March 2024
March 26, 2024
March 23, 2024
国民年金・厚生年金送金通知郵便
切手も消印もないけれど行政郵便もこつこつ集めていることはこれまでに何度も記事にしました。その中で、現物を見なければ存在に気が付かない、そして郵趣家が意図的に作れないのがこれです。これのどこが意義深いかと言いますと、杉並南局の国際料金後納印 (ハンコではなく印刷) で察しがつくと思います、アメリカ在住の日本国籍離脱者あてだからです。
年金受給資格を取得した後なら、国籍を変更しても年金を受け取ることができます。2ヶ月に1回、日本年金機構からこうした通知郵便が届きます。私も既に資格を得ていますので、仮に海外移住したり日本国籍から離脱しても現地で年金が受け取れます。物価の安い国に移住する高齢者が少なくないわけです。
一回り小さいこれは支払調書を送ってきた時の実逓便です。確定申告の際に必要なので、毎年1通来ますよね。あの海外在住者・日本国籍離脱者向けバージョンです。
これらの他に振込を受けたアメリカの銀行からの通知書なども一式でご寄贈いただきました。うれしい63回目の私の誕生日プレゼントになりました。ありがとうございました。
March 20, 2024
March 16, 2024
切手収集家はデザインを見る目がない
昨日配信された郵趣ウイークリー紙2024年12号を見て表題通りの暗然たる気分に陥ってしまいました。元職業デザイナーの目から見たら、歴代の日本切手の中でトップクラス級に優れたデザインであるシンプル切手の素晴らしさが理解できない切手収集家 (同じ仲間だとは思いたくないので『郵趣家』とは書きません) のセンスの無さにがっかりです。こんなことではますます収集家の意見など聞かなくても良いと思われても致し方ありません。
もちろん、嫌われた最大の理由がデザインではなく販売形態であることは理解しています。1シート50面でバラ売りもしないのでは買えない、買いにくいのはもっともです。しかし、これも日本切手しか関心がない大多数の収集家の視野の狭さが指摘されます。オランダ、フィンランドなど多くの先進国では企業・団体向けのビジネス切手を発行しています。カナダなどは1,000枚ロールのコイル切手 (発行目的は主に会社のデスクでの使用) すら出ています。顧客対象が個人ではないので買えない云々はそもそもがお門違いです。
ここまで書けばもうおわかりですね。日本郵便さんもはっきり「ビジネス切手」だと謳えば良いのです。なんでもかんでも「特殊切手」に一絡げにしているから視野の狭い収集家が誤解するのです。
少なくとも切手カタログ上ではシンプル切手をグリーティングから分離し、独立した「ビジネス切手」の分類軸を立てるべきです。郵趣家サイドで一方的にそう決めたところで、誤解が軽減されることはあっても困ることは何もありません。その意味で「普通切手として発行すればよい」の意見は自分も同感です。
デザインについては、茶の間のオヤジが酔っ払って野球中継にいちゃもんつけているのと全く同じで、絵を描いたこともない素人がわかったかのような口ぶりで難癖をつけるなど、ハタから見ていて恥ずかしいったらありません。イメージ中心の単純明快なデザインにこそ切手デザイナーさんたちの腕がいかに素晴らしいかが如実に現れています。ジャンルは違えど元同職種の自分は十分に理解しています。はっきり言います、収集家の意見など無視していいです。何の参考にもなりません。
もともとアート的な素質に乏しいのが集まって来やすいのが切手です。自分に理解できないことは素直に「わかりません」と白旗を挙げればよいものを、何か言ってやらなくては気が収まらないかのようで批判し否定します。これはまさに『老害』と同じ精神構造です。わからないなら黙ってろ!です。
こうして収集家のセンスのなさを自ら露呈するだけなので、ベスト切手・ワースト切手の企画はホントやめてほしいです。自殺行為に等しいです。
March 12, 2024
March 06, 2024
2024年 (令和6年) 2月29日印影集
4年に一度の特異日、2月29日のうるう日郵便を各種ご恵送いただきました。自分宛に自作したものも含めてご紹介し、御礼の代わりとさせていただきます。いつもありがとうございます。
カバー作りの名手、マイスターの山内和彦さんからの実逓便です。甲辰 (きのえたつ) に合わせてキツネ (きのえのダジャレ?) と辰切手の貼り合わせなのかな?。
堀本稔さんからの技ありの1通です。じゅうらいからある料金証紙とセルフ差出&レジ機の2種貼り合わせによる特定記録便です。考えましたねえ〜。
能登半島地震の被災地から、まさに被災当事者となられた大杉輝男さんからの一通です。
鈴木克也さんからは局巡りの途中に差し出していただきました。皆さん、アクティブに行動されていらっしゃったようですね。
これは自分宛に差し出したJPS防府支部の3月例会案内状です。年度変りのタイミングでもあることから、支部イベント参加者名簿から抽出した約100名にも新規入会案内状を兼ねて発送しました。山口郵便局 (地域区分郵便局) のインクジェット式機械印を意図して差し出し、無事に狙い通りの印影が得られました。なお、基本的に午前中は区分機を稼働させないそうなので、この12-18時間帯の印影が正当です。
これも自分宛に差し出しました。ちょうどメガネ屋さんから誕生日カードが料金後納で届いたので、自分で63円切手を貼って再投函しました。
柴田公子さんからご恵送いただきました。氏家雛めぐりの際、アンケートに答えるとこのはがきがもらえたのだそうです。これに宛名ラベルを貼って引受消印とされたものです (宛名ラベルは配達後に剥がしました)。
今年の氏家雛めぐり公式パンフレット (抜粋スキャン) です。
柴田さんへの答礼を兼ねてご紹介します。宇都宮郵便局の風景印押印台紙です。左側の風景印が先々代の印影だと思うのですが、昭和26年から30年以上にわたって使われ続けた図案の最終日が昭和59年2月29日でした。
(オマケ)長崎ちゃんぽんさんで配布されているぎょうざ券、近場の3店舗の2月29日の有効期限印をコンプリートしました。この他にも数店舗行きましたが、ぎょうざ券を配布していないお店もあるのですね。改めて回ってみて初めて気がつきました。
March 03, 2024
第27回オンライン『郵趣』
日 時:3月8日(金) 21:00~22:00
テーマ:月刊誌「郵趣」3月号に関連したテーマで以下を予定しています。
・「外国切手最新事情」(スピーカー:椙山哲太郎)
・「『1000人のタカラジェンヌの手紙』の見どころと裏話」(スピーカー:玉木淳一さん)
・「日本切手の壺+1解説」(スピーカー:山口充さん)
※テーマ及びスピーカーは変更になることがあります。
公益財団法人日本郵趣協会の「郵趣イベント・カレンダー」記載のURLにアクセスしてください。開始5分くらい前で十分間に合います。
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