環境郵趣

August 10, 2017

富士山麓ひのき製森のはがき

2017081001 今年の富士山頂郵便局のオリジナル郵便商品の中に2種のひのき製はがきがあるのを発見。変形郵便物あるいは変り種切手のファミリーとして変わった材料・原料品も収集しているものですから、富士登山を計画されていた市村良二さんに実逓発送をお願いしました。

 実物が届いてびっくり。薄い紙仕様のはがきかと思っていたらがっつり5ミリほどの厚みがあります。紙ではなく完全に板です。重さも25-30gあり、なるほど、これは定形外郵便物120円料金です。
 さらに驚いたのが穴あき加工です。日本の伝統建築の欄間に見られるような透し彫りになっています。たまたま元木工家具デザイナーだった弟が来ていたので見てもらったら、その断面が茶色なので”レーザー加工だ”と即答。NCマシニング加工だったら旭日の光源部などの細い部分には切刃が入って行かないそうです。なるほど、なるほど。しかも小口からして茶色いので、はがきの外形切り出しからレーザー加工だそうです。四角を直角にしないで丸くR加工しているのも、単に安全性のためばかりでなく、わかる人にはわかるだろうとの密かな技術力の誇示でもあるようです。
 決定打は”富士山登頂記念”の文字と郵便番号枠です。これは表面から数ミリのところで切削が止まっていて裏まで抜けていません。画数が多く微小加工でもあるので、レーザー加工でしかできない細工です。

 ここまでハイテクなアイテムだとは思いもしませんでした。市村さんのご好意がなければ入手できなかったものです。本当にありがとうございました。
 ストラップとのセットで1枚1,200円は納得価格です。変り種郵趣に興味をお持ちの方は、この夏ぜひ富士登山を。

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[追伸]
 報道発表の図と実物のレーザー彫刻の模様が左右逆の鏡像になっています。これって図案ミスでしょうか???


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July 01, 2017

HAPPY CANADA DAY

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 今年はカナダ連邦成立150年です。カナダ郵政はそれを記念し、”HAPPY CANADA DAY”と題する10種の記念切手を発行しました。カナダのシンボルであるカエデの葉の変形シール切手に、この50年間に起きた忘れることのできない10の出来事を取り上げています。それぞれを説明するビデオも公開されています。詳しくはカナダ郵政ホームページもしくはfacebookページをご覧ください。

Learn about the 10 unforgettable moments and achievements from the last 50 years that are being commemorated.

・Expo67(1967)
・Trans-Canada Highway(1971)
・Summit Series(1972)
・Marathon of Hope(1980)
・Canadarm(1981)
・The Constitution(1982)
・Nunavut(1999)
・Marriage Equality(2005)
・Olympic Games(1976, 1988 & 2010)
・Paralympic Glory(1976 & 2010)

 この中でNunavut(ヌナヴット)を特にご紹介したいと思います。ヌナヴットとはカナダに住むエスキモー、イヌイットのことです。いわゆる先住民族のひとつで、1999年には彼らの自治政府が認められヌナヴット準州が誕生しました。その際にも記念切手が発行され、印面に彼ら先住民の文字で”ヌナヴット”と表示されています。

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 このたびの記念切手も同様にカナダ先住民文字が表記されています。カナダの歴史と先住民に対する意識が大きく変わったことを象徴しています。
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 なお、本件も全て額面表示のない”無額面”でなおかつ”永久保証”の切手です。カナダ国内あての封書基本料金85セントで販売されています。将来、郵便料金が値上がりしても値上がり分を貼り足す必要はありません。購入者は”郵便を差し出す権利”を購入したもので、その権利は永久に保証されています。これをカナダではパーマネントスタンプ(Permanent™ stamp)と呼んでいます。
 さらに、今年発行される全ての記念切手にはUVインクで隠し文字が入れられています。ブラックライトを照らすとでマージンに「CANADA150」の文字が見えます。

[参照]
カナダ郵政ホームページ
カナダ郵政facebookページ

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May 02, 2017

宇部市ときわ公園、白鳥復活の日

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 私事で恐縮ですが父母が入院しており、その関係で宇部市に行ったついでにときわ公園まで足を伸ばしました。
 平成23年2月、ときわ公園のコクチョウが高病原性鳥インフルエンザで死んでいるのが確認され、やむなく全鳥殺処分(焼却処分)となってしまいました。しかしながら白鳥はときわ公園のみならず宇部市のシンボルでもあり復活を望む声が多く寄せられました。
 その結果、2017年5月1日に新たに2羽のつがいのコブハクチョウが放鳥されました。昭和55年にときわ公園から下関響灘ライオンズクラブに譲渡したハクチョウの子孫で、今回は逆に同クラブから寄附されたものだとのことでした。

2017050102 石炭記念館ふもとの湖面が金網で仕切られた中に2羽がいました。ずいぶん狭いなあと思いましたが、ひとまずこの2羽で様子を見るのだそうです。通常時は放し飼いとし、インフルエンザ感染リスクが高い11〜4月は建設予定の飼育施設内で飼育予定だそうです。
 最初は金網の外に出たそうにしていましたが、じきに岸の方にやってきてくれました。せっかくなので金網付近の遠景シーンと近くに寄ってきてくれた近景シーンの両方で自作マキシマムカード(MC)を作りました。そして、今でも白鳥を描く風景印を継続使用中の宇部新川駅前郵便局で記念押印しました。
 また、同局ではたまたまときわ動物園のフレーム切手を販売中でしたのでそれを用いました。その中には白鳥を描いたものはなかったのですが、楽しいイラストだしまあいいじゃないすか(笑)

 なお、セブンイレブンさんのはがきプリントサービスにもだいぶ慣れてきたので、今回も横長と縦長の2つのタイプのMCを作りました。展示やなんかの時にレイアウトの都合上どちらか使い勝手の良い方を選べるようにとの配慮からです。

 帰宅すると夕方のローカルニュースでも報じていました。そのキャプチャー画像も添えておきます。

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November 22, 2016

ポスパケット専用ラベルのリユース

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 今年2016年(H28)10月末で制度廃止になったポスパケット、その専用ラベルの”第2の人生”を発見しましたのでご紹介いたします。
 パスパケットのかわりに個人利用にも門戸を開いたゆうパケット。旧ポスパケット専用ラベルは流用使用するようにとのことでしたが、新しいゆうパケット専用ラベルの配給は思いの外順調だったようです。その結果、旧ポスパケット専用ラベルが大量に余ってしまいました。多くの局は廃棄処分されたようですが、さすが地元の山口中央郵便局は手堅いです。ポスパケット表示部分を抹消し、定形外郵便物用の宛名ラベルとしてリユースしていました。
 そのタイプは2種。ひとつは※印を連続印刷してポスパケット表示部を抹消していました(左)。もうひとつは白地のタックシールを細長く切って上貼りして抹消していました(右)。後者の方が手間がかかるようで、用意されていたのは大半が前者でした。
 私が発見したのが11月7日、山口中央郵便局のゆうゆう窓口脇の小さな作業台の上にリユースラベルが”ご自由にお使いください”状態で置かれていました。興味のある方は是非有効活用なさってください。

 下は記録用に作成したタックシールタイプの使用例です。山口中央28.11.10 12-18→鹿児島東28.11.11 12-18。

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October 25, 2016

もんじゅの”悪”知恵

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 今は初日カバーが安いので切手商さんが1通100円などで投げ売りしているものを再点検するかのように見直しています。図のFDCもそうです。何かと問題を起こしている高速増殖炉「もんじゅ」が臨界に達した時の記念切手です。当時はまさかこんなにポンコツ扱いされるとはどなたも予想だにしていなかったことでしょう。
 で、なんでこれを買ったかというと、狙いは2次利用を目論んでのことです。切手とカシェの間にちょうどいい感じの空白がありますよね。もんじゅの廃炉が決まったらその記念押印をここにしようと思っているのです。初日と最終日の双方を揃えようという魂胆です。

 福井県にお住いの郵趣家の皆さん、今から初日カバーを買い集めて準備なさってはいかがでしょうか?。

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August 14, 2016

売れなくなったグリーンピース切手

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 ニジェールが1998年に発行したウミガメ保護の小型シートです。切手代理発行会社が勝手にロゴマークを使用しただけで、グリーンピース自身が関与したものとは考えられません。国際的なセールスを目論んでの切手代理発行会社の独断です。
 日本ではグリーンピース・ジャパンが鯨肉宅配便窃盗事件(2005)を起こしたことが報じられ、これによりグリーンピースの悪印象は決定的なものとなりました。今では辺野古への米軍基地移設に反対、伊方原発をはじめとする原発反対など、絵に描いたような反日左翼テロ集団であることが明らかとなりました。よって、今までは環境保護関連の切手としてこれらを扱っていましたが、シーシェパードなどと同じ「環境テロ組織」という現代史の一分野として切り離すべきと考えています。
 どうやら悪評は日本だけではないようで、1990年代にはけっこうな数が発行されていたグリーンピース切手も今世紀に入ってからは激減。既発行券もebayでは何でもかんでも$1〜2程度の投げ売り状態で、それでも買い手がつかないようです。当然の結果でしょう。

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April 01, 2016

世界に誇るエイプリルフール切手

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 今から14年前の2002年4月1日、支那が自然環境保護キャンペーン切手(第2次・4種)を発行しました。5分・計画出産の推進、30分・鉱物資源の保護、80分・生命の水の保護、1.50元・海洋資源の保護。
 1979年から30年以上にわたって続けられてきた一人っ子政策も昨2015年10月29日に廃止されたことで、テーマの全てが破綻したことが確定しました。自然環境も悪化しこそすれ改善などまったくできていませんね。
 下は2ヶ月早く2月1日発行された第1次・2種のうち10分・森林保護切手を混貼した香港あて実逓書留航空便です。支那の国旗と国章小型シートが堂々としていますね。もちろん、森林保護もだめで着実に砂漠化が進んでいます。実に象徴的なカバーです。

 さすが支那、まさか本当のエイプリルフール切手になるとは思いませんでした。
・・・・否、本当はだめだろうと察していました(笑)

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February 11, 2016

お宝発見!?

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 ファイルをパラパラ見ていて偶然気がつきました。

 JAPEX2007の時に会場で販売された公式絵入りはがきが、なんと再生紙表示入りではありませんか。
 2007年(H19)10月1日、郵政民営化と同時に販売開始されたスズメはがきの再生紙表記入りは、年賀はがきの古紙配合率偽装表示事件(下記付属資料参照)を受けてほぼ半年で表記なしに仕様変更されたため、一般的には少ないと言われています。けれど運良く流通時期とJAPEXの開催時期とが確かに重なってますね。
 それとは気付かずに持っている、あるいは気付かれずに雑品扱いになっている可能性があります。心当たりのある方はご確認ください。表面右下角、赤矢印部分に再生紙表示があります。

[付属資料]
日本製紙の再生紙はがき、古紙は数%/TBSニュースより(2008年1月8日23:15付)

 環境に配慮し、古い紙=古紙の配合率を40%と定めて日本郵政が販売している年賀はがきに、実際には古紙が1%から5%しか入れられていないことが、JNNの調べで明らかになりました。メーカーの日本製紙もこの事実を認めています。
 現在販売され、流通している年賀はがきで、「再生紙はがき」と明記されているものについて、日本郵政は、古紙40%配合の紙を使うと定めています。
 しかしJNNが、去年11月1日に全国で発売された年賀はがきを独自に分析したところ、実際には40%を著しく下回る、わずか1%程度の古紙しか使われていないという結果が出ました。
 極端に低い古紙配合率は再生紙の“偽装”とも受け取られかねないものですが、取材に対し日本製紙は、古紙の配合率が実際には1%から5%であると認め、その理由として「ある種の古紙やそれに付随する物の中には、再生紙の品質に問題を生じさせるものがあるため、低い配合率になった」と説明しています。

(注)JNN…Japan News Network(ジャパン ニュース ネットワーク)の略称。東京放送 (TBS)をキー局、毎日放送 (MBS)を準キー局とする日本の民間放送局網のこと。

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February 10, 2016

4月に東京電力がロゴ変更

 この4月に東京電力さんがロゴを変更するそうです。3/31は木曜日、4/1は金曜日なので新旧双方のロゴを配した記念カバー・カードを作られるのもよろしかろうと思います。東京電力さんのインフォメーションページはこちらです。

 ネット上では「ロゴを新しくしても会社の中身は真っ黒」だのなんのとステレオタイプな批判をしている向きが伺えます。なんと身勝手なことかと読んでいて日本人の民度の低さに恥ずかしくなってしまいます。
 電力会社の生業(なりわい)が自然破壊だしダークなのは当たり前です。太陽光や地熱などの自然エネルギーだけではとても賄えないから水力、火力、原子力も使って発電しています。そこまで言うなら自分で発電して質の高い電力を供給する会社を作りなさい。
 エネルギー供給と同じく処理業もセットで必要なものです。君らは電力会社を非難するなら、同じように産業廃棄物処理業の人たちも非難しなければ筋が通らない。人の嫌がることを引き受けてやってくださっていることでは同じです。それを一面しか見ずに非難するのはいかがなものか。よくよく反省してもらいたい。

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December 02, 2015

日本最初の盛り上げ印刷?

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2015120204 フィラメイト12月増刊号が届きました。9ページ下に掲載されている「神戸ルミナリエII」ホルダー入りがけっこう面白いのです。ふるさと切手とともにパッケージされたポストカード4種(料額印面なし)には、透明樹脂による盛り上げ印刷が施されているのです。4種全てそうです。発行当時も特に話題になることもなかったので私も実物を見るまでまったく知りませんでした。

 ファンタスティック・スタンプクラブ(FSC)あてに寄付していただいた不要品の中に、ホルダーとポストカードだけが残った状態で入っていました。料額印面がないので、これを正統な郵趣品とみなすかどうかは意見の分かれるところでしょう。しかし、私の知る限りではこれが日本郵便最初の盛り上げ印刷アイテムです。発行日は2005年12月9日です。

2015120305 ホルダーは青版のフロントーネ、赤版のスパッリエーラの2種があります。中身は同一です。ふつうは捨ててしまうホルダーですが、コピーライト、再生紙使用、ソイインク使用の各表示がしっかり入っていますので、環境郵趣の1アイテムとして残しておく価値はあると思います。
 ふるさと切手もパッケージされた完全セットはフィラメイトでお買い求めください。しかし、タトウとポストカード4種セットだけでよろしければ1セット500円(送料込み)で分譲します。ホルダーがまた狙ったかのようにぴったり納まるスマートレターで発送します。青版か赤版のどちらになるかは一任してください。

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