お知らせ

August 17, 2018

刊行案内「私の『会報投稿文』集」

 行徳国宏さんから表題の刊行案内書をいただきました。”簡易郵便局制度の創設” ”外国宛録音郵便物の取扱開始” ”郵便局における電気通信業務の取扱い”など、見出しを見ただけでたいへん興味深い記事がぎっしりです。ぜひお買い求めください。

頒価1,900円+〒300円
郵便振替 00120-2-408075 行徳国宏

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August 16, 2018

ワールド・スタンプ・ナウ 第159回

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 公益財団法人日本郵趣協会の会報・月刊「郵趣」誌9月号が無事に校了しましたので恒例のチラ見せです。今月号はレンティキュラー印刷の小型シートが2種も掲載です。以前は1種だけでも大ニュースだったものが今では当たり前。しかもカメラを使った光学的な製造方法から、IT技術を使ったデジタル製法に進化したことにより、中国香港の「包括的なコミュニケーション」S/Sでは、1枚の切手になんと8アクションもの画像が収められています。
 さらに香り付き切手ではいくつかの世界初登場もありますし、さすがのフランス切手は華麗で豪華な小型シート2種もご紹介しています。どうぞご期待ください。

 なお、今回は大沢秀雄さん、伊藤文久さんのご協力をいただいたほか、7月の西日本豪雨のお見舞いもたくさん頂戴いたしました。特に厚く御礼申し上げます。


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August 15, 2018

【重大な警告】マスキングテープは使用禁止

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 ぽすくまのマスキングテープで封〆された郵便が届きました。きれいに剥がそうと思ったのですが無理でした。発信者にお聞きしましたところ、2013年(H25)2月1日に発行された春のグリーティング切手と同時に発売されたマステだとのこと。念のためにググりましたら発売当初の評判ではむしろ粘着が弱過ぎると述べられています。これは一体どうしたことでしょうか。

 長らくサイン・看板業界にいたので接着剤関係も多少知識があります。看板材料のカッティングシート類なら最初弱粘着で、貼付後にじょじょに強粘着に変化する性質の糊もあります。熟練の職人さんが減ったので何度でも貼り直し作業ができるようにと開発されたものです。
 業務用のマステに至っては、それはもう延べで数キロメートル分は使いました。黄色いのが弱粘着のオールマイティー用、青いのがコンクリート壁のような凹凸のある不陸(ふりく)面用の強粘着といった種類があることも熟知しています。しかしながら趣味用のマステについては性能表がないので安全性がまったくわかりません。
 そもそも、マステは仮貼り用なので長期使用・保存には向いていません。以前から郵趣用にはマステを使わない方がいいと訴えてきましたが、わずか5年でこうも変化するのであれば想像以上に事態は深刻です。上記の業務用カッティングシートとは異なり、弱粘着から強粘着に変化する必要があるとは考えられませんので、必然的に糊成分の劣化が疑われます。その場限りのお楽しみならともかく、郵趣品として楽しみ、長く保存するものであるならマステは使うべきではありません。

 24時間365日除湿の切手室を作りましたので、これまでに届いたマステ貼り郵便物もそこで長期保存して観察しています。私の寿命があるなら30年後に結果をご報告いたします。しかし、それまで待っていられない方は即刻使用を中止してください。


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August 01, 2018

ジ・アウトレット広島内郵便局オープン

 難しい話は一切ありません。去る7月30日にオープンした、郵便局キャラクター「ぽすくま」の世界観をイメージした全国初の郵便局、その消印記録集です。

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July 31, 2018

かんぽの宿キャラクターゆのぽん

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 今夕、せっかくかんぽの宿湯田に行ったので「ゆのぽん」リサーチをして来ました。ゆのぽんとは「かんぽの宿からにっぽんを歩こう」プロジェクトのCM動画に合わせて制定されたかんぽの宿キャラクターです。私の知る限りでは2018年4月20日付発行の「郵政」2018MAY号で初登場です。今年が制定初年度なので各地のかんぽの宿のチラシ、ポスターをチェックしています。湯田に置いてあったのは主に西日本地区それもごく一部でした。扱いの大小に関わらずゆのぽんが登場していたのは・・・

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<全国版:2種>
・夏楽フェア
・秋に泊まって冬にもいこ〜よ旅々キャンペーン

<各施設名入り:10ヶ所・12種>
 かんぽの宿彦根、鳥羽、竹原、湯田、徳島(2種)、伊野(2種)、北九州、柳川、別府、日南

<ゆのぽんなし:5ヶ所・3種>
 福島・茨城のかんぽの宿(いわき・大洗・潮来)、彦根、日田

 かんぽの宿は全国で50ヶ所もあります。上記はほんのごく一部です。初年度の今年だけでもゆのぽんの登場媒体をできる限り集めて記録に残しておきたいです。東北・北海道をはじめとする東日本地域の”ゆのぽんが登場しているチラシ・ポスター”などがありましたらどうぞお恵みください。採集場所と日付もわかればご教示ください。よろしくお願いいたします。

[追記]この8月1日から始まる「ゆるキャラグランプリ2018」にエントリー予定だそうです。応援しましょう!

※参照:https://www.kanponoyado.japanpost.jp/movie/cm-gallery/index.html


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July 23, 2018

スタンプレス・カバー&カードは私にください

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 切手が貼られていない郵便物のことをスタンプレスカバー(封筒)、同カード(はがき)と呼びます。切手収集家というくらいですから、切手も消印もない郵便物はたいてい嫌われものです。一瞥もされずに捨てられることが多いです。その気持ちはわかります。見た目の華がないので魅力的ではありません。

 ですが、切手を貼った郵便物が全郵便物量の1パーセント以下にまで激減してしまった今、スタンプレスを無視していてはリアルな郵便環境を理解しているとは思えません。と何度も訴えていますが、これがまあ見事に賛同者が現れません(笑)。なので、ご不要のスタンプレスがあったらぜんぶ私にください。特に役所絡みの行政郵便物は大事に集めています。

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 ここにお示ししました圧着はがきは、そんな収集支援者さんからいただいたものです。私有地に電柱を建てることを認めると、電力会社さんから電柱敷地料が支払われます。本柱だと1,500円/年、支線だと260円/年なんですね。噂には聞いたことがありましたけど、本当にこうやって振り込まれるんですねえ。こうした”暮らしと郵便”も広義の郵趣の対象範囲だと思います。

 元請けさんが消費税を払ってくれなくて困ってないかの調査。65歳以上になったら肺炎予防ワクチンを1回無料で接種してもらえる。申請すれば学生ということで国民年金の支払いを猶予される。原発の近くに住んでいると協力金の名目で毎年一定の金額が支払われる。子育て支援予算を組んでいる自治体が多いので実際に申し込んだら許可された・・・色々あります。面白がっているのは本当に私だけなんでしょうか?。


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July 21, 2018

IR法成立

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 2018年7月20日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法が可決、成立しました。

 まずは誘致活動をしている各自治体の行政郵便物が収集のターゲットになります。おそらく郵便を使ったパブリック・コメントの募集が行われるでしょう。そして、やるとなればカジノ等が建設されるにあたって、おこぼれをあてこんだホテルなどのオープンを知らせるタウンメール、客を奪われて閉店を余儀なくされるであろう近隣のパチンコ・スロット店あるいは出店企業自身の発受信郵便物など注意深く収集を心がけたいです。日本初のことですから郵便資料の収集は抜かりなく取り組みたいものです。当該地区にお住いの郵趣家の皆さん、5年以上にわたって取り組むに値するテーマです。百年に一度のチャンスですよ!。

 最も期待しているのは施設内に郵便局(簡易局?)が置かれるかもしれないこと。少なくともATMくらいは設置されるのではないでしょうか?。フレーム切手の発行もあるかもしれません。反対運度に目を奪われて郵趣家の本懐をお忘れなきように。


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July 20, 2018

毛利敬親展に行ってきました

2018072007 ゆっくり見たかったのでド平日の7月17日(火)に山口県立美術館に行ってきました。みどころはたくさんありましたけれど、まずは郵趣家としての視点からエドワルド・キヨッソーネの肖像画に注目です。
 ポスターにも大きく描かれている敬親公の肖像画、これこそがキヨッソーネの作品です。慶応2年(1866)12月、三田尻(防府の旧称)停泊中の英国戦艦上で撮影した写真をモデルにコンテで描かれたものです。敬親公48歳の姿で毛利家伝来品、山口県立山口博物館蔵。キヨッソーネは教科書にも載っている西郷隆盛像なども手がけていますのでどなたも一度は作品を目にしておられすはずです。その他に吉川経幹像、敬親公の跡を継いだ毛利元徳像も展示されていました。
 ご存知の通りキヨッソーネはもともとは凹版彫刻技師であり銅版画家です。ビュランで彫り込んで画面を構成する凹版ならではの表現方法とは全く違います。依頼されればまったく面識がない人でも写真を元に肖像画を描いたとのことで、敬親公の肖像画も同様であったろうと思います。

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 キヨッソーネの指導によって初めて西欧先進国と同等レベルまで水準が向上した小判切手。全国切手展JAPEX’01の際に作られた「小判切手とキヨッソーネ」記念カードの図案もご覧いただきます(財務省印刷局製造、財団法人印刷朝陽会発行)。求められる職能の違い、画力の確かさを感じ取っていただければ幸いです。

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 郵趣的関心事以外では「木戸孝允書簡 坂本龍馬宛(坂本龍馬裏書)」が一番の目的でした。冒頭のポスターは2つ折りになっていまして、それを開くと一番下に図版が掲載されています(赤矢印部分)。

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 疑い深い性格だった木戸孝允さん、薩長同盟の内容を書面にまとめて坂本龍馬に送り、証明の裏書きを依頼したものです。裏書き部分だけが見られるように展示してありましたけれど、実際は図録集に採録されているようにたいへん長いものです。龍馬は朱でこのように記しています。

 表に御記被成候六條ハ、小西(小松帯刀・西郷隆盛)両氏及老兄(木戸)龍等も御同席ニて談論セし所ニて、毛も相違無之候、後来といへとも決して変候事無之ハ、神明の知る所ニ御座候
 丙寅 二月五日 坂本 龍

 今まで実物を見たことがありませんでした。それもそのはず、宮内庁書陵部蔵です。今回を逃したら次はいつになるかわからないと思いました。これだけのためにもう一度くらい参観したいと思います。

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 おしまいに前売券と占い籤(会場出たところに自由にお取りください状態で置いてあったもの)にそれぞれ山口中央郵便局の消印を押してもらって帰宅しました。図録集も購入したことですし、私だけが個人的に楽しむ範囲でオリジナルのマキシマムカードを作って再訪しようかと考えているところです。

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参照:激動の幕末 長州藩主 毛利敬親


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第13回 斎藤吾朗個展

2018072001斎藤吾朗先生じきじきに個展のご案内を頂戴いたしました。お近くの方はぜひお運びください。

(以下、案内状より)

第13回 斎藤吾朗個展
2018年8月10日(金)〜19日(日)

※8月15日(水)は営業

◎会場=松鶴園2F 美空間 松遊
◎展示期間=10:00am〜5:30pm
(最終日は4時まで)

本個展では、西尾市一色町出身のワイン王、三河鉄道社長でもあった神谷傳兵衛さんの一代記を描いた大作を郷里で初めて展示します。
駐車場も広くなりましたのでお誘い合わせの上ご高覧ください。

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July 17, 2018

郵趣家は死んで郵趣品を残す

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 郷土の郵趣研究の一環で消印収集をしていることは以前にも述べました。と同時に郷土で活躍した郵趣家のこともきちんと記録を残していく必要性があると考えます。その一例として藤本敏一さんのことを取り上げます。

 アメリカから里帰りされたとおぼしき風景2銭切手5枚バラ貼りのカバーです。消印は山口・小郡 (昭)11.10.12で特に珍しいものではありません。ところが裏面の封緘シールに藤本金物店とあるではないですか。我が椙山家が所有していた玄米保存用の大きなブリキ樽は、かつて祖父が同店に特注して作ってもらったものでした。そして現当主の藤本信夫さんは私のfacebookの先生です。私同様、藤本さんからfacebookの初歩を教わった生徒さんは多いことでしょう。
 一般公開の前にこの里帰りカバーを藤本さんに見ていただきました。すると思いがけないあれこれをご教授いただくことになりました。差出人の藤本敏一さんは信夫さんの大叔父に当たる方だそうです。文通を通して全世界の切手を集めていた切手収集家でもあったとのこと。昭和11年で全世界対象とはまず間違いなくトップコレクターの一員であられたことでしょう。いずれ上京した折に切手の博物館の図書館で当時の郵趣会会員名簿を確認したいと思います。藤本敏一さんのお名前もきっと見つけることができると思います。

2018071702 物語はまだ続きます。当時、藤本金物店はたいへん繁盛しており、其中庵を結んでいた種田山頭火と交友があったそうです。山口市立小郡文化資料館が発行した「其中庵時代の山頭火」にも往時の模様が記されています。


『小郡の老舗である藤本金物店では、山頭火が行乞帰りにふらりと立ち寄って、藤本家の赤ん坊(後の四代目・藤本久夫氏)を抱いてあやしながら酒を飲んでいたという。俳句好きの二代目・藤本敏一氏が、山頭火によく酒を飲ませていたそうで・・・(後略)』


 そんなご縁があったことから信夫さん自らが「山頭火没後70年記念」フレーム切手(2010)の発行を働きかけたのだとも。過去の事績がこうして現代に繋がりました!。

2018071703 ただし、まだひとつだけわからない事柄があります。宛先のTHE INTERNATIONAL LEGIONという団体(?)についてです。ネットでググっても判然としません。事前に宛名ラベル用紙が送付され、それを使っているところから、敏一さんご自身もこの団体のメンバーであったことが察せられます。裏面に押されているU.S.C.E.19861というのは敏一さんの会員番号と解すれば自然に思えます。この点については引き続き調査をしたいと思います。

 我が山口県にもこうして戦前から偉大な切手収集家がいたことがわかりました。虎は死んで皮を残し、人は死んで名を残します。郵趣家はさらにその名とともに郵趣品も残します。藤本さんにとどまらず郷土山口県で活躍した、あるいは県出身の郵趣家に関する郵趣品とその人となりを収集・記録していきたいと思います。どうぞご協力ください。

 おしまいになりましたが、冒頭の実逓カバーについてモザイク処理等一切の制限なく全面公開を快諾していただいた藤本金物店現当主の藤本信夫さんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

参照:藤本金物店


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