輸送手段

March 07, 2017

静岡県中部(42地域)の移管

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 去る2月6日(月)の静岡郵便局(地域区分郵便局)開局に伴い、静岡県中部(42地域)の区分作業が3月6日(月)付で移管されました。同日から押印業務が静岡局に集約されることから、静岡中央、静岡南、清水各局の和文機械印最終印をご恵送いただきました。富澤昇吉さん、湯浅英樹さん、いつもありがとうございます。特に湯浅さんは静岡マラソンを2:54:59で完走された後での投函だそうです(驚)。
 なお、静岡中央と静岡南の和欧文機械印は既に撤去済。静岡県西部(43地域)の地域区分事務については当面移管されないそうです。

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March 05, 2017

暮しと郵便〜山口県の離島

 以前から離島の郵便関係を集めていましたが、だいぶ量が溜まってきたので専用の収容ケースファイルを作ってアイテムを集約しました。なぜ離島なのか、何が面白いのかをご紹介したいと思います。(一部の図版はクリックで別ウィンドウで拡大画像が開きます)

【県の関心が高い】
 数年前に山口県庁の書店で「やまぐちの島々」という小冊子を購入しました。山口県離島振興協議会が発行したものです。角島が取り上げられているので角島大橋が開通した2000年(平12)11月3日以前の出版物であることがわかります。しかし、この手の文献は古い時代の生活がわかるので古ければ古い方が良いのです。

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【各自治体も振興に熱心】
 萩市で配布している見島のパンフレットです。その右隣は昭和3年11月の(昭和)大礼記念の特印です。今でこそ人口約800人の過疎と高齢化の島ですが、もともとは他の島々と同じく食料増産の国策のため数千人が漁労に就ていました。それだけの人口があったが故に特印も配備されたのでしょう。

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【今も昔も郵便が行き来】
 人の生活があれば必ず通信のやり取りがあります。意識しているとけっこう集まりますので楽しいですよ。
 図は左から角島局昭和12年(現萩市・角島)、見島局昭和41年(防府市・見島)、西平郡簡易局平成28年(柳井市・平郡島)です。さらに新料金領収印は当時西平郡局にお勤めだった片寄さんが記念に押印されたものです。現存数はわずか数枚とのことです。

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【郵便貯金台紙】
 戦前は郵便切手を使っての郵便貯金制度がありました。大正4年の大正大礼記念に全国で行われたものです。大正大礼記念切手4種のうち低額の1銭5厘と3銭の2種が使われています。山口県人でなければ小松局と言われてもこれが周防大島だとはちょっとわからないと思います。小松とは地名由来の局名で、今の大島局のことです。

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【架橋以前の時代】
 広島県呉市の某郵便局長にして郵趣家だった故木村佳久氏の旅行記念カバーです。バス旅行のチケットを貼り、出発地と到着地の消印が押されています。注目は木村氏の手によるカシェです。昭和46年10月当時、大島大橋はまだ架けられていなかったことを示しています。渡船を要するがゆえに団体旅行の企画になりうる旅情を伴っていたのでしょう。大島大橋が開通したのは1976年(昭和51)年のことです。

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【架橋記念の小型印】
 ということで架橋記念の小型印も必然的に収集対象になります。本土から近い離島が多いのが山口県のメリットと言えるかもしれません。架橋されたことで離島ではなくなったのは屋代島こと周防大島(周防大島町)、沖家室島(周防大島町)、長島(上関町)、笠戸島(下松市)、向島(防府市)、彦島(下関市)、角島(下関市)、青海島(長門市)などがあります。

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【記念押印は欠かせません】
 昭和30年以降、高度成長時代を経て離島の人口は激減します。産業構造の変化が主な理由で基幹産業の漁業従事者は今も減少が続いています。人口が少ないのですから郵便取扱量が少ないのも必然です。それゆえ郵頼や郵便局巡りによる記念押印は意味があります。記念押印した印影以外見つからない例というのもあるでしょう。
 左はそんな県内各地の離島局消印です。また右は周防大島町内の消印です。周防大島まるごとが元離島なので全局が収集対象です。

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【ハワイ移民の島】
 周防大島はまたハワイ移民の島としても知られています。戦前からたくさんの移民が太平洋を渡って行きましたので、生まれ故郷に書き送った郵便が実在します。図はまさにそんなハワイ移民から送られてきた1920-30年代のものです。
 さらに明治7-8年頃以降、好漁場であることから対馬(長崎県)の浅藻地区に久賀(くか)の漁師が多数移住して行ったことも知られています。私も注意しているのですが対馬・周防大島間を往来した郵便物にはいまだにお目にかかれていません。

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【岸信介の直筆はがき】
 周防大島はまた岸信介の地盤でもありました。1977年(昭和52)に超党派の議員団の団長としてメキシコ・コロンビア・ブラジルの3ヶ国を訪問した時の直筆はがきです。コロンビアで島の支援者に書き送ったものです。当時は外国来信郵便物にはもう到着印は押さない時代のはずですが本便はなぜか日良居局が押印してくれています。

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February 19, 2017

郵便配達は二度ベルを鳴らす

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 昨夜午前零時頃にインターホンが鳴ってびびりました。玄関のモニターには誰も映っていません。変だなあとキッチンに戻ったらまたピンポーン。怖いよねえ。こんどは勝手口に回りましたがやはり誰もいません。生きた心地がしないとはこのことです。
 夜が明けてよく考えたら日本郵趣出版さんからゲラが届く予定だったことを思い出しました。郵便受けを開けたら案の定速達便が入っていました。深夜2度のピンポンはこれだな。

 データ的なことを整理しておきましょう。貼付切手は2月15日に発行されたおもてなしの花シリーズ第7集のうち82円額面全5種貼りです。さすが郵趣出版の編集員さんです、毎回このように配慮した貼り合わせにしてくださいます。消印は豊島29.2.17(金)なので発行2日後の初期使用例です。
 そして到着印が山口・小郡29.2.18(土)です。お江戸からトラックで運ばれて山口郵便局(地域区分郵便局)→山口・小郡局→深夜午前零時前に配達、です。地域区分郵便局のおかげでのスピード配達ですね。
 山口局が開業したのは1月30日。ただし、私の住む郵便番号上2桁「75」地域が業務範囲になったのは2月13日(月)からですから、これも取扱開始5日後の初期使用例になります。本例から察するに山口郵便局は区分をしただけで速達便の到着印は従来通り配達担当の山口・小郡局が押すようですね。
 新しい輸送システムの始まりです。これからも全国各地で地域区分郵便局が続々と開局しますのでリアルタイムに記録しておきましょう。

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February 13, 2017

山口郵便局開局初日取り扱いの速達便

 JPS航空切手部会の人見育夫さんが差し立てられた速達便が戻ってきました。郵便番号上2桁が74地区のひとつであります徳山局へのポスト投函を依頼されたものだそうです。ありがとうございます。
 山口郵便局(地域区分郵便局)開局初日の1月30日8-12時間帯に間に合いました。ポスト上がりのため徳山局の消印はありません。それから19:15発の山口宇部ー東京羽田線の航空機JAL-296便(B737-800)に搭載され、新東京局の到着印は翌31日の12-18印。
 10日間の留置期間経過後に差出人戻しとなって私のところに到着しました。その到着印は山口局ではなく、実際に配達業務を行なった小郡局、日曜日の2月12日12-18印でした。これはどういうことかと言いますと、郵便番号上2桁が75の局が山口郵便局に集約されるのは今日2月13日からなので、1/30-2/12の13日間のみ到着印だけは従来通り各集配局になる点です。それで留置が戻った際も山口郵便局を経由せず小郡局が到着印を押しているらしいのです。図らずもその過渡期の最終日12日の到着印になりました。

 今後も続々と開局が続く地域区分郵便局の役割を理解する一助としてご紹介させていただきました。
(注:付箋は消印が見やすい位置に貼り替えました)

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February 07, 2017

静岡郵便局(地域区分郵便局)の開局

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 山口郵便局に続き、2月6日(月)に静岡郵便局が開局しました。早速、大澤瑩時さんが消印画像を送ってくださいました。いつもありがとうございます。
 静岡郵便局では8-12時間帯からインクジェット機械印を使っていたことがわかりますね。N6型(和文機械印)、手押しの和文印(金属印)も配備されています。注目すべきは欧文印で、下図のように静岡中央局の方が新たにD欄に郵便番号上3桁を表示することで静岡郵便局と区別しています。それもシャチハタ印(浸透式)ですね。山口中央郵便局でも同様の区別がなされている可能性が高いですね。近日中に確認します。もちろん、今後開局する地域区分郵便局関係でも期待されます。

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▼なお、沼津市中のポストに貼り出されていたお知らせも記録掲載しておきます。

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February 02, 2017

地域区分郵便局の静岡郵便局、2月6日(月)開局

 1月30日の山口郵便局の開局に続き、来週の6日(月)には静岡郵便局が開局します。該当地域にお住いの方はぜひ集印にトライなさってみてください。
 東京北部局、山口局の開局でわかったことがらは以下の通りです。ご参考までに。

(1)初日印の郵頼は受け付けていただけない
 初日印GETはポスト投函のガチンコしかありません。また、インクジェット式機械印とN6印(和文機械印)の2種が配備されるようですが、どちらが押されるかも運任せになります。時間帯も選べません。

(2)最終印は窓口で頼む
 どちらの局でも受け付けていただけているようです。もっとも確実です。郵頼も大丈夫そうです。

(3)最終日の取集に注意
 東京北部局管轄内の郵便局では、移行初日の郵便物量をなるべく少なくするため、最終日は通常より回数多くかつ遅い時間まで取集されました。18時以降も数回取集されたので初日印狙いの人たちはかなり失敗をされました。
 初日印狙いの方は6日(月)の午前零時直前のポスト投函をオススメします。

(4)欧文印は不明
 郵頼を受け付けていただけないので現時点では詳細不明です。従来の静岡中央のSHIZUOKAとまったく同じ表記になるのか、それとも異なるのか、実逓郵便物の投函でご確認ください。

(5)ゆうゆう窓口の営業時間短縮も
 6日(月)から静岡中央局と三島局のゆうゆう窓口取扱時間短縮もすでにインフォメーションされています。さまざまな影響があるようなので多方面にご注意ください。

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January 19, 2017

山口郵便局(地域区分郵便局)が開局します

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 来たる1月30日に山口郵便局(地域区分郵便局)が山口市深溝の山口物流産業団地内に開局します。先日、その開局披露式典が行われました。日本郵便の横山邦男社長さんまで来山されるという力の入れようです。その模様を地元TV局が報道していましたのでキャプチャー画像でご覧いただきます。
 一般郵便物やゆうパック専用の最新型区分機も映し出されています。機会があれば見学したいです。

 山口郵便局には客向け窓口はないそうです。しかし、一般の宅配業者さんでは営業所やターミナル止めで荷物を受け取ることができますし、同様に同局留置が利用できれば嬉しいですね。24時間体制で稼働するのであれば、幸い自宅からそう遠くない場所ですし、ゆうゆう窓口が閉まった後の夜勤帰りの深夜〜早朝時間帯に受け取れるのでたいへん助かるのですが。

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November 14, 2016

留置制度を利用した郵趣品作りは避けよう

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 以前に製作予告をした「普通郵便航空輸送開始50年記念」カードが返送されてきました。差出局の宇部郵便局さんには余裕を持って早めに10月26日には郵頼し、同時に留置局の豊中郵便局・大阪国際空港内分室さんにも”このようなはがきが約50枚行きますのでよろしくお願いします”とwebレターでお伝えもしていました。”留置期間経過後に差出人戻しにしていただくことをお願いいたします”と明記してあるのですが、まとめて私のところに送り返されてきました。
 本来、はがきの裏に書いておいた<差出人>あてに個別に送り返すのが留置制度なのですが、どうやらそのことをご存知なかったようです。
 送り返すのは私宛であり、50枚のはがきをむき出しでばらばらに送っては傷がつくかもしれない、紛失するかもしれません。だからわざわざ通信事務で”この度の還付郵便物はまとめてお送りさせていただきます あしからずご理解下さいませ”のメモ書きを添えて送ってくださったのでしょう。良かれと思っての判断だと私はそう思います。

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 そもそも私の文章が稚拙でした。”留置期間経過後にはがきの裏側に書いてある差出人あてにそれぞれ還付してください”とはっきり書かなかった私が悪いのです。
 昨今の郵便局員さんは非常勤が増え、そのために職業練度が落ちに落ちているという現実をうっかり忘れていました。「くどくど書かなくてもわかるよね」的な発想で作文してしまった私が悪いのです。相手の程度に合わせるのがお願い事の基本だということを55歳にして改めて痛感しました。
 そもそも留置制度を知らないのではないかと思います。ひょっとして「りゅうち」と読んでいるかもしれません。留置場じゃあるまいし・・・とは思うものの、この状況から察して笑えないかもしれません。

 この例と同じく留置郵便がまとめて戻されてきたという収友の話を、ここ5〜10年の間にちょくちょく聞くようになりました。実は私もこれが2度目です。あくまでも郵便局員さん個々人の問題だと軽く見ていましたが、どうやら組織全体の問題ではないかと思い始めています。不要なトラブルを避けるためにも、留置制度を利用した郵趣品作りは避けるのがベターであると提唱します。

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 まとめて送り返していただいたので状態はたいへん良いです。しかし、このままでは正直困ってしまいます。これから毎日、おひとりずつ別の封筒に納めて発送しなくてはなりません。送料82円+封筒代10円としてひとり92円。それが50人分なので4,600円もの余分な出費です(痛!)。
 だいたい費用以前にその作業時間を確保するのが難しいです。毎日5名ずつくらい10〜15日をかけて少しずつ発送しますのでどうか気長にお待ちください。

 ということで還付付箋は1枚添えられていただけでした。これは役得で私がいただきます。

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October 18, 2016

普通郵便航空輸送開始50年記念

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 図の要領で記念カードを作ります。宇部郵便局の風景印を押して差し出し、大阪国際空港内分室留置にします。裏面に本来の受取人様の住所氏名を印刷しておきますから、留置期間経過後にお手元に送られてくることと思います。なお、貼付切手はグリーティング切手になると思います(上図は仮の合成です)。

 日本郵便さんにお勤めの方や、伝統郵趣を嗜まれる方しかおよそ興味のない地味なテーマですので、もらってあげてもいいとお考えの方のみメール等で住所・氏名をご連絡ください。このページの向かって左欄の上から2行目にある「メール送信」をクリックすると、ポップアップウィンドウが開いてメールフォームが現れます。それでご連絡くださるとたいへん幸せます。
 諸般の事情で今週末の10月23日(日)で締め切りますのでどうかお早めに。また、お代はいただかないかわりに、実逓便のぶっつけ本番なのでクレームは一切受け付けられません。そこをお含みおきの上でお願いします。

 知人の日本郵便の社員さんに確認しましたところ、今はこの区間は陸送だそうです。ですので作成する記念カードはあくまでも記念カードと割り切ってくださいね。
 また、同様に東京-青森路線を作られる方がいらっしゃいましたらお知らせください。お互いに交換ということで送り合いましょう。

(追記)
 JPS航空部会の人見育夫さんから詳細情報をお知らせいただきました。東京-青森路線はS41.10.29に開設されましたが冬季運休中のため開設と同時に運休。翌S42.6.1に開始されたとのことです。日本郵便さんの資料にも記載がない重要情報です。ありがとうございました!。

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October 09, 2016

9ヶ月後の配達って???

 シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズの風景印つき船便がなんと10月7日に届きました。消印は告示通り2016年1月27日です。記念目的の引受消印ですから、届いてさえくれればいつでも構わないものではありますが、さすがに9ヶ月もかかるっていったいどういうこと???。皆さんのところはいかがでしたか?

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