手彫切手模造45種パケット
模造切手類も好きで集めています。特に手彫切手のそれは戦前の林勇商会などが大量に作ったため、国際的な日本切手の評価を大きく損なってもいます。本物が高くて買えない場合はイミテーション品で満足する・・・という考え方は私も全く賛同できるものではありません。
とはいえ、ここに示す戦後製らしき45種は以前から所持していました。一枚ごとに裏に番号まで入っているのですが、一体何を意味してのことか長い間わからないままでした。ところが、天方良彦さんからのご寄贈品の中に、販売時そのままの姿で保存されていたものがあり、ようやく不明点が明らかになりました。ただし、あまりにも昔のことで、天方さんご自身もどういった経緯で入手されたものかはご記憶にないとのことでした。もっともです。
パケットの中に解説書が折り畳まれて入っていました。これが裏面の番号の意味だったのかと理解できました。”時価は昭和38年1月現在とし・・・”とあるおかげで製造時期もわかりました。残るは製造者の特定ですが、解説書には肝心なその点が全く書いてありません。非常に不自然ですけれど、往時の郵趣文献に何か記録が残っていれば良いのですが。
パケットのグラシン袋に20円と書いてありますが、昭和30年代の日本でボールペン書きというのは早すぎるので、おそらく後年の書き込みでしょう。発売当初の販売価格も郵趣文献で確認したい要件です。





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