帆船日本丸が重要文化財に
表題のニュースに接し、確か植田総一先生から引き継いだものの中に日本丸関係品があったことに思い至りました。鹿児島大学水産学部の名誉教授にして練習船かごしま丸の船長として学生さんたちを連れて全世界を航海された植田先生。ご存命中に当時の財団法人日本郵趣協会鹿児島支部の支部長をお願いしていました。
先生がお亡くなりになり、遺品コレクションの中から私もこの一通を引き継ぎました。練習帆船日本丸・海王丸50年記念切手(1980)の初日カバーに両船の事務印(接受)を押した初日カバーです。特印以外は郵便印ではなかったためでしょう、どなたも手を出されないまま売れ残っていました。日付も切手発行日に合わせて後日調整されたものでしょうが、しかし、旧日本海軍出身の植田先生ならではの海運人脈がなければこのカバーは作れません。唯一無二のアイテムと思い、植田先生の思い出とともに大事にコレクションしています。
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