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June 08, 2016

シール切手の劣化

2016060801

 これまでもシール式の外国切手の劣化について取り上げてきました。郵趣先進国の中で特に注意していたオランダが顕著です。カバーに貼られていた切手がいとも簡単に剥離するセルフ糊の黄化・固化現象が深刻です。そしてこのたび、未使用フルシート、ペーンでも同様の現象を確認しました。

2016060802 有名なレンブラントの「夜警」を取り上げた2000年発行のセルフ糊切手です。切手部分も優先郵便表示用PRIORITYシールも簡単にはらりと剥がれました。糊の接着性能は完全に失われ、裏面を指で触ってもベタつきも何もありません。地の部分も含めてあちこちが浮き上がっている状態で、物理的にペーンが崩壊しかかっています。フルシート、フルペーンの形状が維持できないというのは前代未聞の事態です。しかも発行後わずか16年で、です。
 幸いにも日本切手では同様の現象は確認されていません。オランダ郵政は今後どのような対策を講じるのか、あるいは講じないのか、まったくわかりません。

◆参照ページ 警告:シール切手の劣化が始まった

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