トピックス

July 25, 2017

硫黄島からの手紙

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 出張で訪問されたWさんからご恵送いただきました。たいへん貴重な使用例をありがとうございます。
 何か特別な手続きを経たものか?と念のためにお聞きしましたら決してそんなことはないそうです。例えば慰霊祭などで来島された一般の方も以下の手順で郵便物を預けることが可能だとのことです。

 硫黄島出張(7月18日)
→史料館でスタンプ押印
→硫黄島駐屯基地の総務班の人へ手交
→厚木基地へ輸送
→綾瀬郵便局が引き取り&発送 29.7.21消印
→拙宅に配達(24日)

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July 24, 2017

日本のポストをたどるふみの日小型印

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 最近はふみの日小型印を使う郵便局が激減してしまい、今年は豊島(東京)、広島中央(広島)、中島(石川)、金沢中央(石川)の4局しかありませんでした。しかも肝心の23日が日曜日だったために中島局は押印不能で実質3局のみとなってしまいました。いくらなんでもこれではいけません。

2017072402 今からちょうど10年前、大阪中央郵便局郵便企画課の尾崎正一さんが日本のポストの歴史をテーマにしたふみの日小型印を立案されました。そして実行されました。もちろん、毎月1種、一年間で12回だけではとてもすべてのポストを網羅することはできません。その選抜の思いやご苦労のことは郵趣ウィークリー2007年4月20日号に詳細記事がありますのでぜひご覧ください。
 その完全コレクションが手に入りましたのでご覧に入れます。つい先日ヤフオクで落札した記念押印アキュームレーションの中に含まれていたものです。上がその集合押印台紙、左がその表紙・裏表紙です。

 郵頼封筒もしっかり残されていたので元の持ち主は東京都品川区の山田孝さんということもわかりました。私自身、直接の面識はないのですが、記憶が正しければ確かJPSシルバー例会に参加されていらっしゃった方ではないかと思います。ご本人自らの売り立てではなかったので、これもまたご本人がお亡くなりになった後、価値がわからないご遺族が金券ショップあたりに二束三文で売り払われたものではないかと察しています。運良く私がレスキューできて本当に良かったです。あるいはまた、想いのこもったコレクションだけに、理解してくれるからと、品物の方が私を選んでやって来てくれたのかもしれません。

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 このポストシリーズのもうひとつのポイントは、2007年(平19)10月1日に郵政民営化が実行されたことです。郵便窓口業務を行う「郵便局会社」と集配実務とゆうゆう窓口業務を行う「郵便事業会社」に分割されました。前者は郵便印の年号活字にアンダーバーが入りました。これは2012年(平24)10月1日の日本郵便株式会社発足に伴う再統合までの5年間にわたって続けられました。
 ですからシリーズ途中の10月のふみの日小型印からアンダーバー入りに変わっていますし、山田さんはその事前お知らせまでしっかり残してコレクションに加えられていました。これは一流コレクターとして慧眼の証です。山田先輩に感謝です。

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 自分は集中押印台紙だけを手元に残します。郵頼された時の実逓封筒(返信用封筒)と名刺カードへの記念押印をセットにしたリーフ(下図)は同好の方にお譲りしたいと思います。12ヶ月分一括3,000円位でどなたか引き取ってはいただけませんでしょうか?。ご希望の方がいらっしゃいませんでしたら8月6日の防府切手のつどい2017夏で販売することにいたします。よろしくお願いいたします。

※ありがとうございます。速攻で売れました。

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July 21, 2017

1979年・ふみの日手紙フェスティバル

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 明日7月23日は毎年恒例の”ふみの日”です。始まったのは1979年(昭54)7月23日、今から38年も昔のことです。それまで郵便振興に関する記念日といえば春の切手趣味週間と秋の国際文通週間のふたつだけでした。そこに真夏の文月(ふみづき)7月に新たな記念日が加わったのです。この時からキャンペーン切手の発行が始まり、以来、今日に至るまでふみの日行事と切手発行が続けられてきました(東日本大震災で発行自粛を余儀なくされた2011年を除く)。

 その初っぱなに郵政省(当時)が渾身のイベントを開催しました。それが表題の”ふみの日手紙フェスティバル”です。銀座松屋デパートの8開催事場で7月20日(金)から25日(水)までの5日間に渡って開催されました。中でも特筆すべきなのが”全国風景入通信日付印集中スタンプサービス”です。
 今でこそさまざまな局の風景印を集めて一箇所でまとめ押しができる”集中押印”は珍しくありませんが、その規模と内容において私が知る限り、これが日本最初ではないかと思います。

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 日替わりで海、島、山と渓谷、歴史とロマン、城下町の5つのテーマに沿った全国各地の風景印を記念押印しました。専用の押印台紙はそれぞれ4,000枚のみで記念押印に特化されました(引受消印は行われず)。B4判二つ折りの押印台紙には全国から選りすぐられた10局の風景印が押されました。それが5テーマですから全部で50局もの大量集中押印でした。
 先日ヤフオクで落札したアキュームレーションの中に、その押印物が2セットとパンフレットもきちんと残されていました。元の所有者Y.M氏の確かな郵趣知識とセンスに脱帽です。後学のために高解像度でご覧いただきます。

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 昭和54年は高校を卒業して上京した年でした。当時のことなので携帯電話もインターネットもありません。固定電話もなくアパート1階玄関の呼び出し電話があるだけでした。ですからこの催事情報も全く知りませんでした。
 後にこのことを知ることになるわけですが、その話を隣で聞いていた収友A氏が不意にこんなことを仰いました。「押印する職員ひとりひとりに各局の臨時職員として任ずる旨の任命書を作った。局数が多いので任命書も束にして手渡した。」とのこと。なんという偶然でしょうか、古くからの収友がまさしくその当事者(管理者)だったのです。A氏とはお互いが中学・高校生時分からの郵趣仲間です。A氏が長野、私が山口にいた頃からの旧知の間柄です。現在、A氏は都内某局の郵便局長をされています。長く郵趣をしているとこんな幸運もあるのです。

 おそらく日本最初であろうこの集中押印、風景印そしてふみの日切手・消印収集をするのであれば、基本基礎として押印台紙5種セットは持っておくべき必須アイテムです。各4,000枚あります。なんとかなる数字ですよ。

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June 07, 2017

食べ物より灯台とか郵便局です

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 facebookフレンドさんに教えていただき、今しがたTVerで拝見しました。テレビ東京さんの「車あるんですけど?」の灯台と郵便局めぐりの巻です。灯台を見た後、さらに灯台を描く風景印を押してもらいに郵便局に行くとは、うぬぬ、君ら手練れの衆だな(6/11配信終了です)。

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 風景印もれっきとした郵便用通信日附印であってただの記念スタンプではありません。切手への消印が前提です。経験の浅い郵便窓口職員さんが押したものは、切手やはがきの料額印面に消印がかかっていません。これは明らかな違反です。決して真似をしてはいけませんし、押してもらうお客の側もこのような押し方を要求してはいけません。

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 ところが後からお出ましになった”風景印マスター”(おそらく郵便局長さん)は違いました。押印規程通り3-5ミリ切手にかけて押印されていました。お見事です。

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 しかし、細かい問題はありましたが彼らを評価したいと思います。ジャンルは異なりますが超一流です。
 質問者に聞かれて二つ返事で”食べ物より灯台とか郵便局です”と即答されました。食事は後回しで移動する、車中でどら焼きかじるだけのその心意気は狂気とも言いますが(笑)、それこそが本物の証です。もしご縁があれば郵趣家はすべからく労を惜しまず全面的に支援いたしましょう。

 本物はわかります。

http://tver.jp/episode/30519502/

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June 06, 2017

第24回参議院選挙/初の「18歳国政選挙」(2)

 昨年7月10日に行われた初の18歳国政選挙にちなんだ郵趣品をご覧いただきます。事前にFacebookで投票済証への記念押印をお願いしていたおかげで期日前投票を中心に各種が集まりました。当地では投票済証の発行がないので収友の協力に感謝感謝です。これもまた”なんでも郵趣品化プロジェクト”の一環です。

<東京・深川28.7.9>
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<愛知・上野28.7.8>
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<宇都宮南28.7.5>
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[以下参考記事]
うきは市長選挙/初の「18歳選挙」
第24回参議院選挙/初の「18歳国政選挙」(1)

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May 16, 2017

安芸灘とびしま海道×Ingress

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2017051602 周南市の湯野郵便局長・山本仁さんからご恵送いただきました。ありがとうございました!。
 とは言うもののスーパーファミコンで時代が止まっている56歳の私スギヤマはゲームのことはさっぱりわかりません。山本局長に教えていただいたり、定期購読している通信文化新報(電子版)の記事を頼りに以下まとめました。

 広島県南部に位置する芸予諸島とそこに架かる橋をつなぐ「安芸灘とびしま海道」。そこに郵便局の組織力を生かしてIngress(スマホを使った現実世界をフィールドにした陣取りゲーム)を活用した「安芸灘とびしま海道×Ingress」が開催されました。それに実際に参加された山本さんが送ってくださった記念カバーです。ゴールデンウィーク中の4月29日から5月7日に開催されました。消印は広島・御手洗郵便局の5月8日付風景印です。
 今回のイベントは下蒲刈島から御手洗ルートを想定。下蒲刈島を出発して大崎下島から戻る陸路の往復ルートで12個のミッションを作成。各郵便局関係者が地域内の飲食店にイベントの趣旨を説明して理解してもらい、各ミッションにIngress割引(50〜100円)等のサービス提供を交渉。各協賛店舗にミッション用のカードとスタンプを置いたほか、ミッションをクリアしてスタンプを集めてカードを送るための絵封筒(記事冒頭のカバー)も郵便局のATMに設置。
 山本さんによると、協力店舗内に私設ポスト(小さな丸型)を2つ設置して片方は個人宛、もう片方はゲームの運営会社宛。開催期間が終了したら下蒲刈局の風景印で消印して発送。切手は各自負担という内容だったそうです。
 このイベントには企画段階から堺洋之伊丹桜ヶ丘郵便局長さん(兵庫県)、黒山敦也川西久代郵便局長さん(同)も加わっておられたとのこと。熱心な取り組みに頭が下がります。

 なお、協賛店舗には随所に昨年8月発行のフレーム切手「国の重要伝統的建造物群保存地区 大崎下島 御手洗」を並べて販売もされたそうです。冒頭のカバーに貼られているのもその一枚です。
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May 02, 2017

宇部市ときわ公園、白鳥復活の日

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 私事で恐縮ですが父母が入院しており、その関係で宇部市に行ったついでにときわ公園まで足を伸ばしました。
 平成23年2月、ときわ公園のコクチョウが高病原性鳥インフルエンザで死んでいるのが確認され、やむなく全鳥殺処分(焼却処分)となってしまいました。しかしながら白鳥はときわ公園のみならず宇部市のシンボルでもあり復活を望む声が多く寄せられました。
 その結果、2017年5月1日に新たに2羽のつがいのコブハクチョウが放鳥されました。昭和55年にときわ公園から下関響灘ライオンズクラブに譲渡したハクチョウの子孫で、今回は逆に同クラブから寄附されたものだとのことでした。

2017050102 石炭記念館ふもとの湖面が金網で仕切られた中に2羽がいました。ずいぶん狭いなあと思いましたが、ひとまずこの2羽で様子を見るのだそうです。通常時は放し飼いとし、インフルエンザ感染リスクが高い11〜4月は建設予定の飼育施設内で飼育予定だそうです。
 最初は金網の外に出たそうにしていましたが、じきに岸の方にやってきてくれました。せっかくなので金網付近の遠景シーンと近くに寄ってきてくれた近景シーンの両方で自作マキシマムカード(MC)を作りました。そして、今でも白鳥を描く風景印を継続使用中の宇部新川駅前郵便局で記念押印しました。
 また、同局ではたまたまときわ動物園のフレーム切手を販売中でしたのでそれを用いました。その中には白鳥を描いたものはなかったのですが、楽しいイラストだしまあいいじゃないすか(笑)

 なお、セブンイレブンさんのはがきプリントサービスにもだいぶ慣れてきたので、今回も横長と縦長の2つのタイプのMCを作りました。展示やなんかの時にレイアウトの都合上どちらか使い勝手の良い方を選べるようにとの配慮からです。

 帰宅すると夕方のローカルニュースでも報じていました。そのキャプチャー画像も添えておきます。

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April 17, 2017

日本最初のQRコード付き正刷切手

2017041701 定期購読している通信文化新報4月17日号に、日本最初のQRコード付き切手が発行される云々との記事があったのでさっそく確認しました。

 従来からある窓口販売管理用のQRコード(シート右下)とは別にシート上部にAR用(拡張現実)のQRコードが入っていますね。報道発表時の画像では読めないように塗りつぶしてありますが、実物ではきちんと表示されることでしょう。
 切手そのものではなくシート地への表示なのがやや残念なのではありますが、正刷切手ではこれが日本初になります。発行案内書やパンフレット類も今のうちにしっかり集めておこうと思います。それらはいずれも発行後しばらくしたら配布終了でいとも簡単に消え失せて無くなってしまうものですから。

 なお、正刷切手以外では2008年用の広告付き年賀はがき10種のうち6種の広告欄にQRコードが入っています。フレーム切手でも2015年に栃木県で発行された「芳賀町PRはがまるくんフレーム切手」にQRコードが入っています。

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April 06, 2017

平成15年用年賀・2等賞品

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 ありがたいことにお年玉付き年賀はがき・切手の賞品パッケージや送付郵便物のご寄贈が続いています。今回は中部地方在住Aさんご提供、12年前の平成15年の2等をご覧にいれます。

 下は賞品の液晶デジカメの取扱説明書と添えられていた挨拶状です。現品は充電池がへたってフル充電してもシャッターが切れない状態になり行方不明とのこと。御愁傷様です。
 しかし、じきにカメラ付携帯電話の性能が良くなり、ぶっちぎりで世の中からおいてけぼりを食ったデジカメです。時代を映す郵趣史料としては最適の賞品チョイスだと思います。

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 今と違っていた点も容易に忘れられるものです。そのひとつが賞品カタログの扱いです。今では立派な冊子をいただけますが当時は手渡し禁止でした。なので白黒コピーをもらってきたとのこと(本物はフルカラー)。ついでに1等賞品のコピーもGETされていたところもさすがです。1,2等揃って見ると当時の世相がたいへんよく見えますね。

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 そして最も違っていたのは賞品の送り先です。当選者本人の自宅ではなく郵便局宛でした。それを当選者がハンコを持って受け取りに出向いていました。
 送票のデータを詳しく書きますと足立北局の料金後納扱いのゆうパック、差出人は平成15年用お年玉付年賀葉書賞品事務局、住所は東京都葛飾区亀有4-1-25月島倉庫内、差出日は2003年2月12日。宛先は春日井出川郵便局です。画面をスクロールしてページトップの送票画像をご確認ください。

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March 11, 2017

帆船日本丸が重要文化財に

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 表題のニュースに接し、確か植田総一先生から引き継いだものの中に日本丸関係品があったことに思い至りました。鹿児島大学水産学部の名誉教授にして練習船かごしま丸の船長として学生さんたちを連れて全世界を航海された植田先生。ご存命中に当時の財団法人日本郵趣協会鹿児島支部の支部長をお願いしていました。
 先生がお亡くなりになり、遺品コレクションの中から私もこの一通を引き継ぎました。練習帆船日本丸・海王丸50年記念切手(1980)の初日カバーに両船の事務印(接受)を押した初日カバーです。特印以外は郵便印ではなかったためでしょう、どなたも手を出されないまま売れ残っていました。日付も切手発行日に合わせて後日調整されたものでしょうが、しかし、旧日本海軍出身の植田先生ならではの海運人脈がなければこのカバーは作れません。唯一無二のアイテムと思い、植田先生の思い出とともに大事にコレクションしています。

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