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October 11, 2021

土曜配達指定日料金32円→210円のまとめ

 土曜休配の実施に伴い、配達指定日料金も日曜祝祭日に加えて土曜日も休日料金210円になりました。このあたりの変化について郵趣ウイークリー紙でも間違った解釈例が載っていたくらい混乱していたので、視覚的にわかりやすいカレンダーを作りました。

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 まず基本から。10月1日以降差出の郵便物から土曜料金210円が適用されます。①の2通は9月30日(木)の差出は32円料金、10月1日(金)の差出から210円になったことを示しています。左ははがき料金63円+配達指定日料金32円=95円。右は同32円+同210円=273円になります。

 さらに注目して欲しいのは配達指定日は、差出日の翌々日を起算日の1日として10日以内が指定できるという前提条件です。これをカレンダー上で見ると、10月9日(土)が最後の32円料金適用日であることは間違いないものの、差し出し可能なのは9月28, 29, 30日の3日間もあったということです。②はその最古の差出日である9月28日(火)の使用例です。

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 これがわかっていると③の応用例も理解が容易ですね。料金内訳は以下の通りになります。

・第1種基本料金 (~25g) 84円
・特定記録料金 160円
・配達指定料金 32円 (9月30日差出のため)
 以上合計で276円となります。

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 その他、10月1日最初の取集め郵便物まで9月30日差出扱いになるので、30日の深夜にポスト投函したファナティックさんもいらっしゃるようですが、配達指定郵便は窓口差し出しと決まっていますのでその時点でアウトです。残念でした。

 さらに10月1日から配達指定日の対象が差し出し日の3日後から起算して10日以内に変更になりました。つまり1日伸びてしまったわけです。この点も要注意です。

※ご協力感謝:富澤昇吉さん、若林正浩さん、阪口安弘さん

 

 

 

 

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