私製加刷

October 16, 2017

私製加刷(2)

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 スタンプショウはかた2017で2種の私製加刷をGETしました。上図は国際切手展PHILATOKYO’81の記念シート(切手ではありません)に全日本切手展’89の加刷をしたものです。加刷・発行は当時の全日本郵趣連盟さんでしょう。これに切手趣味週間切手を貼って記念押印しています。組合カタログには加刷版もリストアップされているので参照ください。
 PHILATOKYO’81は初めて押印係のアルバイトをした記念すべきイベントです。国際展会場内の東京中央郵便局臨時出張所にいましたので思い出深いです。
 しかし、開催資金を得るために1,000円でしたかずいぶん高い値段で販売しておいて、その名前もスーベニアシートと呼んでいたため、外国からのお客さんに、これは切手ではないことを説明するのに大変難儀しました。スーベニアシートって日本語では小型シートの意味ですから。図のように切手を加貼しないと記念押印できないことを拙い英語で説明しても「WHAT?」な顔され続けました。よく怒られなかったものです。
 しかも大量に余ったためにかくも安易な加刷が何回も作られました。後に1991年の国際展準備の際、売上金の使途や不良在庫の実態が不明瞭であると相当揉めました。カタログ評価は安いけれど実際はそんなに目にする機会はないとのことなので、これも何かのご縁でしょうから完集を目指します。それでもこんなメンドくさいものは二度と作って欲しくないですね。

 もうひとつは電子郵便専用封筒への東京中央郵便局による私製加刷です。以前にも大阪中央の例(ここ)をご紹介しましたので、これが2局目になります。旧電子郵便500円切手の初日カバーを兼ねています。・・・と思いましたら全然違いました(笑)。収友が速攻で教えてくれました。
 本物の電子郵便専用封筒そっくりに真似て封筒丸ごとを独自にあつらえられた記念封筒だそうです。東京中央郵便局が独自に作成して配ったもので、そうなると公式模造のジャンルになります。似過ぎで怒られなかったのでしょうか?。かえってびっくりです!。

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July 02, 2017

新青森空港開港記念 青森中央郵便局の私製加刷

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 前年の昭和61年発行のふみの日切手帳に記念銘と開港日を赤文字で私製加刷したものです。内面には記念小型印の半印影も残存しています。たいへんよくできた加刷で加刷独特の押圧痕もほとんどなく、まるで最初から同時印刷されたかのようです。
 当時の事情をご存知の方がいらっしゃればぜひともお知らせ願いただきたいです。今はリニューアルされてすっかり様変わりしたようですが、この昭和62年の開港時の空港サインは私がデザインしました。思い入れがあるものですから特によろしくお願いいたします。

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July 13, 2015

電子郵便専用封筒への私製加刷

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 過去にも小型シートへの私製加刷をご紹介していますが、このたび電子郵便専用封筒への加刷例を入手しましたのでご紹介します。消印は大阪中央59.10.1。
 加刷銘の通り、電子郵便制度が全国に拡大したのを記念して作られた初日カバーの一種と理解できます。大阪中央郵便局が独自に調達したようですから、官製(オフィシャル)と私製(プライベート)の中間的な存在かと解釈できます。全国発売されたものではありませんので、ここでは私製加刷としておきます。他の局でも同様の加刷封筒があればぜひお知らせください。

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June 05, 2011

私製加刷

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 スタンプショウ周南'11にてまたしてもパインスタンプさんから購入したキワ物です。昭和46年に発行された昭和天皇皇后訪欧記念小型シートに「東海煙趣会7周年記念」「昭和49年12月」の銘と年月を私製加刷したものです。当時の記念煙草コレクターの会のようですが現存していないようで、今となっては詳細は不明です。それが流れ流れて郵趣家の通信に使われたのが25年後の平成11年(岐阜中央11.10.7)。プリントゴッコもまだ世に出てない時代なので真っ当に本格製版をして加刷しています。この手の悪意の感じられない私製加刷は、日本切手だけでも時折目にします。公式なものではないので一般的にはノーカウント。平たく言うと無視されています。ゴミ扱いですね。
 ここで言う「公式」とは、お役所が発行したものとは限りません。郵趣の場合,非常に厳しい線引きがありまして、当時の郵政当局が直接手掛けたもののみです。同じ官公庁でも郵政省でなければ一律に私製加刷の扱いになります。その代表例が下図です。

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 1949年発行のUPU75年小型シートに「日本南極觀測隊上陸記念」「1956〜57」の文字を私製加刷し、さらに縦52H×横92Wに小さく化粧裁ちしてあります。当時の日本学術振興会が作成したもので南極関連アイテムでは有名なカバーですけれども、しかし、これもまた私製加刷に属します。ですので切手カタログにも採録はありません。
 日本郵便自体が民営化してしまったので、以前ほどは官民の区別が重要な意味を持たなくなったとは思います。しかし、悪意がなくとも一種の変造品でもあるので、分類は厳しくしておいた方がむしろわかりやすいのですね。このカバーも、無理に集める必要のないものでいいと思います。それでも極地郵趣の方,ペンギン関係の方など、お好きな方は自己判断・責任でお願いします。
 今後,加刷に限らず、往時の官民区分のような明確な境界線が引きにくくなっていくと思われます。その時の判断材料にするためにも自分はこれらグレーゾーンの品々も気をつけるようにしているのです。

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