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February 18, 2022

提言:郵趣のための押印サービス見直しを(2)

2022021801

 2月1日、江別大麻西郵便局(北海道)の風景印新規使用開始で重大な誤字事故が発生しました。本来、林木育種場旧庁舎とすべきところを”材”木と誤記していたものです。当然、関係部署に校正してもらっているはずなので、責任は校正者の不注意ではあるのですが、だからといってそのままというわけにはいきません。実際に訪問した人の話によると、初日の2月1日の13時にはすでに押印してもらえなかったとのことです。

 誰しも間違えようと思って間違えているわけではないので、この種の誤字はこれからも発生するでしょう。根絶できることではないので、対策としてはいかに被害を最小限に食い止めるか、になります。そこで、去る2月10日に発表した「提言:郵趣郵趣のための押印サービス見直しを」が意味を持つと思います。その際、一番大事なのは以下の2点であることを申し述べました。

(1)発行後1ヶ月間に限り郵頼を受け付ける
(2)記念押印のみとし引受消印は廃止

 その時は新切手発行の場合について述べたものですが、これを風景印と小型印についても応用しましょうと明記しています。もしそれが可能であったなら、江別大麻西局の場合も、使用初日午前中の押印だけで誤押印物数を抑えることができたはずです。大抵の場合は郵頼に対して前もって押印処理を先行して進めますが、見事にそれが裏目に出てしまいました。

 早く処理を終えたいという気持ちはわかりますが、やはり、いわゆる”前押し”はよろしくないと思います。決まり通り初日から押印を開始するかわりに1ヶ月間に限って郵頼に応じる制度にすることで、あらゆる事件事故の被害を最小限に抑えることができます。

 考え方、そして制度そのものを前倒しではなく後ろ倒しにシフトすべきと考えます。

参照:郵趣のための押印サービス見直しを

 

 

 

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