さようならJPS三鷹支部
お隣の調布支部の支部長だった関係で、三鷹支部さんはその結成時から存じ上げています。往時は大世帯でありましたが、残念ながらこの3月で解散とか。今や自治体の区分で郵趣団体を括る時代ではないので、私的には後年に発展的解散だったと評価されるよう、今後の活動に期待しているところです。
三鷹支部といえばこの人、故横佩道彦さんが思い出されます。お名前をすらっと読める郵趣人も少なくなったのではないでしょうか。郵趣ライターとして郵趣誌・スタンプクラブ誌などにインタビュー記事を執筆されたこの方は「よこはぎ・みちひこ」さんとお読みします。私の郵趣の教え子も何人も取材してくださいました。
この大きな明朝体で簡潔に一言を記されるのが横佩さん独特の年賀状スタイルで、毎年このフォーマットを踏襲されていました。2001年用年賀状ですから早四半世紀も時間が経ってしまいました。が、「二十世紀」「新しい世紀」をそれぞれ「昔の三鷹支部」「今後の三鷹支部」と読み替えて教訓にされたい。もちろん、三鷹に限ったことではないでしょう。現在盛況なグループも常にリニューアル、上書きをしていかなければ三鷹と同じ運命を辿りかねません。慢心してはいけません。
横佩姓は全国でも約70人しかいない希少姓です。広島20人、京都と神奈川に@10人、東京では三鷹市にごく少数いらっしゃるのみ。まさに「三鷹市の横佩さん」に該当します。著名な郵趣人にしてレア苗字という稀有な方でありました。
なお、この3月末で終了するのは三鷹支部の解散以外に、ご当地フォルムカードの販売終了、大阪アプセンターの営業終了 (店主高齢のため) 、宇部山大病院内郵便局の廃止 (営業最終日は28日) を記録しています。
Recent Comments