April 12, 2008

デビュー

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 スウェーデン郵政の報道発表によると、ウェブデザイナーから切手デザイナーに転身したJenny Burman女史のデビュー作品とのふれこみ。新人さんのうちからこんなに持ち上げられて大丈夫なんかなあ?。俺なんざデザイナーとしての仕事よりコンクリートの配合を試したりオービタルサンダで研磨したり、すっかりドカタ派になってますが。ええ、もちろんうらやましくて書いてますよ(笑)。
 同時発行された昆虫3種のコイル切手のうち、テントウムシを描く1種のみが図のように6面建てで限定3万シート発行されました。売価も額面合計33クローネのところを5クローネ増しの38クローネで販売されました。無額面切手・郵便等級表示切手の類だと、こういう割増販売も見過ごしやすくなる点に要注意ですね。また、シート左下のドットは目打穿孔穴でテントウムシを象っています。ですから穴開き切手の一種ということにもなります。
 3種のうちこれだけがオフセット印刷で他の2種はいかにもスウェーデンらしい凹版印刷です。一般に安価と言われるオフセット印刷なのに割増販売ってどうよ?みたいな気もしますが、風合いとしては意識的に多色凹版印刷の趣を醸し出しています。オフセットでもここまで表現力がありますよ、という意図でしょうか。

※興味のある方は郵趣4月号P.78を参照ください。
 または同号の見本誌はこちらから申し込めます(本文末を参照)。

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February 25, 2008

切手のつどいin広島

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 前の晩から雪が降り始め、朝になったら車も完璧に積雪の下。こりゃあいかんとは思いつつも、ダメもとでとりあえず午前8時に出発しました。目的地は毎年恒例の<切手のつどいin広島>が開催されているKKR広島です。徳山西インターで道路維持のお兄ちゃんに訊ねたら、スタッドレスタイヤなら行けますよ、とのことでしたので安心しました。つーか、こういう時こそ出かけるのが本当の○○バカの本領でありましょう!。
 10時半頃に到着。珍しく(と言うか初めて)KKRの駐車場に空きがあり、すんなり停めることができました。これも雪模様の天候のせいでしょう。いつもは100名以上の参加者がいるのに、今回ばかりは2桁だったようです。
 天野先生の講演に続いてフリーマーケットの時間。山本誠之さん、斧田健一郎さんなどのブースでいくつか買い物をしましたが、今回は上掲の小型シートをついに購入しました。ニュージーランドの郵便史展POST'X 95記念の小型シートです。ついに、なんて書きましたが、実はそんなレア物ではありません。
 キウイを描く10ドル切手の上部に既発行の1Dキウイ切手が再現されています。ただし、あくまでも復刻版であって実際の郵便使用は不可のため、印面にSPECIMENの黒文字が加刷されています。SPECIMENとはつまり日本語では見本のことです。正規発売された小型シートに見本券が組み込まれている非常に珍しい例なのです。見本券の四周には目打も施されているので穴開き切手の一種でもあります・・・てな具合で、変り種切手のことをネタにしつつ、岩国市のYさんなどとわいわい騒いで来たのでした。

 雪のために気温も低く、服装で迷ったものの面倒だからといつもの仕事着(作業着)のままで出かけてしまいました。切手イベント会場に作業服姿のおっちゃんが一人とはこの私だ(笑)。しかし、結果的にそれが大正解でした。寒さを防いでくれただけではなく、ピンセットもルーペもブラックライトも全部どこかのポケットに収まるという超収納性!。来月初旬に納車になる新車もADバン(4ナンバー車)だし、今後はあらゆる郵趣イベントも、平日の「仕事モード」そのまんまの服装&車輛で行ってこましたろうか?と思った一日でありました。

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August 22, 2006

日本初のカスタマイズド・スタンプ

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 切手の絵柄部分そのものを好きな写真・イラスト等にカスタマイズできる、日本初のカスタマイズド・スタンプ(略称:Cスタンプ)がついに実現することになりましたね。詳しくは日本郵政公社の8月21日付報道発表を参照ください(ここ)。
 たいへん良いことなので基本的には大歓迎です。「フレーム切手」という商品名から、フィンランド、オランダ、カナダ、オーストリア、オーランドといった、同一スタイルのCスタンプ先行各国の例をきちんと研究されたことが伺えます。2種類のフレームが選択できるセルフ糊式切手というスタイルに一番似通っているのはカナダの商品名Picture Postageですね(詳しくはここ)。
 細かいことは実物が世の中に出回ってからでも遅くはないんですが、一点だけ気になりました。報道発表を見てまず思ったのが"フレーム状の切手の内側にミシン目で仕切った空白のタブ部分を設け"ウンヌンのくだりです。"タブ"などというバリバリの郵趣専門用語が平気で一般向けに使われているのも驚きですが、文字通り受け止めると切手の内側に更に目打穴があるということでしょうか?。解説図からはルレット目打かな?とも思いますけれど、罫線等の印刷ではなく穿孔であれば、日本初の「穴開き切手」でもあることになります。
 いずれにしてもJPS創立60年・財団化25年のフレーム切手は確実に作られるでしょうから今から楽しみに待っています(おねだり、おねだり!)。

注:上図は想像で合成してみたオアソビ画像です、念のため。

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June 10, 2006

アナーキー?、否、穴開きです

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 ブログ「切手市場 副管理人のひとりごと」に「切手の耳紙」という記事がありました。切手シートの耳紙を切り取って封筒に貼るように郵便局員氏に言われたことにまつわる興味深いお話です。もちろん、私もこれとまったく同じ体験が何度もあり、そのつど「次からは必ず耳紙を取ることにしましょう」とにこやかに笑ってその場を和やかに去り、そして耳紙を付けたままにし続けるという完全不履行の根性で生きてきました。
 切手と郵便物にまたがるように消印を押す、これは郵趣用語でも「タイ・オン」と言ってよく知られていることです。日本の場合、漏水・浸水などの万一の事故があった時、郵便物から剥がれ落ちてしまった切手を照合して元通りにしなければならないからと説明されています。事故でなくとも貼り方が悪くて切手が剥がれてしまった例もままあります。その演繹で初日押印等の場合でも田型中央一印押しは記念押印なら可でも、実際に郵便物として発送される引受消印では不可です。
 しかし、切手が郵便物から剥がれること以前にそもそも郵便物が水濡れするような事態を回避する方が先決では?。封入物の湿潤汚損をどう解決するかという時に切手を元の位置に戻すウンヌンは意味があるのかなあ。最近では郵便物表面に印字されている目に見えないバーコード(UVライトで発光)に差し出し情報もきっちり記録されてもいるのですから。と、個人的にはかの理由は大袈裟すぎる気がするんですが、最悪の場合を基準にしてものごとを定める立場の人のロジックではそうなるのかなと思うだけです。
 そこで、私は法令遵守の姿勢を貫徹・誇示・啓蒙せんと、図のような郵便物を差し出しました。小型シート、連刷シートの一部をくり抜いて郵便物表面を露出させ、これをもって消印をタイ・オン可能にした美意識のカケラも感じられない穴開きシート貼りカバーでございます。
 これなら文句ないだろう、っつーか、面倒臭いだけで何のレジスタンスにもなってないじゃん!、というようなばかばかしいことを7年前に既に実行していた愚か者はこの私だ。

 すまん、オチはない。

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