June 27, 2009
既にみなさまご存知のようにマイケル・ジャクソン(以下MJ)が急逝しました。わがHYPER Philatelistブログでも何度かMJ切手について取り上げたことがあります。その中でも不発行に終わった英領ヴァージン諸島名義のMJ切手について、荒牧裕一さんからコメントをいただきました「世界最初のマイケル・ジャクソン切手」 は特に有益な一編です。ぜひ参照ください。
そこで話題になっていた不発行切手の画像が、MJの死去に合わせてinternational STAMP NEWS.com さんに掲載されていましたのでご紹介します。図の上2種が不発行切手で、下2種がセントビンセントから発行された正刷切手です。まったく同一図案で、国名表示のみが異なるデザインです。郵趣1986年6月号P.69によると、イギリスのオークションで横流しされた連刷ペアが£370(約10万円)だったと伝えています。上記の荒牧さんからのコメントによりますと「2ペア4種の図案が載っており、それぞれperfとimperfのセット(計8種)で35ポンドです。」とお手頃価格に落ち着いた様子が伺えますので、実際に横流し・流出した数は相当量あったものと思われます。MJの急死でさらに郵趣市場に出回ることになるでしょうか。要注意ですね。
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June 21, 2009
先週の6月17日、スイス・ローザンヌでオリンピック立候補都市によるブリーフィングが開催され、石原東京都知事自らによる東京オリンピック・パラリンピック2016のプレゼンテーションが行われたとのこと。これが最後の公式招致活動で、あとは10月2日の最終決定を待つばかりとか。もっとも舞台裏ではさらにこれからが大変なのでしょうが。
これら一連の招致活動は、郵趣的にも全く無縁という訳ではありません。開催都市が最終的に決まってから発行される、いわゆる一般的な意味での「オリンピック切手」の他に、立候補を表明した段階で切手を発行してしまう先走り・勇み足的な切手こと「オリンピック立候補・招致切手」が実在します。一種のキャンペーン切手です。お察しの通り、落選こいちゃったら切手カタログに永久に記載されてしまう「みっともない切手」になることが明白なのに、これ意外にあります。最近でもボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ冬季オリンピック2010招致(2002)、ロシアのモスクワ夏季オリンピック2012招致(2005)があります。結果はいずれも落選し、選ばれたのは順にバンクーバー(カナダ)、ロンドン(イギリス)でした。
上図もまた然りで、カタールが2007年10月に発行したドーハ夏季オリンピック2016招致切手です。残念ながら2008年5月、ドーハはプラハ(チェコ)、バクー(アゼルバイジャン)とともに1次選考で落選となってしまいました。というか、どうも立候補・招致切手を発行すると落選する的なジンクスを感じますんで、ここまで書いていてナニですが、やめといたほうがいいんじゃないかと思います。もちろん、HYPER郵趣的にはごっつ面白いんですが(笑)。世界切手カタログをじっくり探すとまだまだ見つかりますよ。
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June 13, 2009
アオヤマスタンプさんでこのオランダ領インド切手4枚を買いました。向かって左の縦2枚は普通の使用済、右の縦2枚は水剥がしの時にインクがはげちゃびんになってしまったもの。この時代(1940〜45)のチョーキーペーパーは水に浸け過ぎるとこうなりますよ!との解説付きでわずか120円でした。
アオヤマさんをとっつかまえて「なんすか、このチョーキーペーパーって?」と聞きましたら、「チョークだよ、ガッコで使う白墨のあのチョークね。石灰でできた紙の・・・・」の説明を遮るように私は濁点付きで「え”ーっ!」と口に出していました。驚いたのなんの!。
ほとんどの方は全く意味がわからないと思います。切手の印刷と石灰は一体何の関係があるのか?と。切手に限らず一般の水性インクを紙に印刷する場合、紙の表面に受理層というインクを受けとめる層が必要です。受理層がないとインクは紙に染み込むだけで不規則に拡散、あふれたインクはだらだら流れ落ちてしまいますし、定着せず水で滲んだりもします。
受理層はコーティング加工の際に形成されるのが一般的な製造工程で、その主成分がまさしく石灰です。高級印刷や精密印刷のジャンルでは、とりわけ受理層の果たす役割は重要で、石灰以外の多孔質成分に改良された現在でも基材の紙とコート層という積層構造は変わりません。
それが第二次世界大戦当時のオランダ、その植民地の普通切手になにげに使われていたとは、一体オランダという国は何なんだ?!と0.3秒くらいの間に脳裏をかけ巡ったのでした。
オランダは戦前からグラビア印刷を実用化しています。記念切手はもちろんのこと普通切手にも使われていまして、同時代の日本切手と比較するのも気後れするくらいです。もちろん、グラビア印刷だからいい、凸版印刷だからダメという安直なことを言っているのではありません。切手の印刷方式にはその国の工業力が現れていて、グラビア印刷の方が明らかに技術水準が上なのです。それは疑いようのない事実です。
この頃、日本でも第1次国立公園シリーズの発行が進んでいます、それもグラビア印刷で。郵趣誌でも素晴らしい出来ばえだの世界的にも人気があるだのという記事を目にしますが、ありていに言ってそれはちょっと言い過ぎ、身贔屓に過ぎるというものです。製版に使うグラビアスクリーンメッシュ自体が国産できずドイツから買っていたくらいですし、実際の刷り上がりも暗部から明部へのグラデーションの変化が必ずしもなだらかではありません。同時代のオランダ切手は刷り上がりにキレがあって明らかにレベルが上です。
グラビア印刷だけに限らず、オランダはこの当時から金属色インクを使っているなど、この他にも様々な驚きの技術が散見されます。わが日本国にはオランダ切手に明るい専門収集家さんはいらっしゃらないものでしょうか。世界的な視野でオランダ切手について教えを乞いたく思います。それこそがオランダ切手も日本切手についても八咫烏の役割を担ってくれるものと思います。
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June 07, 2009
昨日、仕事が終わってから山口県下松市のモール周南へ行ってきました。3階の催事場でスタンプショウ周南が開催されていたからです。
先月のスタンプショウ=ヒロシマの時、パインンスタンプさんから満杯詰めの段ボールを一箱預かりました。量が多くてその場では見終えることができなかったので、スタンプショウ周南の時にお返し&清算するからということで預からせてもらったのです。大阪万博の時にパビリオンが配布した切手入り小袋(入場記念品)や外国切手の寄せ集めストックブックなどが主体で、HYPER Philatelistであればこそ"お宝"であっても、ま、マトモなコレクターさんにとっては"ゴミ"とか"雑品"と言われるしろものです。
というようなことを書くと本気にする人もいるのできちんと説明しますけれども、紙くずと言えども何かしらのテーマや目標を持ってさえいれば、そしてそれが他の人にも共感を得られるような積極的で合理的な意義付けがありさえすれば立派なコレクターズ・アイテムとなるのですよ。
その典型的な大珍品が上図です。これ、何だかわかりますか?。30代以下の人にはさっぱりわからんかもしれません。しかし、それより上の人は、一目見ただけで大爆笑でしょう。その正体はこれです。
今はなき(廃業)あの東京切手センターのアプ帳、その完本です。表題は「世界の切手ブック」中身は12ページです。
各ページにヒンジ止めされている切手は、そのいずれもがパッケット材料用のくず切手で、これを最低1枚20円、高いものでは50円でアプルーバル販売していたものです。昭和40〜50年代に、このようなほとんど何の価値もないくずのような切手を使って、子供たちの少ないおこずかいの一部を、あるいは大部分を巻き上げていたのですから、ちょっとひどい言い方をしますけれども典型的な子供騙しのモンキービジネスです。駄菓子屋や文房具店、書店などで売られていた、同様のくず切手の吊るし売りとまったく同類です。当時の大人たちはずいぶんとひどいことをしていたものですが、それは、貧しい人々がまだまだ沢山いた当時の社会背景も考慮せねばならないことではあります。
それにしても、大半の少年切手収集家が一度は"してやられた"はずなのに、私も含め、その恨みつらみを忘却の彼方に押しやって、ただただ懐かしく思うのです。値段の高低や難易度の多寡に関わらず、切手を眺めているだけでハッピーだった"あの頃"を思い出しませんか?。今、これを読んでいるアナタ、ニヤけて読んでるでしょ!。もちろん、私も同世代です。
さて、お懐かしがってばかりも面白くないので話を元に戻します。同社の廃業と共に、これらアプ帳のほとんどは失われてしまったものと思います。まさか、廃業時に何らかの横流しがあったのかもしれませんが、前述のように郵趣的価値はほとんどないに等しいため、引き受けたところで扱いに困るのが関の山。また、横流しされたとしたら残存数がもっとあってもいいはずです。結局、こうして完本で残っているのは1冊丸ごと購入した場合ではないかと、至極ありきたりの推論に落ち着かざるをえません。
どうでしょう、同じ「完本」を所持しておられる方はいませんか?。ここまでマニアックな対象をきちんと捕捉していると思われるのは、JIPPのDOCTORイノウエくん、静岡のM谷さん、"正しい人"のウオキ先生くらいしか思いつかないのですが。
あ、もちろん、郵趣イベント、切手展等での現物リースは喜んで応じますので、ご希望の方は遠慮なくご連絡ください。
そして初日のスタンプショウ周南が終わり、アオヤマスタンプさん父子、パインスタンプさんと遅い夕食を囲んで自宅に帰った時には、世界の東京オリンピック記念切手類が詰まった一冊のストックブックが増えていました。パインさんの新入荷品からのブック丸ごと買いです。預かり品を返しに行ったら逆にモノが増えてしまったよ。
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May 29, 2009
戦前の駅スタンプのご紹介も今回が最後です。有名な津和野駅です。印影にも表示されている通り山口線の駅であり、観光地の「萩・津和野」とセットで語られていることも関係してか、津和野を山口県と思い違いしている人も多いと思います。正解は島根県です。また、津和野駅が山口線の一方の終着駅だと思っている人も多いようですが、それも間違いで正解は益田駅です。
描かれている社は今も健在な太皷谷稲成神社です。印影が栗の形をしているのは、どうやら当時の名産品だったからのようですが、はて、今ではそんな印象はありませんねえ。さらにスキーも今の感覚からはピンときません。津和野駅がもっとも時代の違いを感じます。
ここ数日の間に日米のコンビネーション・カバー2通が立て続けに到着しています。ご出張の度に何かしら差し立ててくださる大阪の北浦秀明さんのご好意によるものです。いつもありがとうございます。ちょうどアメリカ切手について書こうと思っていたところだったのでタイミングもぴったりです。
今年に入ってから発行されたアメリカのセルフ糊切手は、郵趣誌でも触れられていたように水剥がしができなくなったようです。いくら水に潜らせてもびくともしない強固さです。これでは初期セルフ糊切手のトンガやシエラレオネさながらに、カットスクエアでの収集になってしまい非常に見苦しいです。アメリカの業務用封筒などはオレンジ色をした質の悪い用紙を使っているせいで、オレンジ色が容易に切手に乗り移ってしまいがちです。できるだけ早く剥がしたいのにこれでは全然アカンです。それほどに切手の剥ぎ取りや不正な再使用、変造・偽造が目に余るのでしょう。困ったことです。
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May 10, 2009
ドイツが東西に分かれて対峙していた時分、当時の共産圏にとって容認できない図案の切手が貼られていた場合、東ドイツ郵政当局が当該切手を墨塗り抹消していた事例があります。図は「旧領土強制退去20年」(右に別に掲げた切手がそれです)を貼った実例で、西デトモルト1965年消印→東クヴァーフルト宛の実逓カバーです。見ての通りの強烈な印象から、東西ドイツ郵便戦争と言われることもあります。
国境を越えて入ってくる大量の郵便物から選び出し、いちいちエナメルやペンキで塗り潰していたなんて、秘密警察国家ならではの偏執狂的性格がよく現れていますね。もっとも、ソ連崩壊から20年にもなろうかという時が過ぎた今では、こんな子供じみたことをよくもやっていたものだと陳腐感さえ覚えます。
なお、この「旧領土強制退去20年」切手貼りは比較的にモノはあるようで5000円しないで買えるようです。自分も既に1通持っていまして、せめて年号が読めるものに取り替えるためにGETしました。
実は塗り潰し使用例は他にもあり、スタンプショウ'09にて1953年発行の「未帰還捕虜帰国促進」切手の横ペア貼り実逓カバーも入手しました。日本でもシベリア抑留の例が知られていますが、西ドイツでも同様の事態が発生していました。日本の場合と全く同じで、正規軍人俘虜がポーランドやソ連各地で戦後復興の労働力として酷使されたため、その帰還は1950年代に入ってもなお完了しませんでした。
図案は「抑留者と鉄条網」で、まあ、これだけ露骨だと墨塗りされない方がありえないようにも思えます。使用データも、ラインフェルト(ホルスタイン州)局名不明1953.8.12消印→東オスターフェルド宛とまずまず。しかも、この切手はエンボス加工もされていることから特殊加工アイテムのひとつとしても看過できませんで、正直、ちょいと無理してGETしました。ただし、エンボスの痕跡がまったくなくなるほどみっちり墨塗りされてしまっています。
いずれの例も、ダメージ(汚損、棄損など)が大きいほど意義深いなんて、普通はありえない例なのでたいへん気に入っています。
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April 20, 2009
予定通り早起きしてふくやま・切手バザール2009に行ってきました。高速料金1000円効果でどのSA、PAもけっこうなお客さんでした。自分も仕事ではないので片道3時間くらいかけてゆっくり行きました。
福山支部のトヨタさん に事前に教えていただいていた福山駅南口地下駐車場に車を停め、歩いて数分のエム・シー福山ビル6Fの会場に直行です。福山支部はご存知A先生のお膝元で広島県東部の尾道、福山などいわゆる備後地方が主管エリアです。こちらもブースの出店も日本切手がメインで、外国切手メインの私にはちょっと手持ちぶたさではありましたが、それでも何かしら拾って楽しむ腕は持っているつもりです。SEVENのオノダさん とこで@10円均一の外国切手をいくつか買わせてもらったのを手始めに、ざっとブースを巡った成果が上図の小型印です。印影図だけでは何だかわかりませんね。押印台紙の切手展出品目録の全体図を下に掲げます。わかりますよね、小型印は「郵便と生活展記念」で目録は「生活と郵便展」となっていて催事名称自体があべこべです。単なる申し合せ事項の連絡ミスの可能性が最有力かとは思いますが、こういうワーディングの食い違いはおよそ徹底して嫌うメンタリティを持っているのが日本人たればこそ。ケアレスミスとはにわかには信じられません。日中友好と中日友好の違い、みたいな大人の事情でもあったのでしょうか。
ともかく、雑品扱いされることが多い切手展関連アイテムも、よくよく注意して見れば面白い現象に当ることもありますよということです。
そしてまた、こんなすごい実逓封筒もGETできました。某福山支部員さんあての実逓封筒で消印は福山(H)9.3.19。差出しは同市内のブティックです。
封筒に使える色彩は前世紀末頃から規制緩和の一途を辿っています。家電量販店さんのDMなどは真っ赤っかな封筒であることも珍しくなくなりました。それでも真っ黒というのは他に見た覚えがありません。そもそも郵便番号枠がこれでは機械読み取りが機能しないと思います。もちろん切手以外の部分に押された消印はまったく読めません。本便以外に平成5年の使用例も入手しましたし、このブティックは、おそらくファッション性優先で相当長期間にわたって黒封筒を使っていたようです。
郵便番号も7桁になり、バーコード印字もすっかり当たり前になった現在、今も真っ黒封筒を使っているのかどうか、制度として当時も今も問題はないのか、そして私的には大ウケのこのアイテムが福山支部では話題になったのかどうかに興味がありますね。だって、漆黒の封筒にタキシードを着た幼き美空ひばり切手の貼り合わせが黒色揃いでカッコイイじゃないですか!。立派な変形郵便の一種だと思います。
正午過ぎ、早めに会場を後にして帰路につきました。福山SAでたまたま買った「おたんこ茄子 」が想像以上の旨さで、これも今回の遠出の成果でした。(わさび漬け系はおおむね何でも大好物でして)
次の週末はいよいよ東京・浅草のスタンプショウ2009です。その後もスタンプショウ=ヒロシマ09と郵趣イベントが続きます。高速料金1000円期間中はフルに利用して久しぶりに鹿児島にも行ってみようかなと本気で考え始めているところです。
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April 18, 2009
4月10日〜16日に開催された国際切手展CHINA2009に出かけられたマサスタンプこと山本誠之さんから図のような日中コンビネーションカバーが計3通届きました。既にご存知の通り、今年の切手趣味週間切手は同展を祝う意味合いも兼ねて日中両国の絵画が題材になっています。中国の消印は、河南洛陽2009.04.10です(「陽」の字は簡略体)。
しかし、切手趣味週間切手って20日の発行ですよね。今日は4月18日なので、なんで発行前の切手がここにあるのでしょう???。あわてて郵趣4月号を見返しましたらありました、P.24にこの秘密を解く鍵が。
『4月10日(金)〜16日(木)、中国洛陽市の洛陽博物館で<CHINA2009>が開催される。日本郵便もブースを出展し、「切手趣味週間」切手を貼り、特別なスタンプ(印の種類など、詳細は未定)を押印した台紙を発売する予定。なお、この台紙は会場(洛陽)のブースでしか販売されず、日本での取り扱いはない。』(以上、郵趣2009年4月号P.24右下囲み記事を引用)
なるほど!、切手展会場限定で発売された記念台紙をわざわざ解体して日中コンビネーションカバーの形で実逓使用してくださったものですね。あくまでもその結果として、本来の切手発行日以前の消印が押されたのですね。貴重なものを恐縮です。ありがとうございます。
なお、特別なスタンプというのは日本切手に押されている下図のハンコ(↓)のことですね。シンプルでなかなかいいじゃないですか。ゴム印のようですからインク浸透式ですかね。また、いただいた3通とも正位に押されているので機械印でしょうか。詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたらコメントでフォローアップをお願いいたします。
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April 17, 2009
2008年に世界最初のCD-ROM付き切手を発行したブータンが、第2次として2種の発行を計画しているとのことです。現時点では詳細は不明ですが予定図案の画像を入手しましたのでお知らせします。第1次同様、紙製のCDケース裏面にセルフ糊が付いているいわば一種のステーショナリーで、その中にあたかもオマケかのように1枚のCD-ROMが入れられているスタイルのようです。
詳しいことがわかりましたら改めてアップロードします。
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March 25, 2009
初期の盛り上げ印刷切手について荒牧さんからコメントをいただきましたが(委細はこちら )同様に過去のリサーチがじゅうぶんとは言えなかったがために再評価的新発見が期待される分野が他にもたくさんあります。その一例がタイトルの通り「公式FDC」です(以下、OFDC)。
FDCはあくまでも当該切手の発行日を記録する一(いち)形式に過ぎないので、いかに美麗で手の込んだ作りであろうとも、装飾性自体に郵趣的な付加価値はないというのが原理原則です。その考え方の背景には、1970年代後半に日本の郵趣シーンに登場した「美術カバー」なる商品が、過度なスペックで高い値段で販売されていた、あるいは高く売るために余計なゴテゴテ装飾が施されていたことに対する反省・反動もあります。
しかし、それらは私製であって、そして日本では基本的にOFDCは作られてこなかったために、日本以外の国々のOFDCも同一視されがちであるという不幸な混同が実は今も続いています。カナダ、オーストリア、ノルウェー等々、OFDCの製作販売に熱心な国も多く、せめてそれ位は切手に準ずる注意が払われてもいいのではないかと常々申し上げております。もちろん「公式であれば良く私製はダメ」みたいな官尊民卑な考えに基づいてのことではなく、あくまでも広く一般に収集価値を評価する場合の線引きのひとつに過ぎません。個人的には面白ければ公式・非公式を問わず差別もせず収集しています。その方が話が面白いからです(←いつもの理由ですな)
そのような視線で改めてOFDCを観察していると、けっこう面白いアイテムがあることに気付きます。上図はインドネシアが2001年に発行したグリーティング切手(全8種)の2通組のOFDCです。カシェ部分の額縁でピンと来ませんか?。そうです、ここに別途添付のメッセージシール(下図参照)を貼れということです。今ではPスタンプのカテゴリーに含まれるようになった、初期のカスタマイズ様式でありますDIY切手スタイルのカシェをアレンジしています。資料によると製造数は1万セットで、この数字が多いか少ないかは意見の分かれるところですが、おそらく気付いている人の方が少ないのではないかと思います。Pスタンプ収集家の方々は当然ながら看過するわけにはいかないはずです。
この他にも「そんなモノがあるのか?!」的OFDCはけっこうありますので、いずれ機会を得てまとめてみたいと思います。
<スタンプショウ'09>
催事の詳細が発表になりましたね。ネット上でのPRは積極的に打って出ないとなかなか気付かれないので、関係スタッフのみなさんには前例にとらわれることなくもう一歩踏み込んだ運動を期待します。(今年は宣伝活動が低調でよろしくないよ、という意味です)
さて、自分としては非常に興味のある展示や講演会がずらっと並んでいるので悩ましいです。エコロジー切手展 は極地保護切手を総覧できるであろう絶好の機会です。また、専門家のコレクションを拝見することで自分には未知のアイテムを知ることも重要です。
さらに、出版記念講演&サイン会 は内藤陽介さん 、西海隆夫さん 、大沢秀雄さん の講演は必聴だと確信します。内藤さんはバリバリの新刊のお話でしょうから否応なく期待してしまいます。西海さんの地図切手も興味津々なのは、実は本業の方で地図もさんざんデザインしてきたからです。空間表現ツールとしての地図はたいへんに懐が深いものなのです。大沢さんの視覚障害関係テーマのお話はJAPEX'08のご講演で感銘を受けたのがきっかけです。今年はブライユ生誕200年記念切手が世界各国から発行されていて、前述とも関連するのですが、点字エンボス加工をした切手、のみならずOFDCもたくさん発行されています。特殊加工技術のひとつとして、これも見過ごせません。
開催までちょうど1ヶ月となりました。休みが取れるかどうか、懐具合はどうか、さあどうしよう!。あれこれと"計画をねりねり"(↓)
※買い物袋がぴょんと飛び出すのはCG合成ではないというのが受けました
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March 08, 2009
『2007年にフィンランド、チリ両国の大統領が提唱し、両国の郵政事業体の呼びかけに賛同した42の国と地域において、切手を通じて、世界中の多くの人々に南極・北極の極地保護及び氷河の保護を訴え、地球温暖化という世界的な環境問題に関心を持っていただくために、2007年からの第4回国際極年(International Polar Year)にちなみ、環境問題を題材とした「極地保護切手」を共同発行します。
各国と地域の切手は、環境問題を題材としてそれぞれ独自のデザインにより発行しますが、共通デザインとして、シンボルマーク「アイスクリスタル」(切手シート左上部のマーク)とスローガン「極地と氷河を保護しよう!」を記載した小型シートとして発行します。』
上記は日本郵政のホームページに掲載されている極地保護切手の説明文です。また、図版はノルウェーが発行した極地保護切手です。国際テーマでの発行ですから、日本切手であろうとノルウェー切手であろうと主旨は相通じるものがあって当然です。ノルウェー切手には様々な特殊加工が施されているのですが(後述します)、それを差し引いて図版を見ただけでも発行意義や目的(=コンセプト)と切手の出来ばえ(=デザイン)がぴたっと一致していることにどなたも納得されることと思います。さらに、その他の国々の事例は、これから発行される分も含め、下記フィンランド郵政サイト内で一覧できます。
▼http://www.posti.fi/postimerkkikeskus/preservethepolarregionsandglaciers.html
それらをご覧になったうえで、改めて見比べていただきたいのが日本のデザインです。
可能ならばきちんと説明を聞かせてもらってからモノを言うべきでしょうが、残念ながらその機会はないので、やむをえず先に自分の意見を書きたいと思います。日本初のホログラム切手であるとか、1シート320円という五百円玉を出してお釣りがくる手軽なワンコイン価格といった長所はもちろんおおいに認めますけれど、端的に言ってこんな切手を出しているようではいけません。情けないにもほどがあります。
そもそも、この共同発行への参加が呼びかけられた時も日本郵政はずっとたな晒しにしたままでした。申込締切日が過ぎた後になってやっと参加表明するようなていたらくであったことも承知しています。この時には既に図案発表まで済ませていた国や地域が少なからずあったというのに、です。そんな役所時代そのままの、スピード感のない遅きに失した対応のあおりが付け焼き刃的なデザインにまで影響しているとは思いたくはありませんが。
世界各国のデザインと比較して、明らかに見劣りしている、否、次元が低過ぎます。国際テーマとして何も競う必要はないにせよ、協調して極地保護を訴えるというスタートラインにすら届いていません。詳しく書きますと、提示された極地保護というテーマについてそのコンセプトに高い次元で取り組んでいるかどうか、もっと言えば誠実であるかどうかに疑問符が付きます。他国の図案も簡単に見比べられるというのに、日本はなぜ漫画チックなイラスト表現を選択したのでしょうか?。極地保護を訴えるのに、かわいさをも感じる親しみやすいシンプルなデザインである必要性は(さしあたっては)ありません。第一に必要だと思う「意義を啓蒙する」とか「危機感を訴える」などの、芯となるべき意図がまるで感じられないことに、企画段階で誰も何も問題視しなかったのですか?。極地のオーロラを背景に動物イラストで、これがベストだなんて本気でそう判断したのですか?。どう見てもお菓子に付いてくるおまけシールじゃないか。これが日本独自の個性とでも?。とても信じられません。
まるで今、日本中が注目している第2回ワールド・ベースボール・クラシック大会に、何の手違いか草野球チームが乱入してきたかのような気恥ずかしい思いがします。要は、極地保護とは何かという基本的なスタディが全然できていないのではないかと危惧する次第です。
郵趣2月号の巻頭特集記事でも書きましたように、いかに特殊で高度な印刷技術を駆使しようとも、まず切手としてきちんと成り立つデザインになっていなければ合格とは言えません。今回の場合、6色オフセットであるとか(通常はCMYKの4色)、ホログラムであるとか、そこそこがんばってはいますが、外国切手ではとっくに使い慣れた技術であって特段の珍しさはありません。ホログラムごときにいちいち感動するホドのモンはないんで、やはり図案そのものの吟味に取り組んでもらいたいです。
おしまいに、ノルウェーの小型シートについて記しておきます。円形切手が2種横並びに納められているように見えますが、額面が円形目打の外側に表示されているので、円形切手ではなく穴開き切手の一種になります。また、右側は氷で表現した緯度経度部分がエンボス+透明樹脂コーティングという文字通りクールな(かっこいい)姿。シート地の共通マーク「アイスクリスタル」部分もエンボスです。さらにまだ裏付けが取れていないのですが、地の淡い青緑色が全体に輝きを持っているので、何らかのイリオジン系インクを使用している可能性があります。
もちろん、ノルウェー切手を出してきましたのは、前述の通り「提示された極地保護というテーマについてそのコンセプトに高い次元で取り組んでいるかどうか、もっと言えば誠実であるかどうか」が十分発揮されていて、提唱国のフィンランド、チリ両国とも堂々と比肩できる出来ばえだと思ったからです。もっとがんばってくれなきゃ困ります日本!。
▼ノルウェー郵政の詳細説明ページ
http://www.posten.no/en/Products+and+services/Stamps+and+collecting/Stamp+programme+2009/9189.cms
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February 23, 2009
昨日2月22日に開催された「切手のつどいin広島」に出かけてきました。活動的な営業で信望も厚いマサ・スタンプこと山本誠之さんのブースを発見して直行です。昨年のJAPEXの時だったか、オバマ新大統領就任関係のアイテムを福井県小浜市関連で作成予定であることを聞かされ、その場で予約を申し込んでいました。そして実際に出来上がったのが上掲の記念カバーです。
リベリアが発行したオバマ大統領、バイデン副大統領の当選記念切手を用い、日本切手との混貼(コンビネーション)による小浜郵便局2009年1月20日の消印を押しています。ワシントンDCのSOUTHWEST STATION局の到着印もばっちりです。図のようにオバマさんと欧文印、オバマ&バイデンさんと欧文ローラー印の組み合わせ違いを、ホワイトハウスと議事堂のカシェ違いで2通買わせてもらいました。この他にも組み合わせパターン違いで数種類作成されたそうです。
えーっと、許可を頂いたので追記しますが、この記念カバーはアメリカのディーラーさんから1,000通単位で製作依頼されたのだそうです。マスコミが報じた福井県小浜市の勝手連的な騒ぎぶりはアメリカにもしっかり伝わっていたからなのだそうです。こんなことで国境を越えた情報化社会を実感できるとは!。それに引きかえ、当の小浜郵便局はいろいろ事情もあるのでしょうが、一連のお祭り騒ぎに便乗しての郵便商品販売等のことどもとは無縁だったようです。まあ、そんなもんだろうなという気もしますが、せっかく官公庁ではなくなったのに勿体ないな、営業センスがないな、と正直、残念な思いもします。
アメリカ郵政公社が製作した就任記念カバーのことは、今年元旦の記事 でお知らせ済みですね。このマサ・スタンプ製カバーとセットでコレクションされてはいかがでしょう。お値段は上が900円、下が1,000円というお手頃価格です。詳細は山本さんに直接お問い合わせください(郵趣2月号P.72の広告を参照)。
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January 31, 2009
王室関係者以外の存命者の切手発行を解禁した国が増えています。オーストラリアもそのひとつですが、これには私もちょっと戸惑いました。世界で活躍する同国出身の俳優4人を真っ正面から主題に取り上げたものです。原題は"2009 Australian Legends of the Screen"です。私の感じた違和感は、やはり伝説と言うには若過ぎないか?と思うからです。そう、お前さんのことだよ、ニコール・キッドマン!。
人物評価の定まった物故者以外は切手にするべきではないという古臭い考え方は、私もとうの昔に捨て去りましたけれど、売れ線狙いの人選がこうもありありで軽々しいと、何となく有り難みが目減りしたような幻滅感がいたします。Pスタンプだのフレーム切手だのでは何やってもかまいませんが、正刷切手ぐらいはもうちょっと勿体ぶって欲しいと思いませんか?。
しかし、ファンにはたまらないアイテムなんでしょうからご案内だけはきちんとしておきましょう。ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ、ジェフリー・ラッシュ、ケイト・ブランシェットのファンの皆さん、下記URLでオンライン購入できますよ(クレジットカード決済)。そうそう、発行日は1月22日なので今日は既に発行後10日目になります。
http://www.stamps.com.au/legends
※なんとケビン・ラッド首相のお祝いメッセージが!
http://www.stamps.com.au/legends/about/message
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January 01, 2009
来る1月20日のオバマ新大統領就任式を記念して、アメリカ郵政公社(USPS)は図のような記念カバーを販売します。オバマ新大統領とバイデン新副大統領を描くシルク・カシェ付き封筒に、USPSの誇る多色記念印Digital Coloer Postmark(デジタル・カラー・ポストマーク)を押印。これを三つ折り式のパッケージに納めて$14.95で販売されます。日本円で1,300円ほどになります。下記URLで予約受付中ですので、興味のある方はどうぞ。
◆USPS POSTAL STORE
Inauguration Day Official Commemorative Souvenir
▼オマケ:上記URLでも見られるPVです(↓)
新大統領就任に合わせてUSPSが公式に記念アイテムを製作した前例は記憶にありません。もちろん、私はアメリカ切手の専門家ではないので、単に知らないだけかもしれませんが、気になったものですから新年最初の郵趣情報としてご紹介します。また、どうでもいい情報としては、ワタクシメはオバマ大統領と同い年でございます。そう、今年の干支の丑年、満48歳です。
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October 01, 2008
9月30日、ウィーンで2009年の「極地保護切手」計画が正式に発表されました。「極地保護」をテーマにした世界規模での共同発行(ジョイント・イシュー)です。デザイン上の統一基準は、発行形態は切手2枚を含む小型シートであること、シートの大きさはおよそ12cm×8cm内外であること、アイスクリスタルと呼ばれるシンボルマークを印面もしくはタブに表示することなどです。また、特定のエージェント(販売代理店)を使って参加各国の切手を取り揃えた「極地保護切手パック(あるいは冊子)」を販売する計画もあります。一挙に取りまとめて世界的に販促をしようとの試みです。
なお、日本切手の詳細は追って発表されることと思います。
<現時点での共同発行参加予定の国と地域>
アルジェリア、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、チリ、クロアチア、チェコ、エクアドル、エストニア、フェロー諸島、フィンランド、フランス、ギリシャ、グリーンランド、ハンガリー、アイスランド、インド、インドネシア、イタリア(確認中)、日本、カザフスタン、ラトビア、リトアニア、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、パラグアイ、ペルー、ルーマニア、スロベニア、南アフリカ、スペイン(確認中)、スイス、ウルグアイ、オーランド。
※11ケ国の図案(暫定版)はこちらへ
http://www.posti.fi/postimerkkikeskus/preservethepolarregionsandglaciers.html
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August 18, 2008
繁忙期対応勤務の日々を送っていましたが、昨日、ようやく1ヶ月ぶりに休みが取れました。山口市の実家に寄ったり、温泉に浸かってのんびりしたりと、至って月並みな休日でした。
そして、イイダバシくんのブログでもインフォメーションされている四支部合同例会 (今年は調布支部が幹事)に提供する郵趣品をとりまとめたりという作業も行いました。その名の通り、四支部が持ち回り交代制で毎年開催している交流会ですが、古巣の調布支部が幹事をする年に限り、何かしら郵趣品を箱詰めにして寄贈しています。チャリティー・オークションにでも付されてみんなの酒代のタシにでもなればという元支部長なりの気持ちであります。
寄贈者たる当人の私が言うのもナンですが、中身はかなり良いですよ。私宛の郵便物、切手類のうち、面白切手関係以外は基本的に収集対象外なので、ここ数年間に届いた実逓カバー類、紙付きの類のほぼすべてが詰め込まれています。特に写真付き切手、フレーム切手は100パーセント手つかずのまま入れてあります。その他にも外国切手はもちろんのこと、外国郵政が使っているグラシン袋等、ちょいと捻ったアイテムも意図的に入れています。お楽しみのひとつということです。
そして、今回の意外な目玉は上掲の切手オマケです。これは現在も愛知県にあります寿がきや食品 さんが、かつて販売していたインスタントラーメンのひとつ「デラックスラーメン」の新発売記念に作ったもののようです。同ラーメンは昭和38年販売開始で、入れられていた右図アメリカのジェファーソン1c普通切手も同じく1963年の発行ですから、同年製作・配布の切手オマケだと類推されます。
せっかくですので来歴も明記しておきます。今年のスタンプショウ=ヒロシマ'08にて広島県のTさんから有意義に使って欲しいと100袋の寄贈をいただきました。袋のポリエチレンがやや黄化している程度で保存状態は良好です。と言うより、往事の切手オマケに使われた袋の素材はグラシン紙がほとんどで、ポリ袋を使うなんてリッチ(?)な事例は確実にレアだと言えます。このうち、2袋を自分用にキープした残り98袋を提供する予定です。おそらく、参加者ひとりにつき最低1袋は無料配布されることと思います。明日8月20日に寄贈品をまとめて毛利支部長あてに発送する予定です。グリコの切手オマケは有名過ぎるほどに有名ですが、逆にグリコ以外は今となってはなかなか手に入りませんので、郵趣史に興味のある方はぜひ四支部合同例会で入手されてください。
なお、観察眼の鋭い方は、これがただの切手オマケのひとつであること以上の着眼点にもお気づきかと思います。昭和38年という時代ならありえるのでしょうね・・・・・正解はMIXIにでもそろっと書いておきますか・・・・・。
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August 01, 2008
報道各社が伝えているところでは、本日8月1日付でジンバブエが100億分の1の切り下げというとてつもないデノミを実施するとのこと。上掲の年賀切手も額面が1000万ジンバブエドルと、たいそう賑やかですが、はてさて、郵趣面ではこれからどうなるのでしょうか。
同国のインフレの原因はひとえにムガベ大統領の失政というより経済オンチ、無能さによるもので、その意味でも非常に珍しい事例です。興味のある方は調べてみてください。まったくもう、どうしようもないカスっぱな大統領だとわかりますから。
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July 20, 2008
第一印象は「これのどこが"世界健康の日"なん?」でした。ただいま個人的に大ハマリ中のPerfumeのあーちゃん 風に「意味わかんない」と言い垂れまくりです。
地球温暖化で溶解・崩壊する氷河と水害に見舞われた村の写真を背景に、"Protecting Health From Climate Change"とわざわざ表記してあるその意味は「気候変動から健康を守ろう」です。
ちょっと待て、それは一体どういう発想か?
確かに環境が変われば人間の健康にも影響を及ぼすであろうけれども、しかし、記念切手の主題となるほどのコンセンサスは、少なくとも私の感覚からはありえません。このぬぐい去り難い違和感はよく吟味しなくては、と直感したのでした。
もともと自然災害の多い同国では、近年の気候変動の影響をより端的に受けています。以前には考えられなかった規模と頻度の洪水被害など、かの国民にとっては襲い来る脅威そのものなのでしょう。それから人間を守るという発想・感覚は至って率直です。我々、先進国の国民の方が、環境保護の意識とは裏腹に、その影響の甚大なるリアリティーを感じていないのでしょう。
あるいはまた、気候変動の原因は先進国が惹起したものであって、その悪影響をまともに受けているのはわがバングラデシュなどの発展途上国であり、つまり自分たちは被害者である、といった側面もありえるかとも思います。それはつまり、加害と被害の二極化意識のことであり、決して良い方向性ではありません。
切手の世界では、このような考え方の違いが出てくることが往々にしてあります。時として理解しにくいものも少なくないのですが(アラブ世界の反米PR切手など)よくよく考えないといかんですね。
(図版:世界健康の日/バングラデシュ2008年4月7日発行)
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July 09, 2008
北海道のYuaさんからご恵送いただきました。よく出来ていますね。ぜひyuaさんのブログ の方もごらんください。
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July 07, 2008
今から10年ほども前、鹿児島に住み始めた頃に当時の郵便局のお偉いさんに、批判的なニュアンスもりもりに、こんな差別的な言われ方をしたことがあります。
切手収集家ってエラー切手とかを有難がって集めるマニアな連中らしいじゃないか
はいはい、そこの血の気の多いあなた、そんなにすぐにカッカしないように(笑)。このような侮蔑的に見下した態度をしてしまったのは当該局員さんが無知だったからに過ぎません。当時はJPS鹿児島支部が再建されて日が浅かったため、郵便局員さんと言えども長い間具体的な「郵趣活動」を目にする機会がなく、管理職級でも切手収集や切手展とは何かをまったく知らなかったのです。
そこへ、稀に一般のニュース等で、どこぞの国のなんちゃら言う上下逆さま印刷ミスの切手が何億円で取引されたとか聞いたりすると、偏見に満ち満ちた「非常識極まりない収集家イメージ」が妄想されていくわけです。
そこには、エラー切手は正規品以下の出来損ないであって、本来世に出てはならない非合法アイテムであるという、官の立場であれば至って真っ当な価値判断が、無意識のうちに前提としてあるわけです。これを、いかなる手段でか入手し、珍品と称して高値で売り買いする行為にもまた不健全さや反社会性を感じるのでありましょう。
ま、他愛のない誤解です。事実、JPS鹿児島支部が切手展「スタンプショウかごしま」を開催するようになると、そんな偏見はすぐに雲散霧消してしまいました。もちろん、JAPEX上位入賞作品を招聘するなどの工夫もしていた結果であって、メンバーが軽い気分で作ったような、ただ身近なだけのありふれた作品しか展示しなかったら(できなかったら)「低レベル=幼稚」のイメージを払拭できず誤解が解けるには至らなかったと思います。
さて、そうは言っても収集家サイドでも似たような思い込みや誤解があります。一般の人(非郵趣家)と同様に「図案ミス切手やエラー切手は高価だ」と漠然と思ってはいませんか?。また、それ以前に図案ミス切手と、製造途中に発生した極端な偶発変種であるエラー切手との区別がきちんとできますか?。
日本はおしなべて品質管理が徹底しているのでエラー切手が世に出ることはほとんどありません。それゆえ、取引価格が高いことを否定できません。そのイメージが図案ミス切手に関しても混同していませんか?。さらに、世界的に見れば管理が厳しいのはむしろ少数派で、アメリカやイギリスなどはエラー切手でさえ大量に出回っており、よほどの条件でもない限り何百円程度で買えるものが多いという事実を正しく理解していますか?。
そして、やっとここで図版の切手についてお話をいたします。今日、地元の防府市で開催された「西中国地方切手の集い'08」で購入した北ボルネオ(現マレーシアのサバ州)が1899年に発行した4c普通切手です。これが世界最初のサル図案切手です。興味深いのはそれだけではありませんで、印面に「POSTAGE」と「REVENUE」のふたつの表記がなされている点です。旧英領切手ではよくあるのですが、これは「郵便切手と収入印紙を兼ねています」という意味です。これはちらっとでも記憶しておくと、いつの日か役に立つこともあるでしょう。
長い前振りでしたから、もちろん話はこれだけではありません。このおサルさん、チンパンジーに見えるでしょう?。マレーシアにチンパンジーは居ませんよね、変ですよね。正解はこれです!。
本来、オランウータンを描くべきところ、デザイナーが実物を見たことがなく、製造関係者もまた誰一人として確認もせず、結局テキトーにでっちあげてチンパンっぽくなった図案ミス切手
植民地時代にありがちな上から見下した施政根性がこういう鬼っ子を生み出したのでありましょう。考証をしないまま誤図案で発行された切手はけっこうありまして、官サイドはその事実もまた本当は知らないのでしょう。エラー・アイテムを集めていることを問題にする前に、根本的にこんな鬼っ子を作ってしまった責任の方が重いことをお忘れになっているらしい。
結局、このチンパン似のオランウータン切手はついぞ図案修正されることもなく長く使われ続けました。その帝国主義的な押し通しぶりはひどいですな。
【参考】
現時点で約7,900点を記録している私の郵趣データベースからきちんと数字を示しましょう。
・図案ミス切手総数:483点
・同上評価(市価やカタログ価)合計:379,018円
・平均値:784.7円
このうち日本切手は総数28点、評価合計10,720円、平均値382.8円です。どうです、大した数字ではありませんね。統計上でも収集する側が非難されるべき重大な要因はありませんね。800円に届くかどうかの小額ごときで人格まで否定しかねない物言いをする暇があったら、発行者サイドこそ図案ミスをしでかさないよう努力するのが先決問題です。
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May 11, 2008
郵趣5月号の同名特集に個人的に参加します!。Pizzicato Five(ピチカート・ファイブ)は大好きなのでホントは秘密にしたかったんですが・・・しかし、さすがです、東京中央郵便局局舎のモダニズムがわかる人にはわかっていたのですね。この「The Night Is Still Young」こと「東京は夜の7時」のPVにばんばん登場しております。P5のカッコ良さと合わせてご覧ください。
(注)このPVはiTunes Storeで購入できます。郵趣資料の意味あいも兼ねてもちろん私も買いましたっ!
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April 29, 2008
聖火リレーにまつわるお騒がせニュースがいろいろと報じられていますが、私のところにも北京オリンピック関連アイテムが届きました。上図はマン島が4月21日に発行した北京オリンピック記念切手の一種です。この1枚を見ただけでピンときた貴方はたいへんすばらしい!。
確かに今年の干支は子年ですが、オリンピックと直接関係はありませんね。呪術の世界観が生きていた古代中国ならまだしも、現代ではあたかも宗教のように干支が生活の隅々にまで敷衍しているかのような意味と有効性を持ち続けているわけではありません。異文化を大切にしようというマン島郵政の気持ちは理解できるものの、オリンピックの記念切手に干支は変です。やはり何かの思い違いです。
また、印面下部に波形の五輪色をアレンジしているのもどうでしょう。デザイン的に特に優れた効果を発揮しているようにも見えませんし、むしろなぜ普通の五輪マークを使わなかったのかが気になります。
そしてうっかり見落としそうなのが額面です。よーっく考えてみてくださいね、たったの1ペンスの記念切手なのですよ。日本で言えば最低額面券種の前島密の1円切手と同じと思ってください。交換レートを考慮したとしても秋田犬の2円切手とほぼ同額です。この意味は全4種を納めた小型シートを見れば、おおよその察しがつきます。
向かって左から1p、2p、3pそして94pという額面構成です。そうです、額面数字でワン・ツー・スリーを表現したかったに違いありません。94pはヨーロッパ宛航空便40〜60gまでの料金ですが、さほど頻繁に必要とされる券種ではありませんので、ここはやはり額面合計でぴったり1ポンドにしたかっただけのことかと類推されます。
さらにさらに、公式FDCの消印はなんと金箔押しです。箔押しによる郵便消印は前例がない訳ではありませんが珍しいことには変りはありません。下図に箔押し消印の部分拡大図も添えておきます。金箔切手を集めている方ならなおさら話のタネにお薦めです。
どうでしょう、相当オモシロ・タノシイ切手だと私は思うのですが。
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April 20, 2008
2007年7月3日、ガーナがゼロを4つも取る1/1万のデノミを実施しました。切手上の表記変更についてほぼ概要が見えてきましたのでまとめておきます。
旧10,000セディ=新1ガーナセディ(GHC)です。これは日本円にして約106円です。また、補助通貨はガーナペセワ(Gp)と言い、新1ガーナセディ=新100ガーナペセワです。上図が新通貨単位表記切手の代表例で、「農業開発銀行」4種より左が90Gp、右がGHC1額面です。
通貨単位表記の変更が行われると、郵趣面での常としてファイナルおよびファースト・イシューの確認が必要になります。ですが、これがなかなかの難物で、特定の1種もしくは1件に絞り込むことはできませんでした。同国もまた切手代理発行エージェントに業務委託していまして、デノミ実施後の9月15日付の記念切手類が全部で18件もあり、しかも新旧通貨が入り交じっていたからです。よって以下にその全リストを掲げて記録といたします。
【旧通貨表示】
・独立50年:1種
・ベネディクト16世誕生80年:1種
・民族衣装:5種
・ガーナの鉱業:5種
・織物のデザイン:6種
・ガーナの著名人:8種
・イヌ:4種+小型シート1種
・ネコ:4種+小型シート1種
・ラン:4種+小型シート1種
・鳥:4種+小型シート1種
・アブリ植物園:5種+連刷シート(6種)1種
・カカオ産業:5種+連刷シート(6種)1種
※以上合計、12件/単片52種、小型シート4種、連刷シート(6種)2種
【新通貨表示】
・航空会社:2種
・農業開発銀行50年:4種
・商業銀行:4種
・州保険:5種
・建造物:5種
・大統領:9種+小型シート1種
※以上合計、6件/29種、小型シート1種
これらの中で特筆すべきは「ガーナの鉱業」5種です。精錬した金塊を手にした女性を描くC7.500切手は、経済状況の不安定、貧富の差、いわゆるアフリカ問題等々を皮肉的に象徴しているようにも思えますね。インフレーション関係のテーマ収集をなさっている方々はどうぞご留意ください。
なお、当初は7月1日にデノミ実施を予定していたそうですが、当日がガーナ共和国独立50周年のまさにその記念日だったうえに日曜日とも重なったために3日にスライドされたそうです。
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April 17, 2008
荒牧さんのブログの「立体印刷切手のおかしな図案」 では、いつもながらの造詣の深さが伺えます。意図的あるいは結果的にそうなってしまった使い回し図案、パクリ図案はけっこうあります。かつて昭和30〜40年代には盛んだった全世界ゼネラル収集がすっかり退潮してしまったせいで、何の関係もなさそうに見える異なる国どうしでの類似に気付くことは難しいことでしょう。私も何点か"発見"しているので、知名度の高い国どうしのそっくりさんをひとつご紹介します。
左は1985年に国連・ジュネーブ事務局が発行した「児童福祉」2種のうちの1種、右は1963年にアルゼンチンが発行した「世界食糧計画」です。これは率直に『激似』レベルと断言してもいいと思います。後に発行した国連が、まさかのパクリ行為をするとはちょっと考えにくいので、おそらく元(下絵)にした報道写真がたまたま同じだった結果ではなかろうかと想像しています。元写真の特定ができればベストですが、残念ながら私はそこまで解明できていません。
ま、しかし、「盗作」みたいなきつい言葉はなるべく使わないようにしています。こういう例は「インスパイアされた結果」と言いましょう(笑)。
☆推奨します☆
日本の底力は『おもしろければなんでもあり』にあり/NBonlineさんより
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080416/153213/
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April 12, 2008
呉市の切手商さんのことではありません。いや、その話題をしてもいいんですが、今日はベクトルが違いまして同じ青山でも「テルマ」さんの方です。
父方のおじいさまがトリニダード・トバコ人ということで、検索で間違ってこのブログに来てしまったあなた、決してハズレでもないのですよ。青山さんは調布市のアメリカンスクールに通っておられたとのことですので、調布にゆかりがある方ならば、長州人の敵・近藤勇以外(笑)は支援しなければなりませんので、ホッピー同様に大プッシュ いたしませう。
切手収集の面では、個人的にはトリニダード・トバコに対する印象はかなり良い方です。カリブ海各国によく見受けられる、切手代理発行エージェントによる不健全な怪しい切手発行といった側面も希薄です。苦難の歴史も切手を通して見聞きしていますし、なによりスチール・ドラム発明の地であることで有名です。
1969年に発行された16種の普通切手がすべて多色刷りで金箔押し(エリザベス2世女王のシルエット)であることに驚いたのが最初の好印象でしょうか。当時、既に金箔押し切手は旧英領植民地各国で採用されていましたが、普通切手への全面的な導入例はこれが初めてで最後、つまり空前絶後のことです。旧宗主国イギリスの同国における力の入れようには並々ならぬものを感じました。
上掲の西ドイツ宛書留カバーはイイダバシくんが探し出して取り次いでくれたものです。前述の普通切手のうち$1と40cの貼り合わせで、その姿の良さもあってたいへん気に入っています。もちろん第1軍扱いのコレクションです(NEWTOWN 28.JAN.77)。しかし、昨今の新切手では特筆すべき券種に乏しいのがやや残念です。
がんばれ トリニダード・トバコ!
がんばれ 青山テルマ!
■MAKAI - Garden of Love feat.青山テルマ
(もちろんiTunesでPVを購入しましたとも!)
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スウェーデン郵政の報道発表によると、ウェブデザイナーから切手デザイナーに転身したJenny Burman女史のデビュー作品とのふれこみ。新人さんのうちからこんなに持ち上げられて大丈夫なんかなあ?。俺なんざデザイナーとしての仕事よりコンクリートの配合を試したりオービタルサンダで研磨したり、すっかりドカタ派になってますが。ええ、もちろんうらやましくて書いてますよ(笑)。
同時発行された昆虫3種のコイル切手のうち、テントウムシを描く1種のみが図のように6面建てで限定3万シート発行されました。売価も額面合計33クローネのところを5クローネ増しの38クローネで販売されました。無額面切手・郵便等級表示切手の類だと、こういう割増販売も見過ごしやすくなる点に要注意ですね。また、シート左下のドットは目打穿孔穴でテントウムシを象っています。ですから穴開き切手の一種ということにもなります。
3種のうちこれだけがオフセット印刷で他の2種はいかにもスウェーデンらしい凹版印刷です。一般に安価と言われるオフセット印刷なのに割増販売ってどうよ?みたいな気もしますが、風合いとしては意識的に多色凹版印刷の趣を醸し出しています。オフセットでもここまで表現力がありますよ、という意図でしょうか。
※興味のある方は郵趣4月号P.78を参照 ください。
または同号の見本誌はこちらから 申し込めます(本文末を参照)。
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ハンガリーが1989年10月に発行した「切手収集のすすめ」小型シート(無目打)は、今でもさほど高価な切手ではありませんが不思議な出自を持っています。発行当時の資料によると販売されたのではなく、手持ちの切手と額面交換されたとあります。
同年2月・ハンガリー政府は1956年の「ハンガリー動乱」を肯定評価、5月・オーストリアとの国境に設けていた高圧電流が流れる越境防止鉄条網(鉄のカーテン)を撤去。これを知った東ドイツ国民が8月頃からハンガリー経由で西ドイツに脱出・・・・・と時代がめまぐるしく変化したまっただ中での発行です。この時のハンガリーの民主化は暴力革命を伴わなかったおかげで、記念切手が発行されるとか国名表示が変更されるなどの動きはありましたが、インフレを思わせる極端な額面の高騰や切手そのものの品質劣化、取り上げるテーマの急激な右傾化といった、革命期特有の表情には乏しいものがあります。それゆえ、本券がなぜ一般販売されなかったのか、あえて額面交換された理由、逆に言えばなぜそうしなければならなかったのか、がいまだにわかりません。
額面50Ft(フォリント)はまぎれもない高額面です。通貨不安の予兆でもあったのでしょうか。国体の変化を見越して、国内の切手収集家が持っていた記念切手類を額面交換によって回収しようと考えたとか?。いやいや、政治的な側面はまったく関係なかったのかもしれません。つまり、委細はわかりません、ということであります。だれか聞いて来て(笑)
※興味のある方はこちらへどうぞ
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April 08, 2008
何かとお世話になっていますマサスタンプこと山本誠之さんから上図画像を送っていただきました。日本とインドネシアの共同発行切手、そのインドネシア側の発行券種です。同国では2種を市松模様型に8面並べた別建てシートも5種発行するようですね。インドネシアも発行情報が非常に入手しにくい国のひとつなので、世界を駆け回っている国際派ディーラーの山本さんならではのありがたい情報です。ありがとうございます。
インターネットで何気なくトラベル情報を見ていたら、今さらながら安さと便利さを再認識させられました。今月末のスタンプショウ'08は特に参観予定ではなかったのですが、旅費・宿泊費の安さにそこそこ気持ちが揺れましたねえ。山口宇部ー羽田間往復航空券付きホテルパック、それも2泊でもわずか3万ちょっと。イメージコストでは5万円に近い4万円台のような気がしていたので、1万円を超える割安感はかなりインパクトがあります。
それでなくとも4月は何かと物要りです。新車に買い替えたばかりだし来月にはスタンプショウ=ヒロシマ'08もあります。ここはひとつ冷静にと自分に言い聞かせて踏みとどまりましたが、ワンクリックしさえすればチケットが手に入るというのは・・・・・魔物ですねえ、あぶないあぶない(笑)。
そんな話を職場でしていたら、東京に行ったら銀座のユニクロに行きたいという女性の意見あり。ユニクロの本社は山口市にあるんだし店舗も県内にもあるし、何も銀座店にまで行かなくても、などと考えるのは男どもの短絡的発想だそうな。銀座店ではコンセプトの異なる品揃えでぜんぜん違うのだそうで。ふーん(←としか返事のしようがない俺)
自分ならコッテコテの山口弁を駆使しながら銀座店で買い物をするっちゅーのはどうかなあ?とか、くだらんことを考えてしまいました。
「何なんこれ。ワヤすらー」
「こねーにイナゲなもんは売れんじゃろー」
「それいね、山口店でも防府店でも売っちょらんじゃったそに」
「なして銀座店じゃからって違うんかね?」
「店員にニクジでも言うちゃろかぁー」
「ジラくいよったらぶち怒られるいやー」
「やっぱやめちょこうか」
「うちゃあ見ちょるだけで、はー、うるおうた」
「お金もみてたしねえー」
(※標準語訳は付けません。わかる人がわかればということで)
しかし、3万ナニガシも使うなら韓国に行った方が焼肉食い放題の殿様旅行ができるだの、飛行機は苦手じゃぁー、福岡か下関からフェリーで数時間で行こう、いや私は台湾に行きたい、あ!パスポートがないぞ・・・・・と延々と茶飲み話に花が咲くことでした。
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March 18, 2008
先日、日本郵便の「国際文通グリーティング(赤毛のアン)」発行の報道発表がなされました。今年の共同発行相手国はカナダということで、さっそく同国郵政サイトにアクセスしたものの、やや肩すかしでした。いわく「details誌(同国の郵趣広報誌)に詳しい紹介記事があるので郵便受けを開けてみなさい」と。で、帰宅したらホントに私んちにもdetails誌が届いていました。ありゃま、ほんとだ!。
さて、本家カナダの「赤毛のアン」切手の呼称は"Anne of Green Gables"となっています。10面ペーンの切手帳の他、上図のような変形小型シートも発行されます。この小型シートのみ横ペアの中央目打部分にカエデ型の目打穴が穿孔されます。また、絵はがきやメダルなども発行されるとのことです。委細は同国郵政ホームページの発表を待て!。
この調子だと来年の国際文通グリーティングも日本アニメネタでテーマは「フランダースの犬」、そしてもちろんベルギーとの共同発行でしょう!。ベルギー本国ではもともとこの物語はあまりメジャーではなく、実は日本アニメの輸入・放送のおかげで一般に認知されたそうなので、ふさわしさに遜色はないのでは?。ってな勝手な予想が、まぐれでもいいから当たんないかな。
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March 16, 2008
1995(H7)年11月以来、12年4ヶ月ぶりに1ドル100円を突破して99円台になったのを感慨深く見守っています。輸出産業は採算ベースと言われる1ドル106円を大きく割り込んで大変な事態だとお察しします。しかし、主に外国切手を収集している私は、率直に言ってすげぇ嬉しいです。1ドル89円時代を体験しているので、そりゃもうおばか丸出しで"夢の再来やー!"と胸の内で叫んでいます。専門家の予測では96円位まで続伸する可能性が高いそうなので、米ドル建てでまとめ買いする品々を選別しているところです。
円高メリットがいまいちピンとこない人も多いことでしょう。でも、100円玉の方が1ドル札より価値が高いと言えば感覚的にも理解できませんか。英語が苦手とかクレジットカード払いの仕組みがよくわからないとか、臆病な中学生(?!)みたいなことを言ってないで、千載一遇のチャンスですからぜひオンライン購入、個人輸入にチャレンジしてみてください。
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既に報道各社が伝えていますように、今年2008年のダカール・ラリーは、ルート地のひとつでありますモーリタニアの治安悪化のため、スタート予定前日の1月4日になって急きょ中止されました。ラリー30周年にあたる今年に限っての、いかにも"よりによって"な残念な出来事でした。
2006年からスタート地点がポルトガルのリスボンになっていた関係で、同国が1月5日に発行を予定していた上図の「ダカール・ラリー30年記念」小型シートは発売中止にされることもなく、予定通り発行された模様です。このように、催事自体はキャンセルされたのに、記念切手および関連記念印類は予定通り(あるいはやむをえず)発行・使用された例は稀にあります。今年2月6日の記事「雪支 」もそのひとつですし面白アイテムとしての資格も十分だと思います。
なお、今年の4月に中央ヨーロッパを舞台にした代替大会が開催されるほか、来年はついにヨーロッパ・アフリカ大陸を離れ、南米での開催と決まったようです。スタート地点がリスボンなってようやく定着しつつあったところにこれですから、何ともポルトガルには可哀想な切手となってしまいました。
ちなみに発行枚数は6万シートです。人口が1,000万強しかない国と言えども、このような背景を背負っている面白切手としては少ないような気がします。
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March 12, 2008
右リンク欄は「札幌日記録」のyuaさんから実逓はがきを送っていただきました。これはただの小型印ではありません。期間限定で運行される列車「流氷特急オホーツクの風」車内に設置された専用ポストに通常はがきを投函すると、もれなくこの印が押されて発送されるというアイデア企画モノです。何度も書いたように思いますが、本当に北海道支社さんは優れた企画を実行されるので感心します。
特定の「場」に行かないと手に入らない(押印できない)郵便印は、その仕組み自体は昔からある伝統的なモデルですが、これを特急列車内に置くというセンスがいい。こじゃれたデザインの郵便ポスト、それもそれほど巨大なモノではなくてもいいので、気の利いた場所に設置するだけで郵趣的にも郵便文化的(手紙文化)的にも楽しい気分を味わうことができます。この「気分」をいかに魅力的なものにするか、それがセンスなのです。
嗚呼、わが山口県のある中国支社の(チャイナではなくて)センスと意欲と実績の無さを悲観だな。最低でベタではあっても、せめて宮島(厳島)フェリーの中にポストを置こうとか、そのくらいの知恵はないのかなあ・・・・・ないんでしょうねえ。
◆オホーツクの風 詳細はこちら
◆手紙の素晴らしさを再認識 詳細はこちら(2008.3.10の記事)
【多謝】埼玉県の木村さん、うるう日の消印付きフィンランドからのリターンカバーをありがとうございました。その他、いろいろ送っていただいています皆様どうもありがとうございます。
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February 06, 2008
第42回青梅マラソンにエントリーされていたYuaさんからご恵送いただきました。さりながらちょっと待てよ、確か大雪で中止になったんじゃなかったっけね?。大会自体は中止でも小型印は使われたのですね。ほとんど話題にもなっていないようですが私は興味あります。事件・事故等で中止になった催事の郵便印・・・・・なんてイイじゃありませんか。
この場合は大雪で中止っつーことですから一種の雪支(ゆきつかえ)ですね(違うと思うぞ)。冗談はともかく、事の委細は忘れ去られてしまいやすいので、Yuaさんにはどうかひとつ、詳しい状況をお聞かせくださいませ。トラックバックも送っておきます。
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January 29, 2008
昔やっていた現行切手収集家時代のコレクションからもうひとつ。局名年月日入りの機械波消しの鏡字印影です。自分の記憶では波消しの鏡字の報告例はなかったと思います。
紙媒体でHYPER Philatelistを発行していた当時、機械波消し機を取り上げたことがあります。そのマシンの構造を理解していれば、こういう鏡字印影も発生しうることがわかるはず・・・・・なのですが、たぶん無理かも。今はなき(?)あのヒサノトオルくんも答えられなかった超難問。もちろん、かつての払い下げBOXから出てきたものであって、決して偽造品・変造品ではありません。どういう仕組みで起こりうるのか頭の体操がてら推理してみてください。正解は後日mixiの方にでもアップしましょう。
(印影は芝局の平成4年1月21日付です)
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January 27, 2008
郵趣2月号の補遺その2です。
フィジーの魚切手4種が謎です(P.54参照)。印面左下に学名、同右上に通称名を配した正統的な魚切手ではあるのですが$2だけがちょいとヘンなんです。
50cはCoronation Trout、90cはRoving Coral Trout、$1.50はSquaretail Coral Troutですが、$2だけが"Chinese Footballer"(中国人のフットボール選手)と表記してあります。フィジー郵政サイトの公式説明(報道発表文)でも『Known as the Chinese Footballer or the Blacksaddled Coral Trout. 』と2通りの呼称があると認めつつも、よほど馴染みがあったのか前者の方を選んでいます。私は魚切手はもとよりフィッシング、スキューバダイビング関係等々には疎いのでなおさら気になるのですが、一定のコミュニティーの中では常識的なことでも、郵便切手のようにボーダレスに行き交う表現機能を持つ場合は一歩踏み込んだ説明をしておくべきでしょう。この呼称は一歩間違えれば差別的と糾弾されかねない懸念を強く感じます。
魚切手コレクターさん、あるいはスポーツ切手コレクターさんは名前の由来を調べてみてください。前記のような懸念にもかかわらず、さらりと表記されているところからして、存外に心温まるすばらしい由緒来歴の物語があるかもしれませんよ。
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January 04, 2008
郵趣1月号P.25に、フランスのサルコジ大統領が、レジスタンス闘士「ギー・モケ」を政治利用した切手を発行させた(のではないか?)という記事が載っています。図版のように切手帳も発行されたようです。切手は10月22日発行、切手帳は少し遅れて10月28日の発行です。セルフ糊式の無額面切手(=0.54ユーロ×12枚)で、その剥離台紙の裏面にギー・モケがプリントされています。
実効性の有無はともかく、切手の政治利用の話題は数年に一度は必ず出てきますね。こうして取り上げることもその深謀なるプロパガンダの罠に嵌ってしまっているのでしょうかねぇ?。
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December 02, 2007
「長くつ下のピッピ」で日本でも有名な児童文学者アストリド・リンドグレンの誕生100年記念切手が発行されました。スウェーデンとドイツとの共同発行で、特に上図のスウェーデン発行分の小型シートのデザインは興味深い側面を秘めています。が、詳しくは今月末発行の郵趣誌1月号にて!。それまではこれ(↓)で和んでくださいませ。
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September 26, 2007
郵趣10月号の早刷りが届きました。巻頭カラー特集その2は今年のヨーロッパ切手のテーマ「スカウト運動創始100年」です。やはり専門収集家の方による解説記事は読み応えがありますね。しかし、スカウト切手自体が硬派なテーマで、さらにヨーロッパ切手そのものも至って真面目な発行方針を堅持しているため、ぶっちゃけ、私のようなおふざけコレクターにとっては面白味が皆無に近い寂しさもあります。
先のJPS会員大会における切手市場、その中でも1番に直行したスルガスタンプさんのブースで上掲のFDCを入手しました。「第17回世界ジャンボリー大会・韓国1991」の小型シート貼りです。明治時代の新聞挿絵のようなイラストレーションもいい味出してます。んが、よーっく見るとですね、あろうことかわが日本国の日章旗、その日の丸のど真ん中に目打穴がっ!。イラストの地球儀の描き方も日本列島が一切ないナンダコレハ状態です。これはただの偶然であると俄には信じられませんな。○国の反日組織が仕組んだ謀略である!(笑)。
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August 28, 2007
本業が忙しくなってきたこととmixiでとある企画ものを始めたことで、ちょいと表ブログのこちらが手薄になってしまいました。そこで、大まじめな評論をいっぱつブチ上げたいと思います。
新南陽郵便局は集配業務を廃止すべきだ!(どーん!!!)
なるべく早く無集配普通局なり無集配特定局なりに衣替えすべきと、それはもう日に日に実感しています。その理由は明確です。この郵便局は危険だからです。(あーっ、断言しちゃったい!)
同局にはちょくちょく行っています。来客用駐車場が狭いので、郵便車を切り回す奥の広い駐車場の方に駐車しています。そこで否応なく目に入るのが無事故達成表示板です。何日間無事故ですよ、安全に集配業務を遂行していますよと、日々の励みになるであろう差し替え札式のアレです。差し替え欄は4桁もありますが、去年見た時は3桁までしか表示されていませんでした。それも2桁目、3桁目はともに「0」でした。私が見たのは無事故6日でした。なんやそれ、事故したてやんか!とウケまくったものでした。
それが昨日は26日となっていました。をいをい、去年の「6日」からかなりたってるのに、また誰か事故ってリセットされちゃったわけですかい?。はっきり書きましょう、新南陽局の事故率はえらい高い気がします。いつ行っても100日どころか50日以上の表示を見た記憶がありません。
郵政民営化だの効率性優先だの地方の切り捨ては許されない等々と語られているご時世ではありますが、そんな高尚なレベルの話ではなく、新南陽郵便局の(特に)配達員さんは威勢のいいバイク乗りさんが多いのであぶないよ、ただそれだけです。ああも短期間にころころと事故る状況下で配達していただくのは忍び難いものがあります。はがき1枚のために交差点でお陀仏なんてそれはちょっと困るし気分的にも嫌です。確かに郵趣家として事故郵便も集めていますが、それとこれとは事故の意味が違います。(そうでもないかな?)
ほんとに危ないからさあ、ちゃんと安全教育とかしてくださいよ。「住みよい山口 いつも心に 交通安全」
◆Crazy Frog
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August 18, 2007
郵趣誌の補遺その2です。
カナダ発行の「探検家ジョージ・ヴァンクーヴァー誕生250年」が今月末発行の9月号に掲載されます。見ての通り、上品で申し分のない出来映えです。この1種を収めた小型シートも同時発行され、肖像部分にはエンボス加工も施されています。スペースの都合で割愛した切手ではあるのですが、おもしろ切手であることは間違いありません。何が、どこが変り種なのかわかりますか。
個人を顕彰する切手なのに背面像というのは理不尽、変、どうして?、あんまりだ!、なんでやねん!でしょう。ロイヤル・ネイビーの軍人さんだし、もちろん名の通った(通り過ぎるくらいの)方ですから、かのイギリスはナショナル・ポートレート・ギャラリーにも肖像画 が残されていますし、何とも不思議なデザインです。あるいは子孫が許可を出さなかったのかな?とも思いましたが、亡くなってから200年も経ているので完璧に歴史上の人物ですし、肖像権もとっくにナシのはず。むしろ、もし子孫に口出しする権利があったら、このデザインこそダメ出しするんじゃないかな。
人物切手コレクターさんには是非ともカナダ初の「主題人物の顔を描かなかった人物切手」の謎解きをお願いしたいです。
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August 15, 2007
新普通切手(80円、50円)を見て気付いたことその2です。「日本郵便」より「Nippon」の表示の方が大きくなって、いかにも国際化を反映しました!的ですね。その点はいいですね・・・・・と言いたいところですが、残念ながら遅過ぎました。やるならせめて5年早く踏み切って欲しかったです。
世界的な潮流はすでにその先の、国名表示はもとより額面表示すら小さくする傾向に進んでいます。もちろん、世界の郵政当局者が国際会議で申し合わせた方針ではないので、いくらでも例外はありますし真逆な事例もたくさんあります。オランダのビジネス用切手なんか数字オンリーのデザインだしね。ですが、そういう意識で郵趣誌の世界新切手ニューズを眺めてみれば、おお、確かにその傾向はあるなと気付かれるはずです。要は、日本切手だけしか興味がないと、そういう視点があることも気付きませんし、昨今の切手デザインのムーブメントも理解しにくいよ、ということです。
大雑把の代表であるあのアメリカでさえ、図の$4.60優先郵便切手(普通切手の一種。日本にはこの券種は存在しません)の「エアフォースワン」も題材主体で国名・額面表記はぐっと抑制されているでしょ。高額券種であればなおさら、文字表示は小さくした方が偽造しにくいという理屈もあります。もちろんそれだけではなく、マイクロ文字による偽造防止対策もしっかり組み込まれています。
郵政民営化後は、ごく一部の切手だけでもテキスト表記をできるだけ小さくしたデザインでお願いしたいです。新普通切手2種も、そうですね、ほんの1割程度でもテキスト表示面積を小さくしていたらすごくかっこいいし、この先10年使い続けても陳腐化しないデザインになったのではないかと、それはそれはおじさんは残念であることよなあ。
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ネット上をざっと見て回りましたが、まだどなたも触れられてません。ひょっとして、こいつぁオイラが一番かな?。郵政民営化に伴う新普通切手の50円と80円切手2種 、いつものアレがないぜよ。
色検知枠
イイダバシくん、出番です。速攻でリサーチしておくれよ。郵便自動化の研究は君にしかできんのだ!。
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July 22, 2007
今週末はいよいよ参議院選挙ですね。選挙関連の郵便と言えば選挙はがきでしょう。それも注意していれば上掲のような教育委員選挙の例を掘り出すことができると思います。ぱっと見では特別何かが異なっている風に見えないので、普通の選挙はがきに紛れ込んでいる場合がほとんどだからです。図は山口県教育委員選挙はがきで、消印は柳井30.3.29です。なお、日付は投函された日ではなく選挙の公示日であることは郵趣知識の常識として覚えておいてください。
かつては教育の民主化の理念から教育委員は公選制がとられていました。その法的根拠は「教育委員会法」(昭和23年法律第170号、昭和23年7月15日施行)により実施されました。しかし、自由民主党と日本社会党の二大政党制、いわゆる55年体制の成立とともに「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」(昭和31年法律第163号、昭和31年10月1日施行)で廃止されました。教育委員公選制の実施期間はわずか8年間でありました。
今から見れば、終戦直後に使われた「民主化」なる用語は、「左傾化」「反米主義」の意味とほぼ同じですから、公選制によって教育の中立性など保たれるわけがなく、公選制の廃止は当然のことと思います。現在はまた状況が大きく異なり、いじめ問題やこどもの自殺、未成年犯罪の凶悪化など、専門家による対策が急務とされていますので、今なら公選制も意味があるかもしれませんね。
◆JUMP 中野六区・忌野清志郎(無所属)
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July 14, 2007
7月12日の記事「MOON」の月面写真の謎については、きってコレクションblogのHIDENさんが解明作業をすすめてくださっています。たいへん面白いのでぜひ参照を。(こちらです )
それではこれも、と取り上げますのが「現金書留小包」です。郵政のインフォメーション によりますと「現金を郵送する場合において、現金封筒に入るものは第一種郵便物(封書)料金+現金書留料金となりますが、 そのほかに同封物があるため現金封筒に入らないものは現金書留小包となり、 一般小包料金+現金書留料金となります。」とあります。実際の郵便物の体裁がぱっとイメージしにくい文章なのですが、外見は郵便小包そのものです。
現金を郵送するとき、郵便局で売っている現金書留封筒に入り切らない場合、別に郵便物をあつらえます。厳重に包装し、現金封緘紙を貼って割り印し、「現金書留小包」として差し出すのです。
実際問題として札束が厚過ぎて封筒に入らない事例は考えにくいですね。それほどの高額現金をナマで送るのは、一般常識としてちょっとどうかと思います。むしろ、現金ではない同封物がかさばってやむをえず的な場合の方がありえるのではないかと思います。
思います、とは書いたものの、ワタクシはその使用例を見たことがありません。どなたかコレクションされていらっしゃいますか?。1万円札1枚(もちろん1000円札でもいいんですが無駄な見栄を張ってみました)にギフト品をセットにして一度に送るとか、作ろうと思えば簡単なのですが、それじゃあやっぱり面白くないやね。非作為な使用例があれば、ぜひ拝ませてくださいませ。
◆モンゴル出身力士の方々の健闘を讃えて「Mongolian Song - Zurhnii Erel」
(ホーミーみたいな音を出す電子バイオリンみたいな楽器は何?。ほ、欲しい!)
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July 11, 2007
郵趣8月号用の連載記事原稿も無事に入稿を終えました。8月号ではあのスター・ウォーズ切手(30周年記念切手)も取り上げました。そのつながりでひょいと思い至ったのがタイトルの宇宙人の切手です。映画や物語の一シーンとしてならともかく、宇宙人なるテーマは、いかにも切手にしにくいテーマです。それでも過去例はないかと調べた結果が上掲のカバーです。(1978.6.15 チューリッヒ宛)。
1978年にパラグアイが発行した「未来の宇宙計画」と題する9種セットのうち、額面Gs.10とGs.25の2種に妖精のような宇宙人が描かれています。まともな切手発行国の中ではこれが比較的に早い時期の例ではないかと思います。1970年代のパラグアイは、まともな国とは言いづらい様相を呈してはいますが、何とかぎりぎりセーフでしょう。アラブ土侯国関係以外で、同様の例があったかどうかは思い浮かびません。
なお、面白いことにこのカバーは在パラグアイ・スイス大使館差し出しです。ずいぶんフランクな図案の切手を貼ったものです。たまたま、これ以外の切手が無かったのでしょうか?。(下は切手部分の拡大図)
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July 09, 2007
【受領御礼】
yuaさんから送っていただいた札幌中央局07.07.07の窓口料金計器証紙(メータースタンプ)です。ありがとうございます。なお、偽造防止のために波形模様部分にマイクロ文字が使われていることは、意外と、ではなく、かなり知られていない・・・・・。
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July 05, 2007
ご紹介するのがたいへん遅くなりました。LINK欄の「札幌日記録」のyuaさんから国土緑化FDC(はがき)をご恵送いただきました。裏面はyuaさんの郵趣だより「厚別東局前通信」で、本便で通算300号に到達されました。これはたいへんな数字です。これこそ快挙です。おめでうございます。
ふるさと切手「国土緑化」タブ付きペアを貼り、苫小牧の小型印と苫小牧三光の風景印の多局印はがきのセンスも軽やかです。パソコンの普及とともにカシェも簡単・きれいに合成&印刷できるようになりました。厚別東局前通信もそのさきがけのひとつです。この手法は誕生日などのメッセージ・カード作りとも相通じるところがありますので、きれいな切手+きれいな消印+きれいなカシェの、トリプルで美しいオリジナル郵趣アイテム作りにも応用が広がると楽しいことでしょう。
あさっては2007年7月7日。言わずと知れた7並びの日です。これに合わせて何かラッキー・カードを送ってみませんか?。
と、きれいにまとめようかと思ったら、「おめでとう」と似て非なる「おめでたい」はがきも届きました。差出人はイイダバシくんでありました。自身のブログで、うつ状態だとか書いてるし、電話でもだりーとかなんとか言ってたし、珍しくテンション低ぅー!と心配していましたが、もらったはがきはテンションではなく標高が日本一低かったのでした。はがきの正体は、今ではすっかり全国区級で名所になりつつある日本一低い山の天保山登山証明書でありました。なるほどー、これは低いなー。(消印は大阪港19.7.1)
しかし、私製はがきの最低サイズ・短辺9センチ×長辺14センチよりも小さいんですが・・・・・。はがき料金50円で無事に届いてますけど、本来なら第一種郵便物の定形外料金じゃなかったっけね?。
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May 31, 2007
月に雁、ビードロはなくともマイケル・ジャクソン切手は持っている、それこそがHYPER Philatelistであると思いつきで今言った、私が。セントビンセントの世界最初のMJ切手が世に出たのは1985年ですから、いつの間にか22年も経ってしまったのですねえ。
数多のヒット曲があるMJですが、私はソロ最初期の「ビリー・ジーン」ただ一曲が最高で、結局、これを越える曲はないように思えます。
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今日、日本郵趣エージェンシーさんから、話題のスター・ウォーズ切手が入荷しましたとのメールが入りました。ずいぶん早い時期に予約を入れていたのですが、大人気で申し込みが殺到したために連絡が遅れたお詫びが記されていました。こういう賑わいは率直に良いことだと思います。
普通、人気の高い切手は日本のみならず世界的にも使われないで退蔵されることが多いです。しかし、このスター・ウォーズ切手は実際に郵便使用される割合も高いような気がします、勘ですけども。
なお、発売初日のセレモニーにはレイヤ姫役のキャリー・フィッシャーさんが登場したとのニュースを読みました。そのシーンの報道写真は目にしませんでしたけれど、うむむ、アメリカ郵政公社も思い切ったゲストを呼んじゃいましたねー。かの女史はアル中だとか整○手術が崩壊したとか諸説ありますが、往時の面影はどこに?的なすごいことになってたはず。セレモニー会場は一気にドン引き?????。初公開から30年という年月は抗し難いものなのでしょう。あー、これこれ、コワいもの見たさで画像検索とかしないように(笑)。
余談ですが、個人的には「ブルース・ブラザーズ」での頭のイカれたねーちゃん役の方が面白いと思います。更なる余談ですが、「ブルース・ブラザーズ」にはミニスカートで世界を席巻したツィッギーもチョイ役で出てたり、昨年のカナダ切手に登場したジョン・キャンディが刑事役で出演しているのも見逃せません。
現在、郵趣サービス社のスタマガネットで購入できます。詳しくはhttp://www.yushu.co.jp/shop/g/g446121/ へどうぞ。
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May 24, 2007
スタンプショウ=ヒロシマ'07の収穫品紹介その3です。
アオヤマスタンプさんが在庫一掃セールされていたソ連切手のロットに含まれていたアイテムです。若い人は知らないかもしれませんが、ソ連でも再使用型宇宙船計画がありました。ソ連版スペースシャトルで、その名をブラン(Buran)と言います。切手に描かれているように、アメリカのそれと見紛うばかりのソックリですが、決して猿真似ではなく、ソ連は成功するまで国家機密扱いにしていただけで、実際はアメリカよりもはるかに早い1960年代には既に開発計画に着手していたそうです。
ブランの打ち上げ成功は1988年11月15日でした(ただし無人の自動操縦機)。そしてこの小型シートが発行されたのが1ヶ月半後の同年12月30日。せっかく大成功した国家プロジェクトの記念切手にしては、ソ連切手特有の悪い面でありますケバくて安っぽい拙速な印象が出てしまっています。年末ぎりぎりの12月30日の発行といい、突貫作業の1ヶ月半だったのではないかと想像できますが、何とも勿体ないバッド・デザイン切手です。
実は、ブランにはソ連郵政による9,000通もの初フライト記念カバーが搭載されていたので、常識では切手発行部門にその情報が伝えられていなかったとはちょっと考えにくいのですが、切手の粗悪な出来ばえを見る限りでは、共産官僚主義の弊害で横の連絡がなかった(知らされていなかった)可能性も十分ありえるとも思います。当時、ソ連の衛星国であったブルガリアなどの方がよっぽどカッコいいブラン打上げ成功記念切手を出しているのが面白いです。
ソ連解体に伴ってブラン計画は中止され今日に至っています。1回限りのプロジェクトで終わってしまいましたので、全世界のブラン切手を寄せ集めてもおそらく20点もないのでは?と思います。
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May 20, 2007
スタンプショウ=ヒロシマ'07での収穫品紹介です。
社会主義国家だったことによる嫌悪感から切手の存在自体までもが無視に近い状態だったソ連切手。今では少しずつ見直され始め、改めてトピック的な面白さが認識されつつあります。ニュアンスとしては「発掘」に近いものがあります。その代表が上掲の若き日のネルソン・マンデラ氏顕彰切手(右)です。
左のマンデラ大統領就任記念切手(南アフリカ・1994年発行)の方は見慣れた白髪姿のものですが、氏は1962年8月に逮捕され、釈放されたのはなんと28年も後の1990年2月11日でした。そのため右のソ連切手が発行された1983年当時はいまだ獄中にあったため、当時の風貌を知る由もなく、若き反アパルトヘイト運動指導者の頃の肖像画が用いられています。想像図も含め、若き日のマンデラ氏を描く切手は他にもあります。興味のある方はケニア切手あたりを探してみてください。
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May 10, 2007
渋谷泰功さんから上掲のはがきが届き感謝感激!です(図版は部分抜粋)。右側の切手は、そうです、わずか 100万枚の少数発行のため、郵趣5月号の担当記事でも断腸の思いで割愛しなければならなかった「2・88国家記念館、2・28事件60周年」こと国名表記「臺灣 TAIWAN」最初の切手です。左側の「中華民国郵票」表示切手が中山楼というのも気が利いてますね。渋谷さん、ありがとうございました!
(消印は士林故宮郵局 4.5.07)
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March 27, 2007
来る5月1日にふるさと切手「中国5県の鳥」が発行されます。原画作者は長門市在住のイラストレーター尾崎眞吾氏です。実は、尾崎先生とは昨年夏から一緒に仕事をしていました。先生に秋芳町営団地壁面に設置するレリーフの原画を描いていただいたのです。テーマは「秋芳洞の清流とカワセミ」です。
壁画の方がふるさと切手より少し早く完成しましたのでご披露します。先生独特のタッチを生かす工夫が奏効し、楽しいランドマークになりました。場所は秋吉小学校のすぐそば、八重交差点に面して建っている八重団地A棟です(隣接するB棟のレリーフも先生の作「秋吉台とアザミ」です)。観光バスが必ず通る道路沿いですから、旅行にお越しの際はぜひご覧ください。
◆中国5県の鳥
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/furusato/2007/h190501_f.html
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March 21, 2007
ちょっと萩に行ってきました。
ふらっと行けちゃう的なノリがプチ自慢だったりします(笑)。同じノリで1〜2時間もあれば自家用車で関門海峡も津和野にだって行けるのですが、今日は萩のお話です。萩博物館で表題の企画展が去年暮から開催されていることは知っていたのですが、なかなか都合がつかず、やっと今日行くことができました。
午前中にお墓参りを済ませ、国道262号線をひたすら北上です。かつての旭村が合併で萩市になった結果、山口市からいきなり萩市に入ります。このあたり"東京23区から一歩出た途端に八王子市"みたいなもので、いまだに違和感がぬぐえません。
この企画展、時代が時代だけに、郵趣で言うところの実逓カバー、エンタイアの類は全くと言ってよいほど期待してはいませんでした。仮にあったとしても中身の手紙がメインであってガワの封筒は余禄のようなもの。直筆サイン入り郵趣品も集めているので、郷土の志士たちの筆跡をじかに見るのもまあアリかなと思った次第です。
書に関しては言うまでもなくド素人なんですが、久坂玄瑞のは好みでした。吉田松陰先生(山口県では呼び捨てにすると無礼者扱いされます、これ常識)のは知識がないこともあいまって、普通の手紙とフォーマルな手紙とでは同一人物とは思えないくらい筆致が異なっていたのが印象的でした。たぶん、意識的に変えていたのでしょう。今で言うところの原稿用紙のような、字の升目が印刷された紙には、ひどく右肩上がりのカクカクした字を書いていました。まるで、私たちもともだちの中に必ず一人はいた"レポート用紙の行に合わせて均一な字を書いていた奴"みたいな感じ。てなことを言葉で説明しても伝わる訳がないんで、松陰先生の書を見る機会があったら思い出してください、です。
このコレクションは明治から大正にかけて医学者・政治家として活躍した、萩出身の山根正次氏が集めたコレクションで、ご子孫が萩博物館に寄贈されたものです。「かつては情報を交換するツールとしてもっとも重要な位置にあった手紙」(パンフレットより)の実例として、郵政民営化を直前に控えた郵政関係者こそ見て欲しいと、それは冗談抜きでそう思いました。
その後は、2つ目の目的である萩ビール村塾の買い出しです。4種類のビールを取り混ぜて6本セットにしてもらいました。ただいま冷蔵庫に入っておりますよ。明日の夕食時が楽しみですなあ。
そして3つ目の目的、阿武川温泉にも浸かり、午後8時前に帰宅しました。この阿武川温泉は阿武川ダムのすぐ下にあるという珍しいロケーションなので、知らないで行くとけっこうびびります。ダムの建設中にたまたま見つかった源泉で、わずかに硫黄臭のあるアルカリ泉です。露天風呂の温度が低く抑えられているうえに、加熱・加水をしていない35度の源泉水も注ぎ込まれているので、ヌル湯で時間をかけて入るのがお好きな方にはかなりお薦め度が高いです。ここも元は川上村でしたが、旭村同様、現在は萩市になりました。入湯料は400円です。
<オススメ観光ポイント>
・萩博物館
http://www.city.hagi.yamaguchi.jp/hagihaku/
・萩ビール村塾
http://www.e-yuzuya.com/04beer/sonjyuku.html
・阿武川温泉
http://park16.wakwak.com/~yuzu/spa/fureai.htm
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February 20, 2007
3月8日発行予定のオーストリア切手です。わっちゃあー、こりゃまた強烈なグロさですね。コンピュータで合成して作った画像だとは思うんですが(たぶん)、一発でヒキますな、これは。これほどまでにインパクトの強いデザインをも容認するからには、オーストリアでも女性への暴力(ドメスティック・バイオレンス)が、非常に深刻な社会問題として認識されているのでしょう。それでもなお、このデザインに関しては賛否両論が噴出することでしょう。
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February 19, 2007
北九州切手のつどい'07に行ってきました。よくよく考えたら今年最初の郵趣イベント参加でした。新山口駅まで車を運転して行き、そこから新幹線に乗って一路、小倉へと向かいました。うっかりひかりレールスターに乗ってしまったせいで乗車時間が20分しかないことに気がつき、慌てて朝食の駅弁「あなご飯」をかき込むはめに。ゆっくり出発したつもりが開始15分前に到着し、これはまあこれでちょうど良かったです。
実は、前々日にアオヤマスタンプさんのマンスリー販売リストが届いていました。さっそくいくつかe-mail注文しようかと思いましたが、今日の催事会場にブースを出されているので直接買った方が手っ取り早いと考え直しました。それが上図のCABINDA加刷のアンゴラ切手です。個人的にはアンディ・ウオーホルのマリリン切手がターゲット(しかも6番切手は裏焼き!)なのですが、一般的には「カビンダ加刷って何?」の方が重要でしょう。販売リストには、カビンダ中央銀行内に郵趣窓口がある等の説明はありましたが、アオヤマさんご自身も「今現在の情報ではアヤシイ切手としておきますので お好きな人だけどうぞ」と各自の責任・判断をと記しておられました。
とりあえず、この1シートのみ購入し(980円)、帰宅後にインターネットで調べてみました。アンゴラは長年にわたる内戦で疲弊しきっていますけれど、コンゴ川河口の飛び地カビンダはかろうじて戦火をまぬがれたとあります。そこにカビンダ中央銀行があり、その銀行業務の必要性から臨時措置としてくだんの加刷切手類が発行されたらしいことがわかりました。それらはこちらのサイト http://www.cabinda.net/Stamps.htm に記述を見つけることができたのでわかったことです。しかし、アンゴラではなくカビンダ共和国を名乗っていることやアンゴラの国名表示を抹消加刷していることから反政府勢力らしいこと、その加刷も中央銀行自身が行ったのではなくエージェントを任命して代行させていること、それもコレクターを意識して発行していることなど、非常に興味深い側面が伺われます。
いずれにしてもアオヤマスタンプさんのマンスリー販売リストは定期購読するに限ります。毎号、一体何が掲載されるかとわくわくした気分になりますです、はい。
おしまいに6番切手の拡大図を掲げておきましょう。国名表示ANGOLAを2本の線で抹消、新国名?の「CABINDA」、新通貨?の「CAF 500」をいずれも銀色の金属色インクで加刷しています。
※参考:カビンダ・アンゴラ領 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/africa/kab.html
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January 27, 2007
ネット上で南極地域観測事業開始50周年記念切手のデザインについて、やや批判的な意見が見受けられます。お絵描きソフトの「イラストレーター(以下、イラレと略)」を使ったらしいこと(それは私もデザイナーなのでそう思います)、しかして、その出来ばえが平べったくてよくないという意見です。
詳細がまだよくわかっていないので、私とて推測の域を出ないのですが、あの巧みにしてポエジーなイラストを描かれる星山理佳さんの手によるデザインですから、安易に批判するよりも「これは何かあったんじゃないか?」と心配するのが先ではないでしょうか?。しかも、切手デザイン室長さんはあの森田氏ですし、ただヘタな絵であるなら、もとよりボツにされてしかるべきでしょう。それがこうして切手として世に出たのですから、一歩引いて冷静に考えてみたいですね。
まず、イラレを使うことのメリットですが、一番重要なのはデータをメール添付して送ることができるので、ウォルソル社等、外国の切手印刷所に原画データを送るのが容易な点です。これは切手の製造を国際入札に付す際にプラスに働くだけでなく、さらに納期の短縮にもなります。モニターのキャリブレーションをきちんとしておけば色校正も極めて簡単に済みます。
その一方で、印刷所の製版機や印刷機が、必ずしもイラレの備えるグラフィック効果を100%表現できるとは限らないことも考慮しなくてはなりません。たとえば影文字でよく使う「ドロップ・シャドウ」とか透明処理といった各種のフィルター効果を反映できない印刷機は実在しますし、実際にそういう印刷機を操作した経験もあります。パソコンのソフトは易々とバージョンアップをしがちですが、周辺機器がそれに同調してバージョンアップすることの方がむしろ稀だからです。性能が追いついていないのです。
簡単に言うと、モニターに映し出されているからといって、必ずしもその通りに周辺機器へアウト・プットできるとは限らないということです。これは、写真付き切手のカスタマイズ画像がオリジナルに比べて薄暗くなって失望したという、よく聞く事例(RGBで作ったデータはCMYKでは表現できない色がある)とも似通っています。詳しくはこちら 。
実際に切手を眺めてみますと、ベーシックな画像処理のみを意図的に使っているように感じます。ですから、これはひょっとすると、何か理由があるのではないかと感じたわけです。それが何かは私にもわかりませんが。
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January 22, 2007
スタンプマガジン1月号は、新春号らしく魅力的な品揃えがおおいに光っていました。私も数点の買い物をしましたが、中でも目を引いたのがこれです。郵趣1月号の担当連載記事でも触れましたベネズエラの「山」、その公式FDCです(ベネズエラ郵政による製作)。
2004年にイランと共同発行する予定であったものの、ベネズエラ側がよりによって自国名称を表示し忘れていた、しかも印刷が終わるまで誰も気付かなかったらしい(止めることができなかった)という空前絶後のミス。発行中止にして放置していたけれど、2006年9月、イラン大統領のベネズエラ訪問をきっかけに、慌てて自国名称を加刷して発行した二重の恥さらしをかましてくれました。
それだけでも十分にヘタレなのに、なんと公式FDCを製作していたのです。しかも、その日付は当初予定だった2004年11月16日になっています。オフィシャル(公式)な郵趣品、それがあからさまなウソ、みえみえの後消しなのです。表題の通り「公式いんちきFDC」なる三重の恥の上塗りアイテムの誕生です。
↑カバー左上の証示印(カラカス 2004.11.16)
郵趣サービス社さん、よくぞこんな大笑いな、もとい、貴重なアイテムを仕入れてくれました。まごうかたなき快挙です。郵趣史に残るであろう偉大なヘタレ切手とその公式いんちきFDCは、無条件で皆さんにお薦めします。簡単に買えるのはたぶん今のうちだけでしょう。ベネズエラ程度の国であれば、公式FDCの製作数は数千部どまりではないかと思われるからです。興味のある方は http://www.yushu.co.jp/shop/g/g442069/ へどうぞ
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旧共産圏の新切手情報はなかなか伝わってこないことが多いです。1月も中旬を迎えた今頃になって、ブルガリアの2006年のクリスマス切手情報が入ってきました。えー、私に似合わないことは重々承知していますが、このデザインはかなりいいんじゃないかい?。
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January 20, 2007
アオヤマスタンプさんのマンスリー販売リスト掲載品です。アメリカからフランスのパリまで、大西洋を初めて一人で無着陸飛行したリンドバークと彼のペットの猫を描く切手(下図)。そのリンドバーグの肖像部分が抜けている印刷もれエラーです(上図)。こういうシビレるような切手が即売リストに掲載されてすぐに購入できるっつーのがありがたいです。この切手についての詳細はhttp://www.y2net.jp/main/philatlist/cat_dog.htm を参照してください。
※リンドバーグは愛猫と一緒に飛びたかったそうですが実際は危険が伴うために断念したそうです。
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January 17, 2007
お昼休みに現金をおろしに近所の郵便局に立ち寄りました。他にはとりたてて用もなかったのですが、なにげに窓口に目をやりますと、展示パネルに唯一これだけ、ふるさと切手「北の動物たち」 が飾ってありました。「おお、増刷されたとか、確かヨコミゾさんのブログ にも書いてあったなー、額面も50円だしついでに買ってこー」と、0.2秒くらいの瞬時に考えが巡り、1シートだけ1,000円払って買ってきました。駅前駐車場に停めておいた車の中に切手を放り込み、さて、どっか昼メシ食いに行くべ、とか思ったその時になって「あれ?」と思い至りました。
切手を買ったのは新南陽政所郵便局 です。山口県にあるごく平凡な無集配特定郵便局に過ぎません。なんでこんな局で北海道版の増刷分を売ってるんだよ!?。これじゃ全然ふるさとっぽくないじゃん。どうなってるの?
(図版は札幌日記録さん から借用させていただきました)
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January 12, 2007
January 05, 2007
本日1月5日、日本の新幹線技術(JR東海)を輸出した台湾高速鉄道こと台湾新幹線が開通したとのニュースが入ってきました。上図の開業記念切手は開業に先立ち、昨年暮の2006年12月25日に発行されました。
1990年代当初はフランスとドイツなどの欧州連合が受注予定だったそうですが、1999年の台湾大地震で状況が一変。地震に強い日本の新幹線技術へと大逆転受注に至ったとか。へぇーであります。
台北・高雄間を結んでいるとのことですが、実際は台北は近郊の板橋(パンチャオ)駅ではありませんか。こうなるとアレですよ、イイダバシくんはただ漫然と座してはおられますまい。何か面白い郵趣記念品を作りに台湾へ飛ぶことでありましょう。身内に「板橋高雄」さんとかいませんか?(←我ながらくだらん)
なお、「第11代総統・副総統就任」記念切手に、計画中の台湾新幹線車輌が描かれています。ただし、実際の車輌とはカラーデザインがだいぶ異なっています。(2004年5月20日発行)
また、日本受注の直接原因になった台湾大地震関連では翌年に「台湾大地震1年」切手が発行されています。5元「予防」、12元「救難」、25元「震災教育」の3種で、このうち12元切手は日本の国際援助隊の写真が用いられていることは以前にもブログで紹介したことがあります。(2000年9月21日発行)
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今から24年も前の、南極観測船「しらせ」就航記念切手 の時、海の向こうのアメリカから図案ミスではないかと嫌疑がかけられたことを記憶している人は一体何人いらっしゃるでしょうか。アメリカの週刊切手紙リンズが『オーロラは夜空にしか見えないはずなのに切手では青空に描いてある』と報じたのです。この時は単片1種のみの発行でしたし、南極を象徴するものとして"あえて"オーロラを描き込んだというのが真相でした。私もこれを図案ミスと言うのはどうかと思います。
そして今月発行予定の「南極観測事業開始50周年」記念切手です。シール式の変形切手を納めた別だてシートに注目が集まっているようですが、四半世紀も前のささいな出来事を知っている私は、むしろ普通の裏糊式切手の方にこそ気を揉んでいるのです。1-2番切手は青空、3-4番切手は夜空ときちんと描き分けられていて、なおかつ今回も青空にオーロラらしきモノが描かれているのですよ。わざわざオーロラ"らしきモノ"と表現しているのは、報道発表にオーロラのオの字も記述がなく、ひょっとするとただの雲の流れ、あるいは空気の乱れかもしれないからですが、ま、実際、そんなこたあなくて、まず間違いなくオーロラでしょう、常識的にね。
私とてデザイナーのはしくれですから、1-2番切手の青空にオーロラを描き込んだことによるグラフィック面での良さはわかります。しかし、すぐ下の3-4番切手がもろに夜空でしょう、これはもうはっきりそれとわかって描いていることは歴然です。この状況ではさすがに突っ込まれると返事に窮してしまいます。うーん、困ったなあ(私が困ることはないんですが)。
「しらせ」の時のことを知りたい方は、今はなきスタンプクラブ1984年10月号の62ページを参照してください。ちなみに同号の3ページと9ページには高校一年生だった横須賀のI.Kさんと世田谷のI.Kさん、39ページには国学院大学生だったT.Rさん、さらに71ページでも高校一年生の目黒のT.Nさんのご尊顔も拝めるオマケ付きです。
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December 24, 2006
世間はクリスマスイブにつき、不肖のわたくしも今日は控えめに。ですから青○スタンプさんにヘ○タイ呼ばわりされても、さらりと笑って受け流す余裕しゃくしゃくなんであることよなあ。
さりながら、このジンバブエの新切手は、控えめにも度が過ぎるような気がします。アフリカにあって健全な切手発行を誇る数少ない国のひとつがジンバブエ。ですから、印面左下に表記されている"NATIONAL HUTS"という用語選択もよくよく考慮されてのことでしょう。しかし、HUTSとは「小屋」の意味ですから、うーん、謙遜し過ぎではないでしょうか。図案的にもHOUSEと表現しても何ら遜色があるようには思えません。NATIONAL HOUSEとかTRADITIONAL HOUSEとかね。小屋を主題に描いた切手はちょっと他に見た記憶がありません。
$100と$800の2種(小屋にしては額面が高いぞ)と、この2種を納めた小型シートが発行されました。全国の「小屋」関係(?)の皆様にとってはマスト・アイテムと言えるでしょう。
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December 13, 2006
リベリアからイチロー選手の切手が発行されました。あれほどの選手ですから、いずれ切手になる日が来るだろうと予想はしていましたが、うーん、リベリアが先制してしまったか。(←アンゴラが2001年に発行済との訂正指摘を頂きました。コメントを参照してください。)イチロー選手およびシアトル・マリナーズともに無許可で勝手に切手にしてしまった可能性が非常に高いです。リベリア、というよりリベリア切手の代理発行権を買ったエージェントはこんなことは朝飯前で何度もやらかしているからです。
無許可発行だろうと踏んだ根拠はもちろん別にあります。気付きませんか?、イチロー選手は左打ちですよね。よーっく見るとヘルメットの"S"の字が鏡字になってますね。はい、これまたリベリアお得意の写真の裏焼きエラーをしでかしているのです。もし、正式な使用許可申請を出していたら、こんな初歩的なミスをマ球団が見逃すはずがありません。
この件は最悪の場合一騒動あるかもしれません。ですので、どこで売っているか等の詳細情報はここには書きませんし書けません。ごめんね。
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December 09, 2006
そろそろ今年のクリスマス切手発行ラッシュも終盤を迎えました。日本切手しか集めていない人は、クリスマス切手と言えば厳格な宗教画か、その逆にアットホームなほのぼの図案、あるいはまた南半球の国々に多い「サンタと真夏の組み合わせ」図案、等のイメージがほとんどだと思います。
実際はしかし、もっと複雑な様相を呈しています。とりわけ私が注目しているのが「クリスマス切手とは思えないクリスマス切手」です。図版の切手なんかその最たるもので、先住民のプリミティブ・アートか児童画かのようにしか見えません。しかしながら、1997年に仏領ポリネシアが発行したまごうかたなきクリスマス切手です。
その他、アメリカのコカコーラが広告に使ったことから一気に全世界に広がった「赤い服を来て白く長い髭をたくわえたサンタさん」以前の時代のサンタクロースを描いたクリスマス切手、なんていう着眼点もあります。
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November 29, 2006
郵趣誌の新年1月号用の連載記事原稿を練っている最中です。その関係で掲載前には公表できない事柄もあるのですが、これはもう郵趣誌上には書けないなあ〜と断定可能なアイテムがありましたので、すっぱりブログに出すことにしました。図はエルサルバドルが発行した「ワールドカップ・サッカー2006」記念切手の1枚です。歴代の大会を1970年代テイスト溢れる観光切手ばりのイラストで表現した連刷切手のひとつで、見ての通り2002年のKorea-Japan大会がテーマです。勘の良い方はもうおわかりですね、これは良識ある郵趣誌には書けませんね。
右側の日本女性は堅気(カタギ)の身なりじゃない。
たぶん、ハリウッド映画のSAYURIを参考に、否、ほぼパクリで描き起こしたイラストでしょう。外国人にこの辺りの違いを理解しろという方が無理っぽいことはわかりますが、地味にまずいよ感はあるわなあ。
エルサルバドルは経済がズタボロで、自国通貨コロンとアメリカドルの二重通貨表示切手になっています。本来なら、そちらの話の方が郵趣的には意義があるんですが、ついつい、さゆりちゃん(!)が気になってしまいました。
そんなこんなで郵趣誌連載も3年目に突入です。よろしくご愛読のほどお願い申し上げます。
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November 25, 2006
郵趣界では地味で目立たない私も、格闘技の世界ではぶいぶいゆわせていることは既に皆さんよくご存じのことと思います。不意に私の真後ろに立つと反射的に回し蹴りが飛んでくるのでたいへん危険であり、デブのために前が見えなくて迷惑とか、そういうことは決して言わないように。
さて、ここに示しました明らかなパチもん切手は「映画ポスター」と題する9種連刷シートです(ガボン/2006年)。「ブルース・リー 電光石火」と読めるように、8番切手が日本のポスターの丸ぱくりだし、右耳紙中央には「キングコング対ゴジラ」のポスターも見えます。C.T.O.物なら安くしとくからってんで、あまり深くは考えずに青山スタンプさんから購入したのでした。
さりながらブルース・リーと言えばまさに私の中学時代の花形であります。日本で映画が公開された時には既に亡くなっていた後、なあーんて聞いてびっくらこいた(←この言い回しも古い!)ものです。少年ジャンプとかでもブルース・リーの特集がばんばん載るし、わけわかんないガキどもがどこで手に入れたんだかヌンチャクをぶん回して先生に怒られるわ自分の後頭部にたんこぶ作るわで、上半身のあちこちに作ったアザとともに、それはそれは盛り上がった私の昭和の記憶の代表です。そこいらへんの40代のおっさんが、実はヌンチャク使いの名手だったりするので、試しに会社の上司にちょっかい出してみるといいですよ。あちょー!とかゆっちゃうから、きっと。
そんな懐かしい記憶とともにジャポニカ切手のファイルに納めようとしたその時、9番切手の図案にひっかかりました。あれ?、ブルース・リーってこんなグローブしてたっけ?。素手だったよなー、確か・・・。で、さっそく調べましたとも!
『総合格闘技で使われるオープン・フィンガー・グローブは、あのブルース・リーの発明との説がある。1967年7月30日に開催されたロングビーチ世界空手選手権大会で着用・披露したのが最初で、のちに映画「燃えよドラゴン」(1973)でも使用している。』
えーっ!、知らなかった!。と言うより見過ごしていた、気付かなかった、看過していたのでした。単なるパチもんジャポニカ切手から、オープン・フィンガー・グローブの「初物(はつもの)」アイテムにランクアップしてしまったわけです。こうなるとファイターの血が騒ぐのも必然。ジャポニカだけでなく初物のファイルにも「グローブ姿のブルース・リー」切手を、となります。
青山さん、すんませんがもう1シートください。あちょー!。
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November 23, 2006
19日にご紹介しました「ハリウッド映画再開60周年記念切手展」が今日から始まりましたね。参観された方は、是非コメントを残しておいてくださいね。
さて、映画のようなメジャーなテーマであれば収集家も多いでしょうから何の杞憂もありません。それとは真逆に、少数派の極み、いやいや、絶滅以前に過去に棲息していたかどうかすら疑わしいジャンルがあります。はい、それは「灯台」です。
私とてプロパー&パッパラパー切手収集家としてかれこれ30年余のキャリアがありますが、灯台切手収集家なるお方なぞ、ただの一人もお目にかかったことがありません。知り合いの切手商さんに聞いても同じで、収集家に会ったこともないし、当然ながら灯台切手が売れるわけもないので販売用の分類ファイルも作っていないとか。
日本は海洋国家ですし、灯台の役割、機能、建築技術といったことどもは、トータルに明治維新後の西欧近代化の象徴たりえるものです。にもかかわらず何この不人気?。もれ伝え聞いたところでは外国でもマイナーなジャンルらしい・・・人気がない、収集家自体がほとんどいない、にも関わらず全世界を見渡すと灯台切手はじゃんじゃか発行されています。一体、誰が買っているんでしょう?。
図はコンゴ民主共和国(旧ザイール)が日本市場を当て込んで発行した全6集の「日本の灯台」小型シートです。上段左から順に姫埼灯台、出雲日御碕灯台、美保関灯台、下段左から御前埼灯台、神子元島灯台、犬吠埼灯台となっています。前述のような状況ですから、これらもセールス的には大コケしたんじゃないでしょうか。
わが「美しい国日本」はサブカル面でも美しくなくてはいけませんね。世に滝マニア、崖マニア、琺瑯看板マニア、団地マニア、暗渠マニア、コンクリート・ブロックマニア、マンホールの蓋マニア、坂道マニア(タモリさんで有名)など数多知られており、その理論的指導者も存在しています。どーかひとつ、ここはどなたか「灯台切手の天野安治」を目指しませんか?。
日本の郵趣シーンに東京大学出身者は多く、東大関連切手類収集家すら存在するようですから、OB・OGのどなたか、うっかり字を間違えて灯台切手も集めてください(←そんなヤツはおらん!)。
これでは灯台切手なるジャンルは「マイナーであってマイナーであることに意味がない」ままです。
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November 15, 2006
『ご無沙汰しております。バンコク在住のショージです。早いもので、こちらに来てから七ヶ月が経過しました。日本人とタイ人の習慣は完全に異なるので、戸惑うことも多いです。しかし、最近は慣れてきました。タイ料理が予想以上に美味しいので満足しています。フルーツも美味しいです。
先日、クーデターの時、街中を徘徊してみました。銃を装備しているのですが、いまいち、緊張感はありませんでした。数日後には、戦車の前で記念撮影する人がたくさん居ました。(後略)』
仕事から帰ってきたら、いきなりこんな国際郵便物が届いているというのもどうかと思うが、ちょっとうれしいかも。いやいや、不謹慎な!、仕事の疲れが一気に別次元にワープしたかのように目が冴え背筋が伸びる思いがしたよ。イイダバシくんの後輩にあたるショージくんだけのことはあり、こういう無茶をしれっとするのがいかにも彼らしい。ずいぶん昔、パレスチナ自治政府が発足したての頃、確か1995-6年だったと思うが、彼はエリコに乗り込んで郵便を差し出してきた前科的過去まである。
自分自身でも自覚があるのだが、どうも私はショージくんには甘くてキツイことが言えない。言えないが、しかし、明らかに体を張り過ぎである。くれぐれも死なないようにと祈るばかり。
「タイの住所あてに郵便を送れば送り返しますよ」とのありがたい申し出も書いてありました。しかし、むしろ逆のパターンを希望しているのです。金箔切手やエンボス切手が花盛りのタイ王国。できれば、そんな金ぴか切手&小型シート類の非初日C.T.O.(小さい局、田舎の局ほどGood!)や非初日実逓カバーを送ってもらえるとすげえうれしいです。タイ・バーツは円との交換レートもたいへん安いので、こちらも費用負担をしやすいのです。
仕事に支障のない範囲でお願いしたいです。これを読んでいたら確実に伝わるメアドを知らせておくれ。折り返し私の新住所を連絡します。
上掲のような写真をカシェがわりに印刷した封筒を実逓便で差し出す、なんてのも可能でしょうかねえ?。
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October 26, 2006
今年は野口英世が生まれてちょうど130年になります。上掲の無目打小型シート1種および単片1種は、エクアドルが1976年に発行した同100年記念切手です。ジャポニカ切手コレクターの間ではつとに有名であり、なおかつ意外に入手困難な切手としても知っている人は知っているアイテムです。
しかし、単片と並べてみると無目打小型シートは大きいなー。何もここまで差をつけなくてもいいのにと思うくらいでかい!。
最後に本題を。実は来月の11月9日が野口英世の誕生日です。何か記念郵趣品を作ろうと思われた方、今ならまだ間に合いますよ。
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October 09, 2006
せっかくの休日、しこたま寝坊をして目が覚めたらどえらいニュースが!。よりによって我らが安倍総理大臣の中韓歴訪中に核実験をするかよ、北朝鮮!。そこで急ぎこの2種をアップロードすることにしました。
この北ベトナム切手は、現時点では核実験を祝った世界唯一の切手です。1967年の発行当時は、北ベトナムと中国の仲がたいへん良かった頃です。中国の水爆はアメリカ帝国主義を阻止する"正義の核"ゆえに祝って当然という陳腐極まりない発行動機です。また、水爆を示すHの文字の中に実験を行った17.6.1967の日付、原子模型、平和の鳩が描かれています(下図参照)。
おそらく北朝鮮は、今回の核実験を祝う記念切手、つまり世界で2番目の核実験を祝う記念切手を発行する可能性が非常に高いと感じます。仮に、そんな歓迎すべからざる切手が発行されたとしても、今回ばかりは国連レベルでの経済制裁の発動が想定されますし、はたして郵趣市場にモノが出回るかどうか。非常に悩ましい限りです。
(※北ベトナム切手の参考価格は未使用2種で約800円)
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October 08, 2006
直接統治に乗り出したものの打つ手がことごとく稚拙で、ついには自ら執政権の多くを放棄せざるをえなくなったギャネンドラ国王の悲哀がもれ伝わってくるネパール。今ではかつての仇敵・ネパール共産党にすら相手にしてもらえなくなったほどの零落ぶりらしく、近々、正式国名も「ネパール王国」からロイヤルが取れて「ネパール国」となる可能性も大だとか。
そんなネパールから図のマナスル登頂50年記念切手が発行されました。初登頂は1956年で言わずもがな日本隊によるもので、当時のお金で1億円の資金を要した大プロジェクトでした。ご存じの通り、日本でも記念切手が発行された ほどの快挙でした。
それから50年後の現在、日本では記念切手発行の計画はありませんが、当のネパールではかくも神々しい切手が発行されました。スイス隊によるローツェ登頂50年記念切手と同時発行されたもので、切手商さんの店頭では2種セット販売されていると思いますが、それにしても2種で300円ほどです。「郵趣」誌の担当連載記事でも取り上げられなかったので、ちょうど明日が体育の日でもありブログに掲載することにしました。
さて、今後のネパールの動きですが、やはり国体の枠組みがどうなるかがポイントになるかと思います。切手のみならず紙幣などの政府刊行物上からギャネンドラ国王の姿が消えていくのではないかというのが常識的な見通しです。この面体を覚えておくといいですよ。っつーか、覚えやすいご尊顔ですなあ、哀愁のオーラが出まくりで!。
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October 07, 2006
連休明けの10月10日が待ち遠しいですね。そうです「日本映画」切手の発行日だからです。
本業の方では故あってここんところほぼ毎日5時間以上車を運転しています。仕事場は永源山公園を見上げる周南市にあり、山口市を経由して秋芳町・長門市・萩市へと行ったり来たり。今日なんか業務用車輌のやりくりがつかなくて、やむを得ず2tトラックで移動するはめに。これでとうとう歌って踊って高所作業と後施工(あとせこう)アンカー工事とトラックの運転もできる温泉好きのデザイナーかよ!。
という具合に(?)山口県は切手とは縁が深いのです。「日本映画」に登場している女優の故夏目雅子さんのお墓は、私が今住んでいる防府市にあります。宮本武蔵と佐々木小次郎(岩国の人)が決闘した厳流島は下関市、「たそがれ清兵衛」の山田洋次監督も大連から引き上げた先が山口県でした。無論、当地に限らず、じっくり調べると「日本映画」には全国各地のゆかりが見出せることでしょう。
今だから明かしますが、郵趣10月号の私の連載記事タイトルが「なんじゃこりゃ〜!な10月」としたのは「蘇る金狼」の松田優作が下関市の出身だからです。という具合に山口県は切手とは縁が深いのです。
図版は山口県萩市出身の加藤倉吉(カトウクラキチ)氏が彫刻を手がけた、旧南ベトナムの記念切手「United Nations Operation Brotherhood」4種のうちの1種です。旧大蔵省印刷局(現・独立行政法人国立印刷局)製造の外国切手のひとつです。という具合に山口県は外国切手とも縁が深いのです(←話が飛躍し過ぎだろうって)。
それにしても郵趣10月号P.36-37の記事、青木圭志さんの「日本映画切手誕生への情熱」は素晴らしいです。行間に滲む熱気がいいね、漢だねぇ。"想い"がすなわち文章となって溢れ出てくるっつーのはこういう事例を言うのでしょう。今の自分はまだまだだなあと自戒しまくりの2ページでした。
(こちらも参照ください )
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October 03, 2006
40をとうに過ぎたオッサンがなんちゅータイトルやねん!と怒られそうなタイトルです。そばに居たらぐーで殴られかねません。いやいや、ちょっとお待ちなさい。これには訳があるのです。
スタンプショウはかた2006は、2日目の10/1(日)のみ参観することができました。目当てのフレーム切手は初日に速攻で売り切れてしまって残念でしたが、しかし、こんなモンゴル切手を拾うことができました。この国も"かわいい切手だいすき女子"の皆さんのメンタルに訴えかけることのできる時代がかつてはあったというお話です。
大きなくくりで言うと、モンゴル切手は発行政策もデザインも印刷もロクでもないものが多いです。どちらかと言うと、お薦めできない切手の方が多いです。しかし、1950〜60年代のほんの一瞬、きらりと輝く時がありました。上図はその代表例です。おおむね2〜3色の平版印刷で色調はかなり抑制気味。西側諸国との切手製造設備の差がモロに出ているそのこと自体が、かえって独特のイリュージョンを醸し出しています。事実、旧ソ連などに切手製造を依託していたので、かの旧東欧共産圏切手と同じ雰囲気が伝わってきますね。これが"かわいい切手だいすき女子"の皆さんの心の琴線にふれるのだそうです。
この切手は図のカワウソ、ヒョウ、シロテン等を含めて全部で7種の野生動物が描かれています。そのテーマは"Fur Animals"です。日本語では何の意味かと言いますと、えー、セット最後の8番目の切手にして最高額面券種を見れば一目瞭然!。
そうです、シリーズ・タイトルは「毛皮動物」です。こんなかわいい野生動物たちも容赦なく全部ひん剥かれ、こーんな毛皮のコートにされちゃうんですよーってなもんです。
発行年は1966年、やはりこの当時は現代のようなエコロ認識は皆無で、単純に切手の面でも毛皮製造・輸出産業をPRすることに何の疑問もなかった時代だったのですね。今だったらとても発行できません。
ま、この記事で"かわいい切手だいすき女子"のファンの過半数がどん引きでありましょう。ジェニファー・ロペスかっ!、とぐーで殴られかねません・・・。
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September 23, 2006
昨日、仕事で長門市に行きました。かつて捕鯨で栄えた長門市も、今では仙崎港を中心に、かろうじてささやかな漁業で持ちこたえているといった風です。台風一過の日本海は、まだ北風と荒波が押し寄せて、今にも水平線の向こうから鯨が現れても不思議ではない景色でありました。そんな仙崎にあって、童謡詩人・金子みすヾの再発見は他に替えがたいものがあります。わが山口県が誇る三大詩人と言えば中原中也、種田山頭火そして金子みすヾと定まった感があります。
仕事で訪問した先は、2003年発行の「みすヾとふるさと長門(金子みすヾ生誕100年)」の原画を描いたイラストレーターさんのアトリエでした。訪問したのは2回目で、今回は少々時間があったので作品をじっくり鑑賞することができました。切手に描かれているみすヾの肖像も背景の海辺も、パソコンで後加工着彩されていますが、原画はともに鉛筆画です。小さな切手印面ではとても想像できない緻密な作品でした。
イラストレーター氏宅を辞し、現地調査のためにとあるお寺に移動しましたら、何という偶然か、みすヾの菩提寺でした。仕事もきちんと済ませた後、みすヾのお墓の前に立ち心の中で手を合わせてきました。門前の狭い路地のすぐ先に、金子みすヾ記念館こと「金子文栄堂」の看板が掲げてあることに気付いたのは仕事を終えて帰る途中のことでした。
こんな偶然もあるものです。
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August 22, 2006
切手の絵柄部分そのものを好きな写真・イラスト等にカスタマイズできる、日本初のカスタマイズド・スタンプ(略称:Cスタンプ)がついに実現することになりましたね。詳しくは日本郵政公社の8月21日付報道発表を参照ください(ここ )。
たいへん良いことなので基本的には大歓迎です。「フレーム切手」という商品名から、フィンランド、オランダ、カナダ、オーストリア、オーランドといった、同一スタイルのCスタンプ先行各国の例をきちんと研究されたことが伺えます。2種類のフレームが選択できるセルフ糊式切手というスタイルに一番似通っているのはカナダの商品名Picture Postageですね(詳しくはここ )。
細かいことは実物が世の中に出回ってからでも遅くはないんですが、一点だけ気になりました。報道発表を見てまず思ったのが"フレーム状の切手の内側にミシン目で仕切った空白のタブ部分を設け"ウンヌンのくだりです。"タブ"などというバリバリの郵趣専門用語が平気で一般向けに使われているのも驚きですが、文字通り受け止めると切手の内側に更に目打穴があるということでしょうか?。解説図からはルレット目打かな?とも思いますけれど、罫線等の印刷ではなく穿孔であれば、日本初の「穴開き切手」でもあることになります。
いずれにしてもJPS創立60年・財団化25年のフレーム切手は確実に作られるでしょうから今から楽しみに待っています(おねだり、おねだり!)。
注:上図は想像で合成してみたオアソビ画像です、念のため。
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August 20, 2006
【郵趣2006年8月号P.72】
郵便料金値上げに伴い、既発行同一図案37c切手を39cに額面変更(改値)した切手が発行されました。これを単なる新郵便料金に対応するための改値だとは誰も思わないですよね。アメリカ郵趣協会の会報American Philatelist誌でも、新料金対応ということ以外に何の追加説明がないことについてなにがしか記事にされていました。しかし、東西冷戦の終結を実質的に牽引したこと、1987年のブラック・マンデーに対して適切な対応を講じて世界的な金融危機を未然に防いだことなど、亡くなって以後ますます評価が高まっていることが背景にあることはまず間違いないでしょう。忘れ去られやすい改値切手であればこそ記憶にとどめておきたい1種です。
おまけに下にレーガン大統領就任記念カバーを掲げておきます。大統領選が行われた1980年11月3日に生まれ故郷のイリノイ州タンピコで二重の虹が現れた時の写真をカシェにしています。消印は任期初日の1981年1月20日です。アメリカさんは、んとーにこの手の記念カバーが好きですねえ。
(参考価格:39c単片120円、大統領就任記念カバー1,000円)
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August 14, 2006
【郵趣2006年8月号P.70】
ネルソン・マンデラ大統領就任以降つまりアパルトヘイト政策廃止後の南アフリカ切手はおおむね良質なんですが、ごくたまに意味がよくわからないデザインの切手があります。郵趣誌最新号に掲載された「自由憲章50年」小型シートもそうです。
向かって左側の切手は"FREEDOM CHARTER"の文字が鏡字になっています。これはミスではなく、自由憲章の意義が必ずしも実現されていないことを象徴したデザインなのだそうです。が、どうもピンときませんね。漢字圏に生まれ育った私たちは表意文字を使っているので鏡字だと意味が失効し、単に書き間違い(=文字とは言えない)と思ってしまいます。表音文字を使っている文化圏では文字=記号なので「鏡字=逆の意味」というロジックがたやすく成立するのでしょうか?。
ぶっちゃけ、デーブ・スペクターの退屈なへたれギャグみたいにしか感じられないんですが。
(参考価格:230円)
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August 06, 2006
きってコレクションblogのHIDENさんからすばらしい暑中見舞が届きました。業界初の絵はがきCDです。詳しくはhttp://www.barks.jp/news/?id=1000025143 やhttp://www.teichiku.co.jp/artist/matsusen/disco/ci106.html を参照してくださいませ。CDを買うとPスタンプが付いてきて、それをCDそのものに貼って送る&贈ることができるというもの。HIDENさんにはずいぶん高い買い物をされたみたいで、ただいま、どのような返礼をすべきかびびってます、まじでー。
それにもまして、消印が「新宿 18.8.2」となっていることから、CD発売初日に東京都内を駆けずり回って発送してくださったことがわかります。そのレポート を拝見しますと、酷暑の中、体力的にもたいへんであったことが伝わってきました。ほんとうにいたみいります。
興味のあるPスタンプコレクターさんは、こちらの販売店リスト をご覧になってCDショップへお急ぎください。わが山口県は、うーん、見事に1軒もないなー。田舎バリバリやねー。
なお、第1種定形郵便物の重量便料金(25g〜50gまで90円)なら「CDはがき」じゃなくて「CD封書」じゃないか!というツッコミは、既に私がかまし済ですから、まー、難しいことはさておきましょう。
(↑Pスタンプ部分の拡大図)
(余談)
8月4・5日の両日、小泉首相が山口県に来てました。松下村塾とかを見て回ってましたが、うーん、これが初めてというのは意外でした。国会議員の「議員」なる言葉もメイド・イン・山口だし、単なる観光でもかまわないので、早いうちに萩ぐらいは見に来た方が良いですよ。山口県は旧郵政省時代、切手原画やデザインを担った技芸官も少なからず輩出していますので。
ちなみにすべからく山口県で生まれ育った子供は、小学校卒業までに遠足や修学旅行などで松下村塾、下関の関門海峡・赤間神宮、岩国の錦帯橋、広島県の安芸の宮島には必ず連れて行かれるのです。その意味は推して知るべし。
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August 03, 2006
「日本映画」連刷シートの話題の続きです。
連刷シートの中央上部(1-2番切手の間のマージン部)には英文のタイトルが入っていますね。一方、中央下部(9-10番切手の間のマージン部)はフィルムの穴模様があるだけで、今のところ空白(グレー地?)ですよね。この空白がどうも居心地が良くない感じがします。シート下部に空き地があるぶん、シート上部が重たいイメージがします。もし私だったら、この下部の空白部分に何か仕掛けをすると思います。
グレー地が実はスクラッチになっていてこすると当たりが出る、というのはふざけ過ぎですね。まさか、香り付きなんてのは・・・それはテーマと関係なさ過ぎ。前例のあるトリックならマルチメタリックイメージ印刷。理想では映画のワンシーンが浮かび上がるホログラム箔貼りにしたいです。あるいは地味ながら上品に映画関係の図柄などをエンボスもしくはデボス加工するとか。
まさかねえ・・・
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August 02, 2006
文句なしに最高の評価をしたいと思います。来る10月10日発行予定の「日本映画」連刷シート2種のことです。作品のセレクションに関しても芸術性と娯楽性のバランスがたいへん良いと思いますし、日本人が評価する良い日本映画のみならず、日本以外の文化圏の人々も認めうる作品がきちんと入っているところがすばらしい。これほど「記念・特殊切手に取り上げるとはどういうことか」を熟考された明確な例は非常に希有なことです。さらに日本郵政は積極的に海外への売り込み攻勢(輸出)もされると良いと思います。国内外ともにし、セールス的にも大成功することと思います。あとはもう実際の切手の出来映えを待つばかりです。
個人的には「幕末太陽伝」も入れて欲しい、大島渚作品も欲しい等々のことどもはありますが、まあ、それは大した問題ではないと自分でもそう思います。心配なのはプロパー郵趣家の中には石頭と言うか映像芸術が理解できない時代錯誤の頑迷人が多々いるので、うかつに反対する愚か者が現れるんじゃないかとヒヤヒヤしています。伝統的な郵趣家の中にはほんとにセンスの悪い人が多いことをいちばんよく知ってるので。的外れな批判をして、切手収集家が蔑まれるような教養のないことを言い出す人が現れないことを祈るばかりです。
いずれにしても、こんな難しい企画を、このように優れた平衡感覚で現実化できるなら、日本郵政が完全民営化しても現在のフランスのような濫造濫発にはならないだろうと思います。頼もしい限りです、安心しました。
http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/yubin/060731j201.html
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July 22, 2006
原題は"Austrian Post Goes to the Stock Exchange"これだけでは何の意味かピンと来ませんが、オーストリア郵政株を株式市場で売却した=民営化ということです。実際は全株の49パーセントらしいので半民営化といったところでしょうか。いずれ全株放出となるのでしょう、たぶん。
同国郵政ホームページを丹念に読むと、発行枚数決定の背景には長年にわたって蓄積された綿密な市場調査データがあるらしいことが容易に伺えます。記念切手1件ごとに発行枚数が微妙に変えられています。売れ残っても売り切れてもいけない、ちょうどの数を狙っているようです。
1月に発行された"ウィーンのモーツァルト"は需要があると踏んだのでしょう、まれに見る250万枚という超大量発行。しかし、同国の記念切手はだいたい50万枚前後で100万枚でさえ限定的です。話題になった"在外オーストリア人/アーノルド・シュワルツネッガー加州知事"切手(2004年発行)ですら60万枚でした。もっとも、これはシュワちゃん人気の見積もりが低過ぎたらしく、史上最速で売り切れたそうですが。
して本件はどうかと言うと、ふだんのオーストリア切手と見比べれば題材もデザインも正直言っていまひとつの感が否めません。にもかかわらず異例の157万5,000枚という大量発行です。となると考えられるのは切手発行&使用に伴うPR効果を想定しているのかもしれません。"メディアとしての郵便切手"なる機能のことです。その狙い通りに使われれば、本切手を貼ったカバー類もまた大量に出現することになるでしょう。発行日は6月8日です。今後の郵趣市場での実逓カバー流通数にもやや留意です。
発行枚数100万枚以下なんて日本では考えられませんね。ふるさと切手でも多種連刷でもない限りありえません。だからというわけではありませんが、日本の記念切手の発行枚数が少ないとかすぐに売り切れたなんて話も聞きますし実際に買えなかった体験も少なからずあるのですが、"オーストリアの記念切手の5倍以上も発行されててなんで?"みたいな奇妙な感じがします。単純に人口の違いなんでしょうかね。
余談ついでに、世界中の郵政が民営化の方向にシフトしているのに、唯一イスラエルだけは国営化です。記念切手も発行されていますが事情はまったくわかりません。経営的な問題?、それとも新たな中東戦争開戦の日も近いことを意識しての挙国体制???。
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July 19, 2006
図はサンマリノが発行した「第6回世界病者の日」記念切手2種です(1998)。英文では"World Day of the Sick"で、先の法皇ヨハネ・パウロ2世が創設したカトリックの記念日です。
わかりますよね、虹色の並び順がデタラメだと。
何がなんでも本当の虹の通りに内側から紫藍青緑黄橙赤(シランセイリョクオウトウセキ)の表現をしなければならないとは思いません。しかし、2種同時発行だからぱっと見でわかりそうなものなのに、色順の間違い方のパターンまで異なっているのはおかしいでしょう。仮に原画はプロの作品でなかったとしても、デザイナーは同国およびイタリア切手を多く手がけているMaddalena MedasとMichela Manganiの2氏ですから、こんな不具合がなぜ看過されたのでしょうか?。
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July 08, 2006
日米野球 BASEBALL FRIENDSHIP
左:ベーブ・ルース 右:王貞治
(ラスアルカイマ1972年発行)
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今年からフリーランスになった私も国民年金保険料はきちんと納めています。先だってはeセンス・カードなる新しい郵便商品が発行されましたし、郵趣家たるもの、それより以前から世に出ていたすんばらしひーアイテムをご紹介したいと思います、しかもタダ!(当時)。発行元はアド・カード さんです(注:目線は自主規制です)。そして、カード表面のコントロール・テキストはこうなっています。
ふむふむ、函館、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡で配られたようですね。こうなると配布地の消印が押された適正地使用例が欲しいところです。しかも、社会保険庁のキャンペーンに起用されたのが2003年11月で、さまざまな事情によりポシャったのが2004年3月ですから、適正使用期間は半年にも届きません。これは相当なレア・アイテムであること必至!!。今なら探せばまだ発見できるかもしれませんよ。さすがHYPER Philatelistブログ!、役立つ情報だなあ、と自画自賛。
どこからともなく未使用はがきを見つけだしてくれたのは、そうです、ご存じイイダバシ郵稀(いいだばし・ゆうき)くんです。んとーに才能あるなあ。その才能に敬意を表し、頼まれてもいないのに啓蒙したいと思います。どうぞ(はがき表面↓)。
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「世界の七不思議」はご存じでしょう。しかし、このタンザニア切手は6面連刷シートです。1番切手から順にエフェソスのアルテミス神殿、ギザのピラミッド、ハリカルナッソスの霊廟、オリンピアのゼウス像、バビロンの架空庭園、ロードス島の巨像。はい、なんぼ数えても6つしかありませんね。やっちゃったなータンザニアめぇー。しかし、実際は最後のひとつ、アレクサンドリアの大灯台は、別途、小型シートで発行されていたのでした。これで計7種、ちゃんちゃん♪
ただいま台風3号が接近中です。荒天の時は洋上では灯台が頼り。郵趣7月号を見ると、偶然にも灯台切手がたくさんリリースされています。ですが、某切手商さんに聞くと灯台切手を収集している人はほとんどいないし売れないテーマだそうです。確かに30年以上収集していますが、そう言えば灯台切手コレクターにはただのひとりもお目にかかったことがありませんねー。国際的に見ても収集人口が少ないジャンルみたい。海洋国家日本は当然ながら灯台を描く風景印が多いけれど、だからどうしたという話も聞きません。そう言えば、現存しない灯台という超マニアックな切手があったなあ・・・と思い出したのがこれでした。
6種連刷シート+小型シートで計7種スタイルの「世界の七不思議」切手は他にもあります。1種抜けの連刷シート単独でバラ売りされていることもままあるようですので、お笑い小ネタにおひとつどうぞ。だいたい、7つのうち2つしか現存していないので図柄もまあ好き勝手、空想し放題で(笑)。
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July 03, 2006
それは、イギリスが6月6日に発行した「ワールドカップ・サッカー2006/過去の優勝国(6種)」で明かになりました。
イギリス郵政ホームページで、切手に使われた写真はGetty Images提供と明記されていました。編集やデザインの仕事をされている方ならもうおわかりですね、ゲッティ・イメージズとはリース写真会社の最大手で、日本にも支社があり、かくいう私も何度か利用したことがあります。こんなテーマの、こんな感じの写真はないか?・・・と問い合わせると、莫大な写真の中からふさわしいものを幾つか選んで提示してくれます。それで良ければ料金を支払って実用に耐えうる解像度とサイズの写真を購入します。
そうです、民間の商業ベースの媒体(主に広告媒体)ではリース写真を使うことはごく当たり前のことになっていますが、たまさか公共性の高い郵便切手にもその手段が持ち込まれていたとは!。おそらく、私が気付いていなかっただけで、事態は深く進行し既成事実化しているのではないかと思われます。
リース写真の場合、問題は著作権や占有権が絡んでくることです。一度、代金を支払えばOKというロイヤリティー・フリーから、毎年一定金額を支払わねばならない非常に質の高い著作権に守られたものまであります。PRのために郵趣広報誌に使う場合はどうか、Tシャツやマグカップへのプリントなど切手を使った関連商品(日本が低調なだけで他の郵趣先進諸国ではたいへん多い)に応用できるのか等々、ややこしい問題があります。また、同じ写真を別のユーザーがまったく別の目的で使う可能性もあり、それが結果的に切手の公共性を損なったり、最悪の場合は同じ写真で偽造切手を作られたりしたらそれこそ大問題です。
数年前でしたか、購入した写真を他に使わせないよう占有するサービスも始めたとゲッティがインフォメーションしてきたことがありました。単に商業広告のみならず、切手はもちろんのこと、他の公(おおやけ)の媒体全般にビジネス・チャンスを拡大するには欠くベからざる意味を持っていたのだなあと、今にしてようやく腑に落ちました。
切手画像そのものを雑誌に掲載したり拡大してTシャツにプリントすることは、郵模法で定められた偽造防止の点をクリアしさえすれば著作権の問題はありません。実は"寝た子を起こすな"の発想で、おおっぴらには言われていませんが、成果品としての切手には著作権はないからです。例えば、ドイツ切手を雑誌に載せるからといって、ドイツ大使館に許可を申請しに行く必要はないのです。ですから、切手の博物館なり日本郵趣協会のふさわしい事業のひとつとして、全世界の切手画像のリースまたは販売をやればいいのに(やるべき立場にある)と言い倒してきました。しかし、元写真がリース会社提供のものとなると、はてさて、一体どのような解釈になるのでしょう?。まずはリース会社と各国郵政当局との間で結ばれた契約内容を確認せねばなりませんが・・・これは個人じゃ無理だなあ、切手の博物館(副館長さん)が調べてくれないかなあ・・・と聞こえるように大きな声で言い(笑)。
◆イギリス郵政
◆Getty Images
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June 29, 2006
昨6月28日、日本郵政公社は郵便集配局の再編計画を発表しました。現在、集配業務を行っている約4,700局のうち1,048局の業務を近くの局に移して窓口業務だけにするというものです。ついに来るべきものが来たかという感じです。
ざっと見てみると、地方に多い特定集配局の集配業務を廃止し、近隣の普通郵便局に集約させているらしいことがわかります。個人的に縁のあった特定集配局を見てみますと、山口県では大内→山口中央、鹿児島県では市来→串木野、といった具合。効率から言えば確かに集約した方が良いのですが、地方の場合、特定集配局の外勤は数少ない職場であることが多いです。集約先の普通局に異動するだけで、失職するようなことがなければ良いのですが。
また、アオヤマスタンプさんいわく"飛び地に興味のある山口県のSさん"とは私のことですんで(笑)、当然のごとく離島関係にも目が行きます。鹿児島県の十島村(トカラ列島)の口之島、中之島、宝島といったバリバリの離島局が軒並み鹿児島中央局に管轄替えになっています。とはいえ、本土にある鹿児島中央局の配達員さんが、ひょいと配達して日帰りしてくるなんてことができるわけがありません。在所の特定局が配達するよりもなお経営資源を集約できる体制といったら、簡易郵便局方式で農協や漁協あるいは個人に集配業務を委託するのかなと想像しています。それは、かつて鹿児島県の甑島での実例を取材した谷之口勇さんの記事をJPS鹿児島支部報に掲載したことがありますので、おおよそのイメージは理解できます。
わが山口県でも日本海洋上に見島なる離島が浮かんでいます。ここも見島局(特定集配局)から萩局(普通局)に管轄替えになっています。とりわけ山口県では43局が集配廃止となる予定で、全国的に見ても北海道160局、新潟55局、広島46局、長野45局に次ぐ多さのようです。
報道発表されたということは労働組合側も受け入れた案なのでしょうし、急にサービス低下を招く事態にはならないだろうとは思います。とは思いますが、切手収集家の視点から言いますと、集配業務をやめるということは当該局の消印が押された郵便物が皆無に近くなることを意味します。書留など、窓口で差し出されてその場で消印される郵便物上にしか印影が残らないからです。未来の消印コレクターさんたちは、郵便集配局の再編が行われたXデーを境にして、その前と後とでは希少度が大きく異なる様を実感することになるでしょう。
また、現在、風景印を使っている特定集配局ではXデー以降どうするのでしょうか?。一斉に使用中止になるのか、あるいは使い続けるのか・・・。
◆再編となる局の一覧(pdfデータ)は下記サイトでダウンロードすることができます。
http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2006/topics/saihen.html
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日本の風景印のデザインが興味深い空間構成をしていることをはっきり意識している人はほとんどいないと思います。各地の名刹・旧蹟・シンボルなどを寄せ集め、円形の印の中にレイアウトしてあります。が、しかし、現実にそんな景観はないわけで、にもかかわらず違和感がないのは、そんな各パーツを組み合わせて印影というひとつのデザイン空間を構成している、との視覚と認識のリレーションが学習されているからですね。無意識のうちに機能しているそんな脳の働きがあるにしても、いくらなんでもこれはないだろう、みたいなデザインが特に多いのがリベリア切手です。
中央の走る人からしていきなりありえないでしょ。棒っ切れの先に手紙を挟んで走る配達夫は、古代エジプトやアンデス文明、はたまた日本の飛脚などでは(かつては)実在しましたが・・・・・なぜにリベリアではランニングシャツに真っ赤な短パンはいた現代人なん?。どこぞの陸上スポーツ選手の手に、棒と手紙を持たせただけとしか思えません。テキトーに絵を作ったでしょ。
左上の空部分に余白がありましたのでついでにジェット機も飛ばしてみました・・・・・のもみえみえです。寄せ集め構成のデザインなので、遠近法もちょっと無視して・・・っつってもこれは無理じゃ。こんな超低空飛行はありえねー、危ねぇー!。
1974年に発行されたUPU100年記念切手全6種は、いずれも人工衛星や鉄道を描くなど寄せ集めデザインであることは一緒なんですが、この15cは頭抜けて寄せ集め度が酷いです。何が悪いって、リベリア切手を代理発行しているエージェントの製作部門がええかげんな仕事をしているからなんですが、いやあ、これじゃあリベリア切手を集める人はいなくなります。いや、既にほとんどいないと思います。
切手の世界では寄せ集めデザインはよくあることなので感覚が慣れ性になっている傾向があります。でも、時には意識して観察し直してみてください。"いくらなんでも"な無理・無茶デザインがけっこうあります。日本の「世界遺産」シリーズ切手もそうだとは言いませんが、どうでしょう?。観光ポスターみたいなシート・デザインになってしまっている原因のひとつに"寄せ集め"が度を越しているからとは思いませんか?。
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June 27, 2006
カナダ郵政の郵趣広報誌details最新号に表題の記念切手発行予告が掲載されていました。発行日は来る7月6日、オフセット6色印刷、8枚を納めたセルフ糊式切手帳の形で300万枚発行されます。
なにげに眺めていると印面中に日の丸もあるではないですか。さっそく調べましたら、はい、めっけました。7月13日〜22日、世界中から20チーム以上がオンタリオ州のロンドン(イギリスのとは別)に集まって開催される予定です。確かに日本チームもエントリーされていました。間違いなくジャポニカ切手のひとつと言って良いでしょう。
しかも!
ミッドフィールダー・背番号14の山中淳司選手は、なんと、日本郵政公社勤務だそうです。これは応援しなければいけませんね。にっぽん、ちゃちゃちゃ! にっぽん、ちゃちゃちゃ!
◆世界ラクロス選手権2006公式サイト
http://www.2006worldlacrosse.com/
◆日本チーム公式サイト
http://www.lacrosse.gr.jp/
あのー、ところで"らくろす"ってどんなスポーツなん?
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同じく"西中国切手のつどい2006"でGET。熊本中央信用金庫が配った切手のおまけ「信ちゃん世界の切手プレゼント」。台紙にクリップ型抜きして、そこに切手をナマで挟んでいるあたり、いかにも肥後もっこす!(違うと思うぞ、自分)。グリコの切手おまけは有名ですが、ローカル・アイテムはちょっぴり面白いです。切手は1972年発行の旧東ドイツ切手ですし、使われている写植文字の種類から類推しても昭和50年代前半頃のものでしょう。切手おまけとしては最後期物だと思います。どなたか、詳しい方はいらっしゃいませんか?。
(図版は上が表面、下が裏面です)
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June 19, 2006
今から12年前の1994年11月17日、アメリカのブルース&ジャズ・ミュージシャンと題する29c切手8種が発行されました。このうち、ブルースの始祖と伝えられるロバート・ジョンソン(Robert Johnson 1911-1938)を描く1種で事件は起きました。
この当時、唯一とされていた有名な写真、その鋭いまなざしと異様に長く見える指が印象的なこの写真から、あろうことかアメリカ郵政はくわえタバコを消し去ってしまいました。さらに1999年、「アメリカの20世紀シリーズ」の1940年代シートに登場した現代美術のジャクソン・ポロックの写真もまた意図的にくわえタバコが消されてしまいました。過去に起きた事実を現在の価値観で安直に一面的に意味付ける、さらにはかのように事実をねじ曲げてしまうとは何たることでしょうか。いずれも同国のヒステリックな禁煙原理主義者連中の愚劣さを象徴する事件であったと断言できます。
世界中のタバコ呑みが絶滅しようとも喫煙し続けると喧伝していたこの私が、なんと禁煙に踏み切って丸1年をクリアした記念にこの記事をアップしました。そうです、誰もホメてくれないので逆説的に自画自賛してみました、はい。
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June 11, 2006
きってコレクションblogで環境問題をテーマにした郵趣のお話があって、たいへん面白い視点だなあと思いました(記事はここ )。切手の世界で最初に環境問題の視点でのリサイクルが意識されたのは、おそらく1990年に発行されたアメリカの自動販売機(ATM)用星条旗25c切手(セルフ糊式)だと思います。ただし、この切手自体をリサイクルしようとしたものではありません。ポリエステル製だったため、切手を貼った封筒をそのままリサイクルできないことが理由で、翌年発行の同一図案F切手をもって製造中止になってしまいました。つまり、リサイクルの障害になることが理由で廃止された切手なのです(実際は製造コストも高かったことも一因らしい)。
アメリカではレイチェル・カーソンの著書「沈黙の春」が、化学物質(農薬・殺虫剤など)による環境汚染・生態系破壊に警鐘を鳴らしたのが1962年。日本ではこれよりも早く1956年頃には公害病の水俣病が確認されていますし、有吉佐和子の「複合汚染」は、当時連載されていた朝日新聞でリアルタイムに見た記憶があります(1974〜75)。記憶をたどってみると、自分が子供の頃は「環境(問題)」という概念自体がまだなかったように思います。当時のキーワードとしては「公害」「自然保護」はありましたが「生態系」という言葉はやっと世の中で使われ始めたかどうか。「リサイクル」なんて言葉は確実に存在してなかったと思います。ですから、(仮称)環境郵趣に取り組むのは意義深いし期待できるテーマではあるものの、対環境・自然観そのものが時代によって大きく異なるので、こりゃあ大変ですよん。
その例としては下のFDCがあげられます。1959年発行の沖縄切手「全琉緑化推進運動」田型貼りFDCです。図版ではよくわからないと思いますが、封筒はありきたりのものではなくFirst Day of Issue / "MAKE RYUKYUS GREEN" MOVEMENT等の記念銘も印刷された特製封筒です。ところが材質はと言うと、木をスライスした木肌も鮮やかな木板紙です。緑化といいながら木板紙を使うなんて、今の感覚では矛盾そのもので怒られるに決まってます。ですが、この当時はそんな意識は皆無。例えて言うなら、それとはまったく意識のないままにセクハラしてるオヤジみたいなもんです(かな?)。
この時代の緑化運動とはイコール自然保護とか環境保全とかではなく、産業としての林業促進運動、建築資源確保のための緑化に過ぎなかったわけです。そのあたりをきちんと整理しなければならない難しさがつきまとうことと思います。
なお、今ではすっかり目にすることもなくなった木板紙製封筒(郵便自動化の障害になったために廃れたと思うのですが、そのあたりは専門家のイイダバシくんにお任せします)は、むしろ戦前の方がよく使われていたみたいです。変わった材質の郵便物に興味のある方は留意しておいてください。
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May 05, 2006
スギヤマさん好みの品物が溜まりましたので送ります・・・と、かのイイダバシくんから連絡がありました。何くれとなく私の筋目にかないそうな品々を見繕っては折々に送ってくれるのであります。本当にありがたいことです。
今回は、私自身もほとんど公にしたことがない収集テーマのひとつ、変形郵便物そして変材質郵便物の詰め合わせパックでした。簡単に言うと"面白郵便物"とひとくくりにしても、まあ、よろしいでしょう。比較的によく見受けられる薄い木の板はがきから戦前の樺太で作られた白樺の樹皮はがき、あるいはサイズが大きいために第一種定形外扱いになった絵はがきなどたっぷり楽しませてもらいました。中でもチョイ引いたのがこれです。現在の感覚からすると、およそトンデモナイしろものと言えるでしょう。高山植物のエゾスミレを押し花にし、白樺の樹皮に糊付けをしてはがき面に接着しています。当時はこういう行為が自然破壊そのものだとは露ほどにも認識されていなかった物証です。モノがモノだけにはがき表面はネット上でお見せできかねますが、消印は昭和4年となっています。
かのように、現在の常識で過去の事象についての良し悪しを断ずるのは無理があると思います。煙突ニョキニョキで煙をばんばん吐いている様を描いた風景印をして「発展する郷土」の象徴図案であってこそ、公害なんてまったく考えられもしなかった事例なんかも少なからず目にしますね。
そうです、昭和4年当時の習慣に従って"白樺"を右書きにしたのが本章のタイトルであり、決して"馬鹿らしい"を隠喩したものではありません?!。(面白郵便物は常に募集中です)
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April 30, 2006
独立してからというもの、本当に土日のない生活にどっぷり浸かっています。それが、ひょんなことから今日は休むことができたので、郵趣6月号の連載記事原稿を書いています。その確認などのために各国郵政サイトを巡っておりました。その中のひとつ、オーストリア郵政サイトによると、今年の「ライフ・ボウル」切手にはトップ・モデルのナオミ・キャンベルが登場とのこと。
改めて記しますと、ライフ・ボウルとはエイズ対策のための募金を目的とした毎年恒例の祭典で、同郵政も2004年から切手を発行することで協賛しています。去年2005年にハイジ・クラムが登場し、今年はナオミ・キャンベルとなれば、今後も国際的なトップ・モデルが次々と・・・でしょうか?。
が、それ以上に驚いたのがこれです。
4月27日発行のサウンド・オブ・ミュージックのCD付きブックレットです。で、これが何と!英語と日本語の2ヶ国語表記なんだそうです。映画「サウンド・オブ・ミュージック」は日本では人気がありますが、世界的にはそうでもないらしい。と言うのも、第2次世界大戦中のオーストリアは、ナチス・ドイツによって虐げられた"被害者"とは必ずしも言い切れないだろう?的な見方があるからのようです。
そのあたりの詳細は、ドイツと言えばご存じイイダバシくんが再びフォローしてくれることでしょう。
それにしても英語と並んで日本語が選ばれた点は素直に歓迎して良いと思います。CDとともに9枚のPスタンプ(切手図案そのものをカスタマイズしているので厳密な分類だとカスタマイズド・スタンプことCスタンプになります)が付いて16.99ユーロ、約2,400円なら安いと思いますし、ブックレットの表紙に「切手コレクション」と書かれちゃってますんで買わないわけにはいかないでしょう。
10年ほど前、映画「サウンド・オブ・ミュージック」を調べてくれたT君によると、この映画は権利関係が複雑で、TV放映でさえ手続きがけっこう面倒で、権利関係をクリアした正式な切手も(当時は)発行されていないらしいという話を聞きました。状況は多少は変わっているのでしょうか?。このブックレットに納められたPスタンプに映画のワンシーンが使われたアイテムがあるかどうかも気になるところです。
さらにまたT君は、映画のラストシーンでトラップ一家が向かっている方向は実際の地理とは真反対で、スイスではなくオーストリアに逆戻りしてしまうのだとかゆー話も聞かせてくれました。ほんまかいな?。
そのあたりの詳細は、ご存じイイダバシくんが実際にアルプス踏破して・・・(こらこら)。
(以下、オーストリア郵政サイトの説明文)
Sound of Music - Booklet and CD
Especially for our friends from abroad: booklet and CD in English and Japanese.
This little booklet in English and Japanese language tells the story of the Austrian Trapp family and contains 9 personalised stamps showing the famous places of the musical hit "Sound of Music". The enclosed CD presents the famous hits of the musical like "Edelweiァ" and "Do Re Mi" , played by the original "Official Symphonic Post Orchestra Salzburg".
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March 27, 2006
午前3時まで仕事をし、珍しく徳山西インターから山口南まで山陽自動車道を使って急ぎ帰宅。入浴しただけで即寝たのが5時近く。約3時間の仮眠の後、9時過ぎには新山口駅から新幹線に乗って小倉へ向かう。到着は10時過ぎでありました。睡眠時間を削ってまで邁進したのは仕事だからではなく遊びだからでぇーっす!(←ばか)。
いやいや、小倉の「子育て支援センター」の内装関係の仕事についてのあれこれも当然あったわけですが、えー、まーそのー、駅の反対側にあるI'mビルでの切手即売会目当てがメインでした。福岡スタンプさん、パインスタンプさん、アベノスタンプさんなどの共催で、数カ月ごとに定期開催してくださるので楽しみにしている定例行事のひとつです。ええ、もちろん、今回も話のネタ満載のアイテムをしこたま買い込みましたとも!。
では、郵趣界きってのドイツ通で知られるイイダバシくんを差しおいてドイツ切手・映画の話をするという無謀運転を始めることにします。上図は1995年に発行された"ドイツ映画100年"記念小型シートです。上から順に"メトロポリス"、"DER UNTERTAN"、"ベルリン天使の詩"の3種が納められています。東西ドイツ統一後の発行であることから、旧東ドイツ映画の"DER UNTERTAN"も政治的配慮(?)から採用されているようですが、正直、全然知りません。ドイツ国内でもあんまり知られていないような印象があります。いろいろ調べましたが、原作がトーマス・マンの実兄であるハインリッヒ・マンであることぐらいしかわかりませんでした。
そこはそれ、イイダバシくんが調べて教えてくれることでしょう。
"ベルリン天使の詩"は、これはもう日本国内でも有名ですね。なんで、こんなムサイおっさんが天使やねん!とか次元の異なる低レベルな話題も、ま、アリでしょうか?。映像美にほれぼれしたのをよく覚えています。これと"ブリキの太鼓"と"Uボート"が切手になればサイコーだと、個人的にはそう思います。
最後になりましたが、"メトロポリス"が今日の主題です。上映される機会が滅多にないので、図書館の映像ライブラリー等で鑑賞するしかないかもしれませんが、これはぜひ観ておくべき一本だと思います。製作された1925年は日本では昭和元年で、この時点でこんな未来都市が描かれていたことに驚愕させられます。で、またしてもこの映像美が素晴らしいのですよ。切手になっているアンドロイド、この質感表現にはぜひ触れてもらいたいです。
2004年に公開された"スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー"はご覧になりましたか?。ニューヨークを襲うロボット軍やイギリス空軍の空中空母など、宮崎駿アニメのパクリっぽいぞと浅はかな印象を持った人も多いでしょうが、ちっちっち!、そうではありません。宮崎アニメもスカイキャプテンも、このメトロポリスにインスパイアーされているがゆえの"映像表現"なのですよ。さらにバットマンシリーズ第1作のバットマンカーのデザインなんかもメトロポリスに影響されているのではないかと思います。漆黒のボディにぶっといリベットをばんばか打ってる近代重工主義的フォルム、平たく言うと鉄人28号みたいな見た目の作りが個人的にも大好きなんですが、それもこれも、モトをたどっていくとメトロポリスに源(みなもと)があるというお話でした。
<オマケ話:スカイキャプテンについて>
アンジェリーナ・ジョリーが出演していることから初回限定スペシャル・エディションのDVDも予約購入してしまった私です。全編フルCGであることも話題になりましたが、やはり、前述の通り、メトロポリス的な映像美がえがった!。また、主人公のスカイキャプテンことジョー・サリバンを科学技術で支える有能な部下デックスを演じていたジョヴァンニ・リビシの演技も良かったです。すごくいい仕事をしていて、ま、はっきり言ってデックスこそが世界を救ったよーなもんなのですが、ことあるごとにジョーがデックスを"ボーイ"呼ばわりしていて、そのたびにムッとした表情を出してはいけないと自分に言い聞かせているかのような、微妙な表情の演技が実に深いものがありました。機会があったらちょっと気にして見てみてください。
アンジェリーナ・ジョリー演ずるイギリス空軍大佐が超カッコイイのは言うまでもありません。女性記者ポリーを演ずるグウィネス・パルトロウが1939年の勤労婦人(それもかっこいい職種の)イメージを完璧に体現していましたね。昭和初期の"日本人顔"を探すとなるとなかなか見つからないことを考えれば、究極的にはグウィネス・パルトロウなしにはこの映画は成り立たなかったのではないかとさえ思います、はい。どこで目にした一文でしたか、彼女を形容するに、どんなに着飾ってもメイクしても良い意味で"華がない"希有な女優、とはまさにポリー役にぴったりです。
さて次回はまた趣向を変えて一等好きな映画「ブルース・ブラザーズ」のお話に続きます(んなことはない?)。
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March 21, 2006
つい最近まで"イナバウアー"流行りでしたが、これはベッケンバウアーです。サッカー・フットボール関係のみならず美術関係のコレクターさんのニーズもあろうかと思われるので急ぎご紹介することにします。
存命中の有名人も切手にする方針を掲げているオーストリア郵政が、あのベッケンバウアー氏の顕彰切手を発行します。若き日の肖像画は、これまたうれしいことにあのアンディ・ウオーホルによる作品です。グラビア印刷で4月12日に80万枚発行されます。オーストリア切手は発行とほぼ同時に日本国内でも容易に購入できますので、欲しい方は新切手を扱っている郵趣サービス社さんなどのインフォメーションの発表をお待ちください。
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March 13, 2006
山口市の隣にあります防府市にはカネボウの陸上部があり、先のアテネオリンピックにも代表選手を送り出していましたが、カネボウ本体のごたごたから防府工場は閉鎖、陸上部も東京に移転と、たいへん芳しくない状況です。そんな折に実業団ハーフマラソン大会が山口市で開催されるというニュースを知りました。発着場所の山口市・明治維新百年記念公園陸上競技場はもちろんのこと、ルートもよく知っている場所ばかりだし、アテネオリンピックの金メダリストの野口みずき選手も走るというので、手帳にも予定を書き込んで楽しみにしていたのに見逃してしまいました。何のことはない、夜勤明けで爆睡している間(当然、真っ昼間です)に終わっていたのでした。野口選手が優勝したのであればなおのこと沿道でリアルに見たかったです。残念、残念!。
図版はクック諸島が発行したアテネオリンピック金メダリスト加刷切手から野口選手部分の抜粋です。MIZUKI NOGUCHI Women's MARATHONと加刷されています。今月末発行の郵趣4月号の世界新切手ニューズに掲載される予定なので、欲しい方はそこで注文されてください。
もうひとつは米空母艦載機移転計画ヘの賛否を問う岩国市の住民投票です。案の定、反対派の勝利で終わりました。投票率が6割以上で、そのうちの反対票が9割近いというのですからまさに圧勝。しかし、いまさら白紙撤回もできないだろうし、岩国市はいったいどうする気なんでしょう。また、反対派に相対する人たちも賛成派というより容認派(受け入れやむなし)と呼ぶ方がニュアンス的にも正確で、コトは白黒はっきり色分けできるほど単純ではないのです。
郵趣の面から言うと、在日米軍基地があればただそれだけで面白い。ノンポリ丸出しで不謹慎だと怒られそうですが客観的事実です。郵便制度としては、山口県岩国市の一角にアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコが存在し、軍事郵便局を介して日本と郵便物が交換されています。軍事郵便の面白さを生で体験できます。
図版は鉄道75年小型シートの初日印です(岩国西局の風景印拡大図も添えておきます)。これは当時、岩国基地に駐在していた軍人もしくは軍属の収集家が作ったもので、後に日本に里帰りしたコレクションの中に含まれていたものです。太平洋戦争中に岩国はボコボコに爆撃されてしまった場所なので、昭和22年にこんなモンを作って遊べるほど裕福な日本人はそうはいなかったはず。
別の視点から言いますと、これが蒸気機関車を描いた世界最初の小型シートです。今でも未使用で3,000円くらいで入手できます。
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March 11, 2006
初めてこの切手を見たのは日本郵趣協会ホームページの"バーチャル切手博覧会"でした。パチもん切手濫発国のグレナダ・グレナディーンズにしては真面目っぽい仕上がりだなあと、その印象を持ったまま、先月末に開催された「切手のつどいin広島」に出かけたところ、実物とご対面することができました。
バディ・ホリディ(10c)、ジミー・ヘンドリックス(25c)などとともに、もとは4種セットを構成する最高額面券種がこの4ドル切手です。して、この三味線おじさんは誰かな?とまじまじと印面を観察したら
Katsutoji Kineya
って書いてある・・・げぇ!。杵屋勝東治さんじゃないか!と売り主のMさんに直接言ったのですが「は?誰?」という反応でした。うむむ、カリブ海の外人さんが知ってて日本人が知らなくてどうする!。
長唄の杵屋勝東治氏(1910-1996)で、むしろ俳優の若山富三郎・勝新太郎兄弟の実父であることの方がよく知られているかもしれません。親子3人ともいずれも故人となられてはいるけれど、死して切手に名を残すとはまさにこのこと。売り主のMさん、これくらいのことは常識なので、公衆の面前で私を指差して"マニアック〜ぅ"とかゆわないでね、恥かしいじゃん!。
(追伸)
長らくブログを更新できませんで皆様にはずいぶんご心配いただきまして恐縮です。
紆余曲折の末、ひょんなきっかけと幸運とご縁から、去る1月下旬頃からフリーランスのデザイナーとして独立しました。そもそも自営業の道を選択する気は全くなかったので(もはや廃れ気味の表現の)想定外そのものでした。生まれて初めての確定申告など、2月は慌ただしく過ぎ去っていきました。少しずつブログ更新にも手をつけるようにしますので、これからもよろしく。
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January 03, 2006
いきなりですが問題です。上掲の2枚の切手のうちインチキ切手はどっち?。
今し方、HYPER Philatelist Annex(別館)にありますEasy Almanac of World Stamps(以下、EAWSと略)を更新し、3.09から3.10にヴァージョンアップしました。その要点はまさにこの問題そのものでした。
EAWSについて改めて説明しておきますと、おおむね現在から過去20年位以前にさかのぼって発行された切手が対象で、その切手上の表記から発行国や地域を調べることができる一種の辞書です。20年間という期間設定は、その位を見込んでおけば、普段の収集上で困るような事例にはまず当たらないだろうとの経験によります。
ただし、これにも当然例外はあります。1971年に現在のアラブ首長国連邦に統合される以前の、アジマン、フジェイラ、カールファカン、マナマ、ラスアルカイマ、シャルジャー、ウムアルキワインといった、収集家めあてのラベル的な切手を濫発していた、通称"アラブ土侯国"のことです。35年も昔のアイテムながら、いまだに世界中の郵趣市場に溢れかえっており、かつまた僅かながらも実際に郵便に使われてもいたことから、むしろ現在の方が真面目な収集・研究が盛んになっている面すらあります。そんなわけで、例外的にアラブ土侯国の記述は今も続いています。
そのアラブ土侯国切手の陰に隠れて、もっとインチキ極まりないアイテムが発行され続けてきていたことを知る人は非常に少ないように思います。今日、ご紹介しましたオマーン国がそれです。アラブ首長国連邦の成立とほぼ同時代の1970年、現国王のカブースが政権を奪取して近代化を強力に推し進めました。現在のSultanate of Omanこと「イスラムの首長スルタンの統治するオマーン国」の繁栄はそこから出発しています。そうです、国名表示からもおわかりのように上掲の右側が正当な郵便切手です。左の方がエリザベス皇太后の85歳の誕生日という銘で、なんとなく新しそうでもありマトモそうに見えますが、実はこっちがインチキ切手です。どういう理由かはわかりませんが、"State of Oman"表示のインチキ切手は1980年代に至ってもなお発行され続けてきました。個人的には郵便に使われた例をまったく見たことがなく、アラブ土侯国切手よりタチが悪いとさえ思います。(このあたりの詳細は、それこそイスラム専門家の内藤陽介さんにブログで解説して頂けませんでしょうか)
そういうわけで、本日、オマーン国の欄にState of Oman表示アイテムについての要注意記述を追加しました。ぜひ右の"HYPER Philatelist Annex"のリンクをたどってご参照ください。
ついでに述べますと、ボスニア・ヘルツェゴビナも高度な自治権が認められているせいで、ムスリム政権、クロアチア政権、セルビア政権と3つの切手発行母体があり、それぞれが入り乱れて切手を発行しています。いずれの政権の切手もインチキではないので知らずに購入したからといって詐欺などの実害があるわけではありません。もちろん、それらの区別はつくのですが、EAWSのユーザーの多くは初心者クラスでしょうし、そこまでの記述が必要かどうか、もう少し様子を見たいと思います。
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December 31, 2005
【真面目なスダニくん】
スダニくんこと大阪の須谷伸宏くんから表題のメールが届きました。実は、スダニくんとも彼が大学入学のために上京して来た時からの長いつきあいになります。実は実は、このメールも初めてではなく、毎年この時期になると切手展出品結果一覧とそのコメントを付した「今年の成果」と、来年の出品計画を記した「来年の計画」とがワンセットになってきちんと届くのです。ほんと、これが見事に毎年必ず届くのですから、いやはやこの生真面目さは関西系郵趣人のイメージ向上に多大な効果をもたらしていると思います。
その彼の作品「日本普通切手1980〜1988」 が日本郵趣協会ホームページのバーチャル切手博覧会に登場です。新しい時代の切手をどのように集め、体系化し、作品化すればいいのか、直球勝負的に参考になります。ぜひ見てやってください。
彼自身が本格的に切手を集め始めた時代に郵便局で売られていた切手群であるがゆえに思い入れも強いそうです。その感覚はよくわかりますね、時代は違っていても誰にもその体験があることですから。
数年前、彼からこの封書60円時代の収集に取り組むことを聞いた時には、時代の変化を感じたものでした。私自身も、ついこの前の切手という感覚がありますが、冷静に考えればその思いは錯覚そのもので、今から20年も前のシリーズです。コレクション作りに取り組むには全然不思議ではないタイミングです。物(ものorブツ)も記録も、そして往時のリアルな収集感覚・記憶も十分に残っている最適な時期とも言えます。私自身もこの当時は"現行"にハマっていて、60円梵鐘のロータリー目打・全型タイプのフルシートを買いに東京都内の郵便局を回ったりしていました。その頃のコレクションも封印して10年近くになりますが、彼の作品を見て、ひょっとすると封印を解く日もあるかもしれないと、ふとそう思ったりもしたのでした。
【郵趣データベース】
私の"来年"も偶然の一致ながら概ね1980〜1990年代がコアになります。相変わらず日々続けていますパソコンを活用した郵趣データベース作成作業が、私のあらゆる郵趣活動の基礎になってまして、2000年を含めた今世紀に入ってからのことがらについてはほぼメドがつきました。変り種切手、話題の切手、変形切手、ジャポニカ切手等々、自分の抱えたテーマについては9割がたは何を聞かれてもキーボードを叩けば画像付きで即データが出てくるようになりました(登録点数約4,700のうち半数が今世紀のデータ)。来年は時代をさらに遡って1980〜1990年代の20年間の充実に努めます。特に1990年代は全世界の切手発行計画・技術・客層が大きく変化した非常に重要な時代です。当時はなかなか実感が湧かなかったものの、今から思えば、あのレーガン米大統領は戦後の歴代大統領の中でもたいへん重要な政策を果たしたひとりであったことがわかった、みたいなこととほぼ同じです(この例え話はわかりますか?)。
ところが、あろうことか、この私、そんな重要な時代に前記のように"現行"にウツツを抜かし、当時の全世界の郵趣シーンに対するアンテナを全く張っていなかったのです。ノーマークどころかノーガードのふるちん状態でした。今から改めて当時の郵趣雑誌、会報、郵政当局が配付したパンフレットやチラシ類、当時の収集体験談などをこつこつ集積してデジタル・データベース化していくことになります。皆さんのご自宅で捨て場所に困っている当時の"雑品"がありましたら私にください。特にスタンプマガジン誌の古い号は、価格相場の推移まで捕捉できるデータの宝庫そのものです。
内藤陽介さんが戦後の日本記念切手に描かれたテーマを資料化することをライフワークの一環として取り組まれていますが、私の郵趣データベース作りもコンセプトとしては同じです。自分の収集テーマに関わることに限られますが、全世界を対象に切手に描かれている題材について背景や余談の類も含めてきちんと記録していくことが基本になります。
【具体的にはこんなこと】
テーマのひとつにジャポニカ切手がありますので、その実例をひとつ示します。1985年4月13・14日に開催された第1回ワールドカップ・マラソン広島大会ではジブチのサラ・アーメド選手が優勝し、ジブチは急きょ75fと100fの2種の記念切手を発行しました。何ごとにつけても"おおらか"なアフリカの国で、大会後わずか半年の11月2日に発行にこぎつけたのは驚異的です。それほどジブチにとっては国家的快挙であったのでしょう。
この2種にはそれだけでは終わらない面白さがあります。100fの図案には2位になった日本の中山竹通(なかやまたけゆき)選手が比較的に正確に描かれています、特に走法や髪型の感じがそうです。当時、TV生中継をご覧になっていた方々も記憶が蘇ってくることでしょう。構図からして切手原画も衛星中継映像を下敷きにして描かれたのではないかと想像しています。その一方で、75fの表彰台の場面は多分に想像図の印象が強いですね。とても2位の選手が中山氏には見えません。同一セットでこれほど手技の違いが際立つ例には興味深いものがあります。当時のジブチ切手の水準から判断しても100f切手のデザインがいかにジャストミートな良い出来だったかを感じさせますし、個人的には平凡な図案の75fは発行しなくても良かったのではないかとさえ思います。
この広島大会記念切手で最も重要な点は、日本では同大会の記念切手が発行されていないことです。東京オリンピック(1964)、大阪万博(1970)、日本ジャンボリー(1971)、科学万博(1985)等々、日本切手も外国切手(程度の低い便乗切手も含めて)も発行されてさえいれば後からでも調査が容易です。また、外国の発行はなくとも日本で発行されていれば切手カタログがあるので、これもそんなに困ることはありません。しかし、このジブチのように日本での発行がなかった時がめんどくさいのです、最大の難関です。さしあたってリサーチ可能な当時の資料は何か?から探っていかなくてはなりません。切手はまだしもカタログにも掲載かない(少ない)関連ステーショナリー類、記念印の類はお手上げです。仕方なく内外の郵趣サイトや雑誌類、切手商さんの販売カタログ、ネットオークションなどを可能な限りウオッチし続けることになります。こうなると記憶頼みでは到底ダメで、こまめにデータベースと照合し、"記憶より記録"を実践しないことには情報を見逃してしまいます。
◆参考までに/1985年には、あの女子ゴルフの宮里藍さんが生まれています。あ、そこのおじさん、引かない引かない!(笑)
【オシャレ収集】
切手収集は150年以上の歴史が蓄積されているお陰で、郵趣文献と記憶に依存する従来タイプであれ、あるいはパソコンを活用した現代の収集家であれ、切手に対するある種、学術的めいたアプローチ方法が確立されている点がプロパー郵趣家の強みです。最近流行っている"自分の感性のみを頼りに気に入った切手だけを集める"やり方も、それはそれで良いと言うか私自身も推奨しているくらいなのですが、そんなオシャレ収集の弱点はまさにそこにあります。
カタログも必要のない集め方ですから"弱点"との自覚もないことでしょうし、個人の範囲内で楽しむぶんには自覚がなくてもそれで全然かまいません。しかし、オシャレ収集にはバックボーンがないので、何ごとも一歩踏み込んだ途端に事実誤認の樹海に彷徨ってしまうのは仕方がありません。わからないことをひとりで夢想して間違ったことをブログに書くくらいなら事前に私に聞いてください、と思うのですよ。てんで間違ってるよ!と思うものの、ブログにメアドもないと内緒でメール連絡することもできません。
特に写真付き切手(Pスタンプ)関係で、知らないでか故意にか正刷切手であるかのように誤記あるいは混在させていることで不必要に誤解を広げている販売会社の事例が目につきます。これは社会道徳や常識的にも疑義が残るところで、それがひいてはオシャレ収集ブログに誤った記事が載る一因にもなっています。
【初仕事】
そんなプロパー郵趣家のはしくれであります私の2006年最初の記事は、郵趣誌2月号掲載予定の「愛・地球博関連切手」になります。万博会期末直前の9月15日に突如メキシコが発行した記念切手までを含め、全世界での関連切手を一覧にして解説しました。
今はプロパー郵趣家の中でもいわゆる全世界を対象にしたゼネラル・コレクターが絶滅危惧種的存在なので、こういう視点で総括できる人が限られているようです。このテーマに関しては、私も相談できる相手と言いますか仲間がおりませんので、あくまでも私の情報ネットワークで捕捉できたものに限られます。捕捉モレがありましたらご一報くださると助かります
また、災害発生1周年に合わせたのでしょう、12月26日にタイが津波救済切手を2種連刷で発行しましたので、スマトラ沖地震・津波関係についてもタイミングを見計らってまとめる機会を頂きたいと考えています。公式な郵便切手のほかに、ローカル郵便会社のものやNPO関係団体が作ったプライベート・ラベルの類まで、これはこれできちんと向かい合うに足るテーマですよ。
その他、ハリポタなどのエンターテイメント関係から鳥インフルエンザに代表されるような地球規模の疾病関係、果ては国際テロ事件まで、現代の切手発行シーンは、その時々の出来事を敏感に切手に反映しています。何かが起きて半年〜1年後に切手になるどころの話ではなく、スマトラ沖地震・津波救済切手は発生後わずか9日後にフランスが発行していますし、ディズニー映画「ナルニア国物語」などは劇場公開前にオーストリア切手になっています。油断も隙も時間の余裕すらない場合が増えてきました。
【来年の計画】
つまり、第1に1980〜1990年代を中心とした"過去"に遡るリサーチと同時に"今"も漏らさずウオッチし続けて郵趣データベースの拡充に努めること。第2にそれを伝統的な郵趣の世界では記事(文章)の形でまとめていくこと、また、それ以外のオシャレ収集家の人たちにも利用してもらえるようアピールしていくこと。そして、第3が"気に入った切手だけを選んで集める"ことのより一層の市民権の確立に寄与するために、プロパー郵趣家もこの収集方法を実践するようしつこく付きまとって勧誘すること(笑)、といったところでしょうか。さしあたって故大谷博さんが某JPS副理事長の夢枕に立ってじきじきにゼネラル収集を薦められたそうですから(ひえ〜!)、まずはそのレベルから仲間をを増やしていきましょうかね。
いやしかし、本当にさしあたってのことがらは年末年始に郵趣1月号用の"ワールド・トピックスNOW"の原稿を書き上げるのが先決でした。紅白も見ないで書くことにしましょう。ただし、薩摩焼酎を片手に、ですが。
◆追伸/あのさぁ〜、スダニくんもブログ始めなさいよ〜。
◆オマケ/来年は資料画像がより充実するよう特にご協力を訴えたひ、と存じます。よろしくお願い致します。ちなみに下は、郵趣データベースに収録する画像が手に入らない時に暫定的に入れている2種の"Now Printing"の画像パターンで、左は「志村けんのバカ殿」、右は「リアル・マジンガーZ」です。
郵趣イベント会場の片隅で、私がPoweBook G4を開いてデータベース照合作業をしている時、横で見ているぶんにはかまいませんが、不意にこれらの画像が飛び出して来ても奇声をあげないでくださいね。ええ、もちろん個人で合成して作り、個人で楽しんでいるだけです、はい。(しまった、最後はやっぱりお笑いに走ってしまったか)
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December 27, 2005
郵趣誌2006年1月号が届いた頃合だと思います。今回も私の担当ページで、割愛せざるをえなかった切手が多々ありました。誌面スペースの制限以外にも諸々と自主規制せねばならないこともあるので。その辺のことは私個人のブログに載せるぶんには他人様にご迷惑をおかけすることもなかろうかと思います。
自主規制の筆頭は何と言ってもこれです。中国香港が発行した「香港のポップシンガー」です。登場している5人は、皆さんお若いうちに全員亡くなっている人ばかりっつーのもコワイものがありますが、特に$1.40Wong Ka Kui/黄家駒(ウォン・カークイ)さんは・・・。
1993(平5).6.24、フジテレビの番組「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」のスタジオ収録中に、香港の人気グループ「BEYOND」のボーカルWong Ka Kuiさんがセットから転落して脳挫傷の重傷を負い一週間後に死亡。セットの背景のベニヤ板は軽く打ちつけてある程度だったため、出演者が背景に寄りかかってベニヤが剥がれ、Wongさんと内村光良さんが2.3メートル下に転落。
これをして"ジャポニカ・アイテム"ですよと、大っぴらに紹介するわけにはいかないでしょう(汗)。
次はモンゴル発行の「ワールド・ビジョン(2次)」550t切手です。1次は郵趣2005年9月号P.62に掲載されていますのでバックナンバーを見返してみてください。その当時は単発発行で終わりだろうと軽く考えていたので特に触れませんでした。2次が発行されたとなると、まさか3次、4次と続くのでしょうか?。
主題をはっきり描き過ぎる傾向の強いモンゴルにしては、イメージ優先で具体的なテーマを隠すかのようで変でしょう?。そう、隠しているみたいです。
ワールド・ビジョンというのは災害や飢餓などで苦しむ世界の人々を支援するNPOで日本にもあります。モンゴルでは主としてワールド・ビジョン・ニュージーランドが積極的にストリート・チルドレン対策を行っているようです。民主化のあおりで親に捨てられた孤児がウランバートルにうようよしている様は、皆さんもニュースで目にしたことがあると思います。そ、そ、あれです。モンゴルにとっては恥部問題そのものですから、こんな風に誤魔化すしかないのでしょう。3次以降のデザインがどうなるか非常に気になります。
っつーか、モンゴルが恥を忍んでせっかく切手を出しているんだから、ワールド・ビジョンはこれを輸入し、台紙やタトウをあつらえてちょっと高めの価格設定をして寄付金集めに売ればいいじゃないか!。なんでやらないのかなあ?。秋の全国切手展シーズンに十分間に合っただろうに勿体無いことです。(ヤル気があるならどこに相談しに行けばいいか教えてあげます)
オランダの「ミッフィー誕生50年」とニュージーランドの「キング・コング」も割愛しました。この2種はいちいち紹介しなくたって"お好きな方"はきっちり見つけて確実に買われるハズ。明らかな売れ線ですから私ごときの紹介ウンヌンで大勢に影響はないものです。
キング・コングに関してはニュージーランド全島切手展に出品&参観してきたDoctorイノウエくん(1月号P.57参照)から、小型シート全貼りカバーを送ってもらいました。その実物を観察したところ、見る角度を変えると絵や文字が見え隠れする特殊なインクを切手表面に印刷してありました。郵趣誌の説明だと"透かし図案"という用語を使っていますが、これに良く似た前段階(?)の表面処理は既に実例があり(言葉の問題ではありますが)果たして"透かし"と言っていいかどうかの検討をしたいと考えています。
責任者出てこいっ!と叫ぶ古い漫才がありましたが、まさにそれを地で行くような切手がマーシャル諸島発行の「太平洋平和60年」です。"太平洋平和"なる苦心の訳文に郵趣編集部の気配りが伝わってきます。ま、しかし、ここはあっさり「太平洋戦争終結」と言ってもいいんじゃないでしょうか?。
なぜなら、それは今から10年前の1995年、同じマーシャル諸島が「太平洋戦争終結50年」の時に既に同一図案の切手を発行しているからです。上がこのたびの60年、下が50年です。図案はともに富士山と東京湾、USSミズーリ号、アメリカ代表団、日本代表団を描く田型です。やっぱりこういうことは2つ並べたいもので、激似なのにタイトルが異なるのは違和感がありましょう。
10年経ったので誰も気が付かないとでも思ったのでしょうか?。まさか、企画したマーシャル諸島の切手代理発行会社・米ユニカバー社自身が気付かなかったのかな?。
最後はいずれ誰かが気が付いて欲しいとの願いから意図的に割愛したものです。やはり、他人様の挙げ足を取って切手を売るような下賤の者に成り下がりたくなかったからであります。
ツバルが発行した「アインシュタイン没後50年」連刷シートがそれです。誌上の図版は小さくて見えにくいので拡大図を載せました。収められている3種の切手すべてに"E=mc2"と表示されています。んー?、この計算式は・・・。
えー、実は前例がないわけではないのですけれど(下図:アンティグア・バーブダが2000年にやらかしてます)これほど有名なナニを間違えるなんてぇ無粋な切手はそうそうお目にかかれないので、ここでこっそりご紹介することに致しました。
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December 24, 2005
いつものように世界各国の郵政ホームページを見て回っていましたら、今年亡くなったあのスラニア氏がデザインしたという新切手がありました。同じく今年亡くなったモナコのレーニエ3世(レーニエ大公)追悼の小型シートがそれで、去る11月19日に発行されていました。
スラニア氏レベルともなればアート・ディレクションなどの管理系の仕事を任されることもあったでしょう。"彫刻師スラニア"に限定して氏が直接手がけた切手のみに注目するのではなく、デザイナー、ディレクター、プロデューサー等の活動領域で関わった切手も(目立ちにくい存在ではあっても)スポットライトを当てていきたいものだ、との思いで今日ここで取り上げてみました。仕事の領域の広さと重要さで言えば、当然ながらそれらの役割の方が彫刻師の仕事よりも責任が重いわけですから。
大公が亡くなったらこういうデザインで追悼切手(小型シート)を発行すべき、とのプランを遺してスラニア氏は亡くなったのでありましょう。実際の彫刻はフランス人のJacky Larriviereさんという方が担当されています。詳細はモナコ郵政の当該ページ をご参照ください。(しかし、モナコ郵政もせっかくネット上に乗せるならもうちょっと鮮明な画像を使えばいいのに・・・)
【参 考】
スラニア氏本来の仕事である切手の彫刻師としての最後の作品は、国連が今年2月4日に発行した「国連60年」記念切手3種です。
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December 19, 2005
個人的にフランス切手収集家の知り合いが多いです、しかも、押しも押されぬ大家の方々が。して、こういう発行情報を提示するのはすんごく気が引けるのですが、もうやってしまったから手遅れ(笑)。
いやいや、それは正しくない。やってしまったのは私ではなくフランス郵政です。はい、「ビデオ・ゲーム」と題した10種連刷シートが発行されました。いいですかぁ〜、グレナダとかコンゴ、ギニア・ビサウ、ベニン、シエラレオネとかの切手じゃありませんよー、れっきとしたフランス切手ですよー。
写真付き切手(Pスタンプ)でお茶を濁すのではなく、良くも悪くも堂々と正刷切手で発行に踏み切った点が画期的です。昔からのフランス切手収集家の方々の慚愧の念も同情致しますが、それはさておき(おい、さておくのかよ!?)、私はまあ、ミーハーに「お、スーパーマリオもドンキーコングもいる、おお!懐かしいパックマンまでいるではないか!」(←世代的に知ってるのはここまでが限界)とつぶやいたことよなあ。
それにしても・・・これらゲームの多くがメイド・イン・ジャパンだってことを、フランスはもちろんのこと外国の人たちはどれだけ知ってるのかな?。
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October 22, 2005
もうじき郵趣11月号が皆さんのお手元に届くと思います。意味がよくわからなかったので、私の連載記事に取り上げられなかったアイテムをここでご紹介したいと思います。上図はスイス郵政が同国内の個人と企業を対象に、これから始めようとしているカスタマイズド・スタンプ(切手そのものの図案を自由にカスタマイズした切手。Cスタンプ)の商品名"My Stamp"のサンプル図案切手です。同郵政は2種類の色彩表現方法があることをPRしたいがために、このような色彩の帯で構成した図案にしたようです。
色彩の表現には2種類あって、ひとつは「光の3原色」と呼ばれるRGB方式です。これはテレビやパソコンのモニターなどに使われているもので、R=レッド、G=グリーン、B=ブルーの3色を混ぜると白になります。色を混ぜれば混ぜるほど明るくなるので、これを"加色混合"と言います(Additive color combination)。それを意味しているのが50CHF切手です。
もうひとつは「印刷の3原色」と呼ばれるCMY方式です。これは切手をはじめとする紙の印刷物に広く使われているもので、C=シアン、M=マゼンタ、Y=イエローの3色を混ぜると黒になります。普通はこれに特色の黒(K)を加えてCMYK方式と呼ぶのが一般的です。これは、3色を混ぜて作った黒は濁っているうえに、特色の黒インクを使った方が安くて黒味に冴えがあるからです。小学生の頃、水彩絵の具で欲しい色を作ろうとして色を混ぜていけばいくほど暗くくすんだ色合いになった記憶があるでしょう。それに象徴されるように、この方法を"減色混合"と言います(Subtractive color combination)。それを意味しているのが100CHF切手です。
下にRGBとCMYKのカラーパターン図も掲げておきます。小学生の頃、美術の教科書や科学博物館の展示などで、この図を目にしたことがあると思います。
(左:RGB、右:CMY)
日本の写真付き切手サービスを利用したことがある人なら、原稿として送った写真と比べて出来上がったものは色味が不明瞭で不満が残ったという経験があるでしょう。これはRGBとCMYKとでは色の再現域(Gamut、ガモット)が異なっていて、CMYKの方がRGBより色の再現域が狭いことが原因です。下図で示しましたように、明度の高い(鮮明な)赤、青、グリーンはCMYKでは表現できません。その欠点を補うには、CMYKの他にライトグリーンやライトマゼンタなどの特色を追加するのが一般的です。手元にオフセット印刷の日本切手(ふるさと切手に多いです)があればカラーマークを見てみてください。CMYKの他に色が2色くらい追加されているものが散見されるはずです。
日本の写真付き切手の印刷機はどうやらCMYKのみで追加の特色はないようですね。用意した原稿通りの色彩の再現を希望されるなら、写真にせよイラストにせよ、一度パソコンに取り込んでPhotoshopなどの画像処理ソフトでCMYKモードで画像加工し、CMYKの4色だけを使ったプリンターで印刷し、それを原稿として送るのが精一杯かと思います。
話をスイスのマイ・スタンプに戻しましょう。して、何がわからないのかと言うと50CHF切手の方です。前述のようにRGBはあくまでも光の色構成であって印刷のCMYKでは表現し切れないのです。何とかそれらしくしているようですが、いわゆる"疑似"であってRGB方式そのものではありません。
あえて想像をたくましくすれば、日本の写真付き切手サービスとは違って電子データでの入稿も受け付けるという意味なのかもしれません。ユーザーがモニターで見ている色彩をなるべくその通りに再現します、という意味です。ただし、これも本当はそう簡単ではなくて、カラープロファイルを統一すること、モニターのキャリブレーションを正確に行うこと、そのカラーシステムが印刷機で再現可能な範囲であることなど、ユーザーもスイス郵政の製作サイドもともにマッチングさせておかなければ正確な再現は(本当は)無理なのです。
はてさて、スイス郵政の真意は一体何なのでしょう?。
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October 04, 2005
9月25日の記事に続いて地元ネタをまたひとつ。現在進行中で世界各国から発行されているテーマ「蒸気機関車200年」の一環として、やっと(?)SLやまぐち号を描く切手が発行されました。発行国はブータンです。ただし、切手そのものではなく連刷シートのシート地に採用されています。やまぐち号の写真は十中八九「無許可使用」でしょうけど、ま、いいじゃありませんか(こらこら)。
10月8日に広島のRCC文化センターで催される即売会に行く予定ですのでひとつ予約お願いします・・・と書いておけばアオヤマスタンプさんがKEEPしておいてくださるに違いない(笑)。よろしくお願いします。
【参 考】
SLやまぐち号ホームページ:http://www.joho-yamaguchi.or.jp/c571/home.html
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October 01, 2005
亡くなってから既に四半世紀以上にもなるのですが、「J・J」こと「植草甚一」なる名前そのものが肩書きかのような偉大な自由人がニッポンにもいたのです。私とて亡くなる直前の数年間ほどの短い時間、今はなき月刊誌「話の特集」でその片鱗を垣間見させていただいた程度のものでしかありません。
しかし!
2005年5月に、こんなすばらしい本が出ました。今でこそ"気に入った切手だけを選んで集める"行為も伝統的な郵趣の世界でも徐々に認知されつつありますが、植草甚一さんは遥か昔に『ぼくがほしいなと思う郵便切手はデザインがいいやつだけ』と断言して収集しておられたのでした。素敵なパッケージ・デザインのマッチ箱に入れられた切手のコレクションは、一般的な切手収集とは明らかに一線を画していて、あたかもオブジェと化したアート作品のようです。
切手収集をたしなむ者は、すべからくこの一冊を手許に置き、優れたコレクターは同時に優れたクリエイターでもあらねばならないことをリアルに体験していただきたいと思います。
(「植草甚一スタイル」平凡社発行/コロナ・ブックスNo.118 価格:1,680円)
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September 25, 2005
ニュースで大きく報じられた通り、台風14号による集中豪雨で錦帯橋の岩国市街地側にかかる第1橋の橋杭(きょうぐい)5本のうちの2本が錦川の濁流に押し流されてしまいました。9月6・7日両日にかけての出来事でした。しかし、被害が橋杭だけで済んだのはむしろ幸運だったようです。
まったくの偶然ながら2000年発行の山口県版ふるさと切手「岩国錦帯橋」の図案がそのものズバリです。発行時の公式発表で背景が城山とあるので逆の手前が岩国側ということになります。つまり画面右側の2本の橋杭が流失した箇所そのものと言えるわけです。ただし、切手の発行日は平成の架け替え工事が始まる前なので、新しい橋を描いたものではありません。ここらへんがちょいとややこしいところです。
本ブログからリンクを張らせていただいている「郵便学者・内藤陽介のブログ」の9月24日の記事 や、さくら日本切手カタログ2006年版(最新版)P.37の「観光地百選」文末の説明書きにもあるように、こと錦帯橋に関しては自然災害による崩壊・流失が無視できません。私も山口県民ですから半ば義務として、錦帯橋関連の切手・はがき類の発行日と工事関係について、平成の架け替え工事を含めた流れを後日のために記しておくことにします。
●1946年11月20日 第1次新昭和切手「錦帯橋」発行(1円50銭)
※最初の錦帯橋切手
1950年9月14日 キジア台風により流失
1951年 再建工事開始
1953年1月15日 再建工事完成の渡り初め式
●1953年5月3日 観光地百選「錦帯橋」発行(10円、24円の2種)
1994年 修復検討協議会発足(老朽化による架け替えを検討)
1999年 錦帯橋建設事務所設置
●2000年10月10日 ふるさと切手「岩国錦帯橋」発行(80円)
●2001年10月15日 絵入りはがき「錦帯橋」発行(1枚70円×5枚組)
2001年11月〜2002年3月 平成13年度第1期工事 第3橋(中央橋)
2002年11月〜2003年3月 平成14年度第2期工事 第4および5橋(城山側)
2003年11月〜2004年3月 平成15年度第3期工事 第1および2橋(岩国側)
※流失した橋杭2本はこの時に新調されたもの
●2004年11月1日 寄附金付きお年玉年賀はがき(絵入り)発行
山口県版の裏面意匠に「錦帯橋」(売価55円)
2005年9月6・7日 第1橋の橋杭2本が台風14号により流失
えーつまり、平成の架け替え工事後の新調された錦帯橋を描く切手はまだ発行されていないのです。
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September 23, 2005
9月20日にするめーるをご紹介しました時に海底ポストのことにちょろっと触れました。せっかくなので今回は世界唯一の海底郵便局についてご紹介します。
2003年5月26日、バヌアツに世界で唯一の海底郵便局が開局しました。同国のハダウェイ島海洋自然保護区内の水深3mほどの海底に、グラスファイバー製のポット型ブースが沈められ、特別に訓練を受けた郵便局員4人がダイビング用具を着用して潜り、はがきの販売や押印作業にあたっています。海底ゆえに耐水加工の専用はがきやエンボス方式の日付印を使うなどの工夫が施されているそうです。利用者(ダイバーやシュノーケラー)は自ら潜って海底郵便局に郵便物を投函することができるとのこと。なお、営業時間は一日に1〜2時間程度ですが来客数によっては若干変わることもあるとか・・・冗談みたいですがホントの話です。
上図は2003年9月24日に発行された海底郵便局の開局記念切手です。郵便物を手に珊瑚礁の海に潜る女性と海底郵便局(中に郵便局員さんがいる!)を描いています。ただし、開局初日ではなく4ヶ月後に発行された理由は不明です。また、この後、さりげなく海底郵便局を図案に組み込んでいるバヌアツ切手が存在しますので根性のある人は探してみてください。
念のために書き添えますと、現時点ではこのバヌアツの例が世界唯一ですが、しかし世界最初の海底郵便局ではありません。1939〜40年にバハマのナッソーに設置された海底郵便局「SEA FLOOR」が世界初です。それについてはまた日を改めて。
(バヌアツ2003年発行/購入参考価格:200円)
【追 記】
http://www.seasabres.com/Non%20Sequitur/uwpostoffice.htm も参照ください。
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September 20, 2005
前々から聞き及んではいたものの縁遠くて未入手だったアイテムを"きってコレクション" のHIDENさんからご恵送いただきました。和歌山県の南紀すさみで捕れたスルメイカを干して真空パックにした企画物の郵便商品、これが噂の「するめーる」です。図版左が表面、右が裏面です。
HIDENさんいわく"これぞ自然の叡智ってことで"と、実に説得力あるメッセージが書き添えてありました。消印は愛地球博の小型印で日付は17.9.17。妙に嬉しい気分なのはなぜ?(笑)。いやしかし、するめーるの束を持って愛知万博会場に直参されたHIDENさんの姿が目に浮かぶよーです。あっぱれな漢であります!。
昨年10月に襲来した台風23号によってスルメを保管していた冷凍庫が流失し、在庫を全て失ったために約8ヶ月の間、販売中止に追い込まれていたところ、新シーズンの漁が始まったことから今年2005年6月末から販売再開されたそうです。通販で購入もできますので災害復興支援の意味合いも込めてご紹介します。詳しくは海底ポストでも有名な和歌山県・すさみ町商工会公式サイト を参照ください。
(追伸)
中身のスルメは明日あたりに晩酌の焼酎の肴にさせていただく予定です(^O^)/
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August 05, 2005
2005年1月1日にデノミを実施したトルコ同様、ルーマニアもEU加盟条件をクリアする意味合いを濃厚に反映したデノミを2005年7月1日に実施しました。
旧ルーマニア・レウ(ROL)が4桁のデノミにより新ルーマニア・レウ(RON)に切り上げられたことに伴う新普通切手20種も発行されました。補助通貨はバニ(Bani、単数形はBan)で1RON(=10,000ROL)=100Baniで約39円。旧通貨は2006年12月まで使用できるようですが郵便切手はどうなのかについては不明です。なお全20種を納めた連刷シート(上図)も同時発行されています。
(注:トルコのデノミ後1番切手は「郵趣」6月号P.37でご紹介しています)
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July 15, 2005
日本郵趣協会・ポーランド郵趣部会報「ポーランド郵趣」第81号が届きました。著名な切手彫刻者であったスラニア氏の後継者のひとりとしてピオトル・ナシャルコフスキ氏(Piotr Naszarkowski)のことが紹介されていました。そこに何気なく"昨年の日本切手11月4日発行の文化人切手のうち「イサム・ノグチ」も彼の彫刻だそうです"と書かれていました。
10秒位呼吸が止まる程度には驚きました。
慌てて日本郵政公社の報道発表を確認しましたが、んなこたぁ一言も触れられていません。ナシャルコフスキ氏のホームページにアクセスしてみると、手掛けた切手彫刻作品の一枚としてこの切手が掲載されているのを確認しました。ありゃま、本当だったんだ!。
なぜに驚いているかと言いますと、イサム・ノグチ切手を
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