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July 19, 2017

ワールド・スタンプ・ナウ 第146回

2017071901

 公益財団法人日本郵趣協会の会報・月刊「郵趣」誌8月号が校了しました。一足早く私の夏は終わりました(笑)。

 連載の骨格はメインとなる推し切手が3テーマ、ビッグニュースではないけれど今を映す印象的な小ネタを4-5点で構成しています。今回はそんな小ネタの一部をご覧に入れます。その筆頭は昨年74歳で惜しまれつつ亡くなったチャスラフスカ選手の追悼切手です。東京オリンピックで一躍世界的に知られる体操選手となった彼女(当時はチェコスロバキア代表)ですが、残念なことに私はリアルタイムな記憶はありません。当時3歳ですからやむを得ません。旧ソ連軍によるプラハ侵攻以降、政治的な理由から、1989年の革命までの20年以上を冷遇されました。現役選手時代の横顔を切手にした現チェコ共和国の好意的な眼差しがデザインから伝わって来ます。

2017071902 また、切手を切り離すためのミシン目こと目打(めうち)穿孔技術も前世紀末頃から飛躍的に向上しました。目打針の上下運動で穴を開ける伝統的な方法ではなく、硬い金属型を切手表面に押し当て、わずかに凹んだその部分を切手の裏側から高速回転するヤスリで削り取る電気カミソリ方式(APS目打)の採用が増えました。今年のお年玉付き年賀はがき4等賞品の小型シート、シート地にあけられた花びらの形の穴もそうやって作られました[参照記事]。
 今号掲載のトルコの普通切手はそんな変則目打の中でも群を抜いています。同国の象徴”三日月と星”の形の目打で、もはや切手の形が長方形ではなくなってしまっています。シートから切り離す時に破いてしまいそうです。

 著作権の制約があるため記事全部はお見せできませんが、日本切手にはない外国切手の魅力を知っていただき、一人でも収集の道に進まれる方が現れ、そして郵趣協会に入会していただけることを願っています。[公益財団法人日本郵趣協会はこちらです]

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