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July 12, 2018

博多仁和加(にわか)のお面

 九州・山口圏なら、にわかせんぺいでお馴染みのお面「にわか」です。これはおそらく博多郵便局が製作・配布したものでしょう。裏面が郵便局の広告になっています。この広告面を頼りにおおよその年代を類推してみました。

 左下にふみの日のロゴマークがあります。これはふみの日が制定され、それと同時に切手も発行された昭和54年7月23日から使われています。なのでそれ以降なのは確実。

 次に注目したのは「郵便小包」という名称です。現在のように郵便小包そのものを「ゆうパック」と呼んでいたわけではなく、当初はあくまでも小包用包装箱の愛称として「ゆうパック」と称していただけでした。それが昭和58年11月10日から。今に続く、郵便小包そのものを意味する愛称「ゆうパック」とそのロゴマークが制定されたのは昭和62年6月1日です。

 つまり昭和54年から62年と言うと8年間もありますが、いずれにしてもこの間であろうと目星をつけて資料をしらみつぶしにチェックしました。すると出て来ました!。昭和57年6月1日に速達小包の航空機搭載が始まり、その年の暮には郵便小包の割引「10個以上20%引き、100個以上25%引き」も行われています。
 よって昭和57年6月1日以降〜12月頃までのおよそ半年間に製作・配布されたものではないかと類推しました。

2018071201

・・・という推理ごっこも楽しいですが、鉛筆書きで良いので採集日と採集場所(郵便局名)を裏書きする習慣をつけましょう。収集活動に立脚する研究はそれが必須条件です。
 とりわけ日本の伝統郵趣では消印が読めることをたいへんに重要視しますが、その一方で切手が貼ってない別納・後納郵便、本例のような亜流の郵便商品・景品、運輸企業によるメール便等に対してはあまりにも無頓着に過ぎます。認識が改まりますよう強く訴えたいと思います。


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