怒ってはいけない
また海外の絵はがき販売サイトで買い物をしました。それ自体も面白かったのですが、送付封筒にまたハプニングがあり、一通で二度美味しい結果になりました。
[武蔵多摩川]
広重の浮世絵の絵はがきです。戦前の絵はがきは、異国情緒を演出する小道具として切手を貼って郵便用日付印を記念押印しているものが散見されます。これもそのひとつだろうと思って買いました。上京して最初に住んだのが調布市だったので多摩地区関係品もぼちぼち集めているからです。
が、現物が届いたらありゃまあ、びっくり。菊1銭切手も神戸郵便局の欧文印も印刷でした。記念押印された浮世絵はがきをそのまま使って複製したものでした。製造は今も現存するCavallini Papers & Co., Inc. (アメリカ) でコピーライトは2006年でした。絵はがきの世界にもパチもんがあるのかと感心しました。
これを怒るようでは収集家としてのセンスがない。
[湿潤事故]
絵はがきを送ってきたカナダからの郵便物が湿潤事故に遭いました。郵便局員さんはたいへん申し訳なさそうにされていましたが、乾燥処置をしてもなお痕跡が残っている様を見て内心「ラッキー!」と思いました。郵趣には事故郵便という分野があるからです。意図して作ることはできないため幸運以外のなにものでもありません。
航空機で運ばれる際、機内のエアコンや気圧の関係でドレン水が郵便物を濡らすことはよくあります。通販業者さんはそれも折り込み済みで、品物をビニール袋に納めて発送されるのが常ですから、基本的に私は特に心配していません。今回もそれでしたのでセーフでした。むしろ、お詫びシールが貼られた事故郵便物が手に入って喜んでいます。
これを怒るようでは収集家としてのセンスがない。




Comments
私もカナダからの郵便物をぬらされて、「できるだけ乾燥させてお送りします」との旨の貼り紙がしてありましたが、私の場合、収集のための風景印の上にべったりと貼ってありました。「なんだこれ!」です。
カバーはそれほどのダメージではなかったのですが、風景印の上に貼り付けられたことのほうが大きなダメージです!
Posted by: JimKomura | August 13, 2021 01:20 PM