ナンバーワン

January 04, 2024

1月4日(1999)

 1999年1月1日からの単一通貨ユーロ(€)の導入に合わせて1999年1月4日に発行されたユーロとフランス・フランの二重通貨表記切手の第1号です。後にユーロ表示のみの表示に切り替わったのは2002年1月。

2024010401

 この時からユーロに参加したのはドイツ,フランス,イタリア,スペイン,ポルトガル,アイルランド,オーストリア,フィンランド,ベルギー,オランダ,ルクセンブルグの11ヶ国です。しかし、独自通貨を持たないモナコ(フランスに依存)、オーランド(フィンランドに依存)なども一斉に二重通貨表示切手にシフトしたため、実際の発行国と地域数は上記よりも多いです。これがまた郵趣の面白いところでもありますね。

 なお、表示スペースがないことから、フランス共和国の略称「RF」が半世紀ぶりに復活したのも本券からです。他にRF表示が使われることはないだろうとの大方の予想に反し、2004年11月までのなんと約6年間に亘って使われ続けることになりました。

 

 

 

| | Comments (0)

January 03, 2024

1月3日(1950年)

2024010301

 サラワク(Sarawak/現マレーシア)が1950年の年明け早々に発行した通常切手15種の中の最小額面の1セント切手が、記念すべき世界最初の純蝶切手です。アカエリトリバネアゲハ(Trogonoptera brookianaのオス、アゲハチョウ科)。
 普通切手15種完セットだと3万円ほどもしますが(2015年当時の国内相場)、最低額面券種というのが幸いしてか単品なら20〜30円ほどで入手できます。
 なお、サラワクは1963年以降はマレーシアのひとつの州ですが、この切手の発行当時は北ボルネオにあるイギリスの植民地でした。

[お願い]
 自作の郵趣データベースでは「1月3日に発行された切手」のように発行日で検索もできます。一年間の予定で、できるだけ1日1件、簡単なキャプションを添えてアップロードしたいと思います。
 出典を明記してさえいただければ転載可です。事後報告もしくは掲載誌を1部ご恵送いただくだけで十分です。事前連絡は要りません・・・というよりいちいちご返事をするのが大変なのでしないでください。
 ただし、著作権を留保しているだけで放棄はしていませんのでご配慮ください。

 なお、常識として悪意ある改変や上げ足取りはお断りです。もし、記述内容に間違いがありましたらコメント欄への書き込みでこっそり教えてください(私がチェックしない限り公開されない仕組みです)。私も人間なので無謬ということはありえませんので。

 

 

 

| | Comments (0)

December 08, 2023

ぽすくまは郵便局のキャラクターです。

 一般向けのプレスリリースが一切なかったので、ぽすくまファンの皆さんもお気づきになってないのではないかと思います。
 実は2023年10月1日より、ぽすくまの用途が拡大され、正式にゆうちょやかんぽでも使えるようになりました(それ以前は、なし崩し的に使われていただけ)。それに合わせて「ぽすくまは日本郵便のキャラクターです。」という表記が「ぽすくまは郵便局のキャラクターです。」に変更されました。
 ファンタスティック・スタンプクラブ (FSC) メンバーのみに本情報を周知し、その最初期出現例をウオッチングしていました。第1号と思われるアイテムは別に確認していますが、ふつうに手に入るものではないので割愛します。誰でも入手できる第1号 (推定) は、宮城県仙台市の佐藤英幸さんが発見されました。その実物もご恵送いただきましたので初報は今夜のオンライン『郵趣』にて発表しました。さらにHYPER Philatelistブログ、facebook、Threads、X (旧Twitter)、mixiでも発表することにしました。
 現物は「東北地方のご当地キャラに応援の年賀状を書こう!」という15ページもの立派なパンフレットです。同様の応援企画は他の支社さんでも行われていますが、東北支社さんのそれは規模もずば抜けて本気です。今のうちであれば (東北支社管内であれば) どなたでも無料で手に入ります。

 パンフレットの表紙です。

2023120801

 2ページです。こちらに「ぽすくまは日本郵便のキャラクターです。」の表記があります。

2023120802

 裏表紙の15ページです。興味深いことに、ぽすくまと仲間たちの場合は従前通り日本郵便のキャラクターとの表記になっています。この違いは重要だと思います。

(20231209追記)
 念のために確認しましたら、ぽすくまと仲間たちも郵便局のキャラクターに変更するとなっていました。ということで、裏表紙の表記が10月1日以降に編集されたものであったならチェックミスの可能性があります。いずれにしても同じパンフレットで2通りの表記が併存しているという面白いアイテムであると言えます。

2023120803

 

 

 

| | Comments (0)

August 30, 2023

ポーランドは”暗号はがき”まで発行

 (公財) 日本郵趣協会ポーランド郵趣研究会の代表世話人・山本勉さんからこのチラシを送っていただきました。「郵趣」8月号の担当連載記事で取り上げたポーランドの暗号切手ことCrypto Stamp (クリプト・スタンプ) です。ところがその裏面を見てびっくり、暗号はがきまで発行しているではありませんか。切手は注目していましたけれど、はがきは完全に盲点でした。これが世界初なのかどうかすら把握できていません。

2023083001 2023083002

 

 

 

| | Comments (0)

February 15, 2023

音楽でありがとうを伝える切手&レターセット

2023021501

 さっそく購入してきました。切手の方はプレスリリースの段階からデジタルコード付き切手であること等が詳しく述べられていました。こうした新しい試みは大歓迎です。
 さて、私は500円の切手 (小型シート?) のみのバラ売りの方ではなく、1,000円のレターセットの方を購入しました。レターセットやメッセージカード類もこつこつ集めているからです。するとそれらも興味深い特殊加工がなされていました。今後のために備忘録として掲載しておきます。

<メッセージカード>
 3種共通で表紙にTHANK YOUの金色の箔押しに音符の形の穴開き加工。

2023021502

<レター>
 ピンク、青、緑色それぞれの色の箔押し加工。2023021503

 

 

 

| | Comments (0)

November 23, 2022

今年も12月の山口市は”クリスマス市”になります

 市報やまぐち11月号での告知掲載を確認しました。今年も12月に限りクリスマス市表記で届きますのでご利用ください。返却ご希望の場合は郵便物の裏面に鉛筆書きで「要返送」とメモ書きしていただければ対応します。10通以上の大量でない限り返送料も要りませんのでご心配なく。

747-1221 クリスマス市
鋳銭司郵便局留置
椙山哲太郎 (または槇陶岳名義で)

 作成された郵趣家便の宛名には秘匿すべき個人情報は含まれていないので、発表時に宛名を隠すなどのご配慮は一切不要です。念のため申し添えます。

2022112306

 

 

 

| | Comments (0)

September 30, 2022

日本最初の電子はがき

 懐かしいはがきが出てきました。最初も何もこれ1回こっきりしかやってないのではありますが、これとて既に32年も昔のものです。容易に忘れ去られないためにアップロードします。

2022093001

 浅草の東京都立産業貿易センター台東館で開催されたスタンプショウ'90。会期の1990年 (平2) 4月28日から30日までの3日間、会場内に設置されたパソコンを使って「電子はがき」なるものが使用されました。料金は1枚100円。
 あらかじめ用意された通信文は6種。そのうちのひとつを選んで宛先と発信人の名前を入力。一日の終わりに係員が特別製のポストカードにまとめて印字し、スタンプショウ'90の広告入りメータースタンプで発送されました。今から思えば実に他愛のないものですが、これでも当時は大受けだったのですよ。本便は会期2日目、4月29日の16:17の印字です。

 

 

 

| | Comments (0)

September 26, 2022

時松姐さんのファンです

 絵はがきに興味を持っている人は必ずこの個性的な姐さんと遭遇します。それも1枚2枚のお話ではありません。その正体は横浜の写真館でモデルをつとめていた芸者の時松さんです。近著では「紙モノ・コレクション大百科」三遊亭あほまろ著(切手の博物館・2020)P.40,41で紹介されています。

2022092601

 うりざね顔ですました表情の美人画顔が圧倒的多数の中、ぽっちゃりで笑っている写真が多い時松さんは、今から見てもその可愛らしい個性が際立っています。権利意識など微塵もない時代でしたから、送り届けられた外国の地でさらに勝手に複製されたりとたいへんなモテようです。
 また、和装から洋装、コスプレ姿など多岐に渡っていることから、カメラマンのリクエストになんでも応じていたモデルとしての職能の高さも素晴らしいと思います。NGの多いタレントさんは時松姐さんを見習いなさい。

 当時は若い女性が歯を見せるのははしたないという一般常識がありましたが、うりざね顔は顎が小さいために歯並びが悪く、とても人様に見せられなかった現実の問題もあったと思います。そこへいくと時松さんの顎骨はしっかり発達していそうですし歯並びもきれいです。
 むっつり顔のモデルさんが多い理由として、撮影のために数分間静止しなければならなかったことより、こうした社会常識と歯並びの悪さの方が重要であったものと、私個人はそのように考えています。

2022092602

 さてフィラテリーの面も見てみましょう。日本のみならず世界的に1900年 (明33) から私製はがきが認可されました。それはUPU万国郵便連合が決定したからです。
 日本でも同年10月1日から外国郵便に私製絵はがきを使うことが認められ、ここにお示ししたように菊4銭切手1枚貼が大量に差し出されるようになりました。しかしながら、制度開始当初は表面 (宛名書き面) の規定がなかったため、連合はがきのデザインをそっくりに真似たものが多いです。何もそこまでやらなくてもいいよ的な規制緩和がいつ行われたのかはわかりません。どなたか委細ご存知であればご教授ください。

※高解像度写真は私のfacebookをご覧ください。

 

 

 

| | Comments (0)

August 28, 2022

戦後の日本製外国切手の始まり

 山口県立山口図書館に唯一保管されている「山口郵便局ニュース」を、1952年 (昭27) 年3月1日発行の創刊第1号から綿密にチェックしています。その中から郵趣的に興味深い記事を折々にご紹介しています。

[ベトナムから切手製造を依頼 大統領肖像切手十二種 外国からの注文は初めて]
 戦後の台湾と琉球を除き純然たる外国からの発注はこれが初。受注に至るまでの経緯も記されている。ただし、戦前の日本では外国切手の製造例はないという記述は間違い。日韓併合前の大韓帝国時代、切手製造技術がなかった同国のために引き受けているほか、戦後直後の記念切手類も同じ理由で数種を製造している。
 また興味深いことに同じ号に著名な郵政省郵務局管理課々長補佐の中村宗文氏のインタビュー記事も掲載されている。日本切手の水準は外国と比べると全体的には中の上とのことだが・・・うーん、それはどうかな?。ちょっと身贔屓が過ぎるような・・・
第49号 (19560301/S31)

2022082801

 ちなみにこれが初代大統領ゴ・ディン・ジェム4.00ドン普通切手混貼はがきです。彫刻者は渡部文雄(ワタベフミオ)。貼り合わせのゴ・ディン・ジェム政府3周年記念3ドン切手も同じく日本の印刷局製。

2022082802

 ゴ・ディン・ジェム(ディエム)(呉廷■、1901年1月3日 - 1963年11月1日)は、ベトナムの政治家、ベトナム共和国(南ベトナム)初代大統領。1955年10月〜1963年11月まで南ベトナム政権を掌握。フエの貴族の出身。
 1963年、熱心なキリスト教信者であったことからカトリック優遇政策を行い仏教徒の反発を招いた。仏教徒らの反政府運動に対してゴ政権は戒厳令を布告し、各地の寺を襲撃して僧たちを逮捕した。この年の出来事をきっかけとして各地では抗議デモが頻発した。一方、これに対処する形でゴ・ディン・ジエムの弟で秘密警察と軍特殊部隊を掌握するゴ・ディン・ヌーは弾圧を行った。
 1963年11月、クーデターによりゴ政権は崩壊、ゴ・ディン・ジエムは、家族とともに殺害された。1967年のグェン・バンチュー政権が出来るまで南ベトナムの社会は不安定となった。(■は王へんに炎)

(注記)
 日本の大蔵省印刷局 (今の国立印刷局) が外国切手の製造を請け負うようになった経緯は諸説あります。そのうちの一説、それもいわゆる”大本営発表”だと思ってください。
 特に当時は外貨の取り扱いが制限されていた時代ですから、記事中にそれら代金の授受についての記述が全くないのは意図的なものを強く感じます。
 もっとも、切手製造はそんなに旨味があるものではないし、日本の印刷局も国家機関ですから、いわゆる”利権”的なものがあったとまでは思いませんが。

 

 

 

| | Comments (0)

November 13, 2021

最初のチバニアン関連郵便商品

 個人で購読している業界紙「通信文化新報」さんの11月8日配信号からのご紹介です。じっくり読んでいましたらチバニアンのダイカットポストカードが紹介されています。ピンときたのであれこれググリましたが前例が全くヒットしません。そこで仮説ですが、これが最初のチバニアン関連郵便商品ではないでしょうか。サイエンス関係テーマの収集家の方、初物は大変重要ですよ。
 ファンタスティック・スタンプクラブ(FSC)メンバーには先行してインフォメーションしましたが、どなたもノーマークだったようです。私も2~3枚は入手しておきたいです。どうぞご支援ください。

2021111303

 

 

 

| | Comments (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

AR拡張現実 IT技術の活用 Mail & Postal Arts/メールアート Pスタンプ・フレーム切手等 お気楽話 お知らせ お笑い郵趣 くっだらねー話 なんでも郵趣品化運動 まいうー ゆうペーン・切手帳 エラー エンボス・デボス グッド・デザイン切手 サッカーW杯 シルク切手 ジャポニカ ゾロ目・連番 デコーダー デジタルコード トピックス ナンバーワン ハマってます! ビニール製切手 ホログラム マイクロ印刷 マンガ切手 レアな国々 レア苗字 レフティ(左利き、サウスポー) 三角切手 事故郵便 他人の空似切手 付箋・証示印 似てない肖像切手 偏光視覚切手 偽造・模造 六角形切手 共通切手・同居型シート 円形切手 円盤切手 初日&記念カード・カバー 同姓同名 図案ミス 墨汁一滴(日常之徒然) 変り種切手 変則目打 変形シート 変形郵便 外国製日本切手 多数・多種貼り 実在しない虹切手 山口県 暮らしと郵便 未発行・販売中止 権利・差別 武漢中共肺炎 永久保証 永久図案 災害郵趣 無額面 特殊印刷 特殊詐欺対策 現代史 環境郵趣 異物混入・添付 盛り上げ印刷 監獄郵趣 直筆サイン入り 示温インク 私製加刷 私設郵便 穴開き切手 立体・3D切手 箔押し切手 表面コーティング(ニス塗り) 誕生日 誤送 輸送手段 連続・分割図案 郵便を出そう 郵便印 郵政民営化 郵趣イベント 郵趣ダイアリー 郵趣文献 金箔切手 香り付き 鹿児島県