私製航空書簡 東京郵政局承認第1号
今や私製航空書簡の使用例が少ないことを知っている人は多いのでしょう。こっそり拾うつもりがけっこうな高値になってしまいました。もっとも、自分が注目していたのはそれだけではありません。長年探し続けてきた東京郵政局承認第1号だったからです。財団法人 国際通信文化協会さんの製造銘入りは他にも入手していますけれど「A第-7号」のようにナンバーの付け方の様式が異なっています(その理由も不明)。それがこれぞ正真正銘の第1号というのでがんばりました。
現物が届いてみたらプチびっくり。今は無きPETRI (ペトリ) カメラさんではありませんか。カメラファンの方々にとってはきっと懐かしいことでしょう。せっかくなので全文の邦訳も添えておきます。
[邦訳]
1969年2月19日付のお手紙をいただき、ありがとうございました。
修理をご希望のペトリ製スピードライト(フラッシュ装置)につきまして承りました。
ペトリカメラをご愛用のお客様に迅速なサービスを提供するため、熟練した修理技術者を配置しておりますので、下記のうち最もご都合の良い修理サービス拠点へ、お持ちのカメラを送付またはお持ち込みくださいますようお願い申し上げます。
修理受付拠点
米国 Petri International (USA) Corp./ニューヨーク
オランダ Petri Camera N.V./ハーグ
沖縄 Petri Camera Corp. of Okinawa/那覇市西新町
米軍関係者向け
韓国 Korea Depot-JAKOR 修理部門/仁川デポ
ベトナム PACEXサイゴン地区交換所/チョロンPX内修理部門
フィリピン PACEX地域交換所/クラーク空軍基地倉庫内修理部門
米国西海岸
Petri International (USA) Corp./西海岸サービスステーション ロサンゼルス
上記の修理施設が、あらゆる面で最良のサービスをご提供できるものと確信しております。
敬具
ペトリカメラ株式会社
海外部長
ウスイ・ノブオ
追伸:あなたのカメラは受領済みです。
(↑注記)
最初は海外のユーザーから修理問い合わせが来たため定型文を作成した。その後、実際にはカメラ本体が東京の本社へ到着した。そこで追伸として「受け取りました」と手書き・追記した。という経緯が考えられます。



























Recent Comments