同一名称の小型印?
来信郵便物を整理していた際、データベース構築ソフトが類似データがありますよと知らせてくれました。先週末に行われた「切手の博物館 Otegamiフリマ 2017 WINER コレクション」の小型印名称は、最後の”コレクション”以外は2月にも開催された同イベントとまったく同じ名称なんですね。図案と日付が異なるだけで同じ年に同じ局で使用というのは珍しいのかもしれません。かえすがえすもデジタルデータの有用性を物語っていますね。手書きの紙資料だけだったら気付かなかったと思います。
もちろん切手の博物館での催事ですから、図案申請者サイドが事前に承知していて、名称が完全にだぶらないよう”コレクション”の一言を付け加えたものと思います。
日本郵便の小型印担当部署の方々、この4月の定期異動でキャリアの浅い新人さんばかりになり、いろいろ大変だったと聞いています。例の森鴎外小型印から局名が抜けていた本郷局の事例も、そんな経験不足から見抜けなかったということも。今回は申請者の方でしっかり調整した上でのデザインでしょうから幸いでしたね。
もちろんエラー印だと騒ぎ立てるようなことはしませんよ。当局にチクって使用中止させるなんて、んな野暮なことなどもってのほかです!(もう終わっちゃったし)。
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