鹿児島県

August 12, 2018

佐川が集荷して、日本郵便が配達する

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2018081202 切手を貼っていないので一瞥もされずに捨てられてしまうことが多い料金別納・後納郵便。しかし、注意深く見ていると面白い使用例があります。図はその典型例です。中身は宿泊プランのチラシ、招待券で信書には該当しません。なので佐川急便さんが城山観光ホテルさんと契約して集荷と発送を一手に引き受けたものです。そこから先が面白い点で、このまま日本郵便さんに持ち込んでゆうメールで発送しています。自社で配達するより安いからです。こうした経営判断はお見事というほかありません。

 地元の地域配達局の山口郵便局さんに見学に行った時も、こうした運送会社のトラックのための専用レーンが設けられていると説明を受けました。
 また、今年の6月限りで日本郵便さんが集荷サービスをやめてしまったので、こうした集荷だけを扱う隙間会社がたくさん出現するのではないかと思います。
 日本郵便さんも集荷をやめたと言いながら実は官公庁の集荷は継続しています。露骨な不公平ですけれどなぜか問題になっていません。今後、集荷専門会社が増えれば役所向け集荷もやめることができるのでそう悪い話でもないと思います。

[追記:城山観光ホテルが名称変更]

2018081203 今年の5月8日、創業70年を迎えたことを好機とし、より若い世代の利用拡大をも意図して慣れ親しんだ城山観光ホテルの名称がSHIROYAMA HOTEL kagoshimaと改称されました。この社用封筒は今年4月の差し出しらしく、旧名称最後期の使用例と言えます。
 現在は、新名称シール(図参照)を上貼りして対応しています。それもじきに在庫がなくなり、新名称封筒が使われ始めるでしょう。鹿児島ゆかりの人々なら、シール貼りの過渡期使用例をぜひ収集対象に加えていただきたいものです。

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August 03, 2018

押印技術の劣化が酷すぎる

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 川越郵便局に郵頼していた小型印の引受消印が配達されてきました。ところが3通全部が失敗です。このほかに2通を知人宛に送ったのですが、この調子だと5通全部ダメでしょう。例年にない酷暑なのになおさらオーバーヒートしそうです。記念押印・引受消印に関する座学と技能訓練教育を強く求めます。

 ベタ地が多いデザインなのでムラなく押印するには熟練技能者でないと難しいだろうなと予想はしていましたが、案の定2/3を失敗しています。明らかに肉じゅう(インク台)のインクに偏りがあるわけで、押印前にしっかり揉んで均一にしなくてはなりません。そこから知らないのか?と暗然たる気分になります。

 しかし、いちばんの問題は印影が料額印面にかかっていないことです。引受消印の場合は10mm程度かかるように押す決まりのはずです。郵趣品として欠陥品であるばかりでなく、あたかも私たち郵趣家側が故意に押させたかのように誤解されがちなのでたいへんに困っています。大迷惑です。規定通りに割印することを至急周知徹底されてください。

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 世の中には指先の触感だけでミクロン単位の違いを察知して精密部品を作ることができる職人さんは数多いらっしゃいます。スタンプにインクを付けて転写するなどという作業ごときは、それにはとても及ばない単純作業です。それすらできないなんてどれだけ不器用なんでしょうか。
 もちろん、私自身は機会があってたくさんの押印経験があります。そのおかげで百発百中の自信がありますし、また、そういう気持ちでないと失敗するものです。


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July 20, 2018

毛利敬親展に行ってきました

2018072007 ゆっくり見たかったのでド平日の7月17日(火)に山口県立美術館に行ってきました。みどころはたくさんありましたけれど、まずは郵趣家としての視点からエドワルド・キヨッソーネの肖像画に注目です。
 ポスターにも大きく描かれている敬親公の肖像画、これこそがキヨッソーネの作品です。慶応2年(1866)12月、三田尻(防府の旧称)停泊中の英国戦艦上で撮影した写真をモデルにコンテで描かれたものです。敬親公48歳の姿で毛利家伝来品、山口県立山口博物館蔵。キヨッソーネは教科書にも載っている西郷隆盛像なども手がけていますのでどなたも一度は作品を目にしておられすはずです。その他に吉川経幹像、敬親公の跡を継いだ毛利元徳像も展示されていました。
 ご存知の通りキヨッソーネはもともとは凹版彫刻技師であり銅版画家です。ビュランで彫り込んで画面を構成する凹版ならではの表現方法とは全く違います。依頼されればまったく面識がない人でも写真を元に肖像画を描いたとのことで、敬親公の肖像画も同様であったろうと思います。

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 キヨッソーネの指導によって初めて西欧先進国と同等レベルまで水準が向上した小判切手。全国切手展JAPEX’01の際に作られた「小判切手とキヨッソーネ」記念カードの図案もご覧いただきます(財務省印刷局製造、財団法人印刷朝陽会発行)。求められる職能の違い、画力の確かさを感じ取っていただければ幸いです。

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 郵趣的関心事以外では「木戸孝允書簡 坂本龍馬宛(坂本龍馬裏書)」が一番の目的でした。冒頭のポスターは2つ折りになっていまして、それを開くと一番下に図版が掲載されています(赤矢印部分)。

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 疑い深い性格だった木戸孝允さん、薩長同盟の内容を書面にまとめて坂本龍馬に送り、証明の裏書きを依頼したものです。裏書き部分だけが見られるように展示してありましたけれど、実際は図録集に採録されているようにたいへん長いものです。龍馬は朱でこのように記しています。

 表に御記被成候六條ハ、小西(小松帯刀・西郷隆盛)両氏及老兄(木戸)龍等も御同席ニて談論セし所ニて、毛も相違無之候、後来といへとも決して変候事無之ハ、神明の知る所ニ御座候
 丙寅 二月五日 坂本 龍

 今まで実物を見たことがありませんでした。それもそのはず、宮内庁書陵部蔵です。今回を逃したら次はいつになるかわからないと思いました。これだけのためにもう一度くらい参観したいと思います。

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 おしまいに前売券と占い籤(会場出たところに自由にお取りください状態で置いてあったもの)にそれぞれ山口中央郵便局の消印を押してもらって帰宅しました。図録集も購入したことですし、私だけが個人的に楽しむ範囲でオリジナルのマキシマムカードを作って再訪しようかと考えているところです。

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参照:激動の幕末 長州藩主 毛利敬親


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July 01, 2018

郵便番号制度50年

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 郵趣誌やサイトで既にさまざま特集が組まれているように、今日7月1日(日)で日本の郵便番号制度が50年を迎えます。高度経済成長を背景に激増する郵便物をいかにして効率的に捌くか、その解決策の大きな柱でした。導入まで3ヶ月を切った昭和43年の切手趣味週間では、郵便番号宣伝のマッチまで配られ、それをカシェがわりに貼り付けた初日カバーをご覧いただきます。すっかり時代が変わってしまいました。
 折しも郵政博物館ではこの週末の土日に「郵便番号導入50周年展」を開催中です。本日7月1日の17:30までですので、都心の方なら今からでも間に合います。記念小型印も使われています。ぜひ足をお運びください。

郵便番号導入50周年展

2018070102 郵便番号制度は急に始まったわけではありません。その前段階として、配達局名記載の勧奨運動というのがありました。古くは明治時代からあったのですが、当時は全くと言ってよいほど普及しませんでした。本格的な運動が展開されたのは戦後、昭和24年12月頃からです。
 例えば私の住所も、地理に疎い県外の方が一見すると山口中央郵便局の管内かと思われるでしょうが、実際は小郡郵便局です。お隣の山口市鋳銭司の一部地域はなんと防府郵便局が担当されています。このように行政区分と郵便区分とが必ずしも一致しない例は少なくないため、できるだけ配達局名を書いてくださいという運動です。
 図のように一部の郵便局は「〇〇局区内」のハンコを用意し、窓口販売時にお客さんの了解を得てはがきに押して渡すようにしていました。自営業や小売店の中には自前でこのハンコを作って使ってもいたようです。図のはがきには岩国局の昭24.4.8の消印が押されています。

 さらに1999年(平11)、鹿児島在住の郵趣家Yさんが「郵便配達局名便覧」という小冊子を鹿児島県立図書館で発見されました。配達局名記載勧奨運動最初期にあたる昭24.3.15付です。発行元は鹿児島郵便局で、その掲載範囲は鹿児島県内のみ。今でも鹿児島県民は鹿児島だけが日本かのような生活・経済観(=国家観)を持っていますので、昭和24年ならばこれだけで十分だったであろうことは容易に想像できます。郵便番号制度50年に合わせてほぼ全ページをご覧いただきます。

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[余談追記]
 五十銭稲束はがきに第1次新昭和一円五十銭錦帯橋切手を加貼した図版のはがき、錦帯橋切手のご当地消印でもあるわけですが、裏面を見るとさらに興味深い通信であったことがわかります。戦後の配給制度がまだ残存していた時期のもので、これには麦酒(ビール)を男女一人に対して一本の家庭用配給があるとの予告通知です。4月15,16日の両日に岩国税務署に予約券を提出しに来るようにとの内容です。ところがビールの配給はこの直後に廃止され、昭和24年5月6日から自由販売になりました。なので、このはがきはおそらく配給最後のものであろうと推測されます。

 1枚100円の使用済はがきでこんなに楽しめるのですから郵趣とは本当に素晴らしい趣味だと思います。

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[7月2日追記]
 そしてこれが郵便番号制度導入2日目、昭和43年7月2日の郵便番号記入使用例です。印刷済の社用封筒がまだたくさん在庫されていたのでしょう、宛先も差出も郵便番号記入枠がありません。そこに手書きで書き込んでいます。消印は長野駅前 43.7.2 前8-12 → 京橋 43.7.3 8-12。

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May 28, 2018

はがきの魅力

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 郵趣6月号が届きました。毎度のことながら公益財団法人日本郵趣協会の名誉会員、魚木五夫大先生の連載記事「魚木式郵趣」は唸らされます。収集歴が半世紀にも達していない自分のような若輩者では、大先生の経験値の深さにはとても及びません。

 今回は「はがきの魅力」と題した一文で、要ははがきは、”郵便で送られたすべての情報が確認できる。つまり郵便物が、いつ、誰から、誰に対して、どのような目的と内容で、送られたのかを知ることができる。(本文ママ)”という完全性について具体例をお示しくださっています。普通の郵趣家は切手と消印にしか目を向けませんが、郵趣の持つ学術的な意味を極めるにはそれ以外のすべての情報を理解する必要があります。はがきは、その点で最も優れたものであることがよくわかります。

 鹿児島県串木野市(現いちき串木野市)の島平(しまびら)から船に乗って甑島(こしきじま)に渡ったことが記されています。里村(さとむら)、藺牟田(いむた)、手打(てうち)と、島の地区名表記から移動経路が見て取れます。串木野では、はがきの出された大正13年当時にはすでに今に続くマグロはえ縄漁が興っていますけれど、この時の調査はそれではなく珊瑚漁と珊瑚船の港湾設備視察だったようです。
 とはいえ、7月の東シナ海ですのでがっつり時化ていたようです。今でも同海が穏やかなのは5月のゴールデンウィークくらいまでのことで、以後は温帯性低気圧、台風の影響で荒れるのは常識。串木野港が整備される前の時代、島平港から出立したのであれば小さな漁船をチャーターでもされたのでしょう。本物の漁師さんでなければ船酔いで渡海もままならなかったことと思います。そもそもが7月なんて時期が悪すぎました。

 魚木大先生は、貼られている震災切手の東京印刷1銭5厘の希少性について論をまとめておられます。ですが、私は串木野と甑島のことについて便乗して書いてみました。なぜなら私自身が30代の頃に串木野市島平に住んでいたからです。


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January 13, 2018

自然災害と郵便

 来たる1月20日(土)に開催されるWe Love Kitte in KOBEに8リーフ作品を展示します。ご当地ゆえに阪神淡路大震災を軸に、郵便に見る災害の痕跡と記録を郵便資料等を使って表現したものです(図版はその一部です)。

 災害用郵便の中でも、規定はあるけれど実際の使用例が極めて少ない速達便が第1リーフ。生々しい被害状況を伝える手紙文をはじめ、復興の歩みと他地域の災害もご紹介します。具体的には新潟県中越地震(H16)、東日本大震災(H23)、口永良部島噴火(H27)、熊本地震(H28)、平成27年台風13号(被害を受けて曲がってしまった台湾の”萌えポスト”)などご覧いただきます。


 イベント当日のみの限定公開となります。どうぞご参加&ご覧ください。

第3回We Love Kitte in KOBE(公式facebookページ)
 実は第1回の時から裏方で協力していました。第3回にして初めて参加し、なおかつ作品展示をします。郵趣用名刺を箱ごと持参しますので名刺交換をどうぞよろしくお願いいたします。

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January 10, 2018

絵馬型合格祈念はがき

 九州では毎年恒例になった変形郵便はがきです。在庫がなくなるまで希望者に無料で配布されます。フォルムカードと同じく郵送時には120円切手を貼ってください。

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December 15, 2017

最難関か?! 龍馬像あての年賀はがき

 今日12月15日(金)から年賀取扱期間がスタートです。皆さん、差し出しの準備はお済みでしょうか?。5月に父が亡くなりましたので喪中なのではありますが、そこはそれ郵趣家の自分はそれとは一線を引いてきちっと区別しています。いただく分にはノープロブレム&ウェルカムです(笑)

 数年前から全国各地でオリジナル年賀はがきが盛んに発行されるようになりました。2018年用ではこれが最難関かと思われます。高知県立坂本龍馬記念館などが販売している”龍馬像あて年賀状”です。
 手ぬぐいとセットで800円という価格の高さに加え販売数がたったの300組限定です。しかも、送られた年賀はがきは同館でタイムカプセルに封入されます。10年後の2028年3月24日(私の誕生日の翌日!)に返してくれるそうです。が、なななんと、同館まで取りに行かなければなりません。私とて10年後といえば66歳。ううむ・・・・

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 この企画自体は以前から行われていたものです。年賀取扱期間最終日の12月25日までに投函すれば元旦に龍馬像のもとに運ばれます。今回のテーマは来年で150年を迎える明治維新を記念した「維新伝心」。来年に向けてのみならず、10年後の自分や家族に向けてのメッセージなど、使い方は自由だそうです。
 なお、寄せられたメッセージをWEBサイト「龍馬街道(http://www.ryomakaido.com)」で公開されることもすでに発表されています。
 こちらのネットショップで購入できます。私も4セット購入しました。うち2枚を実際に送ろうと考えています。

龍馬街道オフィシャルウェブショップ

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【高知県立坂本龍馬記念館のごあいさつ状】
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【記念館パンフレット】
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【セットの手ぬぐい】
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November 23, 2017

続・竹島簡易郵便局問題について

自分にできないことを他人に要求してはならない。
人の足を引っ張る暇があるなら手を引いてやれ。

 私自身も両親の介護のために生まれ育った山口県山口市の農村地帯にUターンして来ました。ご多聞にもれず田舎ならではの因習と現在進行形で戦い続けています。生まれ故郷ですから良いところもそうでないところも熟知しています。

 最初に竹島簡易郵便局の問題が報じられた際、30代の元局長の生活態度や人付き合いなど人間性に問題があったかのような島民の言い分に最も怒りを感じました。それを聞いただけで実態は島民と村役場のよそ者差別であることを直感しました。
 田舎の人間が人間性を持ち出してきた時は100パーセント嘘、大袈裟、でっち上げ、冤罪です。明瞭な不良行為もなく、陥れる具体的な何事もない時に限って人間性を持ち出すのが田舎者の常套手段だからです。

 冷静に考えていただきたい。自ら志願して数ヶ月の訓練を受け、わざわざ山陰地方からやって来てくれた若き30代の志高き青年です。その彼が着任以来3ヶ月間一日の休みもなく、連日深夜10時、時には深夜2時過ぎまで働き詰めていたのです。真夜中にも関わらず局舎の明りが煌々と灯っている様を見て、島民はいったい何をしていたのでしょうか。普通の共同体であれば様子を見に来たり手助けするものです。ところが誰一人としてそれをしなかった。むしろ妨害すらした。そんな島民に人間性のことを言う資格がありますか?。私はないと思う。
 それでもなお元局長を貶めるのであれば、どんな言動に問題があったのか具体的に説明するべきです。しかし、誰一人としてなんら証言できないでしょう。言えないからこそ人間性を云々するのです。

 日本郵便も鹿児島中央郵便局竹島分室を閉鎖し簡易郵便局に格下げした負い目があるために、村役場に対してあまり強く言えなかったという証言も聞いています。仮にそうだとしても、その尻拭いを元局長一人が全部背負わなければならない道理はありません。
 村の嘱託職員であるという制度上の瑣末な屁理屈を口実に、元局長の健康診断費用も島への転居費用も、村役場はただの1円も支払っていません。法律を悪解釈したブラック勤務以外の何ものでもありません。
 私個人はどちらかと言うと右寄りの人間ですが、これはあまりにも酷い。過酷苛烈にすぎてお話になりません。日本郵便ももっと彼を守るべきです。労働団体も一体何をしているのでしょうか。
 村役場は懲りずに全く同じ条件でハローワークに後継者募集を出しているようです。自らに一点の引け目もないのなら島民の中から適任者を選ぶべきだし、志願者が現れないのなら役場職員を業務命令で送り込むべきです。そうしないのはなぜか、なぜできないのかに本当の理由が隠されています。

 私はfacebookの中に簡易郵便局を全力で応援する公開グループ「簡易郵便局LOVE」を作っています。以下、その趣旨を読んでいただければ想いの一端をご理解いただけるものと思います。

『1871年(明治4年)、日本で官営郵便制度が始まったその時、財政が逼迫していた明治政府は、全国各地の名士や地主などに土地と建物を無償提供させて郵便業務を委託しました。委託されること自体が名誉であるとの理解から、全国に郵便網を普及させることに成功しました。これが三等郵便局であり後の特定郵便局です。
 時は流れて136年後の2007年(平成19年)、郵政民営化によって特定郵便局は普通郵便局とともに廃止され、日本郵便が直接管理する「郵便局」として統一されました。
 しかし、郵政民営化以前から存在した簡易郵便局が今もそのまま存続しています。郵便局の窓口業務を地方公共団体や組合、個人等に委託していたもので、現在は日本郵便から委託された事業所を指します。受託者の高い社会貢献意識あってこその簡易郵便局は、ある意味、郵便創業当時の使命感を今に伝えている存在と言えるのではないでしょうか。(後略)』

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November 11, 2017

竹島簡易郵便局長さんを支持します

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竹島で唯一の郵便局、職員が戻らず休業に 住民がお金引き出せず

↑この記事は明らかすぎるほど明らかな酷い偏向報道です。人権侵害要件です。

 せっかく数ヶ月をかけて郵便と貯金業務の訓練を受けた日本郵便社員を送り込んだのに村役場は一切非協力。日本郵便からも改善要求をたびたび出してくださったのにすべて無視。地方によくありがちな無能公務員の犠牲になった若き簡易郵便局長さんはオーバーワークで心が折れてしまいました。身分は日本郵便社員ではなく村役場の嘱託職員なので見下していたかのようです。村役場の不遜な態度こそ糾弾されるべきです。

 島に一箇所しかない金融機関なのにATMを導入しようとすらしません。度重なる増員要求も無視。そのため、局長さん自らが専用端末(CTM機)を操作されたのですが、多い時で一日130件もあったそうです。一日8時間として約4分に1件を処理しなければなりません。そんなこと無理に決まっています。他の仕事ができません。事実、赴任してから毎日夜中の10時まで仕事、休みゼロでした。

 島側の怠慢を棚に上げて、局長さんの資質に問題があったかのような讒言はそれこそよそ者差別の典型です。一体誰のためにわざわざ赴任してきてくれたのか全く理解していない村役場や島民たちの時代遅れな田舎者根性こそ糾弾されるべきです。

[20171113追記]

 そもそものニュース自体が不審です。私でさえほんの数日前に聞いた話なのに、鹿児島県本土から遠く離れた島内の話が都合よくマスコミに伝わり過ぎです。私自身も鹿児島県に住んでいたことがあるので書きますが、いくらネットが発達した現在とはいえ、こんなに早くニュースが報じられるとはどうにも腑に落ちません。

 人口78人しかいない島で、毎晩夜の10時すぎまで、時に深夜2時頃まで局舎の明かりが点いていたら、いったい何をやっているのかと訝しむのが当たり前です。ところが、そんな局長の疲労困憊の様は見事にスポイルされています。いかにも簡易郵便局長が若さゆえに人付き合いに難があり、勝手に職場放棄してしまったかのように印象付けようとする意図が行間に滲んでいます。実際はちゃんと申し出ての休養です。

 ハードワークを強要してしまった部分は意図的に伏せ、”無責任にも職場放棄した未熟な若い局長”というストーリーを先に作り、”よそ者いじめ”を隠蔽するため、村役場か島民が故意にマスコミにリークしたのではないかとさえ疑います。村にとって都合の悪い部分があまりにも無さ過ぎます。

 それをマスコミもそのまま鵜呑み報道をしているらしいことも感じます。実際に島に渡っての直接取材をしていないと思います。少なくとも鹿児島本土でCTM操作記録を確かめるくらいの初歩的な取材をしていれば決してあのような文面にはならないはずです。

 毎日夜中の10時すぎまで働きづくめで休日もなし。そんな過酷すぎる仕事の場合はむしろ逃げるべきです。過労によるうつ病で自殺するようなことにでもなったら取り返しがつきません。


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