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April 2024

April 20, 2024

STAMP-SHOW in 広島2024/作品解説のご案内

 出品者による作品解説の詳細が決定しました。出品者から直接作品解説を聞くことができる非常に貴重な機会です。ご覧の日時に展示作品の前にお集まりください。また、出品作品一覧表もお示ししておきます。

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April 13, 2024

郵頼のための押印サービスページ開設

 昨日、2024年4月12日(金)に、日本郵便さんのサイト内に表題のページ (ここをクリック) が新たに作られました。これで変質狂的な押印クレーマー、切手へのチョン消し(3ミリ以下のギリギリ押印)の強要など、迷惑・違法行為が一掃されることが期待されます。
 風景印・小型印も外国郵便物に引受消印することができることが抜けているなど、若干の拾い残しはあるものの、大筋ではおおいに評価したいと思います。ここまで来るのにずいぶんと時間がかかりましたね。長年の悪弊が根絶されることを期待しています。

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 自分自身が押印技能1級を持っていることもあり、通常なら破棄されてしまう押印依頼書もコツコツ収集しています。いずれも郵頼者に返送された依頼書を発掘するなどして入手したものです。その中から特徴的な3種をご覧にいれます。

(1) 手書き依頼書
 昭和32年12月の文書で、風景印の試し押しに使われたものです。この当時から1〜2ミリ掛けの、いわゆるチョン消しを希望する御仁がいたことが明らか。現在のような厳格な押印規程があったかどうかは判然としませんが、チョン消しは想像以上に根の深い問題だと言えます。
 また、一見して丁寧なように思えますが、全部文字だけというのは押印する側にとっては非常にわかりにくいです。簡単に図示してくれれば一目でわかるものを。当時の郵便局員さんはさぞかし難儀だったろうと同情を禁じ得ません。

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(2) 図入り依頼書
 昭和56年7月の文書です。この頃には切手上への「満月消」が一般化していました。文章はくど過ぎずなおかつ図は単純明快でたいへん好ましく思います。ただし、ローラー印は往々にしてスリップしますので押印依頼は遠慮されてください。特に最近の切手は印面のコーティングが強く容易にスリップするからです。

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(3) 変質狂的押印クレーマーの実例
 平成・令和時代の文書です。東北地方の某郵便局長さんは「もはやこれは脅迫状である!」と激怒されていました。私もその通り、ごもっともだと思います。こうした非常識極まりない御仁は同じ郵趣仲間とは思えませんし恥ずかしさで一杯です。どちらの郵便局さまも本社・支社レベルで情報共有され、郵頼拒否に踏み切ってください。真っ当な郵趣家は積極的に支持いたします。

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April 09, 2024

JPS防府支部新メンバー募集中です

 新年度にあたり、公益財団法人 日本郵趣協会登録 防府支部 (JPS防府支部) では新メンバーを募集しています。JPS普通会員以上の山口県在住者ならどなたでも、また県外在住者の方も手頃な年会費で加入できるようにしました。

・県内会員:3,000円/年
・県外会員:2,000円/年

 振込先:ゆうちょ口座15590-10330981 日本郵趣協会防府支部

 会報は発行しませんが、例会のある毎月第3週には2〜4ページ程度の「例会資料」を発行しています。facebookのJPS中国四国地方本部のページをはじめ、支部長の個人ブログHYPER Philatelist、X(旧ツイッター)、Threads、mixiに事前にアップロードするようにしています。ご自由にダウンロードなさってください。なお、例会参加者さんにはペーパーでもお渡ししています(郵送配布はしません)。
 毎月の例会案内はがきは県内会員・県外会員の違いに関わらず全員に郵送しています。そのはがき自体がコレクションとして残せるよう、何かしら工夫して発送するよう心がけています。ご期待ください。

JPS防府支部長:椙山哲太郎(20240409記)

※図は4月の例会案内はがきです。オリジナルフレーム切手「大村益次郎生誕200年記念」を貼り、同記念小型印を押印して初日の4月1日に発送しました。このような大ネタは、さすがに毎月は期待できませんけれど、できるだけ知恵を絞って取り組んでいます。

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第28回オンライン『郵趣』

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日 時:4月12日(金) 21:00~22:00
テーマ:月刊誌「郵趣」4月号に関連したテーマで以下を予定しています。

・「外国切手最新事情」(スピーカー:椙山哲太郎)
・「STAMP-SHOW2024 見どころ紹介」(スピーカー:内藤陽介さん)
・「日本切手の壺+1解説」(スピーカー:山口充さん)
※テーマ及びスピーカーは変更になることがあります。

公益財団法人日本郵趣協会の「郵趣イベント・カレンダー」記載のURLにアクセスしてください。開始5分くらい前で十分間に合います。

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 今回は共同発行(ジョイント・イシュー)のデザインについて踏み込んでお話しします。郵趣4月号の52ページ、図版番号20に「コロンビアとの友好」(カンボジア・2023)が何事もなかったかのように掲載されています。ともすれば見過ごしてしまいそうです。
 ですが65ページの説明文にははっきりと「縦連刷」と書かれています。2国間の国際儀礼(プロトコール)では対等に扱うのが鉄則。上下・主従・優劣の関係を暗示するような表現は慎まなければなりません。
 カンボジアとコロンビア、それぞれ1図案2種発行なら横連刷で良いではありませんか。それをなぜあえて縦連刷としたのでしょうか。そこを出発点に計20件の事例をご用意しました。時間制限があるためどこまでお話しできるかわかりませんが、以下に図版をアップロードしました。画像を見ながらお聞きください。

オンライン『郵趣』用画像フォルダー

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April 06, 2024

還付金通知はがき

 確定申告の還付金通知はがきが届きました。昨年と比べて一部表記が異なっていましたので比較のために並べてご覧いただきます。裏面の表記が異なるほか、いちばんの違いは差出が広島国税局業務センター防府分室に変わったことです。ググりましたら昨年7月に運用開始された施設のようです。

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 詳しくはこちらを参照ください。

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折れなしミニレター

 柴田公子さんからご寄贈いただきました。いつもありがとうございます。
 栃木県立博物館公式キャラクターミミヅク土偶のみーちゃんが表裏に印刷されていること、「②やまおり」の注記 (赤矢印) があることで折れなしミニレターだと判断しました。印刷をする場合は折れがあるとたいへんに厄介なのです。

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April 05, 2024

STAMP-SHOW in 広島2024参観ガイド

 26ページにも及ぶ参観ガイドができました。槇原晃二委員長の労作です。PDF版 (完全版) は下記URLにアップロードしてありますのでご自由にダウンロードください。
(広報担当:椙山哲太郎/槇陶岳)

https://www.dropbox.com/scl/fi/x3sc37abslmlo56957y0p/STAMP-SHOW-in-2024.pdf?rlkey=wtuy94xas5lwmrlqdpznasuel&dl=0

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April 01, 2024

「早生まれ」の規程変更記念 オリジナルフレーム切手受付開始

 早生まれとは”1月1日から4月1日生まれ”なのをご存知でしょうか。実は年齢の数え方は「年齢計算ニ関スル法律」と「民法 (第143条)」によって「人は誕生日の前日が終了する時 (午後12時) に年を一つとる (満年齢に達する)」と定められています。そのため、法律上では以下のような解釈になります。

・4月1日生まれの子は3月31日の深夜12時に満6歳になる
・4月2日生まれの子は4月1日の深夜12時に満6歳になる

 しかし、日常感覚からあまりにもかけ離れているため「タチの悪いエイプリルフールのウソとしか思えない」との批判が高まっていました。これを受けて政府は「3月31日まで」に法改正を行いました。
 1月1日から3月31日生まれであることを証明する書類 (写し) とご自身の写真を添えて申し込むと、図のようなオリジナルフレーム切手を製作することができます。これまで何かと不利な待遇を受けていた早生まれさんたちの積年の鬱憤を晴らせる絶好の企画商品と言えましょう。

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