新型コロナ禍中の郵趣催事
横浜市のAさんから実逓カバー類をご寄贈いただきました。いつもありがとうございます。その中から武漢中共肺炎こと新型コロナウイルス禍で各種イベントが次々と中止・延期を余儀なくされる中、直前の2020(令2)年3月の開催例がありました。それも日本郵便切手商協同組合さんの即売会案内です。当初の開催案内状(3月6日)、追送の注意案内状(3月16日付、17日消印)のセットです。よくぞ捨てずに残しておいてくださったものです。
再記しますが、実逓郵便物上でコロナの影響が出始めたのは日本では2月下旬です。
2月27日には安倍総理大臣(当時)が3月2日から春休みが明けるまで全国の小中高校や特別支援学校を臨時休校にするよう要請。
4月7日には新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡に発出され、最終的に5月25日まで延長されました。
以上の2020(令2)年3~5月が流行の第1波期間です。この間、新型コロナの影響が伺える実逓郵便物は重要です。切手や消印のない料金別納・後納郵便ではあっても、それが行政発の郵便であれば看過してはいけません。
▼本状にはコロナ対策をお願いする小紙も同封されていました。中止の可能性についても触れられています。
なお、余談ではありますが、銀座局さんがローラー印を×印に押しているのはちょっと嫌な感じですね。
▼早い段階で現在と全く同じ防疫対策が完成・実行されていることが伺えます。
▼日本郵便切手商協同組合さんのTwitterのスクショです。
この3月を最後に、以後4~6月の3ヶ月間、すべての組合主催催事が中止・延期になりました。
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