郵趣におけるコンピュータ活用

January 01, 2017

2017年の予定

 現時点で把握している2017年の予定について、郵趣ダイアリーの索引からピックアップしました。今日元旦の分を除くと84件。当然ながらこの数倍の郵趣・非郵趣要件が発生することと思います。興味がおありの方は今から準備をなさってください。それにしても特殊切手が多いですな。
(画像をクリックすると別ウインドウで拡大図が開きます)

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December 31, 2016

郵趣ダイアリー2016のまとめ

2016123101 6月から始めた郵趣ダイアリーも年末で7ヶ月が経過しました。そのボリュームが左写真の通り4cm幅のB5判リングバインダー2冊になりました。初年度は試行期間ととらえ、なるべくなんでもファイリングするように心がけました。その結果、A4判にサイズアップすること以外に不都合・不具合は特に思い当たりませんでした。とりあえずなんでもファイリングすることで整理できます、散逸を防げます、末尾に記しました索引で瞬時にファイル場所を探し出せます。大晦日でもあり、その試行の実際をご覧いただくことにいたします。

◆さしあたってもっとも多いのが来信郵便物の収納です。差出消印の日付に合わせてダイアリーのページに仮貼りしていきます。必要に応じてルーズリーフを追加して収納キャパを増やします。

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◆ゆうパックも伝票部分を切り抜いて保存します。日本郵便さんのサイトで、お問い合わせ番号で輸送経過も調べてプリントアウトし、これもファイリングしました。

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◆後からいくらでも追加できる例です。日本郵政さんが上場して最初の株主総会、その際に使われた小型印付きはがきを1枚持っていただけでした。それが株主総会文書一式を寄贈していただけたのでクリアファイルにとじ穴を開けて一式をまとめました。

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◆収友が長野県に帰省した折に代理購入してもらった「型染めはがき」です。信越支社のみで販売された羊毛混合紙のはがきです(料額印面はなし)。これも異物混合アイテムのひとつということでプレスリリースとともにファイルしました。

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◆天皇陛下の生前退位に関する自作郵趣品です。お言葉全文をプリントアウトし、その余白に自作カードを仮貼りしました。

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◆2016年最大のトピックはリオ五輪・同パラリンピックです。日本柔道勢最初の金メダルを獲得した大野将平選手(山口市小郡出身)を皮切りに、山口県出身・所縁の選手たちの活躍をことごとく記念カードにしつらえました。右側は山口市への凱旋パレードの場面をカードにしました。
 2016年はセブンイレブンさんのはがきプリントを本格的に郵趣利用した記念すべき最初の年でもありました。実使用の前にテスト使用したアイテムもすべてファイルしています。

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◆時には郵便関係以外も収納しました。ゆうちょ銀行さんが6月から新キャラクター「ゆうちゃん」に本木雅弘さんを採用しました。当初作成された年金サービスのパンフレット表紙のキャッチコピーに問題があり、山口県では8月くらいから差し替えが行われました。その事由と新旧双方のパンフレットをファイルしました。
 右は下関市立美術館での特別展でのフライヤーやポストカードに記念押印したものです。なんでも郵趣品化活動の一環で製作したものもファイルしました。

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◆広島カープリーグ優勝記念号外です。その日に広島まで行って記念押印できればベストだったのですが、せめてもの記録にと号外をファイルしました。これは郵趣ダイアリーの「郵趣」より「ダイアリー」機能を重視した結果だと自己正当化しています・・・

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◆郵便局で手に入るチラシ類もファイルしています。1月30日開局予定の山口郵便局(地域区分郵便局)の社員・アルバイト募集のチラシです。この手の副次的資料はなかなか適した保存場所がないものです。そういう時こそ郵趣ダイアリーです。いつどこで入手したかも記録できます。

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◆地元山口県に関するもののみフレーム切手のプレスリリースもデジタルデータ保存と同時にプリントアウトもファイルします。フレーム切手を収納する専用アルバムもあるのですが、プリントアウトだけでもファイルしておくといざという時に探しやすいというメリットがあるからです。

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◆これもあえて同じアイテムを本来の専用アルバムと同時に郵趣ダイアリーにもファイルした例です。A0001組とA0002組がともに地元で出現したので、郵趣ダイアリーにもファイルしておき、通常の図版コピー等はこちらを使います。専用アルバムに収めた方がコレクションの本命で、なるべく痛めないように配慮しています。

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◆分類に窮するものこそ郵趣ダイアリーです。年賀はがきの料額印面に私の似顔絵を描いてくださいました。日本では印面汚損で無効になってしまうので別に52円切手が貼ってあります。
 もうひとつはたまたま萩郵便局のゆうゆう窓口で記念押印してもらったものです。局名表示が「萩」の1文字しかありません。窓口で使われているのは「山口・萩」表示です。分社時代の名残ですね。
 このようにファミリーを形成できるほどの同類品がない場合、うかつに収納してしまうとどこにあるか容易にわからなくなるものです。そんな時、なんでも郵趣ダイアリーに仮止めと決めてさえおけば紛失を免れることができます。

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◆事件事故を記録した自作記念カードも郵趣ダイアリーにファイルします。当該用件だけでなく、その前後にどんな事柄があったのかも把握できるようにです。博多駅前の大陥没事故も復旧11日後に現地に行きました。その日の早朝に7cmほど沈下があり一時通行止めになりました。そのこともルーズリーフに書き加えました。

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◆日露首脳会談in長門市の自作記念カードです。これは特に説明不要でしょう。

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◆郵趣会報もことごとく電子版に移行しました。紙版は基本的に極力入手しないようにしています。それでもなお、どうしても紙媒体やむなしの場合、郵趣ダイアリーに綴じ込んでいます。

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◆これが郵趣ダイアリーの索引です。7ヶ月間で586項目になりました。テキストデータだけなので容量はわずか483KBです。データベース構築ソフトのファイルメーカーProを使用しているので、検索や並び替えがクリックひとつでできます。これのおかげで郵趣ダイアリーのどこに何があるかが瞬時にわかります。
 本業仕事で膨大な量の図面を書きます。それを紙媒体だけでファイルしていると数年でどこに何があるか容易にわからなくなってしまいます。これを解決するためにデジタルで索引を作ることにしました。かれこれ20年以上になります。そのノウハウを郵趣に応用したものです。

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 皆さま、よいお年をお迎えください。

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October 05, 2016

コンピュータ郵便→Webゆうびんへ

 本日10月5日(水)に日本郵便株式会社さんから、2016年11月6日(日)にWebレター」「Web速達」「Webレタックス」の各サービスが拡充される旨の電子メールが届きました。詳細は以下プレスリリースを参照ください。

「Webレター」及び「Webレタックス」のサービス拡充

 大筋で個人利用者への影響はありませんが、上記プレスリリースにない簡単なQ&Aに郵趣家ならではの注目すべき点がありました。

Q4. サービス拡充に伴い、配達される台紙、封筒及び用紙に変更はありますか。
Webレタックス及びWeb速達:変更ありません。
Webレター:封筒のデザインについて、現在、「コンピュータ郵便」と記載された封筒を使用していますが、順次「Webレター」と記載された封筒に変更になります。
新プリンタへの変更に伴い、用紙右端、下端に黒色の線が入る場合がありますが、印字への影響はありません。また、受付管理番号(用紙右下に印刷される14桁の文字列)のサイズが大きくなります。予めご了承願います。

 ということで、現行の「コンピュータ郵便」表示の封筒が「Webレター」へと変わります。未収の方は今のうちに手当てをなさってください。

◆参考:「コンピュータ郵便」表示封筒例

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July 28, 2016

ついに日本でも「翌日切手」を発行

2016072801 昨日7月27日付で日本郵便さんのプレスリリースがありました。リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック競技大会期間中、日本選手が金メダルを獲得した場合、翌日の正午にメダリストのフレーム切手が東京中央郵便局で各1,000シート販売されます。売り切れた場合でもオンライン通販サイト「切手SHOP」で受注販売されます。詳細は、金メダルを獲得した翌日に発表されます。
 日本切手初のことなのでたいへん驚かれる向きもあろうかと思いますが、実はこれと全く同じ切手は16年も前、2000年のシドニー・オリンピックの時にオーストラリア郵政が実現済です。左はその時に発行されたうちの1枚で、女子400mで金メダルを獲得したキャシー・フリーマンです。たまたまミクスチャーの中から掘り出しました。その世界最初の翌日切手について、当時の郵趣誌(2000年11月号)の記事を引用しましょう。

【シドニー・オリンピック2000】
 世界に先駆けて、切手の”翌日”発行を成功させたオーストラリア。同国の誇る最新のデジタル技術とデータ送信システムが、高速印刷を可能にしたといえる。郵政ではオーストラリア・オリンピック員会(AOC)の支持を得て、この企画を数カ月にわたって準備したようだ。以下に”即席”切手が発行されるまでをまとめてみた。
 シドニー五輪で同国の選手が金メダルを獲得した場合、まず表彰式での受賞の瞬間を、高解像度のデジタルカメラで撮影。公式のオリンピック写真団体「オールスポーツ」所属のプロ・カメラマンにより、郵政切手デザイン専任官の立会いで行われ、何十枚ものショットが撮られる。
 それらの画像データを元に、最も相応しいショットが選ばれると、切手シートの形に加工される。候補図案のデータはすぐにAOCに送信され、認可を受ける。ここまでの過程で2時間弱。
 AOCが承認した切手図案は直ちにシドニーの郵政デザイン・スタジオに送信され、最終的な修正が行われる。
 完成した図案は高速データ通信で、同国6州の州都にある専門の切手印刷センター(在シドニー、パース、アデレード、キャンベラ、ブリスベーン、メルボルン)に送信。翌日の昼には、全国の主要67局の窓口で、全く同じ切手が一斉に発売されるという仕組みだ。なお同国では、1996年から存命中の人物の切手発行が許可されている。
 世界初の「Pスタンプ」や一般市民が登場する切手など、革新的な試みを行ってきた、オーストラリアならではの切手発行といえるだろう。(引用はここまで)

 翌日切手の基本的な仕組みは、最初の2000年の時点でほぼ完成していることがおわかりでしょうか。当時と比べてIT技術ははるかに進歩している上に、日本では原則的に東京中央郵便局1局だけの発売ですから、意外に余裕がありそうに思えます。

【北京オリンピック2008】
 また、オーストラリアでは翌日切手とは別に、正式な平版印刷の切手も後日発行しています。その実例を2008年の北京オリンピックの例で比較しました。
 翌日切手の方はデジタル版、後日発行分が平版と呼ばれ、プリンター性能の違いで前者のドットが粗く見えますので容易に区別ができます。これは2000年のシドニー・オリンピックの時から行われていまして、私の持っているものはことごとく平版です。デジタル版は皆さん使わずに大事に残しておられるのでしょう。
 日本の場合も同様の違いがあるのかどうか、についての説明はありません。もし、違いがあるとしたら、全国の郵趣家の皆さんの目がまたしても大きく吊り上がることになりそうです(笑)。

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2016072803【ロンドン・オリンピック2012】
 2012年のロンドン・オリンピックの際、イギリス・ロイヤルメールも全く同じ金メダリストの翌日切手を発行しました。その時、これだけのための切手発行案内書を作成し、それを全世界の収集家に向けて発送しました。左はその表紙です。表紙をめくると下のような解説ページがあります。ここでも「最新のデジタル技術、データ送信、高速印刷」あってこその翌日切手というスタイルが踏襲されています。
 下図をクリックするとより大きな鮮明画像がポップアップウィンドウで表示されます。簡単な英語ですからぜひお読みください。

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2016072805【翌日切手の問題点】
 オリンピックメダリストの場合、ドーピング違反によるメダル剥奪の危険性が容易に想像つくと思います。実際に問題が発生して販売中止・回収騒ぎになったのが左図です。2004年のアテネ・オリンピックの際にギリシャが発行したものです。
 重量挙げ男子62キロ級のレオニダス・サバニスです。ドーピング検査で陽性反応が出たため、メダル獲得の翌日10月17日の発売日から、メダルが剥奪される22日までのほんの数日間のみ販売されました。郵便局に残っていた切手は回収されました。
 日本選手は倫理と遵法意識が高いので、このような問題は起きないだろうと信じます。むしろ、繰り上がりで金メダル獲得になった場合、当の選手もかなり白けそうだなあと、そちらの方を懸念しています。

【基本技術はPスタンプで培われた】
 勘の良い方は既にお気付きかと思います。翌日切手を可能にした基礎技術はPスタンプです。シドニー・オリンピックの前年1999年3月にメルボルンで行われた国際切手展オーストラリア’99会場で、帆船ポリー・ウッドサイド号45c切手のタブに個人の肖像を印刷した「個人切手」こと正式名称”Personalized Stamps”が世に出ました。
 本来は図のようにタブ部にはコアラの記念ロゴが印刷されているのですが、会場だけでこの部分に個人の肖像が印刷されました。この技術開発に数社の民間企業が参加しており、写真処理はMac、印刷機はフジゼロックスのDocucolor4040カラーレーザープリンターであることも判明しています。何のことはない、日系企業が一番最初から噛んでいたのです。
 にもかかわらず日本で翌日切手が実現するのが最初から数えて16年もかかってしまいました。せっかくの技術がありながらこれほどの周回遅れは忸怩たるものがあります。技術立国ニッポンの名折れです。
 日本郵便さんも民間からの提案をどんどん受け入れ、ぜひとも世界中があっと驚くテクノロジーの切手を”世界最初に”世に送り出して頂きたいものです。

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July 07, 2015

2014-15セリエA優勝記念切手

2015070701 サッカー切手収集の第一人者であられる小堀俊一さんからまた新切手情報を図版付きでお送りいただきました。いつもありがとうございます。以下、頂戴した通信文を適宜要約しました。
 なお、切手図案のQRコードはモニター画像でも反応しました。スマホやタブレットのQRコードリーダーで読み取ってください。素晴らしい動画を見ることができますよ。おススメです!。

 日本のJリーグにあたるイタリア国内内リーグのセリエAは、1986-87シーズンから優勝したクラブチームの記念切手を毎年発行してきました。それがかれこれ28年目になった今年、ついにデザインが底をついてしまったのか、2014-15シーズンのものはクラブ名とQRコードを記した切手になってしまいました。発行日は2015年6月11日です。左図はBORAFFI社製の豪華な記念フォルダー表紙。
(なお、2005-06シーズンのみカルチョ・スキャンダルにより記念切手の発行を見送られました)

▼記念シート(9面シート・セルフ糊式)

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▼記念絵はがき

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▼記念FDC

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▼QRコード読み取り用拡大図

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December 12, 2013

ご当地ゆかりの小型印

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 地元在住者としてのなかば義務感から山口県の小型印も集めてデータベース化しています。数が多過ぎるために風景印のようなカタログが存在しないからです。県内郵便局だけでなく他の都道府県でも山口県ゆかりの図案が使われていることがあるので発見する、掘り出す楽しみがあります。その筆頭が左図の「明治七十年展覧会記念」です(昭12.4.1)。まさか岡山局で長州奇兵隊を描く小型印が使われていたとはまったく予想もしていませんでした。馬上の獅子頭姿の軍監、ミニェー銃を担いだ奇兵隊士おまけに錦の御旗まで描かれていて図案もほぼパーフェクト。ここまで押し出したデザインは山口県内でも見たことがありません。
 といったことが全国的に起きている可能性があります。その一例が右図、昭和60年の「東北新幹線上野駅開業」記念小型印です。上野駅から盛岡までの沿線各局で使われた小型印の中に、上野の象徴として上野公園の西郷隆盛像が描かれています。たまたま入手した12局はいずれも少しずつご当地図案に変更されてはいるものの、西郷さんは必ず描き込まれていました。この点の更なるリサーチと収集は鹿児島在住郵趣家の皆さんでやってくださいませ。私はそこまで手が回りません。
 以上、自分の在住地でなくても小型印の図案チェックは大事ですよ、というお話でした。

 下図は小型印のデータベース画面例です。赤い印なのでファイル名をScarletと名付けました。

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December 01, 2013

世界最初の電子書籍リーダー図案切手

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 ジブラルタルが2013年5月3日に国際文学祭と題する3種の切手を発行しました。本、点字といった媒体を図案にしている中で最高額面券種の£2切手に電子書籍リーダー(digital book reader)が描かれています。これは世界初ではないかと思われます。興味がおありの方はぜひご確認ください。

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February 02, 2013

国連ラジオ

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 国連郵政部から新切手の発行案内書が届きました。表紙がご覧の通りオードリー・ヘプバーン。U.N. RADIOそしてWORLD RADIO DAY 2013記念切手6種のうちの1枚です。英文解説を読むと、6種の切手にはspecial interactive feature(特殊な双方向機能)があるとのこと。iPhone、スマホ、タブレットに国連ラジオのアプリをダウンロードするとリンクがつながるとか何とか。相変わらず英語の説明文ってようわからんです。
 ともかく下記URLが該当ページだとわかりましたので、発行日の2月13日の前ですけどiPadで会員登録しました。数分後にemailでパスワードを知らせてきました。そしていよいよLISTEN(聴取)をクリック。すると登録メールアドレスとパスワードを入力せよとのこと。無事入力完了すると英語による切手の解説が始まりました。

 これがspecial interactive featureですか?。うむむ・・・

http://www.unmultimedia.org/radio/english/2013/02/attention-philatelists-un-radio-stamps-go-on-sale-on-13-february-un-radio-day/

※登録後にPCでもアクセスしてみました。結果はふつうに聴取できました。

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August 14, 2012

祝・調布郵趣がついに電子書籍化

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 JPS調布支部の会報「調布郵趣」が試行の末にこの8月号にあたる346号から完全電子書籍化されました。pdf形式によるデータ配布という標準的な方式です。1ページずつバラの状態で配布されたものそのままでもかまいませんが、私はフリーソフトで1冊に連結して外付ハードディスクに保管しています。
 例会参加者が発表のために持参したアルバムリーフの画像部分とは別に、編集時に見出し部分を新たにタイピングしてくれているのでpdf化した後もテキスト検索がアクティブなのがありがたいです。紙媒体の最大の欠点は、場所を取るウンヌンよりも、必要な時に必要な記事を即時に検索できないことで、その懸念がなくなったことは非常に大きいです。いずれ1年分を連結する予定ですから、検索も1年丸ごと全部を対象に探し出すことができます。これが資料としての価値をより高めています。
 私はさらに一歩踏み込んでiPadでいつでもどこでも閲覧できるようにしています。これも電子書籍化の大きなメリットです。

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 ストレージサービスのDropbox(ドロップボックス)にデータを入れてiPadと同期させます。iBooksで閲覧するように指定しますとこうして表紙が左上に現れます。他にも郵趣誌の担当連載記事のゲラや既に電子書籍化されて久しいJPS英国切手部会報も3号分入っています。

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 指先で表紙をタップし一覧表示にするとこのように全ページがずらっと並びます。最初から順番に読んでもいいですし、読みたいところから先に見ることも可能です。

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 そして読みたいページをぐっと拡大して見ることができます。申し遅れましたがもちろんフルカラーです。これは老眼の身には文句なくありがたい機能です。

 最初は慣れないことでしょうがだからといって避けていては未来はありません。すぐに勘が身に付きますから一刻も早く電子書籍に移行しましょう。
 正直なところ私はもう紙媒体の方が苦手です。単行本を頂いても主要部分をスキャンして電子データ化した後は処分しています。捨てるのは申し訳ないので郵趣会の催事用にプレゼントとして寄付しています。決して不要になったから廃棄しているわけではありませんので理解してください。

 そういう時代なんです。

(余談)
 iPadでNHKラジオの全放送を無料で聴取できます。全国のFM放送も聞くことができます(こちらは有料)。郵趣書籍を読みながらずっとラジオも聴き、さらにあれこれ作業していますよ。楽しい〜!。

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May 06, 2012

正体不明のQRコードもどき?

2012050601_2 世界で初めて日本生まれのデジタル技術であるQRコードが正刷切手の印面上に登場したのは、昨2011年2月14日に台湾が発行した2種のバレンタイン切手でした。携帯電話やスマートフォンのバーコードリーダーで読み込むとメッセージが現れる仕組みです。ご覧になっているパソコンのモニター画像でも容易に反応しますのでぜひお試しください。
 日本でも2010年2月1日発行の「ふるさとの花・第6集」から、郵便窓口での販売管理用にQRコードが採用されたのですが、惜しいかなシート耳紙上であって切手の印面ではありませんでした。現在も引き続き採用されているものの、依然として耳紙上のみにとどまっています。
 しかし、コード化も容易であり、かつ情報量が多いことも関係しているのでしょうか、世界的にはQRコードを採用する国が同年の内に次々に現れるという急速な普及ぶりで戸惑いすら感じています。ざっと列記しますと以下の通りです。

【2011年】
・バレンタイン(2種):台湾2/14
・銀行設立150年(1種):リヒテンシュタイン3/14
・チョコレート(9種連刷シート):リベリア6/30
 ※シート耳紙上のみ
・切手の日(1種):クロアチア9/9
・環境保護S/S(1種):クック諸島10/21
・震災と津波救済S/S(1種):クック諸島10/21
 ※東日本大震災支援の外国切手第1号
・チョコレート(9種連刷シート):グレナダ10/26
 ※シート耳紙上のみ
・オーストラリア・韓国修好50年(2種):韓国10/31
 ※シート耳紙上のみ
・オーストラリア・韓国修好50年(2種):オーストラリア10/31
 ※2種のうち60cのスタンプパック用10面シートの耳紙上のみ
・中国の楽器・第27回アジア国際切手展S/S(1種:グレナダ領グレナディーン諸島11/8
 ※シート耳紙上のみ

2012050602 そこへフィリピンが不思議な切手を発行してきました。海の魚介類を描く普通切手で、印面右下に小さくQRコードによく似たモノが表示されています。左図の赤矢印部分がそうです。郵趣誌2012年5月号で言いますとP.59, 60に掲載されています。
 実物を手に入れてコードを読み取ろうとしましたが小さ過ぎて全く反応がありません。画像スキャンしてパソコンのモニター上で拡大してもみましたが同様に何の反応もありません。フィリピン郵政にメールで問い合わせてもなしのつぶて。Facebookを介してフィリピンの切手収集家やディーラーさんにも協力を呼びかけましたが案の定どなたもご存じない。リサーチ結果が完全な空振りで、やむなく郵趣誌の連載記事に取り上げることもできませんでした。いずれ判明する時が来るかもしれませんが、さしあたって正体不明とのみ報告掲載いたします(下図は公式FDC)。

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【QRコード関係記事】
既に実用化されている電子切手(2004.08.18)
「ふるさと心の風景・第7集」再発売(2010.09.12)
QRコードが大躍進(2012.02.08)

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