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September 01, 2017

地方版絵入り年賀はがき廃止

 昨日報道発表された平成30年用お年玉付き年賀はがきのインフォメーションの中で、地方版絵入り年賀はがきの廃止が明らかになりました。1983年(昭58)以来続いてきた歴史が33年で終わることになりました。時の流れであがなえないことなのでしょうが、その大筋は記録に残しておきましょう。

2017090102 そもそも絵入り年賀はがきが始まった理由は何でしょうか。それももう忘れ去られているのではないかと危惧しています。それは1981年(昭56)に起きた騒動が原因です。それは印刷業者が年賀はがきを大量に買い占め、裏面に印刷を加えて100円前後で売り捌くという事件がありました。郵政省(当時)にも苦情が持ち込まれたため、翌1982年(昭57)に郵便料金40円+寄附金3円+印刷代2円の計45円の絵入り年賀はがき全国版3種が発売されました。
 印刷業者からは民業圧迫だという声も上がりましたが郵政省はこれを黙殺。価格的にも勝負をかけて買占めの動きを完全に粉砕しました。

 全国版の評判が予想以上に好評だったことから1983年(昭58)からは都道府県別の地方版も発行されました。以来33年間ですから単純計算で47都道府県×33回=1,551種にもなります。

20170901001

 冒頭の民間印刷会社の買い占め事件では「熊手」と「獅子舞」の絵が加刷されていたと記録に残されています。当時、私自身もすでに上京していたのですが、実物を見た覚えもなければもちろん入手もしていません。1982年(昭57)年用お年玉付き年賀はがきを保存されていらっしゃる首都圏の方、いま一度裏面を見返されることをオススメします。


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