輸送手段

March 10, 2018

e発送サービス/メルカリの実逓便

 昨年6月20日からサービス提供が始まった日本郵便さんのe発送サービス。ヤフオクは収友の助けを借りて実逓便を作りましたが、メルカリだけは利用している知人がおらず未入手でした。それが偶然にも本物の使用例が手に入りましたので記録掲載しておきます。

(1)e発送サービスの宛名ラベル(カット)
 実逓便から宛名ラベル部分を切り抜きしました。回りの黄色い部分がその封筒です。”e発送サービス”、”メルカリ”、”プライバシー配送”の表記がしっかりあるのが重要です。差出人も受取人も隠されています。

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(2)宛名紙
 (1)の上にセロテープ止めされていた実際の宛名紙です。サイズはA5判で受取人のアドレスが明記されています。これで相手に送り届けられるわけですが、差出人情報は隠されています。この宛名紙は剥がされることなくこのまま配達されました。

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(3)検索結果
 幸い検索結果がまだアクティブな時期にいただきましたのでデータを取ることができました。福井中央郵便局 2017.11.20→豊田(上郷)郵便局 2017.11.23です。制度開始年のメルカリ使用例であることが証明されました。

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 現在は切手を貼った郵便物は全郵便物の10パーセントにも満たない少数派です。切手貼りの方が例外なわけで、例外だけを収集対象にするのは実態を正しく理解しているとは言えません。スタンプレスもきっちり収集すべきです。
 とはいうものの、切手も貼ってなければ消印もないのは殺風景なのは否めません。興味のない方が多数派であろうことはやむをえないことです。収集対象の無理強いはできませんので、収集対象外の方はどうぞ私にお恵みでください。私が一手に引き受けましょう!。

 なお、配達された年月日の裏書きメモをお願いします(鉛筆書きで可)。それがないと使用時期の特定ができないので資料としての価値が大きく減じてしまいます。局名年月日が重要と言われる伝統郵趣分野なのに、スタンプレスだとその点を易々となおざりにされるのは極端に差別しすぎです。スタンプレスカバー類こそが現在を語る伝統郵趣の対象なのですから。

■参照記事
e発送サービス制度導入開始月内最初期使用例(20170702)
ローソンのe発送サービスゆうパック送票(20171102)


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March 08, 2018

ボトルメール(瓶入り手紙)

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 オーストラリア西部の海岸で132年前に海に投げ込まれた”瓶入りの手紙”が見つかったと地元の博物館が発表し、世界最古の瓶入りの手紙としてマスコミ各社が報じています。手紙の記述から差し出しは1886年(明19)6月12日だとのこと。ドイツの帆船が海流調査のために海に投じられたものということまで判明したそうです。

 海流調査目的の瓶入り手紙は私も一通所持しています。天塩・鬼鹿郵便局、昭和12年(1937)10月16日の消印が押されたこのはがき、朝鮮総督府水産試験場が、やはり海流調査のために流したものです。現在の北海道留萌市の海岸に漂着したものです。これの兄弟使用例がまとまって郵趣市場に持ち込まれていましたので、同じものを所持しておられる方もいらっしゃることと思います。

 ボトルがガラス瓶であろうとプラスチックであろうと、海洋投函は環境汚染になると言われるでしょうから、公共団体・組織による実行は不可能だと思います。しかし、あくまでも個人がやる分には大きな社会問題にはならないでしょう。郵趣活動でこれからも全国各地に参りますし、訪問した先々で密かにボトルメールを仕込んで流してみようかなと・・・もちろん独り言です(笑)。


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February 20, 2018

「郵趣品」では通じません

 私自身も差し出し時に「郵趣品」とだけ書いて郵便窓口に出したらダメ出しをされた経験があります。具体的な内容でなければいけないというのが理由でした。郵便局みずからが製作販売している場合も多い郵趣品、それがなんでわからないのかと不審感を抱いたこともありましたけれど、今はもうそれにも慣れました。
 なんでも禁輸品のボタン電池を航空輸送したところ、気圧の変化が影響したものか火災が起きたことがあるそうです。現実に事故が発生したことで内容品の確認が厳しく行われるようになりました。

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 本便も郵趣品ではダメだということで郵便局さんから問い合わせの電話があったそうです。窓口差し出し時に見逃していたことのお詫びもあったそうです。その結果、局の方で(古い手紙)と追記されました。
 「品名」箇所に丸印やチェックマークがある時は内容物の確認をしましたよ、という意味です。近くの郵便局さんに聞けば航空輸送をしたものかどうか等の詳細もわかります。検索結果(追跡記録)もプリントアウトして残しておきましょう。いずれ何かの役に立つ時代がくるかもしれません。

 なお、自分は「収集用使用済切手、封筒、はがき」と書くようにしています。

参照:航空輸送禁止ラベル


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January 18, 2018

2017年暮、ゆうパック大遅配

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 2017年10月1日にヤマト運輸さんが、同11月21日には佐川急便さんが宅配便の料金値上げに踏み切りました。そのため、年末期に大量の荷物が郵便局のゆうパックに流れ込みました。東京など都会部で5割増、地方都市の博多でも3割増だったと聞いています。その痕跡を示す実逓郵便物のご寄贈をいただきました。

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 栃木県那須塩原市から京都市に送られたゆうパック送票を含むカットです。泉郵便局を12月28日差し出しで翌29日に無事に配達はされたものの、惜しくも午前中の配達には間に合いませんでした。検索結果では14:01の配達となっています。その際に京都中央郵便局輸送ゆうパック部さんのお詫び付箋が貼られていました。このお詫び付箋こそが重要です。
 配達後に99.999パーセントまでが包装紙とともに破り捨てられてしまうものです。しかし、今ならまだ入手可能かもしれません。健闘を祈ります。

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January 13, 2018

自然災害と郵便

 来たる1月20日(土)に開催されるWe Love Kitte in KOBEに8リーフ作品を展示します。ご当地ゆえに阪神淡路大震災を軸に、郵便に見る災害の痕跡と記録を郵便資料等を使って表現したものです(図版はその一部です)。

 災害用郵便の中でも、規定はあるけれど実際の使用例が極めて少ない速達便が第1リーフ。生々しい被害状況を伝える手紙文をはじめ、復興の歩みと他地域の災害もご紹介します。具体的には新潟県中越地震(H16)、東日本大震災(H23)、口永良部島噴火(H27)、熊本地震(H28)、平成27年台風13号(被害を受けて曲がってしまった台湾の”萌えポスト”)などご覧いただきます。


 イベント当日のみの限定公開となります。どうぞご参加&ご覧ください。

第3回We Love Kitte in KOBE(公式facebookページ)
 実は第1回の時から裏方で協力していました。第3回にして初めて参加し、なおかつ作品展示をします。郵趣用名刺を箱ごと持参しますので名刺交換をどうぞよろしくお願いいたします。

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December 30, 2017

指定場所配達のお知らせ

 ここ数年、配達ボックスの普及が進んでいます。再配達による配達員さんの過剰負担を減らそう、労働環境を改善しようという一連の社会的要請によるものです。これは日本郵便さんのみならず一般の宅配便業者も含めた共通の問題です。2017年4月には宅配ボックスの設置費用の半額を補助する制度(国土交通省)も始まりました。

 日本郵便さんは不在通知と同じサイズの”指定場所配達のお知らせ”を全国的に使用中です。民間の配達ボックス(はこぽす以外)あての場合、ゆうパック用はピンク色の用紙、それ以外は緑色の用紙を使い分けておられるようです。
 ところがこのたびご寄贈いただいた京都中央郵便局のものは全く違う仕様でした。違うけれども名称だけは”指定場所配達のお知らせ”と統一されていました。これ以外の表記はいまだ目にしたことがありません。

 日本郵便さんはもちろんのこと、ヤマト運輸さん、佐川急便さんの同様サービスについてもわけへだてなく収集しています。普及期の史料収集と記録は特に重要だと考えているからです。図の用紙は、捨てられることなく幸運にも私のところに来てくれました(20171227付)。

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December 08, 2017

京都中央郵便局で手ぶら観光サービス始まる

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 12月1日(金)、京都中央郵便局では、訪日外国人旅行者や日本人の国内旅行者も含め、手荷物の一時預かりと宿泊施設(開始時は14のホテル)への配送サービスを開始しました。図は鍜治谷貫さんが作成された開始記念初日カバーです。

2017120803 詳細は左のプレスリリースを読んでいただくとして、日本郵便のさまざまな業務拡大の取り組みのひとつとしてたいへん意義あるものと思います。ホテルへの配送には”観光ゆうパック”という新制度も作られましたのでしっかり郵便に関係があります。この結果によっては他地域でも導入される可能性があることから、そのパイロット例としてもたいへん意義深いものと思います。皆さんのお近くに鉄道駅、空港、港湾の近くにバックヤードの広い大きな郵便局はありませんか?。ある日制度導入されるかもしれません。楽しみですね!。

 なお、冒頭の14のホテル名を後年の記録用として以下列記しておきます。年内に京都旅行を計画されていらっしゃる方、制度開始月内の最初期使用例として実逓便作成または手荷物預かりをぜひ利用されてみてください。その際、検索結果(追跡記録)もプリントアウトされることもお忘れなく。

・京都新阪急ホテル
・京都東急ホテル
・京都センチュリーホテル
・ホテルグランヴィア京都
・リーガロイヤルホテル京都
・ホテルステーション京都
・京都タワーホテルアネックス
・京都タワーホテル
・アランヴェールホテル京都
・エルイン京都
・京都第一ホテル
・ホテル京阪京都グランデ
・新・都ホテル
・京都プラザホテル

■案内パンフレット
 片面は日本語、もう片面は英語と中国語で表記されています。今どき珍しいB5判サイズです。このパンフ自体が持ち運びの邪魔にならないようにとの配慮かと想像しています。
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■観光ゆうパック送票
 既存の送票を流用しています。最初から個別のホテル名等が印字してあり、摘要欄に”観光ゆうパック”と明記してあるのがポイントです。なお、来年2月28日で郵送による配達済通知サービスこと”ゆうパック配達通知はがき”が廃止されますから、現行フォーマット送票使用例は制度開始最初期のみとなることも確実です。
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■受付カウンターまわりの写真
 最初に発券機でお金を払ってチケットを購入し、それから受付カウンターで手続きとのことです。(写真提供は匿名希望さん)
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■京都新聞(12月2日付)
 翌日の京都新聞にも取り上げられていました。
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December 07, 2017

検索結果を残そう

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 検索結果(追跡記録)は必ずプリントアウトし、ゆうパック送票やレターパックのカットとともにファイルしています。先日、発信便で”到着”が2つある記録がありました。なんだこれは?と現職の知人に聞きましたら下段の方は本来”配達のため持ち出し”で入力するべきところを誤入力したものだとのこと。修正もできるのですがそのままになっているのは、実は現在、郵便局のバックヤードが大変なことになっているからなのだそうです。

 10月1日にヤマト運輸さんが宅急便の料金値上げを敢行。郵便局の営業マンも今がチャンスだと積極営業を展開。年末繁忙期も始まったために取扱量が激増しているそうです。上記は訂正している余裕もないほど多忙を極めている証拠とのこと。
 関西方面の某局では、1個300数十円で契約しているようなゆうパックが受け取り拒否や、留置期間経過で差出人に戻るようなことが大量に発生しているとか。ゆうパックは還付料をもらっていないために大赤字。還付の有償化も早急に検討されるべきかと思います。

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 今月初めに私あてに届いたゆうパックでも京都中央郵便局の記録が3つも残されていました。中継で3回もというのはありえず、完全なパニック状態であったことの証拠だそうです。なるほど。
 検索結果(追跡記録)は日本郵便さんはもとより同業他社さんも含めて可能な限りプリントアウトして残しています。そんなことして一体何の役に立つのかと思わないでもなかったのですが・・・早々に成果が出て満足しています。


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December 04, 2017

郵便配達実証実験車両トヨタコムスが切手に

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 相変わらずパチもん切手をリサーチし続けています。シエラレオネが2017年7月28日付で発行した「郵便輸送」4種連刷シートの3番切手にトヨタコムス(超小型一人乗りEV車)が採用になっています。気になったのでいろいろググってみましたら2015年に名古屋市で行われた実証実験の際、環境ビジネスオンラインさんが配信した報道写真をまんまパチっているらしいことがわかりました(下図)。

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 その当時の日本郵便さんのプレスリリース、環境ビジネスオンラインさんの記事もリンクしておきます。実証実験の結果はどうだったのかについてもおおいに知りたいところです。

日本郵便さんのプレスリリース
環境ビジネスオンラインさんの記事


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December 03, 2017

京都郵便局(地域区分郵便局)オープニングスタッフ募集チラシ

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 来年2月19日オープン予定の京都郵便局(地域区分郵便局)のオープニングスタッフ募集チラシが京都市内郵便局に配布されています。某氏がこの11月に各局で採集されたものを送ってくださいました。後述する他局のような単独の大判チラシは発見されなかったようで、図のようによくある縦長はがきスタイル2種のみが採集されました。左がその専用単独チラシ、右は通常のスタッフ募集チラシの下部に京都郵便局の募集を組み込んだものです。興味深いのは右側の通常用バージョンで、各局が通信面にそれぞれ独自に年末年始のアルバイト募集を印刷していました。そのうちの3種(局)をお示しします。
 私の地元ではないのでこれ以上のこだわりはしませんが、もし私が京都人であれば集配担当郵便局ごとに異なる加刷をコンプリートしていると思います。切手を貼って記念押印し”郵趣品化”もしていたでしょう(笑)。

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 なお、これまでの地域区分郵便局の開局状況をまとめますと下記のようになります。

・20150504 東京北部郵便局
・20170130 山口郵便局
・同0205 静岡郵便局
・同0321 岩手郵便局
・同0410 広島郵便局
・同0423 道央札幌郵便局
・同0504 新潟郵便局
・同0504 群馬南郵便局
・同0522 岡山郵便局
・同0814 鹿児島郵便局
・同0917 神奈川西郵便局
・20180219 京都郵便局(開局予定)

 このうち、東京北部、山口、静岡の募集チラシをご覧いただきます。他の地域区分郵便局のチラシがありましたらぜひ収集にご助力いただけましたらたいへん幸せます。

▼東京北部郵便局
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▼山口郵便局
2017120304

▼静岡郵便局
2017120305

▼日本郵便輸送株式会社山口営業所
 山口郵便局開局後の20170428に小郡郵便局で採集しました。協力会社さんの募集チラシはレアではないかと密かに喜んでいます。しかも山口郵便局のチラシよりお金かかってるし出来が良い!。
2017120306


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