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December 23, 2018

日本最初の電報の絵はがき

2018122301

 消印は長崎の櫛型印、明42.1.1で、つまり年賀状です。その第一印象は「なんだこりゃ?」でした。小さな注意書きを読んでようやく、丹後丸と銚子との間で交信された電報用紙を再現した絵はがきだと理解できました。以下引用します。

ー大日本帝国無線電信の嚆矢(こうし)ー
本邦に於て無線電信を開始せしは米国航舩丹後丸の無線電信局を以って嚆矢とし而して(しこうして)同局の無線電信を取扱へるもの亦た(また)此□□□(3文字不明)着電信を以って嚆矢とす事明治四十一年五月二十七日に在り

 宛先は横浜郵便局の三原七助氏。氏あての郵便物がまとまって出てきたことがあり、本便もそのうちの一枚です。山口県の長府郵便局長や仙台郵便局長を歴任されたほか台湾総督府に派遣されたりと、たいへん活躍された方だったようです。差出人さんの住所も「長崎局」とのみ記されているのでともに逓信省官吏だったと思われます。そうでなければ電報用紙を絵柄にしようなんて発想はないですよね。

(日本郵政の方がいらっしゃいましたらどなたか三原七助氏についてお調べいただけませんでしょうか?)


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