
日本郵便株式会社の社員でないとこの年賀はがきを販売してはいただけないそうです。200万枚も印刷しておきながら、こんな素晴らしいデザインなのに、私たち一般人も東京オリンピックを応援したいのに、社員さんから個人的に分けていただくことすら禁止だそうです。それは転売に該当するとのことで、”日本郵便の信用失墜になる”からだそうです。
ちょっとなに言ってるかわかんないんだけど。
一般販売しない方がよっぽど信用失墜です。
部外譲渡禁止にすると希少価値をさらに高めてしまう結果になります。どうせコレクターはありとあらゆる手を使って手に入れるに決まってます。
社員限定でこんなかっこいいのを販売しておきながら、私たち一般人には、およそ普通の社会人ならとても使えないようなキテ●ーちゃん、リラッ●マ、ディ●ニーなどといったチャラいもんを高い値段で売りつけるなんて、日本郵便社内では”優越的地位の濫用”が許されていると理解して良いのですね。
しかも、くじ番号をぜんぶ控えているので、万一転売が発覚した場合は社員が特定されるそうです。その上で厳しい処分が課せられるとのこと。これも信用失墜を防止するためだそうです。
オフィシャルパートナー契約の関係で一般販売できません・・・とでも言えばまだしも筋が通っているものを、わざわざ処罰をするぞ!と脅さなければ社員は従わないと考えているのです。つまり日本郵便社員の皆さんは信用されていないってことです。
一般販売すれば数百万枚を売り上げそうな優良商材の販売機会を奪い、自社社員を信用せず、わざわざ無駄な経費をかけて疑いの目で監視し、処罰する・・・・そんな無意味なことをするより一般販売した方がはるかに良いんじゃないでしょうか?。
ただし、社員さんが社員以外あてに年賀状として送るぶんには禁止されてはいないようです。そりゃそうです、200万枚もの数を社員間限定で送り合っているだけなら、それこそ誰のための年賀はがき、年賀郵便制度なのかわかりません。明瞭なコンプライアンス違反になってしまいます。
なので、一般人の私としましては、日本郵便社員の皆様から図版(合成写真)のスタイルで年賀状をいただけたらたいへん幸せます。図版のアドレスはリアルですのでこの表記でちゃんと届きます。
なお、気がひける方はシャチハタネーム印はなくてもけっこうです。どうぞよろしくお願いいたします。
(局名一行印または主務者印、シャチハタネーム印はいずれもネットで拾って写真合成しました)
大事なことなのでもう一度書きます。
幕末長州藩における椋梨藤太のような巨魁が今の日本郵便社内にいる。
[追 記]
現場の元郵便局員さんからこのようなご意見がすでに寄せられましたので特にご紹介しておきます。
”既に郵趣家には社員限定の特別な葉書が販売されていることはネット等で広く周知されており垂涎の葉書でありますが、一方で社員が、郵便局にとって各種商品を快く買ってもらっている常連客でもある郵趣家から譲渡してほしいという切実な願いを、社内規定を理由に現場で断わらせているという状況にあることはご存知でしょうか。
年繁期の社員の士気を低下させ、文字通り郵便局に対する信頼の失墜行為であることを大変危惧しております。”
もうお一方からもお便りいただきました。
”郵便局員は自分の販売ノルマ達成をしなければならないので、こんなのを買ってる余裕はありません。200万枚も作ったらしいですが半分売れるかどうか?。大量の売れ残りを出して大赤字になりかねません。なんで一般販売をしないのか、ほとほとうんざりです。”
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