな柔らかいアイテムも気が付けばGETしています。切手貼りで送ってくださるのならタレントさんのファンクラブに入ってあげてもいいです(笑)。

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◆クーリング・オフ通知書
 これも実際に制度利用した経験のある人は多くないのではないでしょうか。しかもこちらが差し出す側ですから手許に実物が残らないために稀少度はさらに上がると考えます。

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◆定額給付金申請書一式
 平成21年のことですからわずか3年前のものです。それでも当時の送付物現物のほとんどが失われていることと思います。意識して残していかないと完全にわからなくなる典型例です。と同時に行政区内全戸に郵送される(信書に該当するため宅配メール便は使用できなかった)郵便区内特別郵便であり、郵便資料としても最適なものと考えます。もちろん、政経資料としての意味が第一であることは言うまでもありません。

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 このように硬軟取り混ぜてアンテナに引っかかったものは極力残すようにしています。不幸の手紙といった民俗資料もあれば、今ではありふれた存在の圧着はがきの極初期使用例、逆に今では絶滅してしまった湿式コピー(ジアゾ式)印刷の郵便物などもあります。プリントゴッコで印刷されたはがき類などもいずれ珍しくなる時代が来るかもしれません。
 残す価値があるかどうかわからないという声を良く聞きます。それは間違いです。価値があるかどうかわからないからこそ収集するのです。断捨離は絶対にいけません。現代の焚書坑儒のようなもので、まったく許しがたい蛮行です。

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November 30, 2013

JPエクスプレス株式会社の荷札

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 板橋祐己くんがJAPEX2013土産だと言ってこれを送ってくれました。エアークッション(通称プチプチ)が内貼りされた梱包紙が丁寧に切り抜かれています。さすが板橋くんです、よくぞ捨てずに残しておいたものです。どうもありがとう。
 2010年(H22)7月1日、郵便事業会社とJPエクスプレス社との統合によって発生したゆうパックの配達遅延問題をご記憶の方も多いことでしょう。荷札の日付が2010.7.14とありますので、まさに配達遅延問題真っ盛りの時の使用例です。今はなきJPエクスプレス社の一次史料として大切に保管しておくことにしましょう。

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August 19, 2012

阿蘇山頂郵便局の出世物語

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 これもかつては雑品、ゴミ扱いされていた中から掘り出し、平成7年には東京目白の切手の博物館で開催された切手展「天災、郵便そして切手」に採用されるという出世を果たしたアイテムです。
 1979年(昭54)9月6日、阿蘇山が爆発し観光客3人が死亡しました。自分も中学時代の修学旅行で山頂まで登り噴火口を覗き込んだ経験がある身ですのでたいへん驚きました。山頂郵便局も同時に一時閉鎖となりました。それを知らなかったのでしょう、これは北海道釧路市の某が風景印か何かの郵頼をした時の依頼信です(試行印:釧路58.7.30)。管轄の熊本・坊中局では「阿蘇山頂郵便局は五十四年の爆発以来一時閉局中です」と手書きした付せんを貼り、8月3日付の日付印を押して差出人に送り返しました。それが回り回って昭和時代の終り頃でしたでしょうか、私の目の前に現れたのでした。ルックスからしても、いかにも雑品扱いされる風体ですわなあ。
 ところが阪神淡路大震災を受けての上記切手展が企画された折、探してみると阿蘇山噴火の郵趣アイテムがまったく見当たりません。突然の噴火であり即時閉局、立ち入り禁止となったため、めぼしい郵趣関係品が残されなかったらしいことがその時になって初めて認識されたのでした。一人の収集家のほんのささいな思い違いが、こうして貴重な郵趣アイテムとして残されました。
 さらにこの話には続きがあります。山頂局廃止の告示が出たのは2007年(平19)3月20日、正式に廃局になったのは同月31日のこと。一時閉鎖から28年間も経過しています。その理由はなんと「廃止の告示を出すのを忘れていた」でした。
 同年10月1日の郵政民営化を控えて資産・財産の総点検をしている過程で告示もれが発覚したとのこと。いやはや、日本郵政民営化にも関わる郵趣アイテムという肩書きも加わったことでした。

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April 19, 2012

あり得る話が現実のものに

2012041801 大沢秀雄さんからご恵送いただきました。茨城県那珂市の那珂支店さんが新図案の風景印を4月16日から使用開始。ですが局は従来からのデザインのままということで、ふたつの風景印がそれぞれ別に併用されることになりました。
 別会社ですから確かにあり得る話とは言うものの、まさか現実のものになったとは。同様例は他にもありますでしょうか?。


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October 08, 2011

官白

11100801 官白(かんぱく)という郵趣用語があります。スタマガネットの切手用語ミニ辞典にも「官製はがきの料額印面に、あて名などを書かないで、消印を記念押印したもの。 特に風景印や小型印の収集に使われることが多い。」とあります。図1(fig.1)がまさにそれで、風景印・小型印収集のフォーマットとして長く親しまれてきたスタイルです。
 図2(fig.2)は戦前に活躍した有名な切手商、林勇スタンプ商会の領収通知はがきです。日付は昭和8年(1933)10月31日。その通信文に「記念官白代金御入帳くださいまして云々」とあります。これで官白という用語も郵趣品もこの当時から存在していたことがわかります。日本では明治時代から絵はがき収集が盛んで、私製はがきに切手を貼っての記念押印も明治27年(1894)頃から行われていました。ですから官白の起源もまだまだ遡れると思います。ささいなことかもしれませんが、日本郵趣史上の証拠品のひとつとして、こういった切手商発受の郵便物類も大切にしたいと考えています。
 なぜなら日本郵政が民営化された今、官白という呼称は厳密には現状にそぐわないものになってしまったからです。官白に取って代わる新しい郵趣用語はまだ誕生していません。

The origin and the future of Japanese philatelic term "官白"(kan-paku)
   There is a philatelic term "官白"(kan-paku) in Japan. A postmark is stamped on a government-printed official postcard for memory. The address is not written, because It does not to use as mail. It is often used for the collection of scenery and special small postmarks.(fig.1)
   Fig.2 is the famous stamp dealer's receipt notice postcard. It is "Hayashi-Isamu postage stamp company". The company was a stamp dealer on behalf of prewar Japan. A date is October 31 showa 8 (1933). A term "kan-paku" has been already used in a sentence at that time. This is a important evidence of the history of Japanese philately.
   Picture postcard collection was prosperous in Japan from the Meiji era (about maiji 27 (1894)). Many people collected commemorative postcard. Therefore I think that I can date back to the origin of kan-paku still more too.
   There is an important reason with this term as a problem. "kan" have a meaning of "Governmental-manufactured". However, the Japan Mail is not a government undertaking because it was privatized now. Therefore, the term of kan-paku does not match practically. The appropriate new philatelic term is not yet. It is a reason to record here.【Tetsutaro Sugiyama】

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October 02, 2007

僻地の不便さは問題ではない

 郵政民営化に伴い、過疎地・僻地のサービス低下が現実のものとなり始めています。がしかし、タイトルのようにそんなこたぁ大した問題ではありません。

 我ながら世論を敵にするかのような挑発的態度です。

 全郵便物のうち、個人の信書の割合がすでに5パーセントを切っているわけでしょう?。この時点で都市部・非都市部の区別に関わりなく需要が極めて少ないことが(おおざっぱですが)察せられます。で、具体的にその中身を見ていくと電気料金のお知らせとか、役所からのお知らせとか、知恵をひねればいくらでも代替措置が可能なものがほとんどです。
 そもそも我が日本国はどこに住もうと自由なのですから、不便が嫌なら都市部に住めばいい、逆に田舎暮らしが好きなら多少の不便は我慢するのが当然。
 田舎ほど自治体活動・町内会活動は盛んだし、高齢者には民生児童委員もいるし介護保険制度だってあります。何のケアもなかった10数年前とは大きく変わっているのです。これだけ社会的インフラが整っていながら、地方の郵便局がなくなると生活できないなどと言う方が短絡的というものです。

 ってなことをド田舎に住んでいるこの私なら言う資格がありましょう。

 しかし、もっと根本的な現実があります。地方で郵便局がないと困ると言っている人たちそのものが、そんな人々の住む過疎地・僻地自体が近い将来に消滅してしまうことがほぼ確実です。問題を訴えている当事者がいなくなるのですから問題になりようがありません。
 私の住んでいる地区も、近所に何軒も廃屋があります。子供たちが都会に出て行き、残された親たちも施設に入ったり亡くなったりして住む人が居なくなってしまったのです。田舎のことなので固定資産税も安く、お金を払って家屋を解体するより放置する場合の方が多いです。もちろん、借り手もいなければ買い手もいません。そうして日本各地の集落は、今後10年、20年のうちに急激に消滅していくのです。

 田舎の場合、いちばん重要なのは農協の存続問題で、次いで病院・診療所の有無、役所の支所・出張所の有無、警察署・駐在所の有無などがこれに続きます。郵便局の有無なんて優先順位の低い問題です。これをことさらに大問題かのように言い立てるのは特定局の回し者ではないかとまずは疑ってみるべきです。

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なんだかよくわかんねぇや

 ずっと休みがなかったので10月1日を振替休日にしました。午前中はずっと郵趣連載記事のための下調べ。昼前に銀行に行って家賃を振り込み(忙しくて先月中にできなかったので)、そして郵便局に行ったら"あ!今日だった!"と、そこで初めて気付いたのでした。
 徳山郵便局に一歩足を踏み入れると、なにやら白シャツのあんちゃん(係員)が10人くらいあちこちに立ってて客ににじりよってくる。案内係にしてはうさんくさい感バリバリだったので視線を合わせないようにしてATMへ。ぱるるにちょこっと入金し、引き続き定期預金もしようとATMを操作したのですが、最後の最後になって「この通帳はお取り扱いできません」とタッチパネルに表示されてしまう。午後1時から徳山中央病院に行く予定だったので、案内係の「私に聞いてください」オーラを無視して局を後にする。
 午後3時半に徳山中央病院の要件を済ませ、続いてもうひとつアレルギーの専門医さんのところにも行って、そこでやっとスケジュール終了。カーナビで直近の郵便局を探すと徳山遠石局と出た。局までわずか2分だという。本当にカーナビって便利だわ。買う前はほとんど信用していなかったものの、いざ使ってみると凄くイイと、手のひらを返したかのように感動し、ついには手放せなくなってしまう現代の三種の神器「ウォシュレット、ソニケア(電動歯ブラシ)、カーナビ」と言われるだけのことはある(←私が今そう言った)。
 ところが遠石局のATMも定期預金通帳が拒否されてしまう。窓口で聞いてみると郵政公社時代の定期預金通帳への新規預け入れだけは今日からできないとのこと。新しく通帳を作り直さなくてはならないことと、公社時代の通帳も満期が来たら自動更新されないので、いったん引き出して新しい通帳に預け直してください、だそうな。うわぁ〜!、めんどくせぇ〜!。
 せっかく、ぽんと3000万円位預けちゃろーかと思っちょったのに(うそ、といちいち書かなくてもうそってわかるけど、でも書きたい)。
 しょうがないので今日の記念切手だけでも買って帰ろうかと思ったら、既に午前中で売り切れてしまいました・・・・・だってさ!。なんでぇ、今日はことごとく郵便局に嫌われちゃったやんか。なんだかよくわかんねぇや!。

 これが私の郵政民営化初日でした。

 それとさあ、ATMのタッチパネルが水平なのはいかんよ。どの局に行ってもマシン直上の照明光がもろに当たってパネル面が光ってよく見えない。新鋭機はやや傾斜がついてて、ただそれだけのことでずいぶん見やすくなっているようですが、それも現状ではごく一部にすぎません。
 こんなことは1台設置しただけで即わかる単純な不具合です。民営化したのですからぱぱっと改善してください。照明器具の真下に付いているルーバーの羽根の角度を少し変えるか、パネル面にマット(ツヤ消し)フィルムを貼るだけで解決するんですから。

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