ジャポニカ

August 13, 2017

ついに山口百恵さんの切手が登場

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 肖像権・著作権無視のぱちモン切手にまたひとつ黒歴史が加わってしまいました。リトアニアの新興切手代理発行会社によるニジェール(2017)名義の切手です。毎度のことながら無許可発行だと思われます。肖像権・著作権ともに親告罪なので盗用された側が訴えない限り事件になりません。相変わらずバレなきゃいいや、訴訟にならない限りやったモン勝ちの世界です。
 ただ、気になるのは近年は妙に日本情報に精通してきていることです。インターネットのお陰で簡単に調べられる時代になったとは言え、セールス的に成り立つかどうかの判断を下すにはネット情報だけでは足りません。日本国内にネタを提供しているエージェントがいるのではないかと思います。が、ブラック・マーケットの常で、その秘密が明らかになることはないでしょう。
 なお、何かの周年に当たっているのかな?と調べました。が、デビュー45周年(1972)ということ以外さしたる一致はありませんでした。


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August 09, 2017

500 TYPE EVA

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 山陽新幹線で絶賛運行中のエヴァンゲリオン新幹線、500 TYPE EVAが切手になりました。

 ギニア・ビサウが2016年4月21日付で発行した小型シートです。残念ながら切手部分は東北新幹線のE5系はやぶさなのですが、しかし、シート地のイラストレーションの方がはるかに大きく目立っています。しかも”Serie 500 Shinkansen 500 Tipo EVA”とはっきり明記してあります。
 外国切手にエヴァ新幹線が描かれたのはおそらくこれが初になると思われます。しかも、背景には山陽新幹線の路線図も入っているのですからこれは入手しなくては!。


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石川佳純選手を描く外国切手

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 ジブチが2016年5月5日付で発行した「卓球」4種連刷シートの1種に石川佳純選手(山口市出身)が描かれていることが判明しました。樊振東、劉詩雯、許昕といった中国選手らと一緒に3番切手位置に採用されています。筆者が確認した中では、外国切手に登場したのはこれが2件目です。
 1件目のシエラレオネ切手(2005)は誰だかわからない似ても似つかないイラスト図案でしたので、それに比べれば多少マシになりました。

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June 26, 2017

美しきコビトカバ切手

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 1913年に生きた個体が捕獲されるまではカバの奇形だ、いやこれはカバではなくブタだろう、とまともに取り扱われることすらなかったのがコビトカバです。体長150-175cm、体重180-275kgで通常のカバの1/3ほどしかありません。たまたま生息域と戦乱地が重なっていた不幸も災いして野生の生息数もはっきりしていません。今ではジャイアントパンダ、オカピと並ぶ世界三大珍獣のひとつだそうです。
 さりながら飼育しやすいことから日本の上野動物園などでも容易に見られます。特徴的な丸っこい頭部などのかわいいポイントをどうぞ愛でてやってください。

 そんな数奇な運命が心に残り、動物切手コレクターでもないのにコビトカバの切手には常々注意していました。今では20種以上の発行が確認されますけれど、私のイチオシはコートジボワール(アイボリーコースト/象牙海岸共和国)が1979年に発行したこの1枚です。フランスの切手デザイナーVeret Lemarinier氏(1944〜)のイラストレーションが他を圧倒する美しさです。
 コビトカバ切手発行の直後にも3種の野生動物切手が発行されています。それらもたいへん素晴らしい出来なので特にご紹介します。5Fローンアンテロープ、20Fコシキダイカー、60Fツチブタです。いずれもデ・ラ・ルー社によるグラビア印刷です。

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 Veret Lemarinier氏、実は日本切手も手がけられています。2003年の日本の第2次世界遺産シリーズ第11集『「平和」切手デザインコンクール』で当選した「La Paix(平和)」の原画は氏の作品です。一般応募で見事当選されました。

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January 30, 2017

Father of PAC-MAN Died

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Masaya Nakamura of the BANDAI NAMCO Senior Advisor is death, 91 years old. 22 Jan. 2017.

(1月22日、ナムコ創業者の中村雅哉氏が死去、91歳。)

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January 01, 2017

HAPPY NEW YEAR 2017

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新年にふさわしいジャポニカ切手をご覧いただきます。
今年もよろしくお願いいたします。

 「日本との外交関係30年」2011年11月、国王夫妻来日時の様子。30nu・美智子皇后陛下、「30th」のロゴ、皇太子殿下と両国国旗、福島の子供たち、福島での東日本大震災被災者追悼、和装の国王夫妻。地に両国国旗。(ブータン2016年発行)

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November 24, 2016

大東亜戦争75周年

 来月の12月8日は大東亜戦争開戦75周年にあたります。図は有名なイタリアの絵はがきで、これを外信はがきにカシェとして印刷する、あるいはセブンイレブンさんのはがきプリントで複製印刷して記念押印をと考えています。さて、最適な郵便局はどこがふさわしいでしょうか?。お知恵を拝借できれば幸いです。
 なお、この絵はがきはとっくに著作権が切れているはずですので、ダウンロードしてご自由にお使いいただいてかまいません。

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January 07, 2016

私製カバー好き

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 相変わらず私製の初日カバー、記念カバーの類が大好きで雑品を漁っています。先日も昭和50年の切手趣味週間「松浦屏風」切手の手作りFDCを拾いました。作成者は新発行を知ってわざわざ大和文華館に行かれたらしく、カバーに貼られた入場券裏面には同年3月30日の日付があります。奈良は戦前戦後を通してたくさんのコレクターがいらっしゃいました。その流れがこのようなカバーを作らせたのでしょう。今とは違ってパソコンはおろかワープロもない時代です。なにごとも手作業でしたから無骨で洗練されていないものも少なくありませんが、そこは気持ちを汲み取っていきましょう。

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 松浦屏風は切手になった左隻が有名です。この時にトリミングされたかるたの図も後に平成7年の国際文通週間130円切手に採用されています。右隻はまだ切手になってなかったと思います。
 左隻は日本切手よりも先にアラブ土侯国のアジマンが切手にしています。日本最初の国際切手展PHILATOKYO’71に便乗しての発行です。これは松浦屏風だけでなく、他の舞踊図屏風からもかなり適当にピックアップしており、切手としての素性は怪しさ満点です(笑)。しかし、切手の世界だけは先に発行したものが勝ちなんで、歴史的事実は変えることはできません。

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 異なるモノも数量を蓄積していくと突然、体系・系統が生じてくるという興味深い現象を起こします。正しくは「気付く」です。今回もそれぞれ別個に購入した私製FDC、絵はがき、アジマンのパチもん切手が、ひとつのまとまりを形成したなと感じられます。点が線になった瞬間です。

▶︎参考:初日カバーは私製がおもしろい

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November 08, 2015

日本も切手代理発行会社が必要

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 マーシャル諸島は2011年から毎年1回、第2次世界大戦終結70年のテーマで記念切手を発行しています。2011年は1941年の出来事を、翌2012年は1942年を、といった具合に1年ずつ10テーマを選んでいて、今年2015年は最終年の1945年を取り上げています(上図)。5年がかりで計100種にもなるロングセットです。

2015110802 欧州戦線も含まれていますから、日本だけを取り上げているわけではないとはいえ、正直、図案を見ていると気分の良いものではありませんな。明らかに連合軍寄りのイラストでカチンときます。そもそも日本の場合は大東亜戦争であって第2次世界大戦という括り自体が不適切です。

 マーシャル諸島も自力で記念切手を発行できるような国力はありません。他の発展途上国同様、対価を得る目的で国の名義を貸して切手発行業務を代理発行会社(エージェント)に委託しています。マーシャル諸島はずっとアメリカのエージェントに頼りきりです。ゆえにどうしてもアメリカ寄りのデザインにならざるをえません。
 かつては日本にもエージェントはあったのですが、なにぶんにも舞台裏の仕事であり、収集家からは裏稼業のようにも思われていたせいで現在は存在しません。それは一見すると健全で望ましいことのように思われがちですが、私見ではむしろ悪い方へと進んでいるように思います。エージェントは基本的にノンポリで、国力の豊かな「買ってくれるお客さんが多い国」目当ての媚びたデザインを仕掛けます。アメリカはもとより今は支那向けのデザインが横溢しています。いずれ支那朝鮮の宣伝戦に迎合した切手が出るのではないかと非常に危惧しています。実際にはなかったことが明らかな「南京大虐殺」、先ごろ公式に捏造と認められた「従軍慰安婦」など、売れるとなったらたやすく便乗することでしょう。
 それを阻止するために、国益を守るためにも日本のエージェントは必要です。日本人が虐殺された「通州事件」や、韓国軍がベトナムで行った非道な虐殺およびライダイハン問題等も切手にして全世界に流通させるべきです。

 表題のマーシャル諸島の連刷シートから米海兵隊による硫黄島の摺鉢山制圧(硫黄島の星条旗)、米海兵隊の沖縄上陸、日本への原爆投下(トルーマン大統領とキノコ雲)の3種の拡大図も示します。これを見て何も感じない日本人は日本人ではありませんね。

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October 11, 2015

おススメはグリーンランド

 郵趣の視野を広げるためにも日本切手以外にどこか一国をカタログコレクションすることを常々お勧めしています。日本切手は今でこそデザインレベルが上がってきましたが、いかんせんお金がかかりすぎます。世界最多の新切手発行(濫発)国という不名誉な肩書きであることを、日本切手しか集めていない人ほど知りません。
 デザインの美しさ、収集経費そしてなにより切手に対するポリシーの健全さから総合的に判断すると、私のお勧めはグリーンランドです。間違いありません。

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[概 要]
 数日前に届いたグリーンランド郵政の広報誌「Collector」最新号の表紙をお示しします。デンマーク女王のマルグレーテ2世と夫君がグリーンランドを訪問した場面の写真が使われています。世界最大の島であるグリーンランドは実は独立国ではありません。自治政府を持ってはいますが、デンマークを構成する一地方にすぎません。ゆえにデンマーク王室がこうして訪問しているのです。女王はグリーンランドのカラーリット(グリーンランドに住むエスキモーのこと。カナダに住むイヌイットとの区別のために名付けられたものですが、人種も生活様式も全く同一で民族としての違いはありません)の民族衣装を身にまとうという心遣いにデンマークとグリーンランドの関係が伺えます。
 デンマークがEC(EUの前身)に加盟した際、グリーンランドは高度な自治権を得て自治政府を構成し、デンマークとは逆にECから離脱する道を選びました。1985年のことです。しかし、デンマークは現EUの構成国にも関わらず、国民投票の結果、いまだにユーロを導入していません。イギリスがユーロ未導入ということはよく知られていますが、デンマークもそうだということはあまり知られていないと思います。グリーンランドもまた同じくDMK(デンマーク・クローネ)を使っています。

[同じ祖先のアニミズム]
 2011年にグリーンランドは植村直己誕生70年記念切手を発行してくれました。北極点・グリーンランドの犬ぞり探検成功のご縁あってのことでしょう。同年に横浜みなとみらいで開催された日本国際切手展にはグリーンランド郵政もブース出店してこの切手を積極的に販売していましたので、実物をお持ちの方も多いと思います。

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 それ以外にも、いわゆるヨーロッパ風とは趣を異にした図案が多いのも特徴です。図は今年1月に発行された「北極圏の生き物たち」2種です。素朴なタッチに近親感を感じます。
 グリーンランドの人口はわずか56,000人ほどで、その90パーセントがカラーリットです。そのエスキモー文化が切手デザインにも積極的に取り入れられているところこそが私が推す最大の理由です。はるか数万年の昔、同じ祖先のモンゴロイドから分かれた彼らは、地理的に遠く離れてしまったために独自の文化を育みましたが、共通の自然観を持ち続けているかのようです。
 図版では分かりにくいのですが、グリーンランドの切手はサイズが大きく、実物が届くと予想外の迫力に圧倒されます。これもお勧めする理由のひとつです。

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[顔が見える切手デザイナー]
 最初にネット通販でグリーンランド切手を購入したところ、数週間後には切手ガイドやプレゼント切手などが満載の郵便物が届きました。まったく予想もしていなかっただけにたいへん驚きました。そこまでの積極営業をやっている郵政事業体はおそらく他にはないと思います。人口が少ないために自国内だけでは郵便事業が成立する経済性がないのでしょう。嫌が応にも外国に新切手を売って外貨を稼がなくてはならないからだと思います。
 広報誌「Collector」の誌面編集もよくできています。当該切手の説明以外に、ほぼ必ずデザイナーの紹介記事が併記されています。カラーリット系と思われるデザイナーさんもたびたび登場するのでより切手デザインをじっくり観察する気になりますね。
 なお、正確にはデザイナーではなくアーティストとして扱われています。この違いがいかに天と地ほどの差であるか、デザイナーである自分にはたいへん羨ましく思えます。捨てずに残しておこうと思う広報誌は他にはフィンランド郵政くらいです。

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[健全な切手発行ポリシー]
 年間発行件数が20〜30件程度です。怪しげなテーマは見事に皆無で、独自のカラーリット文化啓蒙を意図したものとデンマーク王室関係図案が多くたいへん良いと思います。イヤーブックも650DMK前後になるように意図されているようです。日本円にして11,000円ちょっと。
 クレジットカードをお持ちであれば、ユーザー登録をするとすぐにネット通販が利用できます。英語ページのWebshopも用意されているので簡単ですよ。お試しに新切手やその初日カバーを注文してみてください。

▶︎グリーンランド郵政
(↑時間帯によっては反応が遅い場合があります)

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