お気楽話

June 02, 2017

ポスト型はがきの表に余白が欲しい

2017060201 図をご覧になっただけで私の意図がお分かりの方も多いことでしょう。フォルムカードの一種であるポスト型はがきは、本格的郵趣家ほど人気がありません。それは絵柄面に切手を貼って消印を押すスペースがないからです。図は試しに画像加工・合成したものですが、絵柄面に余白があれば、片面にすべての要素が集約されるので整理する時はもちろんのこと、展示の際も非常に効果的です。現状では表裏をいちいちひっくり返さなければいけません。

 個々の局名が入っているので郵便局巡りを趣味とする郵趣家、郵便愛好家には最適のグッズです。にもかかわらず売れないのは、通信面への切手貼付&消印では、肝心の局名表示の絵柄面が死んでしまうからです。この点を作っている側は軽視しているようですが、これで華やかなフォルムカードと同じ185円ではとても買う気にはなれません。典型的なプロダクト・アウトです。

 白いシールを貼ったらどうかとか、さまざまな意見もあったのですが、郵趣品は長期保存をするものなので、セルフ糊が劣化して剥がれたり黄化・固化してはがき自体を汚損する危険性を無視できません。最初から絵柄面に風景印などが押印可能な余白を設けくださるのがベストな解決策です。それさえあれば、私も行く先々の郵便局で確実に購入・押印しますよ。
 切手貼付と風景印押印だけでなく、局名一行印を押す人もいることでしょうし、観光地ではこの余白に観光スタンプを押す人も出てきますよ。私なら局長さんの直筆サインをお願いすることもあるでしょう。ユーザーが一手間加える余裕があることで自分だけのオリジナル品が作れるのです。そこを熟慮していただきたいです。

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October 25, 2016

もんじゅの”悪”知恵

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 今は初日カバーが安いので切手商さんが1通100円などで投げ売りしているものを再点検するかのように見直しています。図のFDCもそうです。何かと問題を起こしている高速増殖炉「もんじゅ」が臨界に達した時の記念切手です。当時はまさかこんなにポンコツ扱いされるとはどなたも予想だにしていなかったことでしょう。
 で、なんでこれを買ったかというと、狙いは2次利用を目論んでのことです。切手とカシェの間にちょうどいい感じの空白がありますよね。もんじゅの廃炉が決まったらその記念押印をここにしようと思っているのです。初日と最終日の双方を揃えようという魂胆です。

 福井県にお住いの郵趣家の皆さん、今から初日カバーを買い集めて準備なさってはいかがでしょうか?。

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June 23, 2016

島根は鳥取の左側です!

2016062305 島根県の益田、浜田に調査に行きました時、道の駅で吉田くんクッキーを購入しました。ご存知、鷹の爪団の戦闘主任吉田くんです。パッケージデザインが素晴らしかったので丁寧に展開し、52円切手を貼ってゆかりの郵便局に郵頼しました。コート紙で消印のインクが浸透しづらい懸念がありましたので・・・と言うか、もとよりこんな用途は想定されてないし・・・満月消にしてもらいました。
 これもいつも私が提唱しています”なんでも郵趣化計画”の一環です。どんな押印台紙でも、否、紙ではなくとも切手を貼り消印が押せさえすれば記念押印は可能です。

【島根は鳥取の左側です!】
 鳥取県との県境にいちばん近い郵便局を探しました。県境にもなっている境水道に面していることから森山郵便局を選びました。
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【世界遺産があると言っても信じてもらえない。】
 いえいえ私は信じておりますよ。”石見銀山”の名前が入っている郵便局はここしかありません。ということで石見銀山大森郵便局が選ばれたのは必然というものです。
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【日本で47番目に有名な県。】
 県庁所在地名が松江というのもアレではないでしょうか。ほれ、そこの君、松江と松山の区別にコンマ5秒ぐらい迷ったことがあるでしょ!。正直に言いなさい。島根県が松江で四国にある方が松山ですよ。ということで(何が?)松江中央郵便局を選びました。しかし、中央郵便局なのにまさか今も金属印を使用継続中とは感動しました。力は要りますけれど何せ印影がシャープで常に鮮明印が得られます。金属印、大好きです。
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【島根の吉田です。】
 本当に島根県に吉田郵便局がありましたのであっさり選局しました。たぶん・・・”また郵頼来ちゃったよ。みなさんおふざけが好きだねえ”と局員さんは笑ってらっしゃるのではないでしょうか。
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May 28, 2016

ジンクス

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 私が住んでいた場所は、私がそこを離れると発展するというあまり気分の良くないジンクスがあります。東京都調布市の仙川は駅前が再開発されてすっかりお洒落な街になりました。東京都町田市の鶴川もそうです。東京都狛江市の狛江駅周辺もそうであるばかりか、一時的に駐在していた千葉県富里村もいつの間にか市に昇格していました。これじゃまるで私が地域発展を阻害してる原因みたいではありませんか。

 鹿児島県に移住した時、さすがにそんなことはもう起きないだろうと思いました。
 ところが鹿児島を離れた途端に高速道路が開通し新幹線までできました。
 過去最大級の発展です。

 こきゅこきゅたむたむさん直筆の桜島はがきを見て、さらに発展していくであろうかごっまの未来を強く感じたことでした。ちぇすといけー!。

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March 16, 2016

郵便局の国際送金

2016031601 田布施郵便局で久しぶりにこの小冊子を見つけたので1部いただいてきました。2016.1の日付があるので最新版ですね。
 世の中にebayもPaypalもなかった1990年台後半、切手類の個人輸入時の送金にちょいちょい利用していました。読んでみたら今は手数料が2,500円もするんですね。他の都市銀行さんでも同じなのでしょうけれど、よほどの金額を送る場合以外はまず使わないでしょう。

 今は利用していないのでわかりませんが、かつては払い出しの証紙みたいなのを郵便局サイドが先様に送ってくれるのと、その証紙を自分で封筒に入れて郵送する2通りが選択できました。相手国の治安状況によっては前者の方が有効なのでしょう。私はたいてい送金先がアメリカだったので後者を選択していました。
 そこで、必ず言われたのが「なんで郵便局に持って行くんだ?(銀行の間違いではないのか?)」でした。郵便局が銀行業務も兼ねている社会習慣がないからです。

 社会資本の乏しかった明治維新後の日本、銀行業務を普及させるために郵便局に貯金と為替の業務も行わせた「郵便貯金」が今のゆうちょ銀行の始まりです。これは郵便と同じく前島密がイギリスで学んだシステムを移植したものです。これが日本の国柄(くにがら)であり、当然ですがアメリカがこれと同じわけがありません。
 アメリカは銀行を利用するのが常識です。これは西部開拓時代以来、鉄道網の普及とともにあらゆる物品を通信販売で購入していた歴史が関係しています。国土が広すぎて物流が追いつかず、日本のようになんでも実物を手にとって確認してから買うことができなかったからです。カタログを見て小切手を相手に郵送し、品物は鉄道で送られてくる。そのお金を郵便局ではなく銀行が取り扱っていました。これがアメリカの国柄です。

 私の場合、証紙を郵便局に持っていけば必ず換金できるからとくどくど説明を書いて送っていました。じきにこのパンフレットを同封して送るようになりました。ちょっぴり重量がかさみますが、面倒臭い英作文をするよりはマシでした。しかし、じきにこんなことを思うようになりました。

 なんで俺がこんなことをしなきゃならないんだよ?

 郵便局の国際送金の普及や諸外国への認知度を上げることは(当時の)郵政省の仕事です。一ユーザーの私がなんでそんなことをせにゃならんのよ???・・・でしょ。
 それで、急速にクレジットカード決済へシフトしていくようになりました。前世紀のカード決済はかなりヤバくて危険な局面もありました。それでも対策を考えて適応していきました。そしてebayとPaypalの登場です。今ではほとんどPaypalでの安全な決済をしています。

 あるいは、ごく稀に現ナマを送ることもありました。数ドル程度の小額の場合かつ相手国の郵便が安全な場合に限られます。日本と違って、外国では郵便職員はマクドナルドの店員と同じで底辺扱いされている場合が少なくありません。郵便職員自身が書留郵便でも平気で開けて金目のものを盗むなんてザラです。
 外見から現金が入っていることがわからないように梱包し、貼る切手も地味な普通切手を選ぶなど気をつけて米ドル札を直接郵送していました。これを「ミサイル」と呼んでいました(笑)。
 日本は経済力もある上に日本円の信用も高いので、アジア地域では千円札でも受け取ってもらえる場合が多かったです。おそらく、今もそうでしょう。二千円札が出た時なんか「ミサイルの飛距離が伸びた!」などと勝手に喜んでいました。
 それがもはや西暦2016年。小額の個人送金も簡単・安全にできるようになりました。今の日本は外国切手収集には最適な環境を迎えています。

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June 30, 2015

ポーランドのシェイクスピア誕生450年切手がキショイ

2015063004 ポーランドが昨年11月19日に発行した「シェイクスピア誕生450年」記念切手の評判が最悪だとのこと。芸術性の高さはわかりますが、難解すぎて意味がわからない、頽廃的、グロテスク、気持ち悪い等々と散々な言われようです。
 この切手を貼ったお手紙をいただいたとしたら・・・・・予告なしに受け取ったらさすがにちょっと引きますな。だからこそ入手容易な今のうちに収集しておくという手もあり得ますが。公式FDCとフルシートの図版も掲げておきますので、皆さんそれぞれにご判断ください。

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June 26, 2014

寝坊の巧妙

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 次回の第33回ファンタスティック・オークションの準備を進めています。記念特殊切手のファイルを見ていたらこれが出てきました。当時住んでいた東京調布市、その調布局の欧文印による初日印です。これ、いわゆる怪我の巧妙みたいなものです。
 国際児童年の発行初日は8月1日。東京中央まで初日印を押しに行くつもりでした。ところが若い時代にはありがちな「寝坊」をぶっこいてしまいました。しょうがないので自転車をこいで調布局まで行き、さしたる理由もなく櫛型印ではなく欧文印を記念押印しました。欧文印の方がかっこいいと、当時から何となくそう思っていたような気もしますが・・・
 ところが、しばらくしてから予想外の不具合の話が聞こえてきました。この小型シートはかつてないほどに表面のグロスコーティングが強く、特印や小型印、風景印といったいわゆるトビ色インクのスタンプ類が定着しにくいというのです。表面のコート層にはばまれてインクが浸透せず、表面をなぞるとインクが流れてしまうというのです。あれから35年、トビ色のスタンプたちは今どうなっているのでしょうか?。
 私の調布局欧文初日印は何もなかったかのように今も鮮明です。寝坊はするものです(笑)。

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January 23, 2013

近影

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 facebookではちょいちょい素面を晒しておりますがブログではたぶんこれがお初ですね。これがまごうことなきおっさんのわたくしであります。念のため、れっきとした堅気です。

 ちょうど防府市出身の似顔絵師&イラストレーターのなかむらりおたくんの初個展が開催中で、彼に似顔絵を描いてもらうために髭を生やしておりました。今はきれいさっぱり剃り落しています。念のため、れっきとした堅気です。

 皆さま、これからもよろしくお願いいたします。念のため、れっきとした堅気です。大事なことなので3回同じことを書きました。

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May 30, 2012

マトリックスvs悪代官

Vs

 スタンプショウ=ヒロシマ'12での収穫品など、ブログ記事にしなければならない題材には事欠かないのですが、更新がちょいと停滞してしまっております。本業のほかにもこのように地元防府市で夜な夜な某所にて敵と戦っておりますのでたいへんです(おおうそ)。
 昨夜もマトリックスのキアヌ・リーブスに扮したカメラマン氏を、念願の悪代官に扮した工業デザイナー(おれ)が無慈悲に切り捨てているところです。その激闘とは無関係にカラオケ熱唱中のブライダル貸衣装のお兄さんとのコンストラストもいい味出してます。扮装一式は彼が用意してくれたものです。

 生まれて初めて太ってて良かったと思った瞬間です。

 というわけで、逐次更新に努めて参りますので何卒よろしくお願いいたします。

(追伸)
 悪徳商人の越後屋役も募集中。百万両を饅頭の箱にしのばせて持参できる悪人顔さん大歓迎。経験不問。初心者からていねいにご指導します。

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April 22, 2012

微妙

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 この実逓カバーは実に微妙です。良いところがたくさんあるのにどういうわけか今までどこにも発表する機会がありませんでした。
 まず、何より切手がいい。ポルトガルが1940年に発行した「切手誕生100年」全8種のうちの最高額面券種です。近代郵便の父と言われるローランド・ヒル卿の威風のある肖像、そして1840-1940という100年を意味する年号表記がしっかり入っています。まったくぶれのないデザインですね。
 次に封筒のデザインがいい。差し出しはリスボンの工業協会でしょうか、モダニズム感に満ちたかっこ良さ。タイポグラフィー(文字のデザイン)も都会的で近代的なイメージに満ちたゴシック体。黒とオレンジの封筒色のコンストラストもいい。
 しかしながらヨーロッパ大陸はナチスドイツに席巻されていた時代です。消印は1941年2月22日、昭和で言うと16年です。この前年9月27日には日独伊三国同盟も成立。ゆえに宛先国のアメリカで郵便検閲を受け、左辺に開封紙EXAMINERが貼られています。つまり、郵便切手誕生100年の1940年は、要はそんなことをのんびり祝っている場合じゃない不幸な巡り合わせの年だったのです。
 時は流れて切手誕生150年はというと1990年でとっくに過ぎています。では200年はというと2040年、生きていれば私は79歳。長生きはしたいですが、まあ微妙ですわなあ。このカバーをお披露目する前にオダブツの可能性が高いし(笑)。175年という周年もありまして、それは2015年ですから3年後。しかし、ちょっとね、周年記念としてはスッキリしませんね。
 てなわけで、何らどこも悪くないしむしろ良い面ばかりなのに、なまじ200年を待っていたら陽の目を見ることなく終わってしまいかねないので、微妙は微妙なりに発表することにしました。何かいい使い道はないものでしょうか。(ちなみにカバーの評価としてはUS$15-20くらいの安物です)

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