AR拡張現実

July 13, 2018

これからはARチェックも必要

 偽造防止対策にUVインクでシークレットマークを入れたり、蛍光反応のある発光繊維を用紙に漉き込むなど、ブラックライトで観察できることは今もたくさんあります。入手した切手には必ず一度はブラックライトを照射してみることは良いことです。いちいちプレスリリースされてはいないけれど、すべての切手表面に当該郵政のシンボルマークをUVインクで”加刷”している国がある等、さまざまな発見があることでしょう。しかし、今後注意しなければならないのはARこと拡張現実機能を持った切手です。

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 ARスキャナーを使うと図のように走査線が画面を横断しながらピックアップポイントを拾っていきます。読み取りを完了した段階で動画が始まったり特定のURLに接続されるなどのアクションが起きます。バーコードやQRコードは肉眼でそれとわかりますからまだ良いのです。ARのややこしいのは肉眼でデジタルコードが仕込まれていることがわからない点です。
 現在はセールス目的で事前にプレスリリースされている場合は良いのですが、今後も親切に発表してくれる郵政ばかりとは思えません。しかもこれだけのハイテク技術をセールス目的だけに留め続けるとも思えません。スマホ、タブレットに無料でインストールできるアプリはたくさんあります。ぜひ実装してください。

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 図は「絶滅に瀕した動物」と題する小型シートです。左がグリーンランド、右はイスラエルの共同発行です。このうちグリーンランドだけにAR機能が仕込んであります。AppストアでSEPAC Stampsというアプリをダウンロードして実際にスキャンしてください。パソコン画面でも反応します。ホッキョクグマの動画がスタートします。


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April 17, 2017

日本最初のQRコード付き正刷切手

2017041701 定期購読している通信文化新報4月17日号に、日本最初のQRコード付き切手が発行される云々との記事があったのでさっそく確認しました。

 従来からある窓口販売管理用のQRコード(シート右下)とは別にシート上部にAR用(拡張現実)のQRコードが入っていますね。報道発表時の画像では読めないように塗りつぶしてありますが、実物ではきちんと表示されることでしょう。
 切手そのものではなくシート地への表示なのがやや残念なのではありますが、正刷切手ではこれが日本初になります。発行案内書やパンフレット類も今のうちにしっかり集めておこうと思います。それらはいずれも発行後しばらくしたら配布終了でいとも簡単に消え失せて無くなってしまうものですから。

 なお、正刷切手以外では2008年用の広告付き年賀はがき10種のうち6種の広告欄にQRコードが入っています。フレーム切手でも2015年に栃木県で発行された「芳賀町PRはがまるくんフレーム切手」にQRコードが入っています。

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December 14, 2015

QRコード付きフレーム切手/栃木県芳賀町

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 宇都宮市の柴田公子さんからご恵送いただきました。いつもありがとうございます。銘にありますように、これが個人以外でQRコードを組み込んだ最初の切手ではないかと推定されます。

 栃木県波賀町の見目町長じきじきのアイデアで実現したものです。家業が南高根沢簡易郵便局とのことでフレーム切手のこともよくご存知だったのでありましょう。常々訴えておりますように、簡易郵便局さんは地域を担っているという職務意識が非常に高いですね。その発現の一端でありましょう。
 デザインはマスコットキャラクターのはがまるくんとともに町の特産品を描く「はがまちの米」「はがまちの梨」「はがまちの野菜」の3種です。3種とも82円額面のフレーム切手10枚を納めたフルシートがわずか1,000円という良心的な売価設定なのも良いと思います。ただし、発行枚数が各100シートのみと極めて少ないので、郵趣におけるデジタル技術、デジタルコード、AR拡張現実、インタラクティブ技術などに興味のある方はご注意ください。
 なお、公私を問わず同様例や先行例がありましたら是非お知らせください。

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 なお、個人ではフレーム切手が世に出たと同時にQRコードを取り入れた方がいらっしゃいます。HYPER Philatelistブログ会友の堀本稔さんです。その先見の明に敬意を表して実逓カバーをご紹介したいと思います。消印は七宝郵便局の成18年(2006)10月4日付の風景印です。

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January 01, 2015

今年の官製年賀はがきはすべてAR機能付き

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 今年の年賀はがきはさまざまなトピックが盛り込まれた初物(はつもの)尽くしです。その中でも世界的ニュースになっても不思議ではないのが拡張現実AR機能です。年賀状配達の束の上に、こんなパンフレットが乗っていましたね。はい、よく読んでください。
 Appストア等で「ゆうびんAR」アプリをダウンロードしてください。スマホで官製年賀はがきをスキャンすると乃木坂48の360度ARフォトを見ることができます。私はiPadでこのようにしっかり確認しました。
 なにげなくスルーしそうですけれど、公称34億枚もの大量な印刷物である官製年賀はがき、そのすべてがAR機能を備えているというのはおそらく世界初にして世界一の量だと思います。まさにエポック・メイキングな日本郵便の快挙です。

A officiall New Year's greetings postcard for 2015 possesses "拡張現実"AR(Augmented Reality) function. Please download "Yubin AR/ゆうびんAR" (free application) in App Store. A three-dimensional image of NOGIZAKA48 appears when you scan a official New Year's greetings postcard in "Yubin AR". Postcard issued 3,400 million pieces. Probably it is the first & most records of the world that gets AR function.

(以下はキャプチャー画像です)

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August 02, 2014

リヒテンシュタインの新切手「結晶学」

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 リヒテンシュタインから2014年9月1日発行予定の新切手広報誌が届きました(上図)。各新切手が表紙を飾っています。この中で注目していただきたいのは下の「結晶学」の2種です。すっかりお馴染みになったAR拡張現実機能が備わっており、sepacアプリでスキャンすると切手に描かれている結晶の変化をアニメーションで見ることができます。上の図版でも私のiPadはきちんと認識してアニメーションを見ることができました。
 また、マキシマムカードがまたデザインがかっこいいです。その素晴らしさに当該ページも下に示しておきます。化学大好きコレクター垂涎の的でありましょう。
 なお、製造もまたすっかりお馴染み、フランスのカルトール社です。

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※参照:リヒテンシュタイン郵政の当該ホームページ

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