皆さんのお手許にも届いていると思います。私一人で10ページも誌面を使わせていただきました。さらに巻頭カラー特集「メールアートを知っていますか?」について、山田廉一理事長が巻頭言で触れてもいただきました。日本郵趣協会に加入して47年、確実に生涯で最初で最後の出来事だと思います。

メールアートの記事に関しては、山田理事長じきじきに掲載の機会を与えていただいたものです。私自身が長年職業デザイナーでしたので、郵趣にはアートの要素があることは若い頃から気がついていました。それで今回はPhilatelist (郵趣家) の椙山哲太郎ではなく、Mail & Postal Artistの槇陶岳 (まき・とうがく) として巻頭カラー6ページを執筆させていただきました。
メールアートは新しい芸術活動なので、本来なら現代アートのスタディがないと理解できない部分が多いです。しかし、せっかく郵便規則や消印そして使用例に関する豊富な知識を持つフィラテリストがまったく無関係のままでいるのはたいへんにもったいないことです。まずはその初歩的な入門編という意味で、なるべく平易な言葉を使い、具体的な例をご紹介することに努めました。

これに偶然が重なりました。担当連載記事のWORLD STAMP NOWがちょうど200回を迎えたのです。これがカラー見開き2ページ。

連載200回記念のインタビュー記事も昨年のうちに計画されていまして、これもモノクロ見開き2ページ、トータル10ページです。なんかすんません(笑)

[本気で遊ぶおじさん]
ところがお話はこれで終わりではないのです。古くからのお友だちの若林正浩さんが、連載100回の時と同じくお祝いと称してネタにして遊ぼうという企画を秘密裏に進めてらしたのです。フレーム切手を作るから顔写真を使って良いかとの問い合わせがあり、”面白ければなんでもアリ”と宣言している以上、断る理由がありません。好きにしてくださいとご返事した結果がこれです。本当に63円と84円の2種のフレーム切手が届きました。デザインは私の横顔と”めざせ300回”のコピー入りです。マジか?、マジです!。
お遊びはまだ続きます。連載200回にちなんで埴輪の兵士200円普通切手をもじったシールまで作られました。画像ではわかりにくいかと思いますが、埴輪の顔の一部が私の顔になっています。
フレーム切手と同じデザインのシールも作られ、記念印を模したハンコまでプリントされています。その2種の銘版は”椙山極道印刷製造”。自ら”郵趣極道”と言いふらしているので否定できません。
さらにさらに、こんな50面シールまで届きました。3月号の表紙が2枚、横顔のカラートライアル(笑)が8種の横10連刷×5組です。しかもフィラテリストしかわからない単線目打仕様です。一体何考えてるんでしょうか?(笑)。
なお、シールはいずれも目打は印刷で、簡単に切り離せるようにダイカットが入っています。まさか手切りですか???
さらにさらにさらに、これらシールを58人に送り、メールアートの記事を参考にして私宛に作品を送れと指示されたとか。私も今すぐにそれ専用のコレクションファイルを1冊あつらえることにしました。いずれ近いうちに届いた”作品”をアルバムリーフ作品に仕立ててご覧いただく機会を作ろうと思います。おじさんが本気で遊ぶとここまでやるという実例です。
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