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April 26, 2021

日本郵政150年 ー百年の物語ー

2021042601

 大正10年、当時の逓信省が発行した「逓信事業創始五十年紀念」絵はがきに、同記念切手を貼って特印を押したのがベースです。これだけのことならさほど珍しいものではありません。しかし、それから50年後の昭和46年、郵便創業100年の記念切手と小型印を加えた名もなき郵趣家がいました。それも大阪(中央)郵便局で揃えての記念押印です。

 その状態で発見されたのがエーススタンプの三友裕一さん。この種のものに興味を持っているのはスギヤマぐらいなものだろうとお察しいただき数年前に託されました。この時すでに150年の時になにがしかを加えてはどうかとのアイデアを出されたのも三友さんでした。

 そして令和3年の郵政創業150年を迎えました。当初、同じ大阪中央局に郵頼でもすればいいやと思っていたものの、まったく予想外の環境の変化が待ち構えていました。郵頼は東京中央郵便局/日本橋郵便局のみに限定され、武漢中共肺炎こと新型コロナウイルス禍のため私自身が県境を越えて大阪に行くこともできなくなっていました。それを救ってくださったのがマサスタンプの山本誠之さんでした。ご自身が押印に赴かれるというので便乗しての記念押印をご快諾いただきました。

 50年と100年の際に郵趣家各1名、150年の際の私の1名、そして切手商のおふたりの計5人のリレーにより、同じ大阪(中央)郵便局による郵政創業50年、100年、150年の記念押印こと『百年の物語』がここに完成しました。私はこれを郵趣品と言うよりMail & Postal Art作品としてご紹介したいと思います。

 

 

 

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