パチもん切手の楽しみ

代理発行エージェントの手による切手は、その多くがパチもん、バッタもんですが、視点を変えて見ると別の楽しさがあることは既に様々な実例でご紹介してきました。簡単に言うと「切手をよく観察する」ことであって、本来切手収集の基本中の基本姿勢と何ら変わるところはありません。
1999年、エリザベス皇太后100歳記念切手が英領各国オムニバスの形で多数発行されました。図のレソト切手もそうです。スタンプショウ'09の時、某切手商ブースで各国のオムニバス小型シートが山盛りになっていたその中からセレクトしました。紋章部分が金箔押し+エンボス加工になっている同一フォーマットでしたから、どうせなら面白いのをひとつでいいやと思いまして。
ぱっと見、何の変化もありません。が、よく見ますと故ダイアナ元妃が目打穴でまっぷたつ!。たまたま俯いている写真ではあってもかなり際どいですね。もしも、正面を向いていたショットだったら目打穴の位置(トリミング位置)がずいぶん変わっていたのではないかと思います。あるいはこの写真自体が没になっていた可能性も考えられますね。こういう実例を見ると、王室関係切手の発行姿勢はやや保守的にシフトしていた方がちょうど良いのかなとも思えます。
いずれにせよ、パチもん切手は「基本的に脇が甘い」ので、例えばこのように目打穿孔だけをきっちり見ていくだけでもけっこう笑える発見があります。ダイアナ元妃関係ではもっとパワフルなアイテムもありますが、今日のところは自粛しておきます。
(参考関連記事)
・スカウト運動100年
・スタンプショウ=ヒロシマ'08(3)








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