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October 18, 2016

モーターボート登録税納付用印紙

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 スタンプマガジン2016年11月号に表題の収入印紙(英語でBoating Tax Stamps)2種の販売広告が載っていました。詳しく説明が記されてもいましたので後学のため以下に趣旨をまとめました。

 米国で1960年4月1日から実施された法律に基づき、10馬力以上のエンジンを備えたモーターボートは登録が義務づけられた。この登録料納付のため、専用の収入印紙が発行された。図案には小型の船外機(アウトボード)型と大形の船内機(インボード)型の2隻のモーターボートが描かれている。
 印紙には額面$1(赤)と$3(青)の2種があり、$3は3年間有効の料金、$1は登録証の破損や紛失による再発行時の手数料用だった。また、これらには黒で番号が加刷されていた。さらに印紙にはスタブ(stub)と呼ばれる切り離し可能なラベルが付いていて、本体と繋がった形で発行された。
 登録手続きは郵便局の窓口で行うことができた。その際に申請者は定められた登録用紙に記入後、スタブを貼付して提出した。申請書は沿岸警備局(U.S. Coast Guard)に送付され、折り返し正規の許可証(クレジットカードに似たプラスティックのカード)が送付される。$3印紙を貼った申請書の一部には郵便局の日付印が押され、正規の許可証が届くまでの暫定の許可証として申請者の手元に残された。
 郵便局ではこの印紙を登録手続き用としてのみ発売したが、収集家の要望に応えるため、首都ワシントンの郵趣普及部では未使用シート(横5×縦2=10面)を額面販売した。
 1964年1月31日限りで廃止されたため、実効期間はわずか4年間しかない。

 その$3の郵便局消印を所持しています。少々昔の話です。紙媒体のオークションでは探しにくいけれど、ebayのようなインターネットを使ったデジタル媒体なら簡単にテキスト検索できることに気がつきました。そこで試しに日付で検索したらヒットしたのがこれです。MAR 23 1961とは、そうです、私の誕生日の消印です。
 長いこと収集を続けていると、このような幸運が舞い込むことがあるのです。

2016101802

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