お気楽話

January 15, 2023

オススメの収集スタイル

 せっかく目の前をマグロが泳いでいるのに、今日は鯛を釣りに来たからとやり過ごしてしまうような、そんなもったいないことをしてはいませんか?

 メイン収集テーマ以外に以下のような複数項目を同時並行して嗜まれることを強くオススメしています。

(1)気軽に集めるトピカルもしくはテーマ
(2)気に入った外国または地域のカタログコレクション
・・・そして可能ならもうひとつ・・・
(3)地元の郵便

 メインテーマだけだと、切手展・切手即売会に行った際に空振り (収穫なし) する危険性が高いです。複数のテーマを持っていれば何かしら手に入れることができ無駄足を極力減らせます。
 また知識が増えることはもちろんですが、切手商さんを確実に支援することになります。収集家とディーラーさんは持ちつ持たれつです。
 (3)に関して、自分は山口県の小型印を収集しデータベース化を進めています。真っ当な郵便史研究をされている先輩方は何人もいらっしゃるので、今さら自分が後追いの猿真似をしても意味がありません。大家の方々がやっていないスキ間を狙っています。

 なお、チマチマ買うのではなく、思い切って箱買いすることを特にオススメします。自分が必要なものを抜いた残りは地元の郵趣会で安く分譲すれば良いのです。うまく捌けば入手原価を回収することができます。そして何より確実に流通促進になり、これが新入会員が増える直接の武器になります。収集品が手に入らないような会には誰も近寄ってはくれません。
 大人買いを躊躇している人は、傍目でも収集も知識も貧相です。自分が”良き提供者”ではないので、回りの人もそんな人に対してはほとんど収集協力はしてくれません。つまり物と情報 (この場合はinformationではなくintelligenceの方) は必ず対、ワンセットです。

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 今から30年ほど昔、東京でジュニア委員会委員長をしていた時に、子供さん向けの教材として変形切手を求めたのがそもそもの始まり。いつしかハマってしまい、今では変形切手だけでアルバム30冊越え。いろいろやっていると思いもよらなかった方向に進むものです。
 今はまた、郵趣誌に記事を書いたことから無額面切手・永久保証切手に本格的にハマりそうな予感がします。そんな”変化”を否定的には考えず、前向きに楽しんでいます。

 

 

 

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September 26, 2022

時松姐さんのファンです

 絵はがきに興味を持っている人は必ずこの個性的な姐さんと遭遇します。それも1枚2枚のお話ではありません。その正体は横浜の写真館でモデルをつとめていた芸者の時松さんです。近著では「紙モノ・コレクション大百科」三遊亭あほまろ著(切手の博物館・2020)P.40,41で紹介されています。

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 うりざね顔ですました表情の美人画顔が圧倒的多数の中、ぽっちゃりで笑っている写真が多い時松さんは、今から見てもその可愛らしい個性が際立っています。権利意識など微塵もない時代でしたから、送り届けられた外国の地でさらに勝手に複製されたりとたいへんなモテようです。
 また、和装から洋装、コスプレ姿など多岐に渡っていることから、カメラマンのリクエストになんでも応じていたモデルとしての職能の高さも素晴らしいと思います。NGの多いタレントさんは時松姐さんを見習いなさい。

 当時は若い女性が歯を見せるのははしたないという一般常識がありましたが、うりざね顔は顎が小さいために歯並びが悪く、とても人様に見せられなかった現実の問題もあったと思います。そこへいくと時松さんの顎骨はしっかり発達していそうですし歯並びもきれいです。
 むっつり顔のモデルさんが多い理由として、撮影のために数分間静止しなければならなかったことより、こうした社会常識と歯並びの悪さの方が重要であったものと、私個人はそのように考えています。

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 さてフィラテリーの面も見てみましょう。日本のみならず世界的に1900年 (明33) から私製はがきが認可されました。それはUPU万国郵便連合が決定したからです。
 日本でも同年10月1日から外国郵便に私製絵はがきを使うことが認められ、ここにお示ししたように菊4銭切手1枚貼が大量に差し出されるようになりました。しかしながら、制度開始当初は表面 (宛名書き面) の規定がなかったため、連合はがきのデザインをそっくりに真似たものが多いです。何もそこまでやらなくてもいいよ的な規制緩和がいつ行われたのかはわかりません。どなたか委細ご存知であればご教授ください。

※高解像度写真は私のfacebookをご覧ください。

 

 

 

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September 13, 2021

こんな切手収納袋があった

 スタンプショウ=ヒロシマ2021で買い物を終え、ふと目に入ったのがこれ、雑品入れに使い回されていた古い切手収納袋です。こんなものまで集めているのかと店主に呆れられながらタダで頂いてきました。
 郵便局で切手を買った際、家までのお持ち帰り袋としてビニール袋が使われて長いですが、ここまで全面印刷された広告入りは初めて見ました。以前にも見ていた可能性は高いものの意識していなかったので気付いていなかったというのが正しいかもしれません。
 この広告のおかげで昭和51年前半ころの配布物であることがわかります。切手収納袋収集でいちばんのネックになっているのが配布地域と年代の特定が難しいことです。これはその両方をクリアしています。しかも45年前でありながら目立った劣化はしていない質の高さも注目です。さらに”最低保証 額面8割以上買受”といった時代性を感じる文言が並んでいます。画像をじっくり観察してください。
 なお、店主によると、この山本スタンプも現存していないそうです。

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August 15, 2020

当選番号表も2種集めておきましょう

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 去る5月28日のプレスリリースで、2020(令和2)年用年賀 お年玉くじ賞品の引換期間が7月20日から10月20日に延長されました。武漢中共肺炎こと新型コロナウイルス禍対応の一環であることはご存知の通りです。これに伴い、郵便局で配布している当選番号表も2種生じました。ほとんどの局では10月20日の改版が置かれていますが、ごく稀に当初期日の初版をそのまま置いているおおらかなところもあります。郵便局巡りのついでに注目してください。
 私も昨日、仕事の空き時間に数局を巡りましたら初版を入手することができました。どこの局かは言いませんけど(笑)。

▼プレスリリースのスクショです。

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▼中にはこんなレアアイテムも。手彫切手の有名なエラーに敬意を表し、同名の「書き10」と命名します。しかも期日を間違えているエラーアイテムでもあります。もちろん、これもどこの局かは言えません。

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April 01, 2020

万国郵便連合が ”舐める切手” 全廃を勧告

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 武漢中共肺炎こと新型コロナウイルスの世界的流行を受け、万国郵便連合(UPU)は世界保健機構(WHO)と協議の末、感染を拡大しかねない舐めるスタイルの切手、いわゆる『裏糊式切手』の全廃を加盟各国に勧告した。

 アメリカ、イギリス、ドイツなどの主要先進国では切手を舐める必要のない『シール式切手』が普及しているが、技術的な問題から世界ではいまだに裏糊式切手が主流だ。日本もグリーティング切手などがシール式切手だが、製造コストの問題もあって一般の普通切手での採用はごく一部にとどまっている。しかしながら、人の唾液に含まれるウイルスが世界中に拡散してしまう現実を重視したUPUは、これを単なる努力目標ではなく、2025年を目処に100%の切り替えを達成するよう強制力を持った勧告とした。

 日本郵便ではマスクやトイレットペーパーの買い占めを教訓に、今あるシール式切手も一人2シートまでの販売制限を全国の郵便局に対して即日通知した。また、すでにシール切手の増産を開始しており、5月の大型連休明けから各家庭や事業所の買い置き切手の無料交換を始める。それまでは各郵便局に最低1人を配置した切手舐め専用職員のベロを利用するなど冷静に対処してほしいと要望している。

[以下UPUの勧告原文]

In response to the worldwide outbreak of Wuhan pneumonia, a new type of "Chinese Communist Party's coronavirus", the Universal Postal Union (UPU), after consulting with the World Health Organization (WHO), has a licking-style stamp that can spread the infection, a so-called “back glue-type stamp” Was recommended to Member States to eliminate the use of Seal-type stamps, which do not require licking stamps, are widely used in major developed countries such as the United States, the United Kingdom, and Germany. In Japan, greeting stamps are also sticker-type stamps, but due to manufacturing cost problems, the use of ordinary regular stamps is only a small part. However, the UPU, which focused on the reality that the virus in human saliva spreads around the world, was not a mere effort target, but was forced to achieve 100% switching by 2025 Recommended.

 

 

 

※エイプリルフールのウソ記事です/This is an April Fools lie article

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June 21, 2019

毎月20日

・・・くらいになると出版社からこの封筒が速達で届きます。内容は月刊誌のゲラです。予定稿のコピーです。

 極めて優秀な編集員さんが担当なので、必ずこうして郵趣家が喜びそうな切手の貼り合わせを考えて送ってくださいます。記事を書こうという意欲も増すというものです。
 内心、これが毎月のお楽しみになっていますしきちんとコレクションにしています。
 今夜もお客さんが少なくなる遅い時間になってからゲラチェックをしに近くのファミレスに篭ります。

 次はもう8月号です。連載回数も170回になります。200回も射程距離圏内に入ってきました。まさしく私のライフワークになりました。

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July 12, 2018

博多仁和加(にわか)のお面

 九州・山口圏なら、にわかせんぺいでお馴染みのお面「にわか」です。これはおそらく博多郵便局が製作・配布したものでしょう。裏面が郵便局の広告になっています。この広告面を頼りにおおよその年代を類推してみました。

 左下にふみの日のロゴマークがあります。これはふみの日が制定され、それと同時に切手も発行された昭和54年7月23日から使われています。なのでそれ以降なのは確実。

 次に注目したのは「郵便小包」という名称です。現在のように郵便小包そのものを「ゆうパック」と呼んでいたわけではなく、当初はあくまでも小包用包装箱の愛称として「ゆうパック」と称していただけでした。それが昭和58年11月10日から。今に続く、郵便小包そのものを意味する愛称「ゆうパック」とそのロゴマークが制定されたのは昭和62年6月1日です。

 つまり昭和54年から62年と言うと8年間もありますが、いずれにしてもこの間であろうと目星をつけて資料をしらみつぶしにチェックしました。すると出て来ました!。昭和57年6月1日に速達小包の航空機搭載が始まり、その年の暮には郵便小包の割引「10個以上20%引き、100個以上25%引き」も行われています。
 よって昭和57年6月1日以降〜12月頃までのおよそ半年間に製作・配布されたものではないかと類推しました。

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・・・という推理ごっこも楽しいですが、鉛筆書きで良いので採集日と採集場所(郵便局名)を裏書きする習慣をつけましょう。収集活動に立脚する研究はそれが必須条件です。
 とりわけ日本の伝統郵趣では消印が読めることをたいへんに重要視しますが、その一方で切手が貼ってない別納・後納郵便、本例のような亜流の郵便商品・景品、運輸企業によるメール便等に対してはあまりにも無頓着に過ぎます。認識が改まりますよう強く訴えたいと思います。


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March 28, 2018

新様式のゆうパック送票

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 小ネタです。新様式のゆうパック送票は3月第1週には東京中央郵便局に配備されていたことを確認しています。配達通知はがきがなくなり、摘要欄に重量ゆうパックを意味する「重」の文字があるなど、見分け方は簡単です。
 先日、上京した折についでに新送票を使って自分宛に手回り品を送りました。局員さんに手渡されたのがこれです、0001番でした。まったくの偶然です。こんな場面でも痛感します、郵趣の神さま、いつもありがとうございます!。


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March 26, 2018

椙山は消息不明?

 収友のYさんから表題の件で連絡がありました。某趣味誌に私の消息が載っているけれど派手に間違えてますと。いったい何のことやら?と思っていましたら当該誌を送ってくれました。それでやっと事態が飲み込めました。

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 50円弥勒菩薩(緑)の記念紙を発見されたことで動植物国宝図案切手収集家でその名を知らない者はいないあの進藤久明さん。横浜から転居されて今は秋田にお住いのようです。その進藤さんが昭和の趣味誌とその発行者の今を語っておられたのでした。
 しかし、HYPER Philatelistブログは2004年7月29日に始めたので14年になります。月刊郵趣誌の連載も今年になって150回を超えましたのでこちらも軽く12年以上になります。

 そんな俺がなんで消息不明なんだよ(笑)

 進藤さんは郵趣誌も読んでおられなければインターネットもなさっておられないのでは?。失礼ながら今どきそれではお話になりません。現に私の情報は完全に間違いです。30代後半に鹿児島に移住してJPS鹿児島支部を再建はしましたが支部長は一度もやっておりません。実際に調べた話ではなくただの想像で書かれているだけです。
 発行者の坂間則仁さんという方も郵趣誌を読んでおられないのかと思ったら、ご自身がかつて差し出された実逓はがきが郵趣誌3月号に掲載されて驚いた、と編集後記に書かれているではありませんか。ちゃんと読んでんじゃん、だったらなんで進藤さんの間違いに気づかない?(笑)。

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 このあたりが日本切手しか収集対象にしていない古いタイプの日本切手収集家の欠陥でしょうね。日本以外に全く興味がないんですよ。だから私の連載記事なんてまったく読んでいないし私の存在すら気付いておられない。
 日本切手も国際入札の時代になり、フランスのカルトール社やオランダのエンスケデ社が日本切手を製造するようになったのに、これまで外国切手なんか見向きもしていなかったので国際化に適応できるだけの基礎知識が皆無。エンスケデ社に至っては王立証券印刷所として実に400年以上の歴史を誇る超絶老舗の国際企業なのに、明治以後たかだか150年ほどの国立印刷局の方が世界的に進んでると根拠もなく思い込んでいます。それは率直に言って恥ずかしいことですよ。

 しかし、私は今回の件で怒ってはいません。かつてのトップコレクターの皆さんも老いたのだと現実を痛感しているのみです。いろいろなことが億劫になり、きちんと調べられなくなったのでしょう。両氏にお近くの方がいらっしゃいましたら、スギヤマは郷里の山口県で健在であるとよろしくお伝えください。

(追記)
 かつて若い郵趣家が「スギヤマさん、昔P.O.BOXという郵趣誌があったのを知ってますか?」とこの私に聞いて来たことを思い出します。情報に乏しい環境だと年齢にかかわらずそんな恥をかくのでしょう。あのなあ、P.O.BOXを作ってたのは俺だよ(笑)

(特別サービス)
 P.O.BOX創刊号表紙原画です。ガキ臭くてすっげ恥ずいんだけどな(笑)

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December 24, 2017

QRコードリーダーで読んでください

 お気楽で楽しい話題です。図版をクリックすると大きな画像が開きます。お手元のスマホやタブレットのQRコードリーダーを起動して読んでください。そこに示されたURLにアクセスすると切手図案になっている楽器の演奏を聞くことができます。
 切手の題名は「ブータンの楽器」です。連刷シートと小型シートのセットで、9月1日付で発行されたものです。ブータン最初のQRコード入り切手です。かつてレコード切手の発行で名を馳せたブータンもついにIT技術の活用に転換でしょうか?!。

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