March 16, 2008

ダカール・ラリー30年

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 既に報道各社が伝えていますように、今年2008年のダカール・ラリーは、ルート地のひとつでありますモーリタニアの治安悪化のため、スタート予定前日の1月4日になって急きょ中止されました。ラリー30周年にあたる今年に限っての、いかにも"よりによって"な残念な出来事でした。
 2006年からスタート地点がポルトガルのリスボンになっていた関係で、同国が1月5日に発行を予定していた上図の「ダカール・ラリー30年記念」小型シートは発売中止にされることもなく、予定通り発行された模様です。このように、催事自体はキャンセルされたのに、記念切手および関連記念印類は予定通り(あるいはやむをえず)発行・使用された例は稀にあります。今年2月6日の記事「雪支」もそのひとつですし面白アイテムとしての資格も十分だと思います。
 なお、今年の4月に中央ヨーロッパを舞台にした代替大会が開催されるほか、来年はついにヨーロッパ・アフリカ大陸を離れ、南米での開催と決まったようです。スタート地点がリスボンなってようやく定着しつつあったところにこれですから、何ともポルトガルには可哀想な切手となってしまいました。
 ちなみに発行枚数は6万シートです。人口が1,000万強しかない国と言えども、このような背景を背負っている面白切手としては少ないような気がします。

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January 13, 2008

シューマッハ・セット

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 郵趣サービス社さんでミハエル・シューマッハの未発行切手を販売していた(???)ので買わせていただきました。三つ折りホルダー表紙に「Post.at」と明記してあるので、まさかと思ってオーストリア郵政オンラインショップで確認しましたら・・・・・ありました。販売された正規の切手と未発行切手2種をセットにしてオ郵政自身が売ってました(笑)。なんじゃこりゃあー!。
 新切手ニュース関係のサイトでシューマッハ切手に図案ミスがあるとか読んだ記憶がうっすらとあります。当初、オーストリア政府印刷所がグラビア印刷で70万枚製造した図案にミスがありました(上図左)。ワールド・タイトル獲得年を間違えているもので、最初の獲得年である1994が抜けていて、なおかつ不要な1996が入っています。こうして実売しているところから察するに、製造完了後に図案ミスに気づいたのでしょう。
 一方、実際に販売された「正規版」(上図右)はワールド・タイトル獲得年が「1994, 1995, 2000, 2001, 2002, 2003, 2004」の正しい表記になっています。また、これ以外にも肖像の白髪などを修正して若く見えるように加工していること、胸部分にアレンジされた観客を削除する等がなされています。こちらも同じ70万枚の製造ですが、オランダのエンスケデ社によるオフセット印刷はメリハリが効いていて政府製グラビアよりもシャープな仕上がりとなっています。
 額面抹消斜線もないので、確実に郵便に使うことができると思います。オーストリアだのドイツだの、あのへんの郵趣家連中なら確実に使用例を作っているハズ。いずれ近いうちにイイダバシくんが実逓カバーを見つけてくれることでしょう!。
 それにしても図案ミスの未発行券を売りに出すなんて、日本の常識ではありえませんね。シューマッハの販売許可も得てのことでしょうが、うむむ、信ジラレナーイ!。

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(ホルダー表紙)

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August 14, 2007

発行中止

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 お墓参りから帰宅したところ、Iさんから質問のメールが入っていました。某A社から購入したとのことですが、素性がわからないので教えて欲しいとのこと。実は、私も同じものを持っておりますよ(^O^)

 "中国足球"の文字がありますが中国切手ではありません。目打は施されていますが、国名も額面も入っていませんのでまるで宣伝シールか何かのようです。この正体は、北朝鮮が発行寸前まで用意していた「ワールドカップ・サッカー2002記念切手(の完成一歩手前の円形変形シート)」です。ここまで準備しておき(たぶん中国に製造を依頼していた)これに国名と額面を加刷式に刷り重ねて発行しようと計画していたものです。上段2種(1,2番切手)が各40ウォン、中段4種(3〜6番切手)が各20ウォン、下段(7,8番切手)が各30ウォンの計220ウォンとなる予定だったそうです。それがなぜ中止になったと言いますと、北朝鮮は1996年頃から既に韓国に対して共同開催の提案をしていたのですが、結果はみなさんよくご存知の通り日韓の共同開催でした。これに北朝鮮が割り込めるような風向きではなく、実際のところ、韓国も本気でそんなことを考えてはおらず(要は無視)、韓朝共同開催の芽が潰えたのに伴い、本件も発行中止となってしまったのです。
 計画されていた時期は、シートの円周に組み合わせグループが列記されていることから、抽選会のあった2001年12月1日よりも後であることはわかりますが、それ以上の日程の確定はできていません(大会は2002年5月31日から開催)。
 ここでは中国代表チームが登場していますけれど、これと全く同じフォーマットで全参加国のシートを発行しようと考えていたのではないかと想像しています。

 そんな発行中止アイテムがなんで世の中に出回っているのか、ですが、ありていに言いますと横流しされたものだからです。日本みたいに管理がガチガチに厳しい国の方が少数派で、切手でなければただのラベル、シールだからマニアに売っても別にいいじゃん!ってな感覚でしょう。紙質が良いこと、オフセット印刷のスクリーンメッシュ(網点)が中程度に細かいこと、そして最も重要なポイントですが、横流しが日常茶飯事、の3点から北朝鮮が中国に依頼して作ってもらったもの&中国で横流しされたもの、と書いたわけです。
 発行中止と決まってゴミと化した時、廃棄処分の過程で管理が行き届かなくなったレベルで、人気のある自国代表チームのシートのみ持ち出したやつがいたのでしょう。そうでなければ市場に出回るわけがないし、かの大陸では類似事件は非常に多く、いまさら遠回しに言ったところで隠す理由もないのでハッキリ書きました。

【発行前の完全回収について】
 日本でもありましたね、誤字脱字や写真の裏焼きなどの理由で配給済切手の発行前の全回収が。日本郵政くらいの大規模な組織になると完全回収なんて絶対に無理。ふとどきな動機だけではなく単純に事務的に限界があるのです。実際に回収漏れが発見されていますし、それらは超レアアイテムとなり、地下水脈的マーケットで取引されるのです。動機はどうであれ、欲しい人がいるのにモノがなことでさらに不健全な事態に陥るのです。どんなへ理屈をこねようとも、これが無視できない現実です。
 ですから、私は致命的なミスに気付いても発行前には一切言いませんし、発行後も十分な量が行き渡るまでは黙っています。切手の図案ミスなんて、要は発行母体のメンツを損なう以外に何ら実害はありません。郵便に使う上ではもちろん何の支障もないし、最後は誰かが責任をかぶって「ごめんね」と言えば終わる程度のことです。誰一人として生命や財産が損なわれることはないのですから、ことさらに大袈裟に扱う必要はないのです。
 郵政民営化後は今まで以上に図案ミスが頻発することでしょう。それでもなお、否、それだからこそ、それと気付いたからといってご注進に及び、結局は闇市場を活性化させるだけのような愚はゆめゆめ行ってはなりません。いかなミスでも大量に出回り、なおかつ時間も経ってしまえば、それが最も被害が少ないのです。そんな例はカナダやアメリカなど、いくらでも実例はあります。

 完全回収できるなどと考えるのはただの空想ではなく明らかな犯罪である。

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September 03, 2004

やっちゃった(その2)

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 昨日ご紹介しました自然の景観である「根釧(こんせん)台地の防風林」とは違い、長崎のグラバー邸は固有の建築物ですからまさか間違えるとは思いもしないものです。その先入観が災いしたのでしょうか、思いっきり間違えてしまいました。旧九州郵政局が発行した絵入りはがき「九州の景勝地・ながさき」の1枚「グラバー邸」に写っているのはグラバー邸ではない全く別の建築物でした。
 さすがにこれはすぐにミスに気付いて回収されましたので郵趣市場に残されている数は少ない方だと思います。

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July 31, 2004

ベトナム戦争終結による未発行切手

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発売するのを待つだけの状態だったが、ベトナム戦争が終結したことにより未発行になってしまった切手。ただし数少ないものではないので話のタネにお薦めです。
(南ベトナム1975年発行予定/購入参考価格800円)

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