« Concession stamps(コンセッション・スタンプ) | Main | 大雪お見舞い »

January 19, 2016

追悼・有井哲男先生

2016011901

 山梨県の有井哲男先生が18日ご逝去されました。ここ数年、東京の切手展会場でもお姿をお見かけすることがなく、体調が芳しくないとも聞いてはおりましたが、ついにこの日が来たかと残念でなりません。
 今までに何度も書いたセリフですが、若い時分は若いというだけで恵まれないものです。そんな時に手を差し伸べてくださった方は生涯の恩人です。有井先生もまたそのお一人でありました。
 元小学校長というご経歴が、たまたま私の父と同じであったこともあって、フィーリングが私にも理解できました。特に財団法人日本郵趣協会(当時)の東京地方本部長をなさっておられた際、かなり難しい問題を抱えておられたことが印象に残っています。自分もまた地本理事としてその経緯を見ておりました。大きな体に似合わず、決して人様を批判する形での解決策は採られなかったのは教育者ならではのことと思います。
 そして私をはじめとして多くの有能なフィラテリストを育成されました。私こと椙山の今があるのは有井先生のおかげです。長い間お世話になりました。ありがとうございました。

 図は有井先生の直筆サイン入りカバーです。この合同例会の時に生まれて初めて講演を仰せつかりました。
 なお、平成6年の時点でも和文タイプライターを丁寧に使い続けておられ、それをプリントゴッコで印刷してある点もまたカバー郵趣史上たいへん意義深いものです。

|

« Concession stamps(コンセッション・スタンプ) | Main | 大雪お見舞い »