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March 13, 2021

法令遵守、郵趣活動におけるさらなる資質の向上を

 去る1月28日、ヤフオクに偽造・変造品を出品していた4人が書類送検されたとの全国ニュースが報じられました。これに対し、公益財団法人日本郵趣協会でも池原郁夫理事長名義で、表題の法令遵守、郵趣活動におけるさらなる資質の向上を要請する文書が地方本部、切手研究会、登録支部へ発せられました(2月5日付)。
 なお、見やすくするために一部編集していますが、文章そのものは一切改変していませんので念のため。

 規程違反の記念押印・引受消印の強要や郵便局舎内で大声を出して局員氏を罵倒するなど、非常識な立ち居振る舞いは断じて許されるものではありません。
 特に「チョン消し」の根絶については、郵趣および郵便愛好家のすべての人・グループでも踏襲していただくことを強く希望します。チョン消しの強要は自ら郵便・郵趣サービスの低下を招く自殺行為です。”このぐらいいいだろう”で済む話ではなく、公印の違法で不適切な使用に該当します。押印規程が変更にならない限り明確な犯罪行為であることを正しく理解していただきたいです。
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 参考までに手持ちの押印規程書から当該部分を掲載します。赤線は筆者が追記したものです。
 数年前から臨時出張所を設けない、設けたとしても記念押印しか受け付けない、はては郵頼も受け付けない等々の動きが起きているのは、一部の郵趣家の非常識な振る舞いに対し、日本郵便側がうんざりし、押印関係を一切やりたくないという切実な嫌悪の現れです。こちらは遊びでも先様にとってはれっきとした仕事です。失礼のないように努めるとともに、押印後はきちんとお礼を述べて郵趣活動用の名刺を置いてくるくらいの心がけをお願いします。
 ひとりのわがまま行為が郵趣家全体の印象を貶めることになってしまいます。くれぐれもご注意ください。
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