作品集「江崎グリコ株式会社と切手キャンペーン」
いわゆる”グリコの切手オマケ”を歴史的推移を軸にまとめたリーフ作品です。と言っても、グリコの景品に切手が付いていたことを知っている、あるいは実際に体験した人はもう70代以上に限られるのではないでしょうか。かく言う私も後の時代に後追いで収集・学習したクチで、リアルタイムの経験はありません。
作者の水谷行秀さんが実に20年以上にわたって真剣に集めて来られたものです。それだけに一般的な認識を遥かに超える内容となっています。とりわけ景品として外国切手を入れた「グリコ」と「アーモンドグリコ」を関西地区に限定して販売開始した最初期のコレクションは貴重です。第1次切手キャンペーンから始まり、1964年7月からの第2次切手キャンペーン、その後の展開といったストーリーは見る者を圧倒します。あの頃の切手少年少女たちの熱気を感じとることができます。
さらに後半にはあの松田聖子母娘の写真付き切手、そのコンプリートコレクションも収められていることを特記しておきます。
作者の水谷さんから特別許可をいただきましたので、来る6月21日(土)13:00からの山口郵趣会(JPS防府支部)例会にて全リーフのプリントを回覧いたします。ご希望の方には作品集購入のご案内も致します。
なお、山口郵趣会の会員に限り、例会に先立ち、主要7ページをオンライン会議室にてご覧いただけるようにしました。
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