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October 2024

October 25, 2024

東京中央郵便局新築落成記念絵葉書

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 STAMP-SHOWはかた2024で非常に状態の良い表題の3種完セットを入手しました。「絵葉書の説明」「東京中央郵便局建築概要」の解説小紙2種も残されている完全品でした。後年のために高解像度スキャン画像をお示ししておきたいと思います。facebookの写真アルバムに画像データを収納しましたのでご覧ください。

・設計及監督 逓信省経理局営繕課
・局舎起工 昭和2年11月23日
・局舎竣工 昭和6年12月25日
・局舎工事請負者
 基礎杭打工事 東洋コンプレッソル会社
 礎盤工事 銭高組
 局舎建築工事 大倉土木株式会社 (現大成建設)

参照facebookページ:東京中央郵便局新築落成記念絵葉書

 

 

 

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October 21, 2024

世界植物切手分類体系 第1巻

 植物切手収集の第一人者・石田徹氏が20年の歳月をかけて表題の著書を出版されました。内容は進化順で植物を紹介するシリーズの開始となります。今回の内容は、世界初の花切手ノバスコシア他、植物のきた道、そして藻類、地衣類、コケ、シダ、裸子植物までが収録されています。
 他では見られない藻類や化石絶滅植物の調査や、クラシックではノバスコシアの1シリングやバイセクト・カバーなどを収録した巻になっていますが、図案別だけに留まらず、伝統郵趣的要素も含んでいます。

世界植物切手分類体系 第1巻
藻類・地衣類・コケ・シダ・裸子植物
石田 徹・編
2024年10月17日発行
Woods' Core 刊
A4判・並製、カラー268ページ

 購入ご希望の方はメール t-ishida⬜︎serenade.plala.or.jp(⬜︎部分は@に置き換えてください)まで住所、氏名、年齢、連絡可能な電話番号を記載の上お申し込みください。価格は書籍2,500円、送料430円の2,930円振込による後払いをお願いします。

(著者の許可を得て以下に代表的なページをご紹介いたします)

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October 20, 2024

販売御礼

 パイロット版の「山口県郵趣会マーケットプレイス」は昨日19日(土)の10月例会で一旦締め切り、無事に6点が有志の元へ引き取られていくことが決まりました。活動支援寄付金は850円でした。ありがとうございました。

 今回売れなかったものも12月例会までの3ヶ月間は掲載継続しますので、ご希望の方はどうぞご連絡ください。値引き交渉にも応じます。いずれも早い者勝ちです。

 引き続き折々に品物を追加します。それらは来月16日(土)の11月例会で締め切る予定です。買われる方のみならず、出品される方もどうぞよろしくお願いいたします。売買の経緯はすべて非公表ですのでご安心ください。

山口県郵趣会マーケットプレイス(facebook内に設置しています)

 

 

 

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October 12, 2024

山口県郵趣会マーケットプレイス、プレオープン

 来年度からJPS防府支部は「山口県郵趣会(JPS防府支部)」と改名し、活動範囲を山口県全県に拡大します。それに伴って収集品の流通促進も増強していく予定で、その一環としてインターネット上の販売コーナー「(仮称) 山口県郵趣会マーケットプレイス」を始めます。

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 ただし、4月までの半年間は正式運用前のプレオープン、パイロット版です。手始めに寄贈品や委託品を中心に12点をアップロードしました。折を見て随時追加予定です。プレオープン期間中に、来年4月からの正式運用に向けての改善点を洗い出したいと思います。使い勝手の良し悪しなど忌憚のないご意見をお聞かせください。
 また、山口県在住者であっても諸事情により月例会に参加できない方も、年会費をお納めいただければ会員登録します。さらに、県外在住の方も”県外会員”として登録します。興味のある方は椙山までご連絡ください。

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1.運用目的
1-1.山口県内の収集品の流通を促進すること。
1-2.ひとりひとりが収集品を見極める力を養うこと。
1-3.優れた郵趣品を我らが郷土 山口県に残し伝えること。

2.購入者の優先順位
2-1.山口県郵趣会の会員(県内会員・県外会員)。
2-2.山口県在住または勤務者。
 上記の購入希望者がなかった場合のみ一般の方にも販売しますが、代金は即金現金一括支払い限定です。

3.購入手順
3-1.出品物は逐次アップロードします。
3-2.原則として先着順です。
3-3.購入希望者は先着順が記録されるので個別写真のコメント欄にその旨書き込みください。ただし、取引を公にされたくない場合は幹事(椙山)あてにメッセンジャー、電子メール(aplcofe@nifty.com)でご連絡ください。
3-4.直近の月例会で現金と引き換えに現物をお渡しします。郵送にも応じます。
3-5.直近の月例会のつど精算し、売れた品はマーケットプレイス上から削除します。
3-6.最大3ヶ月間の取り置きをしますので、当面の手持ちが乏しい方はお申し出ください。
3-7.当月に売れなかった品物も最大3ヶ月間公開を継続します。
3-8.価格交渉にも応じます。

4.出品条件
4-1.山口県内外者の区別は問いません。事前に幹事にご相談ください。

5.活動支援金
5-1.販売価格の10%を山口県郵趣会の活動支援寄付金として加算します。
5-2.出品者への支援寄付金加算は当面ありません。

付則
 2025年4月からの正式運用開始までに問題点を洗い出して改善します。

 

 

 

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October 09, 2024

日本切手上の文字表記の規制緩和を

 切手上の文字表記についてはそれなりの規程が定められているとは思いますが、以前からデザインを圧迫していると感じていました。切手もまた公共デザインの一分野ですから、利用者目線でのウェルフェアを第一に考慮すべきものではありますが、それも程度ものでしょう。

 万国郵便連合(UPU)創設150周年記念切手を見た時、まさに”程度もの”を逸脱するギリだと思いました。シート上部の2種、せっかくのモニュメントを描いているのに下部1/4が記念銘(文字・テキスト)で隠れてしまっています。できるだけ題材を見せたいけれど、読める大きさの文字で表記もしなければならないという相反するせめぎ合いに腐心されたであろうことが容易に察せられます。これはもう規程そのものの規制緩和をするべきです。

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 本来、切手は国名と額面さえあれば十分です。それ以外のあれこれはすべてお飾りであって無ければ無くても何も困りません。これが原理原則です。その上で、図案をどうするか、記念銘の文言をどうするかを構築するものです。だからこそ書いておけば必ず読める、読まれる、読んでくれるだろう的なテキストシンカーの発想は時として安易に過ぎます。

 長く公共サインのデザインをしていた筆者は「人は欲する情報しか読みとろうとはしない」ことを嫌と言うほど骨身に染みています。この長々しい記念銘を一体誰がすき好んで読もうとするでしょうか?。郵便に使うのにおよそ必要不可欠というほどの要素ではありません。
 結論を言うと、ビジュアルシンカーの筆者は、印面の片隅に「UPU150」とのみ小さく表記してあれば十分理解できます。あるいは、それだけでは理解できないであろう多数のテキストシンカーの人たちも、意味がわからないからと言って何が困るのですか?。郵便に使うのに誰も何も困りません。

 いきなりイギリスのロイヤルメールのレベルで大胆に省略するのは難しいでしょう。さりながらシール切手はシート単位でしか販売しないと決まっているのですから、まずはシール切手の場合のみ、記念銘はシート地のみに大きく表記し、切手の料額印面からは省略するとしてはいかがでしょうか。
 おそらく何らの支障もないと思います。記念銘がない分、デザインの自由度が上がって良くなることは既に半世紀も前にイギリス切手で証明されています。あるいは現行のアメリカ切手も同様です。シール切手での実証実験ののちに、1枚からでも販売する裏糊式切手にも段階的に拡大すればよろしいかと思います。

 参考までにネットで拾った各国の記念切手をお示ししておきます。

▼国連

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▼マン島

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▼ベトナム、モナコ

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▼ブルネイ

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October 07, 2024

第34回オンライン『郵趣』

日 時:10月11日(金) 21:00~22:00
テーマ:月刊誌「郵趣」10月号に関連したテーマで以下を予定しています。

・「カンタン電子化(pdfデータ化)」(スピーカー:椙山哲太郎)
・「お気に入りの”かわいい切手”」(スピーカー:嘉藤雅子さん 柴田公子さん)
・「日本切手の壺+1解説」(スピーカー:山口充さん)
※テーマ及びスピーカーは変更になることがあります。

 公益財団法人日本郵趣協会の「郵趣イベント・カレンダー」記載の「接続先リンク情報」のURLにアクセスしてください。開始5分くらい前で十分間に合います。

 外国切手を主にしていると、あらゆる文書・資料が紙(ペーパー)ではなくpdfデータで授受するようになりました。ところが日本国内ではいまだに紙媒体が主流です。郵趣協会の出版物の電子化もようやく端緒についたばかり。
 WindowsパソコンのWordで作った会報なんかも電子データにするのは超簡単な時代になりました。作業工程はわずか3アクション程度、時間も数秒で終わります。にも関わらずpdfデータの変換の仕方がわからないという声が多いです。
 せっかくのオンライン・ミーティングなのでその様子を実演します。あらかじめレジュメをダウンロードし、プリントアウトして手元に準備しておいてください。

▼レジュメ

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▼第1の方法:プリンタドライバでpdfとして出力する

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▼第2の方法:「書き出す」際にファイルタイプをpdfにする

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October 02, 2024

郵趣の種を全国に撒くSTAMP-SHOW

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 先ごろ開催された第42回全国郵趣大会2024 in 富山の記念カバーを木村正裕さんがご恵送くださいました。いつもありがとうございます。今年2月1日に発行された「ピーターラビット 花を贈るフレーム切手セット」を使われてらっしゃるところに感銘を受けました。その意味を解読しましょう。

 以前からSTAMP-SHOWの東京一極集中はよろしくないことを訴え続けていました。さまざまな議論を経て、それぞれの地域にあるリソースを使い、できる形でSTAMP-SHOWをすることになりました。その全国展開第1号として今年の富山郵趣大会に併設される形で中部STAMP-SHOW 2024 in 富山が開催されました。大きな一歩です。
 そんな新たな郵趣の種を全国に撒くという意味でしょう、フレーム切手セットのジャーマンカモミールの種子を漉き込んだシードペーパーがカバー表面に貼られています。お見事です。

▼参照:日本初か? シードペーパーの郵便商品

 

 

 

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2024年度 複十字シール募金にご協力を

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 毎年恒例の季節がやってきました。複十字シール (結核予防シール) 募金にご協力ください。自分もささやかながら毎年協力させていただいています。

<切手代用でも募金できます>
 郵便料金が値上げになったばかりのタイミング。切手代用でも募金できますので、旧額面切手をわざわざ手数料を払って交換するくらいなら、その一部を寄付金として提供しませんか?。詳細は下記へアクセスしてください。

▼複十字シール募金のお願い・お申し込み

 

 

 

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