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April 25, 2016

Postally Valid Sheets

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 先日の北九州での切手即売会では外国のFDCが100円均一とたいへんお手頃価格でしたので、カバー本体の状態がイマイチでも水剥がしすれば使えそうなものはしっかり抜いてきました。これもそのひとつで、1973年から約30種ほど発行されたPostally Valid Sheetsと呼ばれるもので、購入後に水剥がししました。形状は当時のステーショナリーの料額印面が付いた1枚の紙です。購入者がその余白に切手展などのカシェや記念銘を加刷したもので、特徴的なことは、ただの記念カードではなく実際の郵便物に貼り付けて使うことができた点です。シート上にも”This Souvenir Sheet has postal validity”とわざわざ注記されています。
 詳しくは変形切手収集の第一人者・荒牧裕一さんのホームページ記事「元祖・プライベートオーダーの切手?(イギリス)」をご覧ください。本文末にリンクを貼っておきます。
 興味深いのは余白部分をカスタマイズすることができる点で、荒牧さんも今のPスタンプなどのプライベート・オーダー切手類の元祖だと位置付けられています。私もその見解に賛同していますのでDIY切手のフォアランナーとして入手しました。なお、料額印面のデザインが同一であることから切手ではなくステーショナリーに分類するのが順当でしょう。
 日本ではほとんどその存在が知られていないので、記念カバー類の中に混入していても見過ごされていることが多いようです。それゆえお値段もたいへんお安いようです。プライベート・オーダー切手を熱心に集めておられる方はぜひ入手されてください。

元祖・プライベートオーダーの切手?(イギリス)

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