スタンプショウの東京一極集中開催に断固反対します
スタンプショウの全国巡回を実現しない限り
すべての協力を拒否します
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公益財団法人日本郵趣協会 登録防府支部も防府市文化協会に所属しています。去る1月10日付で桑木幹事あてに表題の募金のお願い状が届きました。本日1月21日(日)の支部例会にて対応を諮りました結果、支部会計から適切な額を支出することに決しました。よって、近日中に文化協会事務所に直接お届けに上がる予定です。
また、郵趣家としては令和6年能登半島地震関係の郵趣品としての価値も認めるにやぶさかではありません。特に、郵趣家が意図的に狙って作成したものではありませんので、はがきは領収書とともに大事に残します。本件の取り扱いに関しては決して不謹慎とは考えません。
(20240130追記)
JPS防府支部では1月例会で承認を得、22日に5,000円を納めてきました(上図)。
さらに、防府切手のつどい2024冬にブース出店いただいたJPS本部 流通促進委員会さまから売上金7,000円を同じく義援金として使ってほしいと託されました。昨29日に間違いなく全額納付してきました(下図)。
JPS防府支部として合計1万2,000円の義援金を拠出した旨、ここにご報告させていただきます。
「47都道府県の花」の山口県版を横ペアで貼った初日カバーです。寄贈品の中から出てきたものですが、よく見るとおかしい点が見受けられます。
まず、小型印のタイトルです。山口県の県花は「ナツミカンノハナ」であってナツミカンではありません。このことは山口県民なら常識です。
次に、描かれた山口県のアウトライン地図が変です。小型印用に図案は省略を必要とするものではありますが、描かれているそれは省略ではなく形が違う感の方が強いです。島嶼部を消した白地図を合成しましたので参照ください。山口県はこんなデブではない!(笑)
こんな単純ミスはよほど山口県とご縁がない方の手によるデザインなのでしょう。おそらく他県の分もあるでしょうから見比べてみたいです。
そして最も大きな注目点が発行銘です。カバー裏面の表記は山口郵趣会とありますが、戦後直後に結成された同会はもうこの頃には活動停止していたと思います。これは実際は郵便局さん自身 (または関連会社) が企画立案製作していながら、販売するのに都合が良かったことから郵趣会を名乗っていたものです。
本例も切手の額面だけなら124円のところを売価を160円にしています。郵便局さんとしてはこの差額の割増分36円の会計処理が面倒でした。そこで郵趣会に切手を額面で売り渡したことにし、その段階で会計を〆てしまいます。完成した初日カバーを郵趣会がいくらで調達し販売しようが、郵便局はもう関係ありませんの体を取ったのです。
ところが、1999年(平11)5月1日、この販売スタイルは不明瞭会計につながると会計検査院から禁止の行政指導がありました。その日を境に郵趣会名義の郵便商品は忽然と姿を消します。ここ、大事な歴史の分岐点です。
タイトルは「昔の子供番組」(イギリス)。原題は”FAB: The Genius of Gerry Anderson”。レンティキュラー印刷の3D切手の小型シート、その初日カバーです。映像作品プロデューサー、ジェリー・アンダーソン氏 (1929-2012) による特撮テレビ番組「サンダーバード」です (APフィルム制作) 。なお、小型シートの目打はレーザー穿孔。
図案は41p サンダーバード4号、60p 同3号、88p 同2号、97p同1号、地に同5と地球で番組オープニング場面の「5,4,3,2,1 Thunderbirds Are Go!」を表現しています。なお、小型シートとは別図案で単片でも6種が同時発行されました。図案は無額面(=第1種用):「ジョー90」(1968)、「キャプテン・スカーレット」(1967)、「サンダーバード」(1965)。97p:「海底大戦争スティングレイ」(1964)、「宇宙船XL-5」(1962)、「スーパーカー」(1961)。
残念なことにジェリー・アンダーソン氏は切手発行の翌年に亡くなりました。
日 時:1月12日(金) 21:00~22:00
テーマ:月刊誌「郵趣」1月号に関連したテーマで以下を予定しています。
・「外国切手最新事情」(スピーカー:椙山哲太郎)
・「郵趣風土記」(スピーカー:板橋祐己さん)
・「日本切手の壺+1解説」(スピーカー:山口充さん)
公益財団法人日本郵趣協会の「郵趣イベント・カレンダー」記載のURLにアクセスしてください。開始5分くらい前で十分間に合います。
いかにもイタリア美人の元映画女優というだけでなく、写真家を出すなどアーティストとして活躍する一方、マザー・テレサを支援していたことでも知られています。最晩年は彫刻にも挑んでおられたとのこと。
自作の郵趣データベースから、ジーナ・ロロブリジーダ氏に関連する3件をピックアップしました。
昨年12月12日(火)放送の「ありえへん世界」に所蔵する不幸の手紙を提供した反応がさっそく寄せられました。新年早々、赤須秋王さんから目のさめるようなお年玉、昭和23年の「幸福の手紙」をいただきました。いつもありがとうございます。消印は櫛型印で防府 昭23.6.25 C欄右書き県名入「縣口山」。
題名は「壹萬円連鎖便り」。記された決まりに従ってはがきを10枚以上差し出すと一万円以上のお金が届くのだとのこと。文面を読めば差出人はC欄の防府市の柘植某であることも明らか(笑)。粗悪なガリ版で不鮮明な箇所は墨で補筆しているので若干読みにくいです。後年の資料とするため、以下、文面を書き下しておきます。
壹萬円連鎖便り
A 白井 充 呉市仁方町大字戸田
B 金谷 豊 大阪市都島区都島本通一ノ十五
C 柘植宗澄 山口縣防府市堀口通二丁目
此の葉書を受取った日より三日以内にAの氏名住所を除去しBの氏名住所をAに、Cの氏名住所をBに、あなたの氏名住所をCに記入、これと同文の葉書を友人知人に十枚以上出して下さい。そして除去したAに十円送って下さい。貴方が除去される時には十円封入の手紙が千通以上届き、一万円以上の金が来ます。貴方が除去される日(1ヶ月以内)を楽しみにお待ち下さい。但し除いたAに十円送りませんと貴方にも送られて来ません。
1999年1月1日からの単一通貨ユーロ(€)の導入に合わせて1999年1月4日に発行されたユーロとフランス・フランの二重通貨表記切手の第1号です。後にユーロ表示のみの表示に切り替わったのは2002年1月。
この時からユーロに参加したのはドイツ,フランス,イタリア,スペイン,ポルトガル,アイルランド,オーストリア,フィンランド,ベルギー,オランダ,ルクセンブルグの11ヶ国です。しかし、独自通貨を持たないモナコ(フランスに依存)、オーランド(フィンランドに依存)なども一斉に二重通貨表示切手にシフトしたため、実際の発行国と地域数は上記よりも多いです。これがまた郵趣の面白いところでもありますね。
なお、表示スペースがないことから、フランス共和国の略称「RF」が半世紀ぶりに復活したのも本券からです。他にRF表示が使われることはないだろうとの大方の予想に反し、2004年11月までのなんと約6年間に亘って使われ続けることになりました。
個人の資格で業界新聞の通信文化新報 (電子版) を購読しています。そこの連載漫画「まちの郵便屋さん」を担当されているよしきつとむさんはてっきりプロの漫画家さんだと思い込んでいました。ところが、実際は現役の郵便局員さんだというではありませんか。驚きました。
連載10年を記念し、お祝いのメッセージをという企画が掲載されたのが昨年の12月4日。我が山口市に同姓同名の郵便局があるとピンと来て、山口吉敷郵便局さんで風景印等を押して応援メッセージのはがきを送りました。
ありがたいことに限定50人の中に選んでいただき、2024年元旦、嵐くん年賀状を頂戴することができました。ありがとうございました。
いただいた「嵐くん年賀状」です。直筆でメッセージを添え書きしていただいているのが嬉しいですね。
2023年12月4日付のお祝いメッセージ募集記事です。
サラワク(Sarawak/現マレーシア)が1950年の年明け早々に発行した通常切手15種の中の最小額面の1セント切手が、記念すべき世界最初の純蝶切手です。アカエリトリバネアゲハ(Trogonoptera brookianaのオス、アゲハチョウ科)。
普通切手15種完セットだと3万円ほどもしますが(2015年当時の国内相場)、最低額面券種というのが幸いしてか単品なら20〜30円ほどで入手できます。
なお、サラワクは1963年以降はマレーシアのひとつの州ですが、この切手の発行当時は北ボルネオにあるイギリスの植民地でした。
[お願い]
自作の郵趣データベースでは「1月3日に発行された切手」のように発行日で検索もできます。一年間の予定で、できるだけ1日1件、簡単なキャプションを添えてアップロードしたいと思います。
出典を明記してさえいただければ転載可です。事後報告もしくは掲載誌を1部ご恵送いただくだけで十分です。事前連絡は要りません・・・というよりいちいちご返事をするのが大変なのでしないでください。
ただし、著作権を留保しているだけで放棄はしていませんのでご配慮ください。
なお、常識として悪意ある改変や上げ足取りはお断りです。もし、記述内容に間違いがありましたらコメント欄への書き込みでこっそり教えてください(私がチェックしない限り公開されない仕組みです)。私も人間なので無謬ということはありえませんので。
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