不幸の手紙とネズミ講勧誘はがき
いきなりなんちゅうタイトルなのかとお思いでしょうが、私にとっては大ヒットの掘り出し物です。容易に捨てられてしまうものこそが残りにくい典型例だからです。
不幸の手紙は2通目です。2通目にしてやっと鮮明消印が手に入りました。ご覧の通り未納不足便ということがメインのセールスポイントでした。いつものクセで裏面を見てニヤリ。裏面の方が価値アリやんか!と(個人的な見解です)。
受取拒否もできたでしょうに、わざわざ不足料まで支払って受け取ったはがきの内容が不幸の手紙だなんて、受取人さんはなんていい人なのでしょうか。当時の規則で不足料の倍額が徴収されています。消印は島根県の江津 48.11.19です。
2通目は赤道配金会(あかみちはいきんかい)というネズミ講の勧誘はがきです。一時期、趣味誌関係で流行ったので記憶している人もいらっしゃることと思います。今から思えば、明らかにおかしい文面ですよね。笑っちゃうくらい稚拙ですけど当時は信じた中高生もいたんですよね。
なぜそんなことを覚えているかというと、この会を潰したのは私だからです。
趣味誌界でもおかしいと問題視され始め、私のところにも同じはがきが届いたので、今はなき小郡駅(当時)在来線口の駅前交番に行ってチクリました。それからほどなく会解散のはがきが来たことも覚えています。消印は長崎・佐々 52.4.14。
Comments
たびたびすみません。
この不幸の手紙、12月12日(火)の20時にテレ東系で放送されるんですね。
是非見てみたいと思います!
このブログの中では「お笑い郵趣」のカテゴリーが大好きです。
とくに、戦前の小笠原島の風景印の押された切手の使い方を明らかに間違えたイタいカバーとかの記事がサイコーでした!
Posted by: 浦メッシ | November 13, 2023 08:43 PM
すぎやまさま
ありがとうございます。
束の中からこのような物が出てくることもあるとは面白いですね。
束物を見るときは裏面も注意して見るようにします。
Posted by: 浦メッシ | November 12, 2023 08:24 PM
浦メッシさん>はい、古はがきの山の中から掘り出すのがスタンダードです。て言うか、それ以外見つける方法がないという感じです。
Posted by: すぎやま | November 12, 2023 07:06 PM
こういうはがきは、束物のなかから探し出して見つけられたものですか?
Posted by: 浦メッシ | November 12, 2023 06:58 PM