共通切手・同居型シート

November 04, 2014

コンドミニアム切手

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 聞きなれない言葉だと思います。バンジージャンプで有名な現バヌアツが1980年に独立するまで、当該地域はニューヘブリデス諸島と呼ばれ、イギリスとフランスの共同統治領でした。切手印面には両国の紋章が入り、同一図案ながら英語表記と仏語表記の切手をそれぞれ別に発行していました。印面には英側が「NEW HEBRIDES CONDOMINIUM」、仏側が「CONDOMINIUM DES NOUVELLES-HEBRIDES」と表示していたことからコンドミニアム切手と言うのですが、非常に特異な例なので一般には知られていないと思います。現在も共同統治制が行われているのはフランス領アンドラとスペイン領アンドラ公国だけではないかと思います。
 その両者が同じシート上に収まったのが上図のローランド・ヒル死去100年記念小型シートです。日本で言えば都道府県が異なるふるさと切手が並んだだけのようなものではありますが、広義の同居型小型シートの一種と見なせると思います。

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July 28, 2014

シャンプランの東海岸調査400年記念小型シート

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 サミュエル・ド・シャンプランが1604年に行った東海岸調査から400年になるのを記念してアメリカとカナダで記念切手が共同発行されました(2006.05.28)。両国の切手が同じシート上に並ぶ、いわゆる同居型小型シートも両国から発行されました。図版はそのアメリカ側発行券です。シート地左下にバーコードがあるのがカナダ、ないのがアメリカと区別がつきます。なお、国際切手展ワシントン2006記念も兼ねています。
 アメリカ初の同居型小型シートであるにも関わらず、図案が地味なせいかあまり脚光をあびることもありませんでした。発行当時の輸入一般価格は500円、それが今月のスタマガネットでは大特価の270円でしたので別件のついでに購入しました。肝心の別件の方が品切れというオチ付きでしたが(笑)。まだ在庫があるようですから初物や変り種切手に興味のある方はお早めにどうぞ。

▼スタマガネット当該ページ
 http://www.yushu.co.jp/shop/g/g558325/

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April 28, 2014

第10回FSC例会御礼

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 スタンプショウ2014で開催しました切手の集い「第10回ファンタスティック・スタンプクラブ(FSC)例会」が大盛会でした。変り種切手コレクション、ご自分が原画を描いた小型印を押印しての郵趣品作り、旅と風景印の楽しいコラボ、切手デザイナー中丸ひとみさんの作品をテーマにしたコレクション、海底探査船カバーなどなど、およそ何でもアリの歓声が絶えない楽しい集まりでした。参加者数もこれまでで最も多い27名に達し、この人数は同展で行われた切手の集いの中でも最多数であったことでしょう。
 これからも機会を作ってはオフ会を開催したいと思います。ここに参加者の皆さんのお名前を記録掲載し、ご報告と御礼とさせて頂きます。(記帳順・敬称略)

谷之口勇・木村正裕・木村和生・佐藤知子・大沢秀雄・滝沢順・切敷博司・岩下賢一郎・荒牧裕一・椙山哲太郎・谷田部勝浩・石堀由麻・赤須秋王・樋口豊・柴田公子・井上潔・嘉藤雅子・嶋根浩・安部浩司・富澤昇吉・奥井富雄・山内和彦・馬場千枝・宇野淑江・片山俊・三大慎二郎・安田芳治

(図版解説)
 時間が足りないほどの盛会だったために発表を控えたアイテムのひとつ。同じひとつの小型シートの中にユーゴスラビアとルーマニアの切手が2種ずつ含まれている代表的な同居型小型シートの「ドナウ川水力発電所(1965)」全貼りカバー。旧ユーゴスラビア(現クロアチア)のザグレブから旧西ドイツ(現ドイツ)のデュッセルドルフ宛書留便。ルーマニア側での使用例は既に所持しているので、これで両国差出しを揃えることが出来ました。

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October 03, 2011

世界自然保護基金50年(オーストラリア)

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 オーストラリアとその属領であります豪領南極地方、クリスマス島、ココス(キーリング)島による4地域の共同発行切手です。クアッカワラビー(オーストラリア)、ミナミゾウアザラシ(豪領南極地方)、ジュゴン(ココス諸島)、ジネズミ属(クリスマス島)がそれぞれ題材になっていて、上図のように各地域もそれぞれ4種田型を収めた小型シートを発行しています。発行日は2011年8月30日です。
 2009年にも「絶滅に瀕した種」と題した共同発行切手をオーストラリア、ノーフォーク島、豪領南極地方、クリスマス島、ココス(キーリング)島の1国4地域で発行していますので、今回はなぜノーフォークが抜けたのかな?と、そちらの方が気になります。いずれも日本で言えばふるさと切手みたいなもんですから、これだけ豊かな自然がありますよ、とPRするには面白い企画です。一度はやってみる価値がありますね(=一度やったらもういいんじゃないの?)です。
 小型シート4種とコンビネーションFDC(下図)を一揃い入手して完としました。ネット通販で容易に購入できるものなのですが、念のために複数組を購入しています。もしお要り用の方がいらっしゃいましたら左記「メール送信」からご連絡ください。折り返し委細ご返事致します。

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December 22, 2008

ケベック建設400年

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 表題の記念切手がカナダとフランスで共同発行されました。本件でもフランス側で最近流行の「同居型小型シート」が企画・発行されました。上図版の向かって左側がカナダ切手(52c)、右側がフランス切手(0.85ユーロ)です。図案は「地理学者・探検家サミュエル・ド・シャンプラン(1567/70-1635)を乗せた帆船とインディアンを乗せたカヌー、ダイヤモンド丘に建設中の村」です。シート地はオフセット、切手部分は凹版+一部オフセット印刷です。
 ところが、この同居型小型シート1種のみの発行ではありませんでした。切手部分はすべて同じ0.85ユーロ1種を収める地模様違いの小型シートが計5種あり、これと同居型小型シートを加えた計6シートセットで販売されました。郵趣サービス社さんでは取り扱われる風が見受けられないのですが、コレクターズ・アイテムとしては看過できない逸品なので、本ブログでご紹介することにしました。

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(↑購入した際に付いてきた全6種を紹介したミニポスター)

 フランス郵政のネットショップ(ここ)では1セット15ユーロで販売されています。しかし、カナダ切手が組み込まれている関係もあるのでしょうか、先月注文した分は最終的に12.54ユーロ、約1,479円で決済されていました。小型シートを濫発しているフランスですが、昨今の"強い円"のお陰でだいぶ助かります。この時も1ユーロ=118円でしたので割安感がありますね。
 ユーロ圏以外でも例えばアイスランド(ここ)は国家経済が破綻しかねないほどの金融危機の結果、昨年6月頃には1ISK(アイスランド・クローナ)=約2円だったものが、今年10月末の買い物の決算は0.715円にまで下がっていました。深刻な世界不況の真っ只中ではありますが、通貨価値が下落した国からモノを買うのは、わずかでも助けになっているのですから遠慮なくたくさん買ってあげましょう。

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March 23, 2006

ふたつの共和国

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 サンマリノで4月8日から5月7日までの1ヶ月間開催される切手展「ふたつの共和国」記念の小型シートです。よーっく見てください、ええ、またやってくれました。そうです、同一シートにサンマリノとイタリアの両国の切手が同居している"同居型ジョイント・イシュー(共同発行)"です。発行日は4月5日、発行枚数は15万シートです。
 両国の同居型ジョイント・イシューは1994年にも「サンマルコ大聖堂建立900年」記念小型シートの前例があり、その当時はそれぞれ異なる通貨表記でしたが、今回はECの通貨統合後なので額面はともに0.62ユーロ表記になっています。ただし、サンマルコ〜の時と同じく、それぞれの切手はそれぞれの国でしか使えない旨の注意書きが各切手の裏面に印刷されるとのことです。
 同一通貨なんだし販売期間が満了した時点で総売上げを折半すれば会計面ではチャラなんじゃないかと、居酒屋のワリカンみたいな感覚で勝手な素人勘定を想像してしまいますが、現実はそんなに単純な話ではないみたいですね。日本郵政でも話題になっている、実際に郵便に使われた数量で切手の売り上げを算定するとかいうややこしげな会計方法なんでしょうかね?。郵便に使われた各切手の数量なんて、サンマリノみたいな小さい国ならともかく、人口の多いイタリアや日本ではどうやって数えるんでしょうか?。んなチマチマしたことをやってるヒマはないと思うんですが。切手の会計方法については、しかるべき専門家の方にきちんと解説していただきたいです。

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