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May 27, 2021

押印系の郵趣をやめました

 すでにfacebookではお知らせしたことです。ブログにまで大々的に宣言するのは大袈裟なように思えて躊躇していたのですが、やはりきちんとしておいた方が良いと思い、意志表明することにしました。
 5月5日付でさらっと書いたことの繰り返しになりますが、表題の通り、記念押印・引受消印による郵趣品製作や相互送付交換といった押印系の郵趣をやめました(もちろん例外はあります)。

 理由は簡単で、申し訳ないですが今の郵便窓口局員さんたちの押印技術の下手くそぶりに愛想が尽きたからです。自分自身が押印技能1級を持っているだけになおさら残念感が強いです。
 以前、山口中央郵便局で押印物の1/3を失敗されたことを当ブログで取りあげました。郵便印は公印ですから社員以外は押印できないという理屈はわかります。しかし、押印技能についての社員教育は全く行われていませんし今後も行う予定はないとのこと。にもかかわらず失敗した時の補償は何も決められていません。もとより1点しかないものもあるので、金銭で補償されたところでそれで解決とはならない場合が少なくありません。よくよく考えていくと、バカバカしくなってきました。

 美しいもの、綺麗なものに魅かれて集めるのが収集です。美しくもなく汚いものをも義務感で集め続けるのは真っ当なことではありません。ということで押印系の郵趣をやめたことを公に宣言します。

2021052701

 左は「国際博物館の日」の小型印。武漢中共肺炎こと新型コロナウイルスのため、人を集めるイベントが行われないかわりに特設郵便引受箱を設置して押印を行った例です。富澤昇吉さんからご恵送いただきました。
 右は「東京2020オリンピック聖火リレー・兵庫」の小型印。同じくコロナのため聖火リレーは中止でセレモニー行事だけ行われました。小型印も押印だけは行われました。池田正宏さんからご恵送いただきました。
 いずれも、小型印の使用基準を見直さざるを得ない代表例です。こうした特異な事例が『例外』にあたります。それ以外は基本的に自ら押印することも含めて収集をやめます。

 

 

 

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