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October 2023

October 26, 2023

郵便史研究会に入会しました

 いきなり板橋祐己くんから「郵便史研究」第56号 (2023.10) が送られてきました。なんでも誌面制作担当になったので入会して欲しいとのこと。しょうがねえなあ〜ってことで2024年度の年会費2,500円を即日振り込みました。

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 これまでも電子版 (PDF版) の配信がなければ入会しない、紙印刷版の会報は要らないと繰り返し言っているのですが、板橋くんもそこはよくわかっているようでしっかりPDF版も用意してありました。これでは断る理由がありません(笑)。
 ごく親しい人しか知らないし、大昔のことなので私もいちいち言わないようにしているのですが、実は板橋くんとは彼が中学生の時分からのつきあいです。つまり、郵趣の教え子のひとりです。男女関係ならくっついたの切れただのは自由ですが師弟関係はそうはいかない。師匠が破門しない限り、否、たとえ破門しても師匠と弟子は一生もんであって、どちらかが先にお陀仏にならない限り縁切りできないものです。しょうがねえなあ〜ってのはつまり、そういうことです。

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 3枚目の図版の「編集後記」をしっかりお読みください。研究会紀要の発行が年2回から1回になるなど、重要な変更点が記されています。それらをよく理解していただいた上で是非とも新入会をお頼み申します。

郵便史研究会郵便振替口座 00160-5-147186

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サンシャイン60内郵便局

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 現在も絶賛営業中のサンシャイン60内郵便局のアメリカ宛航空書留便です。私は基本的に切手や消印の有無はまったく気にしないので、メータースタンプ貼りでもノープロブレム。できるだけ郵趣家便を避け、実逓便にこそ価値を見い出してもいるからです。

 注目は表面に青色で押されているHARIFORD HOSPITAL MAIL SERVICEの到着印です。大きな病院なので、届いた郵便物を部署ごとに仕分けして配達するセクションのようです。日本で言えば社内便のようなものでしょう。
 念のためにググってみましたら、現在はMAIL SERVICEではなくEMAIL SERVICEをやっていました。差出人の印刷にもemailアドレスの表記がありません。IT革命前夜の郵便物ということになりますね。
 なお、差出人の病院はすでに現存していませんでした。40年前という時間の長さを実感します。

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 なお、料金内訳については視覚化した方がわかりやすいので図にすることもあります。元デザイン職なのでIllustratorを使って簡単に作れますけれど、やっぱり面倒臭いです。料金と年月日、宛先などの諸条件を入力すれば、こうした解説図を自動生成してくれるアプリをどなたか作ってくれませんか?。条件を加えて合致する郵便料金を逆算していくだけなので、そんなに難しくないような気がするんですけど。だったら、お前が作れよ!って言われそうですが。

・関連記事:サンシャイン60内郵便局(Local stamps)

 

 

 

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October 24, 2023

JAPEX2023企画展示「関東大震災100年 関東大震災と郵便」展 見どころ紹介

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 JAPEX2023では、今年が関東大震災100年にあたることから、郵政博物館より関東大震災に関わる貴重な資料をお借りして会場で特別公開いたします。これらの展示資料について、郵政博物館の学芸員 菊池牧子さんにお話いただきます。

公益財団法人日本郵趣協会YouTubeチャンネル

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October 20, 2023

複十字シール募金にご協力を

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 毎年恒例の季節がやってきました。複十字シール (結核予防シール) 募金にご協力ください。自分もささやかながら毎年協力させていただいています。詳細は下記へアクセスしてください。

▼複十字シール募金のお願い・お申し込み

<参考>
 第1回目の複十字シールの実物を貼り付けたはがきサイズの説明書です。1952年 (昭27) 11月1日発売でした。

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 結核予防会のホームページには歴代の複十字シールがすべてリストアップされています。コレクターズ・アイテムとしてもたいへん魅力的です。

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October 14, 2023

JPS防府支部例会案内 (20231015)

 公益財団法人日本郵趣協会登録防府支部の10月例会を以下の通り開催します。どうぞふるってご参加ください。

日 時:2023年10月15日 (日) 正午〜15時頃
場 所:防府市立佐波公民館 (和室)
参加費:無料

 会場都合で午後からの例会です。また、私のミスで案内はがきには会場を学習室と記してしまいましたが、正しくは和室ですのでこの点もお詫びいたします。併せて2点ご注意ください。

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 2021年1月、鹿児島の叔父が亡くなったのですが、コロナ禍のため葬儀に行けなかったことがずっと心残りでした。このたび、ようやく納骨堂にお参りすることができて安堵しました。数年ぶりにSTAMP-SHOW in かごしま2023 (スタンプショウかごしま) に行ってきたのも、半分はそれが旅行の目的でした。せっかくなので旅先から例会案内はがきを発送しました。いつもより2週間近く前倒しでしたので驚かれた方もいらっしゃったことと思います。

 かごしま国体が国民体育大会としては最後で、来年からは「国民スポーツ大会」に名称変更となります。最後の国体なのに、記念小型印の使用がゼロという前代未聞の郵趣サービス状況であることに今さらながら気が付き愕然としています。これも押印クレーマーたちの傍若無人な振る舞いのせいで、2022年度から臨時出張所の開設とそれに伴う小型印の使用申請を受け付けなくなった南関東支社の判断が全国的に敷衍してしまったものです。その結果、直接表現ではないものの、この小型印がはからずも唯一のかごしま国体関連印となりました。どうぞ大事になさってください。

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 なお、はがき表面下部に押されているのはスタンプショウかごしまのオリジナル記念スタンプです (郵便印ではありません)。会場内で自由に押すことができる消しゴムはんこで、印顆が耐えうる限り来年以降も引き続き使われる予定です。

 

 

 

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October 07, 2023

第22回オンライン『郵趣』

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日 時:10月13日(金) 21:00~22:00
テーマ:月刊誌「郵趣」10月号に関連したテーマで以下を予定しています。
・「外国切手最新事情」(スピーカー:椙山哲太郎)
・「日本切手の壺」(スピーカー:山口充さん)
「発行135年を迎えた新小判切手の魅力」(スピーカー:山田廉一さん)

 公益財団法人日本郵趣協会の「郵趣イベント・カレンダー」記載のURLにアクセスしてください。開始5分くらい前で十分間に合います。

<私の発表予定の一部図版を先行して以下ご覧に入れます>

▼フィンランドNATO加盟記念/エストニア
 ポストカードサイズの発行解説書の表裏両面画像です。絵柄面の切手も消印も印刷で本物ではありません。

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▼海のプラスチック廃棄物/クロアチア
 ビニール袋で作られた魚が主題。美術学生さんのデザインとのこと。公式FDCのカシェは同じくビニールで作られたクラゲでした。ヨーロッパにしてはわかりやすいデザインです。

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▼プレイステーション/クロアチア
 これも公式FDCを個人輸入しました。ジャポニカ切手のひとつながらゲームに疎いのでミーティング中にどなたか詳しく解説をお願いしたいです。

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▼ワールド・ユース・フォーラム/エジプト
 5種連刷のうち1種のみにQRコードが入っている、それだけでも話題性がありますのに、楕円形・菱形・円形のそれぞれ穿孔入りという何じゃこりゃ?状態。このフォーマットは世界初にして唯一ではないかと思われます。しかも武漢中共肺炎こと新型コロナウイルス関連でもあるという目立たないけれどマストアイテムです。

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▼独立200年/グアテマラ
 独立200年をテーマに現在第5次発行まで確認しています。いずれも縦長切手+QRコードのタブ付きというフォーマットです(第2次のみ例外)。発展途上国とはこういうことか!を痛感します。それはどうして?をお話しします。

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 先月のオンライン『郵趣』はドタキャンの形になってしまいたいへん失礼いたしました。STAMP-SHOW in 広島2023の招待作品受取〜会場設営で正午過ぎから会場に詰めていたためすっかり忘れていました。体力的にもしんどかったので宿泊先のホテルで早々に寝てしまっていました。池澤克就さん、板橋祐己くんからのメールや電話で起こされてもなお???な状態でした。我ながらいつまでも若くはないことを思い知らされました。そのお詫びがてら、冒頭にぽすくまの大ネタをぶっ込みます!。

 

 

 

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