郵便を出そう

November 11, 2018

レターパックでお酒を送る

 宮崎県の久米田ひとみさんが焼酎「木挽」2本を送ってくださった時のレターパックプラスです。太鼓腹状態で送られてきたものですからどうしてもベコベコになります。しかし、このダメージ状態であればこその実逓便たるリアルです。そう、このガワ(レターパックプラスの特定封筒のこと)も収集対象です。

2018111101

 品名の2文字部分に丸チェックがあるので窓口差出時に内容物の確認がなされたという意味を表しています。宮崎県から山口県までは航空路線がないため当然ながら陸路輸送です。ということで、なんら問題はありません。検索結果(追跡記録)と酒類の解説ページをプリントアウトして封筒内に納めて保存します。データベースにも登録し、必要な時に瞬時にピックアップできる体制にしておきます。

 酒類も郵送するにあたってきちんとした決まりがあります。24度以下ならゆうパック、郵便物、ゆうメール、ゆうパケットいずれも制限なしです。ところが24度以上等の各種規程を超えると航空輸送できないなどの制限が加わります。そうした細かい区分も記録・収集しておくのも郵趣研究の範囲内だと考えます。航空輸送される区間であっても24度未満と以上の取り扱いの違いなど、コレクターとしては、外見上は同じに見えてもコンテンツの違いを収集・把握しておきたいものです。
 来週末のJAPEX2018に行けば、全国から収友が集まっていることだし、例えば東北・北海道の友人にお酒を送ってもらうようにお願いすることも可能です。お礼に獺祭をお送りすればそんな悪い交換条件でもないでしょう(笑)。
 これも冗談とばかりも言い切れません。日本郵便に限らず、どの輸送会社さんも航空輸送の詳細は非公開が原則だからです。理由は簡単でテロの標的にされてはいけないから。実逓便で運用の実際を確認することは決して無意味ではありません。ただの酒好きの言い訳じゃないですよ(笑)。

 旅行の際に各地のお酒を買って郵送するのは郵趣&遊酒的に意義あることです。なお、久米田さんに送っていただいた「木挽」のように、プラスチックボトルは割れにくいので最適の史料と言えます。

参考:ゆうパックでお酒は送れますか?


| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 10, 2018

自治体製オリジナル年賀はがき

2018101001 山口県や県下各自治体では、明治維新150年を盛り上げるためにここ数年、独自の絵入り年賀はがき(オリジナル年賀はがき)を発売していました。年賀はがきに絵柄等を独自に加刷したものです。販売も県庁やその出先機関、市町村役場のみで郵便局窓口での取り扱いはありませんでした。いわば一種の私製加刷ではあるのですが、絵柄が入って売価は額面通りの52円(当時)だったのでたいへんありがたい存在でした。
 平成31年用について電話で問い合わせましたところ、山口県と山口市は予定なし、萩市は例年通り発売の予定とのことでした。予定外発行がない限り、私は萩市オリジナル年賀はがきでお出ししようと思っています。
(図は平成30年用の山口県版オリジナル年賀はがき)


| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 03, 2018

ローソンさんで3cm厚計測ゲージ配付

2018090301

 9月1日からローソン店頭でのe発送サービス受付時の郵便物寸法の計測作業が取りやめになりました。レジ作業をたいへん圧迫していたからだそうで、以後は担当郵便局が行うことになり、取扱可能サイズを超えた場合は郵便局から返送されます。
 いちばん多いのがゆうパケットの”厚さ3cm以内”の制限オーバーです。私自身もレターパックライトでやらかしたことがあります。厚さって意外に見落としてしまうんですよね。この3cm制限を事前にクリアするため、ローソンさんは各店舗で図の計測ゲージの無料配布も9月1日から開始されました。差出郵便物量が多い方はお早めにもらっておいてください。便利ですよ。
 なお、いただけるのはローソンさんのみです。郵便局にはありませんのでお間違えないように。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 16, 2018

手ぶら観光サービスの「配送」利用を

2018071601

 日本郵政さんの「株主通信」(20170401〜20180331)より抜粋しました。20171201から京都中央郵便局で始まった「手ぶら観光サービス」のうち、特に「配送」サービスを支援しましょう。

 業界紙の通信文化新報の6月18日配信号によると、サービス開始半年の実績は一時預かりは1日平均10個(土日は40〜50個)の利用があるものの、宿泊先への配送サービスの利用はほとんどない、と厳しい指摘が記されています。料金設定や配送先の少なさ等、苦戦を強いられている要因はありますが、予期せぬ不運も重なったようです。それは20180219の京都郵便局(地域区分郵便局)の開局です。これにより、京都中央郵便局から各配達局への直行便がなくなってしまいました。このままでは配送サービスのみ中止になってしまいます。ここでコケたら全国展開が阻まれてしまいかねません。

 折しもゆうパック自体の制度改革とそれに伴う送票の仕様変更が進んでいます。時期によっては将来レアアイテムになる事例も考えられます。郵趣家はこういう時こそ協力しなくてはいけません。京都旅行に行かれる際はぜひ京都中央郵便局の手ぶら観光サービスの「配送」をご利用ください。その送票は捨てずに大事に残してください。

参照:京都中央郵便局で手ぶら観光サービス始まる


| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 12, 2018

翠麗の現金書留便作りました

2018051202

 喪中はがきを受け取った際のお返しとして利用される”お線香たより「翠麗」(すいれい)”をご存知ですか?。郵便局の窓口脇に置かれているのを見たことがあるはずです。とはいえ、私もまた昨年、父が亡くなるまではまったく気にもとめていませんでした。当事者となって初めて気が付いたというのが本当のところです。

 翠麗は日本郵便さんと日本香堂さんとのコラボ商品です。お線香とお悔やみカード、包み箱それに郵送箱がセットになってひとつ1,080円(税込)。これに定形外郵便料金250円分の切手を貼って差し出します。このたび、あらためてその歴史をまとめましたところ、郵趣的にもたいへん興味深い対象であることがわかりました。

2018051203・発売開始は2013(平15)年10月1日。
 これが最初の第1次になります。
・縦寸法を5cm長くした改良版を2014(平16)年10月14日に発行。
 これが第2次になります。現行製品です。お線香と一緒に御霊前袋・御仏前袋を同封したいという、言われてみればごもっともな要望を受けての改良でした。

 本件をまたしてもfacebook上で各位にご教示を願いましたところ、たいへん有意義なことがらが判明しました。
 第2次発売とともに第1次は発売中止。一定期間、3割引で職員限定で販売されたのち、残りはすべて回収された。お尋ねした現役局員さんどなたもが年に2〜3回は扱った、しかも、御霊前袋・御仏前袋を同封しての”現金書留封筒を使わない現金書留便”として扱ったご経験があるとのことでした。なにより局員さんご自身が利用していますよ、とのこと。いやあ、すっかり盲点でした。整理すると以下の3点が収集ポイントになると思います。

(1)第1次は未使用・使用済を問わず明らかに稀少。
(2)現金封筒を使わない現金書留便の最適な使用例のひとつ。
(3)定形外250円、現金書留680円、いずれの料金も適正1枚貼りになる切手がない。

 最難関は第1次製品の入手だと思います。わずか1年間プラスαしか販売期間がなかったのですから、現存している絶対数が少ないと思われます。
 そして来週末に亡父の一周忌法要を控えていることから、自分あてに(2)を作りました。ふつうの定形外250円料金の非郵趣家使用例はすでに入手しているので、どうせ作るなら現金書留でしょう。そして予想していたことながらいろいろありました。

2018051204 「香典を一緒に送りたい」と申し出ましたら窓口職員さん「現金は送れません」と。これが第一関門でした。しかし、横で見ていた局長さんらしき方がすぐに訂正してくださいました(お見事です!)。現金書留封筒でなくても現金を送ることはできるのです。
 現金書留用のバーコードラベルを貼り、開封口のところに割印を求められました。事前に教わっていたのは白いシールがあり、それを封締め貼りした上で割印(もしくはサイン)のはず。これが第二関門でした。念押ししましたがやはりシールはないし、現金書留封筒用の封緘紙もとっくに廃止されたんですよとのこと。揉めるために差し出しているわけではないので、ここは仰せに従ってサインをしました。その上から透明の荷造りテープを貼られました。
 また「現金書留」のハンコはないので手書き表記になりました。現金書留封筒を使うのがデフォルトなのですからなくて当たり前ですね。
 最後、黙って見ていましたら、適正1枚貼りになる切手が存在しませんので窓口料金証紙(メータースタンプ)を貼られました。これが最も自然な取り扱いだと思います。切手貼りにこだわる積極的で合理的な根拠は見い出せません。

 今朝、自宅に配達されました。箱のままでは保存に差し支えるため冒頭図のようにフロントのみに切り抜きました。ただし、封緘の方法に疑義が残るため、その部分はあえて残し、収納時は折り畳んでおくことにしました。興味のある方はぜひチャレンジなさってください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 28, 2018

今年のかもめ~るのテーマは”クジラ”

2018042801 6月1日(月)から販売開始される今年の暑中見舞はがき・かもめ~るのテーマは”クジラ”です。捕鯨文化を持つわが山口県、もちろんクジラを描く風景印があります。

 かつて捕鯨で栄えた長門市青海島の通(かよい)地区にある通郵便局さんです。近くにはくじら資料館もあります。島の小さな郵便局です、少しでもかもめ~るを買ってあげましょう。そして風景印を押して送りましょう。受け取った方もきっと喜んでくださることと思います。

 図は以前くじら資料館に行った際、同局にも立ち寄って風景印を押してもらった郵趣記念品です。詳細は兄弟ブログのLocal stampsを参照ください(ここをクリック)。

2018042802

 なお、同じく長門市油谷の川尻郵便局さんでも捕鯨記念・鯨鱗之霊碑を描く風景印を使用しています。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 22, 2018

風景印の積極PR施策

 新聞報道がありましたので当ブログでもご説明します。お手紙愛好家さんを中心に着実にファンを増やしている風景印、それをしっかりPRしていこうということになりました。風景印配備局では図案を大きくコピーしたPRポップを作成し、4月2日以降すみやかに局内掲出するようにとの指示が出ました。さらに風景印スタンプラリーもできるだけすみやかに実施するようにとも謳われています。たいへん良いことだと思います。

2018032201 実は山口県では昭和60年代にはすでに図のようなしっかりした”風景印ありますサイン”が局内外に設置されていました。ステンレス板に焼付塗装だと思いますが、かなりお金がかかっているクオリティーの高いもので、設置後30年以上経過しているにも関わらずほとんど劣化していません。私が確認しただけでも鋳銭司、絵堂、萩松陰神社前、秋吉、防府宮市、防府佐野、長門、俵山の8局あります。かつてはもっと多かったに違いありません。地元山口県の自慢です。
 防府佐野局では2015年9月に局長さん直々にご証言をいただきました。当局に赴任されたのが昭和63年で、その時にはこのサインはすでにあったそうです。近隣の局の中で局長さんご自身がいちばん年長で、一連の”風景印ありますサイン”設置のいきさつを記憶している現役局員さん(局長さん)はもういないだろうとのことでした。愛着があるので今もこうして掲げているのだとお話くださいました。

 いまのところPR指示があったのは東京支社さんだけとのこと。新たな予算措置が要らず、既にあるリソースを有効活用したたいへん良い施策だと思います。ぜひとも全国的に拡大していって欲しいものです。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 13, 2018

ふだん手紙を書かない人が年賀状を出すわけがありません

2018031301

 この当たり前のことを忘れがちです。むしろ意識的に目をそらしている風さえ感じられます。

 「日本郵便は物流会社として生まれ変わる。個人客は相手にできないし、しない。」という経営判断があるとしたらそれもまた良いでしょう。ただし、年賀状での収益はすっぱり諦めるべきです。そこを割り切れないことこそが問題なのです。矛盾したことで悩んでも解決策は出ませんし無意味です。
 ですから、今すぐ効果が出ないものではあっても、お手紙教室、絵手紙、文通そしてもちろん郵趣も含めて、子供だけではなく大人の個人が主体となる多角的な郵便振興施策を講じない限り年賀状の復権はありえません。

 手紙文化の継承と発展で見落としている大きな問題があります。手紙を書き送るという行為自体はたいへん非効率なものです。非効率な行動様式を生活の中に組み込むこととはつまり、今もっとも注目を集めているライフ・ワーク・バランスのことであり、働き方改革そのものであることを認識する必要があります。一体どういうことかわかりますか?
 私のように、かつて毎月の残業が100時間を超え、給料袋が立っていたバブル経済時代を経験した人ならピンと来るはずです。仕事に追われているような生活では当然効率優先になり、手紙ではなくSNS、電子メール、LINE、電話になるのは必然です。まずライフスタイルに対する意識から変えていく必要があることを見落としてはいませんか。

 一日の終わりに誰かに向けてはがき一枚でいいから手紙を書きましょう。毎日欠かさず、そして仕事のことはできるだけ触れない。それを半年、一年と続けているうちに少しずつ考えが変わってきます。送る相手がいなければ自分宛に書き送ればいいのです。働き方改革とは、単に制度や賃金のことではありません。生きていく自分なりの価値観の発見です。仕事人間で定年退職後は何もすることがない、そんな人生がお望みの方に郵便文化は不要です。

 手紙を書く習慣があると思考が深まり考え方も変わってきます。手紙を通して効率では得られない価値感、幸福感を知ることができます。非効率だけれども意味あるもの、その代表が年賀状だとようやく知るのです。ふだん手紙を書かない人が年賀状を出すわけがないのです。

手紙を書こう!プロジェクト


| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 08, 2018

鮫ヶ浦水曜日郵便局から水曜日のお手紙が届きました

2018030802

 石巻郵便局、3月6日付の小型印付きの専用封筒で、私にとっては初めての”水曜日のお手紙”が送られて来ました。わざわざ専用のフレーム切手を貼ってあるなど、これは想像以上に経費がかかっています。関係各位のご尽力に敬服いたします。
 送ってくださった”誰かの水曜日のお手紙”は2017年12月20日付でした。鮫ヶ浦水曜日郵便局が開局したのが12月6日ですので開局月内の最初期例です。貴重な史料として大切にいたします。
 私は入会時に規定の会費を納めたのとは別に、定額小為替千円券1枚を同封して”水曜日の手紙”を送りました。これからも何回か送りたいと思っていますが、そのつど気持ちだけの額を添えておこうと思います。皆様もどうぞご支援ください。

■参照:鮫ヶ浦水曜日郵便局公式ホームページ

▼添え状です
2018030803

▼Just like todayさん(北海道/13歳)の”水曜日のお手紙”
2018030804


| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 01, 2018

余寒見舞はがき、リカバリーでアップグレードしましょう

2018030101

2018030102 昨日、余寒見舞はがきを投函しました。確認用に自分宛にも送っておいたところ、何通かは料額印面が消印もれでした。すぐに配達担当の小郡郵便局に出向き、消印もれ消印(抹消印)でリカバリーして完成させました。

 消印もれ消印の図を書いたメモを添え、オリンピックの記念にしたいのでと情にも訴えかけて(笑)無事に出来上がりました。

 地域区分郵便局の山口郵便局の手押印と各配達局の消印もれ消印という組み合わせは一興かと思います。運悪く消印もれで届いた方は逆にこの方法でアップグレードなさってください。


| | Comments (2) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

AR拡張現実 | IT技術の活用 | Pスタンプ・フレーム切手等 | お気楽話 | お知らせ | お笑い郵趣 | くっだらねー話 | なんでも郵趣品化運動 | まいうー | ゆうペーン・切手帳 | エラー | エンボス・デボス | グッド・デザイン切手 | サッカーW杯 | シルク切手 | ジャポニカ | ゾロ目・連番 | デコーダー | デジタルコード | トピックス | ナンバーワン | ハマってます! | ビニール製切手 | ホログラム | マイクロ印刷 | マンガ切手 | レアな国々 | レフティ(左利き、サウスポー) | 三角切手 | 事故郵便 | 他人の空似切手 | 似てない肖像切手 | 偏光視覚切手 | 偽造・模造 | 六角形切手 | 共通切手・同居型シート | 円形切手 | 円盤切手 | 初日カバー・記念カバー | 同姓同名 | 図案ミス | 墨汁一滴(日常之徒然) | 変り種切手 | 変則目打 | 変形シート | 変形郵便 | 外国製日本切手 | 多数・多種貼り | 実在しない虹切手 | 山口県 | 暮らしと郵便 | 未発行・販売中止 | 権利・差別 | 永久保証 | 永久図案 | 災害郵趣 | 無額面 | 特殊印刷 | 特殊詐欺対策 | 現代史 | 環境郵趣 | 異物混入・添付 | 盛り上げ印刷 | 監獄郵趣 | 直筆サイン入り | 示温インク | 私製加刷 | 私設郵便 | 穴開き切手 | 立体・3D切手 | 箔押し切手 | 表面コーティング(ニス塗り) | 証示印 | 誕生日 | 誤送 | 輸送手段 | 連続・分割図案 | 郵便を出そう | 郵便印 | 郵政民営化 | 郵趣イベント | 郵趣文献 | 金箔切手 | 香り付き | 鹿児島県