
森進一さんが歌っていた「おふくろさん」の歌詞は、原作者の川内康範氏に無断で改編されていたためにどーのこーのしたっちゅー件は、内心、「ありゃまー想定外だがねー」とか思っていました。かつて鹿児島県いちき串木野市に住んでいた時に、まさしく「おふくろさん」の歌がらみの小型印を提案・実現していたからです。旧HYPER Philatelistホームページの記事を加筆・修正の上、以下に再掲しておきます。
1999年10月31日、歌手の森進一さんの大ヒット曲「おふくろさん」の歌碑が、森さんの亡き母尚子さんのふるさと、鹿児島県下甑村(しもこしきそん/下甑島)に村民有志によって建てられ、除幕式が行われた。山梨県で生まれ鹿児島市で育った森さんは1966年デビュー。「おふくろさん」は川内康範さん作詞、猪股公章さん作曲で71年に発売されてミリオンセラーになった。森さんはこの曲で同年のレコード大賞最優秀歌唱賞を受賞した。
尚子さんは下甑村手打(てうち)に生まれ育った。島を出て結婚し、森さんを頭に2男1女を産んだが離婚。その後、鹿児島市で子ども3人を一人で育てた。「おふくろさん」発売の約2年後、47歳で亡くなった。森さんも立ち合って除幕式が行われたが、自身が村を訪ねたのは初めてだという。(00.10.31、報道各社より)
1999年8月末に歌碑建立計画をニュースで知り、甑島の郵便受け渡し担当局である、ここ地元の串木野郵便局に「おふくろさんの歌碑除幕記念」の小型印2種のデザイン提案しました。10月31日、ほぼ提案通りの小型印2種と記念タトウ(森さんのメッセージとサインを印刷)が発売されました。 図案は左から
・小型印その1:甑島特産の鹿の子百合(かのこゆり) 鹿児島・手打局
・小型印その2:ねんねこ 串木野局
・風景印:串木野局
小型印その1の原画およびタトウ表紙中央の母子の水彩画は、毎年スタンプショウかごしまの小型印原画を描いてもらっている前夷真由美(まええびす・まゆみ)さんの手によるものです。小型印その2の原画とタトウのデザインプランは私、椙山がやりました。
なお、平成11年10月31日にちなみ切手は110円、100円、310円切手が貼られています。串木野局では2,000部制作し、10月31日の一日だけで500部を販売したそうです。
(再掲文は以上です)

おふくろさんの歌碑は、前に人が立つとセンサーが感知して自動的に歌が流れる仕組みです。歌っているのはもちろん森進一さん。これに収録されている歌は原詩通りなので問題はないだろうと、管轄するさつま川内市役所は言っているそうですが本当にそうかい?。川内康範氏いわく「森くんには歌わせない」という強い希望がおありなのですから、法律的にはともかく、何もしないで従来通りというのは常識としてちょいと違和感があります。
いずれにしても小型印とタトウ関係一式は、企画提案した郵趣品ということで個人的なアイテム扱いでしたが、分類変更しなくてはならないかも。著作権・肖像権問題に関わる切手も少なからずありますので、権利関係ファイルを新たに作ってそちらに移すとしましょうか。
なお、この小型印押し記念タトウはほぼ完売の大当たりだったと、後日、当時の串木野郵便局長さんじきじきに承りました。森さんの場合も例外ではなく、追っかけオバチャンたちは、それはそれは凄まじかったそうで、除幕式にも実際に駆け付け、タトウを束で買い込んでいたそうです。固定ファンの絶対数と経済力が、企画郵趣商品の売れ行きを左右するあたり、今のフレーム切手のマーケティングとまったく一緒ですな。もちろん、この時のは「まぐれ当たり」なんですが。
<おまけ>
個人的に川内康範氏のファンです。月光仮面の原作者にしてあまたの歌謡曲の作詞家でもあり・・・その幅広い創作活動には超人的なものをも感じます。せっかくですから、特に好きなレインボーマン関係をリンクしておきます。変身後のバッタもん感にしみじみいたしますなあ。究極は敵役の名前が「死ね死ね団」なんですよ!。こんなネーミングありか?。日本語として許されるのか?みたいな(笑)。
・レインボーマンのオープニング
http://www.youtube.com/watch?v=tHIHf61Z57E
・死ね死ね団のテーマ
http://www.youtube.com/watch?v=HOnGcXoDUBI
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