IT技術の活用

December 08, 2017

ぽすくま&サンタのラッピング車両

 9日〜25日まで渋谷の街をラッピング車両5台が走るとのこと。先着100名分しかないプレゼントは期待しませんが、写真を撮って例のセブンイレブンさんのはがきプリントでカシェプリントし、渋谷局の風景印でも押して「遭遇記念カード」ぐらいはあつらえてみたいものですね。お近くの方はぜひチャレンジを。

■プレスリリース 「郵便局サンタ47」の実施

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November 28, 2017

行政郵便物の収集と整理

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 個人情報がネックとなってなかなか集められないものですからどうしても自分自身や家族宛のものを収集・分類・整理するのが中心にならざるを得ません。母が要介護5の寝たきりなので、市役所さんからもこうした行政郵便物が頻繁に届きます。到着日を封筒に裏書きした後にA4判の厚紙をアルバムリーフにして貼り込みます。

 Macintoshユーザーなのでアプリのpagesが最初から入っています。事前に作っておいたフォーマットにちょいちょいと打ち込んで印刷そして郵便物はヒンジ止めです。極力手間をかけないよう手書きと同等程度の作業量が目安です。混み入ったフォーマットだと長続きできませんので。さらにいつものように簡略な文章で自作の郵趣データベースにインプットしてあります。
 なお、特に重要かもと思われる内容の場合のみ、リーフの裏面にカラーコピーします。安直ですが便利です。

 個人情報はしっかり守ります。私を信用していただけるなら、切手を貼ってあるなしに関わらず行政郵便物をご寄贈いただけるとたいへん幸せます。意識して残していかないと確実に失われてしまう大事な実物史料です。
 行政郵便物を郵趣分野のひとつとして収集しているのは、日本広しといえども私だけではないかと思います。ご協力をお願いいたします。


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こうして整理しています

2017112802 市村良二さんからオリーブの島郵便局の風景印付きオリジナルポストカードをお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 こちらは一部土日休日も窓口営業をしている珍しい局で、市村さんはわざわざ今年最後の日曜営業日に合わせて訪問・押印をされたとのこと。こうした資料性の高いアイテムはきちんと整理しています。

(1)家庭用プリンターで裏面をカラーコピー。
(2)コピー用紙に重要点をメモ書き。
(3)実物をヒンジ止め。
(4)発信日もしくは着信日を記入。
(5)自作の郵趣データベースに概要をインプット。

 最後に左辺にパンチ穴を開けてアルバムにファイルします。用紙はA4判で250g/㎡くらいの厚い紙を使います。それでも立てて保存しているうちに自重でたわんでくるので実物(3)はなるべく下の方に止めるようにしています。
 そして繰り返しお話ししているようにデータベース構築ソフトで概要をインプット(5)しておくというのが私の整理方法の肝です。日付(4)順にファイルしているので、のちのちデータベースを検索すれば品物がどこにあるのか一発でわかります。また、類似語で検索すると同類アイテムの有無と収納場所もクリック一発でわかります。

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 なお、ワードやエクセルしかない方は(6)の方法で検索可能なファイルを作れないかお試しください。文書を印刷する時に現れるポップアップウィンドウ、その「プリント」をクリックすればプリンターで紙に印刷できます。しかし同じウィンドウに「PDF」も標準で付いていませんか?。これをクリックするとPDFファイルが生成されます。PDFデータに変換すれば全文検索ができます。
 郵趣イベントにお出かけのつど、こうしてPDF化したファイルをタブレットに入れておくと買い物の際に照合できます。未入手品がわかりますし同じ品を二重買いすることも防げます。テキストデータだけなら容量も軽いですよ。

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 ただ持っているだけではコレクションとは言いません。アルバムリーフに整理してさえおけばあなたの身に万一のことがあった時でも、内容が理解されないまま安易に捨てられてしまう危険性を最大限に防ぐことができます。

※高解像度図版の記事はFacebookページを参照ください。


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November 02, 2017

ローソンのe発送サービスゆうパック送票

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 まず今年から始まったe発送サービスの概要から。専用機ゆうぷりタッチが設置された郵便局約1,000局をはじめ、ローソン12,300店、ミニストップ2,200店(201704現在)の体制でスタートしました。

(1)0620:e発送サービス開始
(2)0628:ローソンのe発送サービスがシステム不具合で中止
(3)1023:取扱郵便局を2万局に拡大
(4)1031:ローソンのe発送サービスが復旧

 上図は(4)の復旧初日に谷之口勇さんにお願いして鹿児島県のローソンから発送してもらったものです。送票の左上にLoppiのロゴが入っているのが特徴です。透明袋に送票を差し込む仕様で、輸送中に抜け落ちたりしないのかな?と若干心配な気もしますが、綺麗な姿で取り出せるのでコレクションする側にとってはありがたいです。送票だけでは使用年月日がわかりませんので検索結果(追跡記録)もプリントアウトしてセットで残しています。(←収集上の重要ポイント)
 なお、復旧に際してのローソンさんの報道発表文を読みますと、システムダウンの原因は日本郵便側にあったと婉曲に記されていたのも印象的でした。サービス開始後わずか一週間でダウンし、復旧までに4ヶ月も要したというのは想像以上に深刻だったのでしょう。
 下図は郵便局のゆうぷりタッチを使ったもので、制度開始月内の6月30日、やはり谷之口勇さんにお願いして鹿児島南郵便局から差し出してもらったものです。こちらは郵便物にぺたっと貼り付けて使うシール式送票です。こんなに外観が違うのも面白いですね。

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 現時点では中国地方には1店舗もないミニストップ店の送票も入手したいです。ヤフオクに出品利用されていらっしゃる方、新規出品時にe発送サービス利用の手続きをされると発送時に同サービスを利用できます。ただし、出品後では利用できないようなのでご注意を。

[追記]
 一日遅れでゆうパケットも届きました。送票のフォーマットは同じで種別だけが異なります。ゆうパックと混同しないよう、表示が黒地に白抜き文字と目立つ工夫がなされているあたりも好感が持てます。
 ところが送票の下にもう一枚挟まってました。《郵便局ご担当者様へ》と題してあるし右下には(一年保存)とも記されています。郵便局さんの抜き忘れですね。検索結果(追跡記録)によると大隅垂水郵便局さんのようです。受付したローソン垂水新城店のストアスタンプもありますしこれはラッキーでした!。よく見たら店長さんのお名前も漢字こそ違えど私と同じスギヤマさん(笑)。我ながらツイてますね。郵趣の神さま、いつもありがとうございます!。

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August 04, 2017

安芸灘とびしま海道×Ingress(2)

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 去る4月29日〜5月7日に開催された表題のイベントから2ヶ月余、7月22日にも開催され大盛況だったそうです。今回もスタッフの一員として参加された湯野郵便局(山口県周南市)の山本仁局長さんから各種ご恵送いただきました。いつもありがとうございます。
 催事当日は土曜日であり、なおかつスタッフの一員でもあられたことから記念押印等はできなかったとのこと。催事後の26日付で各種お送りいただきましたが、いやもうこれで十分です。
 これに郵便局も参加協力していることはすでにお知らせした通りです。近いうちに次のイベントが開催されることでしょう。興味のある方はぜひご参加ください。

参照:安芸灘とびしま海道×Ingress

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左)専用封筒に呉氏フレーム切手貼りに御手洗局風景印。
右)イベントロゴ入りかもめ〜るに御手洗局風景印。
下)イベント団扇に呉氏フレーム切手貼りに御手洗局風景印。

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July 06, 2017

21世紀最初の”平成の大合併(新設)”は西東京市

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「平成の大合併」とは1995(H7)の合併特例法により2005-06(H17,18)にピークを迎えた市町村合併の総称です。ゆうペーンはその初期をカバーしています。その最初期は次の通りです。

1番 1999(H11)0401・篠山市(兵庫:新設/市制)
2番 2001(H12)0101・新潟市(新潟:編入)
3番 2001(H12)0121・西東京市(東京:新設)

 田無市と保谷市の合併による西東京市は21世紀に入ってから最初の新設合併です。それゆえ管理番号も”東京H13-1”で堂々の1番です。引き続き他の合併ゆうペーン発見も努めています。

 ペーンの記述をチェックしましょう。前年の1998(H10)0202からスタートした郵便番号7桁PRのマスコットのポストンとキャッチコピーがあります。”何々をお願いします”ではなく、先に礼を述べる啓蒙標語スタイルがこの時点で既に存在したことがわかります。
 また、郵便ホームページのURLの表記もあります。eメールアドレスも含め、最初に記載が始まったゆうペーンは何かも注目しているところです。

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January 01, 2017

2017年の予定

 現時点で把握している2017年の予定について、郵趣ダイアリーの索引からピックアップしました。今日元旦の分を除くと84件。当然ながらこの数倍の郵趣・非郵趣要件が発生することと思います。興味がおありの方は今から準備をなさってください。それにしても特殊切手が多いですな。
(画像をクリックすると別ウインドウで拡大図が開きます)

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December 31, 2016

郵趣ダイアリー2016のまとめ

2016123101 6月から始めた郵趣ダイアリーも年末で7ヶ月が経過しました。そのボリュームが左写真の通り4cm幅のB5判リングバインダー2冊になりました。初年度は試行期間ととらえ、なるべくなんでもファイリングするように心がけました。その結果、A4判にサイズアップすること以外に不都合・不具合は特に思い当たりませんでした。とりあえずなんでもファイリングすることで整理できます、散逸を防げます、末尾に記しました索引で瞬時にファイル場所を探し出せます。大晦日でもあり、その試行の実際をご覧いただくことにいたします。

◆さしあたってもっとも多いのが来信郵便物の収納です。差出消印の日付に合わせてダイアリーのページに仮貼りしていきます。必要に応じてルーズリーフを追加して収納キャパを増やします。

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◆ゆうパックも伝票部分を切り抜いて保存します。日本郵便さんのサイトで、お問い合わせ番号で輸送経過も調べてプリントアウトし、これもファイリングしました。

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◆後からいくらでも追加できる例です。日本郵政さんが上場して最初の株主総会、その際に使われた小型印付きはがきを1枚持っていただけでした。それが株主総会文書一式を寄贈していただけたのでクリアファイルにとじ穴を開けて一式をまとめました。

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◆収友が長野県に帰省した折に代理購入してもらった「型染めはがき」です。信越支社のみで販売された羊毛混合紙のはがきです(料額印面はなし)。これも異物混合アイテムのひとつということでプレスリリースとともにファイルしました。

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◆天皇陛下の生前退位に関する自作郵趣品です。お言葉全文をプリントアウトし、その余白に自作カードを仮貼りしました。

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◆2016年最大のトピックはリオ五輪・同パラリンピックです。日本柔道勢最初の金メダルを獲得した大野将平選手(山口市小郡出身)を皮切りに、山口県出身・所縁の選手たちの活躍をことごとく記念カードにしつらえました。右側は山口市への凱旋パレードの場面をカードにしました。
 2016年はセブンイレブンさんのはがきプリントを本格的に郵趣利用した記念すべき最初の年でもありました。実使用の前にテスト使用したアイテムもすべてファイルしています。

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◆時には郵便関係以外も収納しました。ゆうちょ銀行さんが6月から新キャラクター「ゆうちゃん」に本木雅弘さんを採用しました。当初作成された年金サービスのパンフレット表紙のキャッチコピーに問題があり、山口県では8月くらいから差し替えが行われました。その事由と新旧双方のパンフレットをファイルしました。
 右は下関市立美術館での特別展でのフライヤーやポストカードに記念押印したものです。なんでも郵趣品化活動の一環で製作したものもファイルしました。

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◆広島カープリーグ優勝記念号外です。その日に広島まで行って記念押印できればベストだったのですが、せめてもの記録にと号外をファイルしました。これは郵趣ダイアリーの「郵趣」より「ダイアリー」機能を重視した結果だと自己正当化しています・・・

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◆郵便局で手に入るチラシ類もファイルしています。1月30日開局予定の山口郵便局(地域区分郵便局)の社員・アルバイト募集のチラシです。この手の副次的資料はなかなか適した保存場所がないものです。そういう時こそ郵趣ダイアリーです。いつどこで入手したかも記録できます。

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◆地元山口県に関するもののみフレーム切手のプレスリリースもデジタルデータ保存と同時にプリントアウトもファイルします。フレーム切手を収納する専用アルバムもあるのですが、プリントアウトだけでもファイルしておくといざという時に探しやすいというメリットがあるからです。

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◆これもあえて同じアイテムを本来の専用アルバムと同時に郵趣ダイアリーにもファイルした例です。A0001組とA0002組がともに地元で出現したので、郵趣ダイアリーにもファイルしておき、通常の図版コピー等はこちらを使います。専用アルバムに収めた方がコレクションの本命で、なるべく痛めないように配慮しています。

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◆分類に窮するものこそ郵趣ダイアリーです。年賀はがきの料額印面に私の似顔絵を描いてくださいました。日本では印面汚損で無効になってしまうので別に52円切手が貼ってあります。
 もうひとつはたまたま萩郵便局のゆうゆう窓口で記念押印してもらったものです。局名表示が「萩」の1文字しかありません。窓口で使われているのは「山口・萩」表示です。分社時代の名残ですね。
 このようにファミリーを形成できるほどの同類品がない場合、うかつに収納してしまうとどこにあるか容易にわからなくなるものです。そんな時、なんでも郵趣ダイアリーに仮止めと決めてさえおけば紛失を免れることができます。

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◆事件事故を記録した自作記念カードも郵趣ダイアリーにファイルします。当該用件だけでなく、その前後にどんな事柄があったのかも把握できるようにです。博多駅前の大陥没事故も復旧11日後に現地に行きました。その日の早朝に7cmほど沈下があり一時通行止めになりました。そのこともルーズリーフに書き加えました。

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◆日露首脳会談in長門市の自作記念カードです。これは特に説明不要でしょう。

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◆郵趣会報もことごとく電子版に移行しました。紙版は基本的に極力入手しないようにしています。それでもなお、どうしても紙媒体やむなしの場合、郵趣ダイアリーに綴じ込んでいます。

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◆これが郵趣ダイアリーの索引です。7ヶ月間で586項目になりました。テキストデータだけなので容量はわずか483KBです。データベース構築ソフトのファイルメーカーProを使用しているので、検索や並び替えがクリックひとつでできます。これのおかげで郵趣ダイアリーのどこに何があるかが瞬時にわかります。
 本業仕事で膨大な量の図面を書きます。それを紙媒体だけでファイルしていると数年でどこに何があるか容易にわからなくなってしまいます。これを解決するためにデジタルで索引を作ることにしました。かれこれ20年以上になります。そのノウハウを郵趣に応用したものです。

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 皆さま、よいお年をお迎えください。

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October 05, 2016

コンピュータ郵便→Webゆうびんへ

 本日10月5日(水)に日本郵便株式会社さんから、2016年11月6日(日)にWebレター」「Web速達」「Webレタックス」の各サービスが拡充される旨の電子メールが届きました。詳細は以下プレスリリースを参照ください。

「Webレター」及び「Webレタックス」のサービス拡充

 大筋で個人利用者への影響はありませんが、上記プレスリリースにない簡単なQ&Aに郵趣家ならではの注目すべき点がありました。

Q4. サービス拡充に伴い、配達される台紙、封筒及び用紙に変更はありますか。
Webレタックス及びWeb速達:変更ありません。
Webレター:封筒のデザインについて、現在、「コンピュータ郵便」と記載された封筒を使用していますが、順次「Webレター」と記載された封筒に変更になります。
新プリンタへの変更に伴い、用紙右端、下端に黒色の線が入る場合がありますが、印字への影響はありません。また、受付管理番号(用紙右下に印刷される14桁の文字列)のサイズが大きくなります。予めご了承願います。

 ということで、現行の「コンピュータ郵便」表示の封筒が「Webレター」へと変わります。未収の方は今のうちに手当てをなさってください。

◆参考:「コンピュータ郵便」表示封筒例

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July 28, 2016

ついに日本でも「翌日切手」を発行

2016072801 昨日7月27日付で日本郵便さんのプレスリリースがありました。リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック競技大会期間中、日本選手が金メダルを獲得した場合、翌日の正午にメダリストのフレーム切手が東京中央郵便局で各1,000シート販売されます。売り切れた場合でもオンライン通販サイト「切手SHOP」で受注販売されます。詳細は、金メダルを獲得した翌日に発表されます。
 日本切手初のことなのでたいへん驚かれる向きもあろうかと思いますが、実はこれと全く同じ切手は16年も前、2000年のシドニー・オリンピックの時にオーストラリア郵政が実現済です。左はその時に発行されたうちの1枚で、女子400mで金メダルを獲得したキャシー・フリーマンです。たまたまミクスチャーの中から掘り出しました。その世界最初の翌日切手について、当時の郵趣誌(2000年11月号)の記事を引用しましょう。

【シドニー・オリンピック2000】
 世界に先駆けて、切手の”翌日”発行を成功させたオーストラリア。同国の誇る最新のデジタル技術とデータ送信システムが、高速印刷を可能にしたといえる。郵政ではオーストラリア・オリンピック員会(AOC)の支持を得て、この企画を数カ月にわたって準備したようだ。以下に”即席”切手が発行されるまでをまとめてみた。
 シドニー五輪で同国の選手が金メダルを獲得した場合、まず表彰式での受賞の瞬間を、高解像度のデジタルカメラで撮影。公式のオリンピック写真団体「オールスポーツ」所属のプロ・カメラマンにより、郵政切手デザイン専任官の立会いで行われ、何十枚ものショットが撮られる。
 それらの画像データを元に、最も相応しいショットが選ばれると、切手シートの形に加工される。候補図案のデータはすぐにAOCに送信され、認可を受ける。ここまでの過程で2時間弱。
 AOCが承認した切手図案は直ちにシドニーの郵政デザイン・スタジオに送信され、最終的な修正が行われる。
 完成した図案は高速データ通信で、同国6州の州都にある専門の切手印刷センター(在シドニー、パース、アデレード、キャンベラ、ブリスベーン、メルボルン)に送信。翌日の昼には、全国の主要67局の窓口で、全く同じ切手が一斉に発売されるという仕組みだ。なお同国では、1996年から存命中の人物の切手発行が許可されている。
 世界初の「Pスタンプ」や一般市民が登場する切手など、革新的な試みを行ってきた、オーストラリアならではの切手発行といえるだろう。(引用はここまで)

 翌日切手の基本的な仕組みは、最初の2000年の時点でほぼ完成していることがおわかりでしょうか。当時と比べてIT技術ははるかに進歩している上に、日本では原則的に東京中央郵便局1局だけの発売ですから、意外に余裕がありそうに思えます。

【北京オリンピック2008】
 また、オーストラリアでは翌日切手とは別に、正式な平版印刷の切手も後日発行しています。その実例を2008年の北京オリンピックの例で比較しました。
 翌日切手の方はデジタル版、後日発行分が平版と呼ばれ、プリンター性能の違いで前者のドットが粗く見えますので容易に区別ができます。これは2000年のシドニー・オリンピックの時から行われていまして、私の持っているものはことごとく平版です。デジタル版は皆さん使わずに大事に残しておられるのでしょう。
 日本の場合も同様の違いがあるのかどうか、についての説明はありません。もし、違いがあるとしたら、全国の郵趣家の皆さんの目がまたしても大きく吊り上がることになりそうです(笑)。

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2016072803【ロンドン・オリンピック2012】
 2012年のロンドン・オリンピックの際、イギリス・ロイヤルメールも全く同じ金メダリストの翌日切手を発行しました。その時、これだけのための切手発行案内書を作成し、それを全世界の収集家に向けて発送しました。左はその表紙です。表紙をめくると下のような解説ページがあります。ここでも「最新のデジタル技術、データ送信、高速印刷」あってこその翌日切手というスタイルが踏襲されています。
 下図をクリックするとより大きな鮮明画像がポップアップウィンドウで表示されます。簡単な英語ですからぜひお読みください。

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2016072805【翌日切手の問題点】
 オリンピックメダリストの場合、ドーピング違反によるメダル剥奪の危険性が容易に想像つくと思います。実際に問題が発生して販売中止・回収騒ぎになったのが左図です。2004年のアテネ・オリンピックの際にギリシャが発行したものです。
 重量挙げ男子62キロ級のレオニダス・サバニスです。ドーピング検査で陽性反応が出たため、メダル獲得の翌日10月17日の発売日から、メダルが剥奪される22日までのほんの数日間のみ販売されました。郵便局に残っていた切手は回収されました。
 日本選手は倫理と遵法意識が高いので、このような問題は起きないだろうと信じます。むしろ、繰り上がりで金メダル獲得になった場合、当の選手もかなり白けそうだなあと、そちらの方を懸念しています。

【基本技術はPスタンプで培われた】
 勘の良い方は既にお気付きかと思います。翌日切手を可能にした基礎技術はPスタンプです。シドニー・オリンピックの前年1999年3月にメルボルンで行われた国際切手展オーストラリア’99会場で、帆船ポリー・ウッドサイド号45c切手のタブに個人の肖像を印刷した「個人切手」こと正式名称”Personalized Stamps”が世に出ました。
 本来は図のようにタブ部にはコアラの記念ロゴが印刷されているのですが、会場だけでこの部分に個人の肖像が印刷されました。この技術開発に数社の民間企業が参加しており、写真処理はMac、印刷機はフジゼロックスのDocucolor4040カラーレーザープリンターであることも判明しています。何のことはない、日系企業が一番最初から噛んでいたのです。
 にもかかわらず日本で翌日切手が実現するのが最初から数えて16年もかかってしまいました。せっかくの技術がありながらこれほどの周回遅れは忸怩たるものがあります。技術立国ニッポンの名折れです。
 日本郵便さんも民間からの提案をどんどん受け入れ、ぜひとも世界中があっと驚くテクノロジーの切手を”世界最初に”世に送り出して頂きたいものです。

20160728006

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