« 金箔切手発行50年 | Main | 夜逃げ郵趣 »

December 07, 2015

確信犯

2015120701

 49年前の昭和41年12月7日、大学郵趣連盟(大郵連、U.P.L)の切手展である第8回大学切手展が開催されました。我らが新宿郵趣会館は昭和44年4月4日のオープンなので、この時にはまだ建物自体がありません。切手ブームの最中でもあり、新宿三越あたりでの開催であったのでしょうか。
 大郵連OBの方々は、今も郵趣界で活躍されていらっしゃいます。関東地方にあった主要大学の郵趣サークルはあらかた加入していたと記憶しています。それほど盛んだったということです。

 1964年(昭39)にウィーンで開催された万国郵便連合(U.P.U.総会)で採択された条約が1966年(昭41)1月1日に発効し、切手にローマ字で国名表記することになりました。日本の場合は魚介シリーズのイセエビ(1月31日発行)から「NIPPON」と表記することになりました。
 普通切手もこれに従い同年5月から順次NIPPON表記入りのデザインに変更されました。小型印の切手図はその7円と15円をかたどったものです。

 大郵連は小型印の申請図も自ら手がけていたことでしょう。ですから、郵趣シーンの最新トピックを題材にした図案中の表記が、よりによって「NIPPN」で「O」の一文字が抜けているのは意図的にやったのだろうと疑っています。俊英が集う大郵連がケアレスミスだなんてありえません。ましてや東京郵政局(当時)の郵政職員さんが描いていたなら、こんな脱字を犯すはずがありません。
 申請図チェックが甘いのを見越しての確信犯でしょう。あれから約半世紀、下手人はそろそろ自首しなさい(笑)

|

« 金箔切手発行50年 | Main | 夜逃げ郵趣 »