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August 21, 2017

収友へのおみやげ・後継収集家へのおみやげ

2017082001

 昨日のJPS防府支部例会では収集を辞めた高齢収集家さんのセール品が委託で出ました。その中から群馬、鹿児島、長崎、仙台、調布、早稲田大学・・・といった収友へのおみやげ・ギフト品を拾ってきました。今はもう使われなくなった料金収納印です。

 かつては郵便料金が値上げになると差額分を現金で支払い、こうして”◯円収納”と表示された判を押していました。これは物資不足で加貼用低額切手の供給すらおぼつかなくなった先の戦時中由来のものです。
 局に残してあった古い印顆(予備印)のB欄部分に”◯円収納”の刻印をはめて押しました。それでC欄が三ッ星だったり間違って為替番号入りだったりしたものです。あまりお上品とは言えませんがけっこう面白いバラエティです。
 一番古いものは左端の7円はがきで、3円(計10円)→10円(20円)→20円(40円)と加算されています。確か40円から41円になった平成元年の消費税導入時まで収納印(領収印)が使われていたと記憶しています。41円→50円→52円→62円の時にはもう使われていません。

 現在、支部長と相談しているのは、高齢支部員にはせめてメインではない収集分野くらい放出するように教導しなければということです。本当なら平均寿命に到達したら手元にはアルバム数冊だけを残してあとは全部処分した方がいいのです。抱え込んだまま亡くなった場合、価値のわからない遺族が焼いたりゴミと思って捨てたりの悲劇が後を絶ちません。本人の目の黒いうちに真っ当な値段で換金した方が本人にとっても家族にとっても後継収集家にとっても、そしてなんと言っても収集品にとって最も幸せです。

 収集品は仮に預かっているだけ。良い状態を保ったまま次世代に受け渡すことこそ収集家人生最後の目標です。


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